「いえまですごろく」は、非常食定期宅配サービスなどを展開して来たボウサイをデザインする・yamoryが、日本赤十字社と共同開発した「学校で使えるボウサイ教材」です。ボウサイはとっても大切なことだけれど、子どもたちにとっては退屈で難しいもの。それを授業の中で楽しく学んでもらおうと考え、すごろくとして商品化したものです。
2015年に共同開発がスタートし、2016年に1000個を限定販売。初版は2ヶ月ほどで完売し、2017年にさらに1000個を増産しましたが、2018年の秋には再び完売となりました。現在は問い合わせは頂くものの、欠品状態が続いている状況です。
- 学校の授業に最適化したゲームバランスで作られています。ゲームのプレイ時間は、最初に先生が説明をしたり、最後に振り返りをしても45分の授業時間におさまる約25分です。ボードのサイズも学習机を4つ組み合わせた大きさになっており、3〜6人で一緒に学ぶことが出来ます。もちろんご家庭でも遊んでいただけます。
- 防災教育は大切だけれど、一体どのように進めていけばよいか困ってらっしゃる方も多いはず。このゲームは、子ども達がすごろくのコマを進めることで、災害時のシチュエーションを疑似体験し、防災の知識を学ぶことが出来ます。防災教育の最初の一歩としてご利用いただけます。
- 基本的なルールは、一般的なすごろくと同じくサイコロを振ってコマを進めて行くものです。しかし、途中にはプレイヤー同士が協力し、救助を行わないと先に進めないマスがいくつか存在します。実際に災害時は周りの人と協力をすることが大切で、いえまですごろくでは「共助の大切さ」を学ぶことができます。
近年、小・中学校学習指導要領等の改訂がなされ、教育の現場ではいわゆる「アクティブラーニング」が導入されてきています。(正確な表記では知識の理解の質を高め資質・能力を育む「主体的・対話的で深い学び」)つまり、先生が一方的に教える教育方法ではなく、生徒が自分で考え、対話をしながら学びを深める授業をやっていきましょう、といったように変わってきています。
ここだけ切り取れば、時代の変化と共に教育方法が柔軟に変わっていくことは素晴らしいことなのですが、課題は先生側に残ります。つまり、こういった授業を今までほとんどやってきた経験がないので、教える人もいない、実戦できる人もいない、という状況が考えられるのです。
「それでは○○先生、ボウサイの授業をやってください」と突然言われてしまう先生に対しても役に立ちたい。私たちyamoryはそう考えてこのすごろくを作ってきました。
これまで初版、増版分の2000個は自費で作成し、販売することで回収をしてきました。しかし、今回はより多くの方々に知ってもらいながら、そして応援してもらいながら作りたいと思い、クラウドファンディングでの資金調達を決定いたしました。
ボウサイ教材を探している方はもちろんのこと、ボウサイや子どもたちの未来に貢献したいと考えている企業のみなさまにも「関わりしろ」を作れるのではないか。利益を地域や教育に還元する。その選択肢の一つとしてこのいえまですごろくを選んで欲しい、と考えたのです。
リターンは個人向けと企業・団体向けをご用意いたしました。ご支援頂きました資金は、全額すごろくの作成費用・梱包などの発送作業費用に使用させて頂きます。
【個人向け】応援・すごろくが少しお得に買える!
【企業・団体向け】
御社の店舗や製品、ロゴがゲームの盤面に登場!!
いえまですごろくのWEBサイトで、防災の取り組みや活動がPRできる!
さいごに
私たちyamoryは、子どもたちへのボウサイ教育こそが被災時の被害を最も少なくする手段の一つだと考えています。もちろん大人への教育も重要です。しかし、子どもの頃にしっかりと学ぶこと。考えなくても体が覚えていること。これに勝るボウサイはないのではないでしょうか。yamoryはこのいえまですごろくを通して、災害時の被害が少しでも減ることを期待しています。賛同してくださる個人・法人のみなさまのご支援を心よりお待ちしております。
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