＊はじめに

ページをご覧いただきありがとうございます！

今回このページを立ち上げました名古屋大学教育学部2年の伊場蓮です。

このクラウドファンディングはフィリピンのある貧しい家族に安全な家を建設する資金を集めるために開始しました。現在の家はとても脆く、いつ崩れてもおかしくない状態のためなるべく早く建設を開始したいということで募集期間が短いですが、少しでもご支援、ご協力いただけると嬉しいです。

＊今回の経緯

今回家を建て直す家族に出会ったきっかけは、今年の3月にフィリピンでのボランティアに参加したことでした。

ECCL(Education Can Change Lives)という毎年春に東南アジアで子どもたちのためにボランティア活動を行う団体の今年度のプロジェクト、「フィリピンでのサリサリストア・フードカート建設」のボランティアに参加させていただきました。

サリサリストアとはフィリピンの小さな露店のようなお店で、このプロジェクトでは建設したサリサリストアを地域の中でも特に貧しい家族に贈り、安定した収入を生み出し、貧困から脱する一歩となるというものでした。

私たちはこのプロジェクトのために今年の2月までにクラウドファンディングでお店の建設費用を集めることに成功しました。3月にはフィリピンに行き、お店の建設、主にペイント等を手伝わせていただきました。それから約1ヶ月が経ち、現在今までの倍近い収入をこの家族は手にすることができています。

↑サリサリストア建設前

↑現在のサリサリストアの様子

一方で、彼らが住む家はいまだに危険な状態のままです。サリサリストアのすぐ後ろにあるこの家族の家の柱はシロアリの被害に遭い、触ると崩れてしまうくらいにボロボロです。入口に扉はなく、壁や屋根は所々欠けてしまっています。この危険な家に10人の子どもたちと両親が現在暮らしています。さらに、フィリピンは6月頃から雨季、そして9月は台風のシーズンです。ですから、出来るだけ早く安全に暮らせる家をこの家族のために建設したいです！

不安定な2階部分

キッチン

シロアリによりボロボロの状態の柱

片側が完全に無くなってしまっている家の柱

壊れた屋根

自分が実際にフィリピンに行って、この家を見たとき、こんなに危ない家にこの家族が住んでいるということに衝撃を受けました。せっかく軌道に乗り始めたサリサリストアの経営で収入が増えても、家が崩れてしまっては生活して行けません。大学生の私が出来ることは限られていますが、何もせずにこの家が崩れ、後悔する前にこのクラウドファンディングで自分にできる精一杯のことをしたいと思います。

＊資金の使い道

目標金額75万円のうちCAMPFIRE掲載手数料・決済手数料約12万円を除いた金額は全額建設材料の費用に充てられます。建設は地元の建設業者に委託しますが、無償で行っていただけるため人件費等はかかりません。資金が用意でき次第建設が開始されます。

＊スケジュール

4月6日：クラウドファンディング終了

4月中旬：改築開始

5月：改築終了

6月：リターン準備後、発送

＊最後に

今回の家の改築はECCLとSOS Villageの協力のもとに行われます。SOS Villageはストリートチルドレンや親が子どもを育てられない状況にある子どもが暮らす、大きな施設で、前回のECCLのサリサリストア建設プロジェクトでもSOS Villageに協力して頂きました。

前回のボランティアで訪れたSOS Village Lipa

最後まで読んで頂きありがとうございます！少しのご支援でもこの家族の生活は今より良くなります。ぜひご支援、ご協力よろしくお願い致します。