▼はじめに。
── 平成30年 春。地元で銘木を扱っていた木材店「木材安藤商店」が、約半世紀にわたり続いてきた歴史に幕を降ろしました。木材店主は、倉庫として使われていたその建物を、"壊すのではなく次世代に残したい"と、借り手を探していました。
その想いを引き継ぎ、地元在住の有志13名が、愛着あるこの地域へのそれぞれの熱意を胸に結集。そこを借り受け、この町の再興の拠点とすべく、当プロジェクトを立ち上げました。

── 長良川とともに世代を超えて ──
『&n(アンドン)』 ホームページ
http://and-n.info/

/ デザインのモチーフは、人と長良川。\


60年以上の長きに渡る役目を終えた木材倉庫と、次の時代をつくります!


1. わたしたちについて
©︎長良川リバースケープ

はじめまして! 私たちは、長良川リバースケープLLPと申します。

冒頭の、木材倉庫を引き継いで、清流長良川を見渡せる町、岐阜市長良鵜飼屋(うかいや)で、昨年、その建物に『&n(アンドン)』という名前をつけて拠点とし、その運営を担っています。

メンバーは、岐阜・長良エリアに在住の建築家陶芸家造園業経営者旅館経営者パソコン屋経営者塾経営者パティシエ映像クリエイターデザイナー編集者アーティストからなる、13名。

ふだんから「年々寂しくなるこの地元を、もう一度、復活させたいね 」と、会うたび合言葉のように話していた私たちに、思いがけず授けられた「拠点」。ここを盛り上げていくことを使命とし、平成30年、活動をはじめました!

/// Facebook公式ページ /// 
長良川リバースケープLLP (通称リバスケ)
 https://m.facebook.com/nagaragawariverscape/

長良川が好きで。金華山が好きで。ここから見える景色が好きで。生まれた町に根付く文化をもっと深く知りたくて ──
だから、ここに暮らしている。リバスケメンバーは、ひとりひとりが、この地域への並々ならぬ愛着を持っています。

昭和を過ごし、平成を超えた今、新元号「令和」とともに、これからの時代に向けて、
"ここに暮らす私たちだからこそ知っている" 、そんな「自負」&「誇り」とともに、地元の自然に親しみながら、地元思い切り楽しむ方法を、いまの時代にとって、エキサイティングかつユニークな切り口で、ご提案していきます。

旧木材倉庫『&n』の前で、長良川リバースケープのメンバーと。
2. わたしたちは、何をするのか?
旧木材倉庫をリノベーション、そして、
このまちにイノベーションを。

旧木材倉庫をリノベーション! 『&n(アンドン)』がひとの集うテラスに。©︎長良川リバースケープ

この場所を借りてから、私たちは、『&n』にコンセプトを決め、グランドオープンに向けて、入居テナントを募集してきました。

【入居テナント(予定)】(2019.4月現在)
・「レンタルカヌー」「SUP(スタンドアップパドル)スクール」
・「カフェ& バー」「呑ん処」「サロンスペース」
・「コワーキングスペース」「レンタルアトリエ」「ワークショップイベント」
    「フラワーショップ」「家具販売店」など。

町にいながらにしてこの景色の中、楽しむSUPはサイコーです!!

テナント配置図グランドオープン時の入居テナント配置図(予定)

私たちは、『&n(アンドン)』を、町のひとが長良川をより身近に楽しめる拠点として位置づけます。ここを軸に、川を、町を、この地域を、楽しむひとたちが行き交う「動線」を生み出したいと考えています。

かわべに腰掛けて、景色を眺めるのも最高です。
©︎写真提供:ぎふのふ

今日はアクティブに。
明日は休んでゆったりと。

「体を動かすアクティビティ」「何にもしない贅沢」も。どちらも楽しめる、そんな緩急自在な過ごし方が、ここでは、もうすぐ、できるようになります!


3. わたしたちの拠点はどこにあるのか

ここは、岐阜県の県庁所在地、岐阜市です!
「…で、岐阜って、どこだっけ ...」

岐阜市は、長良川で水浴びしてる鵜のようなカタチ。

私たちの住む町は、名古屋から電車で20分。鉄道の駅でいえば、名鉄・JR「岐阜駅」です。
「ぎふ長良川鵜飼」観光の地として知られる、まさに観光の中心部に位置するエリア。

岐阜市のシンボル・信長の居城があった金華山から見下ろす、長良川と町並み。

唐突ですが、あなたは、岐阜の方ですか?
岐阜には、あなたが大切に想う人がいるのでしょうか?


・戦国時代のカッコイイ武将が愛した文化や工芸が根付いている。
・歴史に登場する稲葉山(=金華山)の前で、1300年つづく漁法を観ることができる。
温かくてチャーミングなひとがたくさんいる。
あったかくて鉄分たっぷりの温泉が湧いている。
・まちなかに「泳げる川(=長良川)」が流れている。

清流長良川と、かつて稲葉山とよばれた金華山

箇条書きにしてみると案外、魅力的なとこばかりの岐阜。
ですが、一歩外に出ると、そういうの、あまり知られていないみたいで。
だから、思ったんです。このページに興味持ってくれたってことは、岐阜にゆかりのある方なのかな?って。だれか大切な人が、岐阜に暮らしてるひとなのかな? って。

いま、岐阜にお住いのひとはもちろん、岐阜にいないひとにも。そして、ちょっと覗いてみただけのあなたにも。ここまで読んでくださっている全てのかたに、聞いてほしい。見届けていただきたい。

これは、「とあるまちを、観光客も、地元民も、本気で遊べる場所に復活させる」プロジェクトです。

観光客も地元民も、子供も大人も
全力で遊べる場所を、本気でつくりたい!


4. わたしたちのまちの今昔。─昭和と平成─

ここで、私たちの暮らすまち、岐阜市長良川右岸エリア、鵜飼屋を紹介させてください。

川のそばには、地元民が暮らす住宅と、ときどき温泉心ゆくまで眺めていることができる、眼に映る緑川の香り悠然と飛び交うハヤブサのつがい大自然が、本当に、すぐそこにあります。

地元に住む子ども夕暮れどきでも釣りに興じる。

しかし、こんな のどかな 地域も、かつて、昭和の頃には、この川で文字通り「芋を洗う」かのように泳ぎあそぶ親子連れで賑わったといいます。

それは、一本の映像が見せてくれた、昭和時代の光景。


その映像は、長良川右岸のほとりにある温泉旅館「鵜匠の家 すぎ山」で長い間、眠っていました。古い8mmフィルム納められていた映像は、昭和の時代に、地元・鵜飼屋の景色を淡々と記録されたもの。
しかし、それは、いまの鵜飼屋からは想像できないような衝撃的な光景でした。

40年以上前の長良川での賑わい。
©︎写真提供:鵜匠の家すぎ山
この映像を収めたDVDは、支援コースの一部のリターン品となっています

いまから40年以上前、当時は、狭い路地に商店が並び、なかでも地元の和菓子店には、評判だったアイスクリームを目当てに遊泳客がひっきりなしに訪れる光景が毎年夏の風物詩だったそうです。そんな、地元の方から "昔話" として聞いていた光景が、目の前に広がっていました。

その後、平成の時代に入ると、事業主の高齢化にともない、看板を降ろす店舗がつづき、静かな小道になりました。そのアイスクリームを扱っていたお店は、一昨年前に閉店。 続く、この度の、銘木材店の閉業

時の流れとともに、この界隈が寂しくなっていく。ここに、活気を取り戻したいと思っていたのは、わたしたちだけではなかったのです。

5. わたしたちがこのプロジェクトに乗り出した、本当の理由

木材店主と、閉業した木材倉庫の前で。

平成30年の春に閉店した「木材安藤商店」。
資材や機材が運び出されたあとの倉庫を案内してもらいました。空っぽ になった倉庫は、まだまだ現役で使っていけるほど綺麗な状態で、ご主人が長年大切に使われてきたことが感じられました。

当初、案内された倉庫の中。

もちろん、ホコリが積もっている場所はそこここにありましたし、足元の床が所々破れていたり、手すりがないというキケンも隣合わせ。しかし、木目がかもしだす温かみ、経年による色の変化や丸みは、想像以上に美しかった。
「地元のためになるようなことをしてくれる人に使って欲しい」

そういって、この広い倉庫を、託してくれた木材店主。

そのときの私たちに、このままここを借りないでいる理由はありませんでした。

倉庫の奥には、こんなに広いスペースが。

迷路のようでワクワクする倉庫内は、秘密基地さながら。長良川のすぐそばで、昭和・平成を見つめてきた倉庫に、ひらかれていく新しい時代を見せたい。
6. わたしたちの役割
私たちは、昨年末、「地元を訪れるひとが集える場所」として倉庫の一部を一般開放しました。「&n(アンドン)」初イベントには、「倉庫のおでん屋」を企画&実施。その後も、全4回(8日間)にわたり、グランドオープンを見据えたプレ・イベントを催してきました。

初イベントは、冬至のおでん

いずれも告知は主にSNSのみでの発信でありながら、8日間ののべ来場者数は、約770名。多くの来場者を迎え&見送りながら、地元に誕生する、新スポットの注目度、期待度の高さを知りました。
私たちは、この場所を活かしていくことに手応え感じています。長良川のんぱく、三夜連続・倉庫のおでんBAR
金華山だより感謝まつり
新元号とともに新たなスタートを切る「&n(アンドン)」。

いよいよ正式オープンを間近に控えたいま、私たちは、この倉庫ならではの価値を大切に、この倉庫が担っていくあらたな役割を、多くの人たちとともに、見出していきたいと考えています。

このプロジェクトを、「さらに広く、より多くの人に知らせたい」そしてこのプロジェクトの意義を一緒に分かち合いたい。
さらに、「より熱く、強力なスタートアップに、参加してくれる方に、ひとりでも多く加わってほしい」そして、この先を、いっしょに見届けていただきたい。


そんな想いから、クラウドファンディングへ乗り出します!

7. 訪れるひとが、心置きなく楽しめる場所づくり
そのスタートアップを、支えていただけませんか
今後、ここを訪れてくれるたくさんの人たちに、安全に、安心して、楽しんでいただける場所を提供したい

私たちは、「&n(アンドン)」の正式オープンに向け、施設内の安全・安心のため、最低限の補修・補強工事を計画しました。この資金を捻出するため、リバスケメンバーたちも日夜奔走しています。ただし、それだけでは、十分な工事費を賄えない、というのが正直な現状です。

工事としては初期段階となる、「安全な場所づくり」を実現するためには倉庫内の最低限の工事に、300万円を超える費用がかかる見込みです。

この安全工事にかかる費用を、一緒に支えてくださる支援者を募集しています。

*「安全な場所づくり」にかかる費用 内訳

当初300万円の使途内訳

また、安全工事を終えた後には、「&n(アンドン)」をもっと楽しく、何度でも訪れたくなる場所にするための工事計画も予定しています。

参考:その先の「快適な場所づくり」にかかる費用 内訳

さらに追加200万円の使途内訳


 \「&n」をだれもが心置きなく楽しめる場に/「&n」完成予想図。©︎長良川リバースケープ


8. 新元号とともにあらたなスタートを。

私たちは「&n(アンドン)」の記念すべきグランドオープンを、この日に決めました。
毎年5月11日は、ぎふ長良川鵜飼『鵜飼開き』の日。

「&n(アンドン)」も、新元号「令和(れいわ)」とともに、新たな歴史を歩み始めます。


この日に合わせて「&n(アンドン)」にも、お店が出揃い、いよいよ、本格始動となります!
オープン初日には、グランドオープン記念 <菓子まき>も予定しています!

高台から、お菓子を振りまく「菓子まき」風景。
↑↑↑お祭りの花形!?「菓子まき権」が、一部の支援のリターンになっています!↑↑↑
はじめてのクラウドファンディング。
リバスケメンバーの肝入りリターンを、ご用意いたしました。

応援いただいた方へのお礼(リターン)には、この町が大好きなわたしたちが知っている <この町の楽しさをおすそ分け> できるような色々なコト&モノを、みんなで考え、ご用意しました!
わたしたちの心を込めたセレクションも楽しみながら、選んでみてください!


鵜飼屋(うかいや)の楽しみ方!
<その1>  日帰り温泉を楽しむ窓の外に川と山が広がる温泉。写真:長良川温泉旅館「鵜匠の家 すぎ山」
<その2>  鵜匠さんの住むまちを歩いてみる。鵜飼屋まち歩き。(鵜匠さんのバックヤードに入れるのは、限定ツアーだけ)
<その3>  鵜飼観覧船に乗ってみる。

鵜飼観覧船で過ごすひとたち。
<その4>  川のある町の朝を楽しむ「&n(アンドン)」から徒歩1分圏内には、古民家ホテル「Art & Residence 鵜飼楽屋(うかいがくや)」もオープン。

<その5>  地元民しか知らないような情報を楽しむ

旧木材倉庫「&n(アンドン)」から発信する『アンドンテレビ』─ 「アンドンテレビ ™️」 ──
https://www.youtube.com/channel/UCO5ypPzQ0nftpbN847Hs-nw
長良川リバースケープが、Youtubeで週一ペースで配信する動画コンテンツ。地元・長良川右岸 鵜飼屋エリアにまつわる今昔の話を織り交ぜながら、かなりニッチでマニアックな地元情報を掘り起こしていく。収録は、旧木材倉庫「&n(アンドン)」の一室で行われています。


▼さいごに。
長文、ここまで読んでくださって、ありがとうございます!!!

間欠泉のごとく吹き出した、私たちの、熱い想い。終わりのない物語の序章を、お伝えしてきました。

このプロジェクトは、この地が大好きなわたしたちにとっては、これ以上ない程、楽しくワクワクするような出来事ですが、これを読んでいただいているあなたにとっては、いかがだったでしょうか?? 



私たちは、これまで、週1回ミーティングを設けて準備をしてきました。そして、このあとも、グランドオープンに向けて、地元の人、応援してくれるひと、かかわるひと、みんなで作り上げていきます。

まだ会ったことのないあなたにも、いつかここで、出会えますように。
まだ見ぬ未来のあたらしい川の景色を、わたしたちと一緒に、創っていきませんか?

応援、ご支援、お待ちしております! どうぞよろしくお願いいたします!!!

番外編:クラウドファンディング支援者特典── ご支援いただいた方には ──

この度、長良川リバースケープLLPへご支援いただきました皆様には、もれなく、グランドオープンに先駆けた『「&n(アンドン)」プレオープン 竣工式&特別内覧会へのご招待をお送りします。
※ 日程など詳細は、クラウドファンディング終了後に、メールにてお知らせいたします。(5月上旬での開催となる予定です。)

◆ 竣工式&特別内覧会 優待ポイント ◆

・竣工式に参加できる!

・地元で話題の新スポットを、ひと足先に入ることができる!

・「&n(アンドン)」を応援している同志に、会って話ができる!

・長良川リバースケープのメンバーに、まとめて会える

「&n(アンドン)」のコンセプトでもある、「長良川」そして「つながり」を感じていただくことのできる機会です。ご支援いただけます方は、ぜひどうぞ、お気軽にご参加ください。

※自由参加となります。必須参加を強いるものではありません。
(イベント主旨に関係しない勧誘行為等は、ご遠慮ください。)

  • 2019/05/10 15:20

    みなさま、GW明け、いかがお過ごしでしょうか??ご無沙汰しています! 長良川リバースケープ 関です!リバスケ初のクラウドファンディングが終了してから、はや10日!ただいま、オープニングイベント準備に、クラファンリターンの準備などなど、ここ一番の正念場を迎えています!この間に「&n(アン...

  • 2019/05/01 23:51

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2019/05/01 23:15

    岐阜「&n(アンドン)」を、改元・令和の新拠点に!皆様の温かい声援・ご支援に支えられ、昨日、無事、プロジェクトが成立いたしました!\初クラウドファンディングの成果は!/ご支援総額: 108万6500円!パトロンさま数: 105名!声援、ご支援、シェア&口コミ… 全方位からのご協力、最終...

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