「気に入って買ったけど、足に合わなくて出番が少ない靴はありませんか?」
人の顔がそれぞれ違うように、足だって、違います。
オーダー靴をひとりでも多くの方に知ってもらい、
世界にひとつの靴で、楽しく美しく歩いて欲しい!

▼はじめまして

halva * halva ハラナツコ。
神戸で、靴の職人作家をしています。

大人になって、しばらくOLなどをしていましたが、
履く靴、履く靴、足に合わず。
自分で作った方が早いんじゃないかと、怒りとともに、
「神戸ものづくり職人大学 神戸靴コース」に入学しました。

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3年間、たくさんの靴を作りながら学び、
卒業後は、講師アシスタント→講師をしながら、
halva * halva として、主にオーダーメイドのレディース靴を作っています。

ちなみに、私の場合、
足囲が標準から大きく外れたサイズだったことが
お店で売ってる靴が合わない原因だと、わかりました。

02 halva * halva ホームページ
halva * halva 公式Facebook

▼これまでの活動

2003年 神戸ものづくり職人大学 靴コース入学
2003年 同校 卒業
2006年 同校 講師アシスタント
2009年 同校 正講師
2009年 halva * halva として活動
2009年 靴職人グループMaking Thingsとしてグループ展開始(年2回)
2011年 神戸にショールームオープン
2012年 芦屋市内で個展受注会開催

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▼靴作りに対する思い

とっても気に入ったデザインで買ったけれど、
履くとしっくりこなくて、出番が少ない靴・・・ないでしょうか?

新しい靴が欲しいな。と思って、靴売場に行くけれど、
「これだ!」って思える靴に、なかなか出会えないなぁ。とか。

そう思ったとき、私は、結果的に、靴作りを学ぶことを選択しましたが、
実は平行して、靴をオーダーできるところも探しました。
本格的な高級メンズ靴や完全な健康靴タイプの靴屋さんが多く、
希望するデザインの靴をオーダーできるお店を探すことはできませんでした。

街にある、雑誌に出ているような、デザインがいい!
「ただ、私の足にさえ合ってくれれば。」

それは、簡単なことだと考えていました。
部分的に何かを変えたらいいだけだと。
実際に、靴づくりを始めてみると、
靴を作る技術も、人の足に合わせる技術も、やればやるほど、難しい。
また、それだけでなく、
世の中に、そんな靴屋さんがほとんどない理由もわかってきてしまいました。

04

◆靴をあつらえるという文化を知ってもらいたい。

○○が大流行と言えば、
乗り遅れるな!とばかり、こぞって同じものを買っていた時代がありました。
今は、どうでしょう?

「それ?どこで買ったの?」
「オーダーしたの。」
と言ってみることは、ちょっとうれしい気分です。

既製のものがない時代は、オーダーはとても当たり前でした。
というか、それしかなかったのですが、
現在では、逆に贅沢な気分になるワードです。

何かを「あつらえた」ことってありますか?

自分だけのモノをあつらえるという楽しみを知ってもらいたいと思います。
形や色やデザイン選びから、一緒に考えて、
時間をかけて、靴の出来上がりを待つことも楽しいことです。

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◆プレゼントとしての「オーダー靴」。

本当に大切な方への、感謝の気持ち。
言葉も大事ですが、やっぱり何か形になるものを贈りたい。
と思ったことはないでしょうか?
サプライズもいいけど、本当に心の底から気に入ってもらえるか・・・
実は不安だったり。

たとえば、オーダー靴のプレゼントはいかがでしょうか?

実際に、いつも靴選びに苦労する奥さまの姿を見ていて、
プレゼントされたご主人様が何人かいらっしゃいました。

贈られる方は、自分でデザインも素材も選べますし、
もちろん、サイズ感も寄り添ったものになります。
また、密かに、いつも靴選びに困っている姿を、心配してみてくれてたんだなぁ。
と思うと、うれしい気分にもなります。
代金的にも、ある程度気持ちの大きさを知ることができるかもしれません。

お贈りされる方は、足に合った靴を履いて、
喜んでいる姿を見ることができると同時に、
世界で唯一のものをプレゼントすることにもなります。

奥様やお母様、お嬢様など大切な人への感謝の気持ちを表す
素敵な手段でもあります。

halva * halva「お客様にお渡し写真」 http://halva-photo.blogspot.jp/

◆靴作りの職人が生活できる環境へ。

学校を卒業してすぐのころ、下請けの仕事をしたことがありました。
丁寧かつ迅速に作業するよう心がけましたが、
1足あたりの賃金は、小学生のお小遣い程度でした。
5時間もかかったのに、これが現実かとショックでした。

お客様が買う販売価格、小売店が買う価格、材料費、メーカーの利益
などを知ると、結局、一番圧縮しやすいところが、
工賃になっているという現実を知りました。

結果、若手の職人は、スピードが速くなるまでは、まともに生活ができません。
人並みの賃金をもらうようになるまで何年もかかります。
新しい人がチャレンジしない理由がわかります。

現在、私はひとりで製作していますが、
心を込めて靴作りをしていくべきだと思っています。
そして、お手伝いが必要なくらい注文が増えた場合は、
お手伝い頂いた方にきちんとした賃金をお支払いしたい。

そのために、
 ・ひとりひとりの足に合った靴
 ・その方の雰囲気に合うデザイン
 ・丁寧な靴作り
に価値を置いていきたいと考えています。

▼プロジェクトで実現したいこと

まだまだ、広く認知はされていない靴のオーダー。
どうすれば、知ってもらうことができるか?
これまでの活動から一歩踏み出すこと・・・。

halva * halvaハラナツコ 史上初の、
日本の首都「東京」で受注展示会を開いてみたい!

思い切って!先走って!!
2015年5月29(金)~31(日) Gallery KOMPIS(都立大学駅)を
予約してしまいました!

▼そこで、支援のお願い

東京で展示受注会を開催するには、
展示スペースの利用料、運送費、交通費に宿泊費、
告知をするための代金など、多額の費用が必要になります。

クラウドファンディングで達成することができたら、
経費面で、背中を押していただけることはもちろん、
応援していただけることによって、精神面でも大きな支えになります。

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プロジェクトに賛同し、ご支援いただけると、とてもうれしいです。

▼リターンの紹介

● 500円 「感謝の気持ちを込めたお礼メール」
  しっかりメールします!

● 3,000円 【CAMPFIRE限定】「コードホルダー」+
       「感謝の気持ちを込めたお礼状」 

  思いを束ねます! △コードは含まれません。

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● 5,000円 【CAMPFIRE限定】「リストバンド」+
       「感謝の気持ちを込めたお礼状」 

 ぽちっと鋲が3コ 思いを編み込みます!

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● 7,000円 【CAMPFIRE限定】「携帯用 靴ベラ」+
       「感謝の気持ちを込めたお礼状」 

  思いを込めた編み込み付!

09

● 10,000円 【CAMPFIRE限定】「キーケース」+
        「感謝の気持ちを込めたお礼状」 

  思いを込めた編み込み付!

10

● 10,000円 【CAMPFIRE限定】「富士山 文庫本カバー」+
        「感謝の気持ちを込めたお礼状」 

  富士山を越えて東京に行くぞ!デザイン。

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● 22,000円 【CAMPFIRE特別価格】
「革小物セット」+
「感謝の気持ちを込めたお礼状」 

  ・CAMPFIRE限定「コードホルダー」 1個
  ・CAMPFIRE限定「リストバンド」 1個
  ・CAMPFIRE限定「靴ベラ」 1個
  ・CAMPFIRE限定「キーケース」 1個 

● 50,000円  【CAMPFIRE特別価格】 
「ベーシックオーダー靴1足」+「CAMPFIRE限定 リストバンド」+
「感謝の気持ちを込めたお礼メール」 


● 52,000円 【CAMPFIRE特別価格】  
「ベーシックオーダー靴1足」+「CAMPFIRE限定 携帯用 靴ベラ」+
「感謝の気持ちを込めたお礼メール」 

  ゴム底仕様の一例です。

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● 60,000円 【CAMPFIRE特別価格】 
「アップグレードオーダー靴1足」+「CAMPFIRE限定 リストバンド」+
「感謝の気持ちを込めたお礼メール」 


● 62,000円 【CAMPFIRE特別価格】 
「アップグレードオーダー靴1足」+「CAMPFIRE限定 携帯用 靴ベラ」+
「感謝の気持ちを込めたお礼メール」 

  革底仕様の一例です。

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● 100,000円 【CAMPFIRE特別価格】 
「プレミアムオーダー靴1足」+「CAMPFIRE限定 携帯用 靴ベラ」+
「CAMPFIRE限定 富士山 文庫本カバー」+
「感謝の気持ちを込めたお礼メール」 

  手縫い仕様、ロングブーツの一例です。持ち込みデザインもご相談ください!

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▼プロジェクトにかける思い

◆地場産業としての「神戸靴」。
今年は、阪神・淡路大震災から20年目の節目の年です。
街はすっかりもとの姿を取り戻したかのようには見えますが、
靴業界に関しては大量生産のものは、海外へ移管され、
低価格競争の中で、苦戦を強いられています。

靴作りには、流派のようなものがありますが、
学校では、神戸の東灘区住吉地区で培われた靴づくりの技術を教わりました。
この地区の技術を継承されている方は、今や、ほとんど70歳以上です。

教わり、教えることで、より実感しますが、
技術は、文章や映像に残しても、そこから身に付けることは困難です。
明治開港時から、紆余曲折しながら続く靴づくりの技術を、
私が作り続け、教えることで、少しでも後世に伝えていきたいと思います。

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このプロジェクトを成功させて、東京での展示販売会を実現し、
もっと他の地域でも、お披露目できるようにしたいです。
また、「靴をあつらえに」神戸まで足を運んでいただくことができたら、
何よりうれしいことだと思います。

そして、ひとりでも多くの方が、
オーダー靴と出会うことによって、
楽しく歩み出せるよう、願っております。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
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  • 2015/06/03 21:24

    5/29(金)~31(日) 予定通り、目黒区のギャラリーKOMPISさんにて、 展示販売会を開催することができました!   ほんとうに、心から感謝します。   予想通りの分かりやすい場所にある、 センスの良いギャラリーで、 オーナーさんも、とっても素敵な方でした。 接客中の場...

  • 2015/05/29 15:12

    お陰様で、定刻にオープンできました!   ちょこちょこ覗いていただいたり、 早速オーダーいただいたり…   とっても素敵なギャラリーです。 奥に座って、 目の前には自分の作った靴たち。 そして、それが東京です。   この風景の中にいられることに、 心から感謝します。

  • 2015/05/27 20:49

    あれ?サンプルの3足目は? そう、忘れていたわけでは、ないです。 パタパタと入ったオーダー分を作りつつも、 合間に作りあげました。 モコモコバージョン。   ふ~、間に合った。 というか、送る荷物には間に合わず、 手持ちで参ります。 さて、いよいよ、明日は富士山を望み、越え、...

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