応援してくれた分だけ、熊本に子どもの笑顔が増える。
今年のクリスマスは、チャリティーサンタと一緒に熊本の子どもたちに「一生の思い出に残るクリスマス」をプレゼントしませんか?

はじめまして、NPO法人チャリティーサンタの清輔(きよすけ)夏輝です。

皆さんはサンタクロースを信じていますか?

では、サンタクロースに「なれる」ということは知っていますか?

 

私たちは、クリスマス・イブの夜にサンタを信じて待っている子どもたちにサンタに扮して「夢とプレゼント」を届ける活動をしています。それと同時に、サンタを呼んでくれたご家庭からチャリティー金を預かり、そのお金を使って、また別の困難な状況にある子どもたちを支援する活動をしています。

クリスマスのサンタ活動+チャリティーでの支援活動=チャリティーサンタという活動です。 

▼このプロジェクトで実現したいこと

熊本地震が起きてから、初めてのクリスマスがやってきます。

地震が起きたことで様々な日常が変わってしまったけど、クリスマスにサンタさんからプレゼントをもらうこの特別な1日こそ、いつも通り、いえ、いつも以上に子どもたちにとって特別な1日にしたい。

そして、「2016年は地震が来て大変だったけど、一年の終わりにはサンタさんが来たね!」と、最高の笑顔で2016年を締めくくってもらいたいのです。 

日本中からボランティアを募ってサンタクロースのトレーニングを受けてもらい、サンタクロースが家にやってきて「一年間よくがんばったね」というメッセージと共にプレゼントを届けます。

サンタクロースが訪問するのは、最も被害の大きかった益城町を中心としたエリアで200家庭・300人を目標にしています。

 

距離の問題で、どうしても直接サンタクロースが行くことができない場所にいる子ども達には、素敵なイラスト入りの「サンタクロースからの手紙」をお届けします。 (700人分)


※サンタさんが見ている地図が熊本になっています。

※子ども一人ひとりオリジナルの文章になり、一人ひとりの思い出に残る手紙です。

直接の訪問と手紙、合わせて1,000人の子ども達にサンタクロースとの思い出を届ける「1000人サンタプロジェクト」なのです。

そして通常はサンタクロースを呼ぶ家庭からは、別の困難な子ども達を支援する為のチャリティーを頂いているのですが、熊本で行う活動に限り《全て無償で》行おうと思っています。 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

熊本プロジェクトリーダーで、NPO法人チャリティーサンタの理事の山田立子です。

実は私が住んでいるのは福岡市。個人的にも思い入れのある熊本へは地震後何度も訪れ、炊き出しやお片づけのボランティアにも参加していました。

 

地震発生から間もないある日、新聞記事でこんなコメントを見かけました。

「ボランティアによる支援は、被災者にとって大きな励みになる。多くの人たちが自分を思い、支えてくれているという実感は、孤独や不安を解消し、精神の不調を防ぐ大きな力になるだろう」

4月に発生した熊本地震ですが、復興にはまだまだ時間がかかります。

だからこそ、まずは多くの人からの「応援の気持ち」を集めたいと思っています。

少しずつ日常を取り戻しているとはいえ、仮設生活がいつまで続くのか、これからどうしたらいいのか、大人さえもふとした時に不安な気持ちに襲われる事があるのですから、子ども達が感じるストレスも小さくはありません。

 地震で傷ついた小さな心をたくさんの愛情で包む事が、子ども達の心を癒し、彼らが大人になった時、誰かに支えられた経験が他の誰かを支える原動力となって優しい人へと成長する。

そんな熊本の未来を想像しています。

このプロジェクトは熊本の人たちに負担をかけずに行いたいので、無償でやろうと考えているのですが、プロジェクトにかかる必要経費を全国の方から集めることで「こんなに熊本を応援してくれる人がいる」という「思いやりの気持ち」をサンタクロースの袋に詰めて、プレゼントを届けたいのです。  

▼これまでの活動

私たちチャリティーサンタの活動では、クリスマスにサンタクロースがご家庭を訪れ、その子が一年間頑張ってきたことや褒めてあげたいことをサンタさんの口を通して直接伝えます。

2008年から活動開始し、これまでの8年で、10,109人がサンタクロースになり、17,377人の子どもに感動体験を届けてきました。9年目の2016年は、札幌から沖縄まで全国28支部で、約2,000人のサンタが約5,000人の子どもたちにプレゼントを届ける予定です。

長年の活動の中で、サンタクロースが運んでいるのはただのプレゼントではなく「家族の特別な思い出」なのだと気がつきました。

「頑張っている君をいつも見ていたよ」という優しいサンタさんからのメッセージは、子ども達の笑顔を引き出し、その表情に親御さんも笑顔になり、忘れられない思い出を作ることができた、と多数の声を頂いてきました。 

熊本地震をきっかけに発足した熊本支部は、現在約50名の運営スタッフでクリスマスに向けて準備を進めています。イブ当日のボランティアスタッフは100名を超える見込みです。

▼資金の使い道

以下2つの方法で、目標1,000人の子ども達へサンタクロースを届けたいと考えています。

・子ども達へのプレゼント費用(約300人分)

・直接訪問できない家庭へ贈る「サンタクロースからの手紙」の費用(約700人分)

このクラウドファンディングでは、そのうちの500人分「150万円」をゴールとして集めたいと考えています。

ゴールを超えて集まった資金に関しては、1,000人分の費用とさせていただきます。また、熊本での活動の為に「サンタになる側」として協力してくれる人(多くが熊本在住≒被災者)の負担を軽くするため、

・ボランティアの交通手段の経費(自家用車約30台とそのガソリン代)

・サンタクロースの衣装費用(約70人分)

に充てさせていただきます。

▼リターンについて 

・お礼メール

・熊本のクリスマスイブの様子を収めたドキュメンタリー映像

・上記映像でのエンドロールにお名前を入れられる権

・あったかニットグッズ(ネパール産)

などを準備しています。 

▼最後に

私たちのプロジェクトは大きな課題を解決するものではありません。

しかし、一人のサンタクロースには数人の子どもを笑顔にする力があり、子ども達の笑顔には大人を勇気付ける力があります。

 

*サンタさんが家のドアを開けて「2016年は大変だったけど頑張ったね」と、声をかけてくれたこと

*子どもたちのとびきりの笑顔に、こちらが元気をもらったこと

*全国からたくさんの人がサンタクロースが熊本を元気にしようと駆けつけてくれたこと

「熊本を元気にしたい!」という想いを集めたこのプロジェクトを成功させ、みんなで2016年を笑顔で締めくくりたいと思っています。

 

これから、2016年を思い出すたびに暖かな記憶が蘇るように。

 

そして、いつかこの子ども達が大人になった時、

「あの時のサンタクロースは、たくさんの熊本を思う人が集まって実現した、チャリティーの企画だったんだ」と、気づいた彼らが、今度は子ども達を笑顔にする「サンタクロース」になってくれることを願って。

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