はじめに・ご挨拶
こんにちは!私たちは東京大学の1年生です。4人でウズベキスタン、そしてアラル海を目指しています。以下各人の自己紹介です。
趙楠
教養学部文科一類に在籍している趙楠(ちょう なん)と申します!将来の夢は弁護士ですが、今はまだ教養課程なので語学を中心に勉強しています。英語と中国語は元から使えて、今はドイツ語の勉強をしています。英語と中国語はウズベキスタンでどれくらい役に立つかわからないので、ロシア語を履修しているお二方に期待したいです(笑)
私がウズベキスタンに興味を持ったのは高校生の時で、その時世界史であったり世界遺産の勉強をしていてイスラーム建築にとても心を惹かれました。たまたまTwitterでサマルカンドの夕暮れの写真が目に入り、この世のものとは思えないほど綺麗だったので、大学生になったら必ず行きたいと思いました。今回の旅で資料集でしか見たことないアラル海に行き、その現状を発信して多くの人に伝えたいと思います!
田丸陽稀
はじめまして!田丸です。東京大学文科2類(経済学部)に在学しています。わたしは、将来開発経済学を専攻したいと考えており、ソ連崩壊以後の旧ソ連圏の経済的建て直し、およびその経済的発展を如何にするかというところに興味があります。ウズベキスタンはソ連時代土壌汚染が進んだ地域であり、農業的な経済発展が難しい地域に当たります。一方で豊富な天然ガスが日の目を見ており、この国がいまどう言った転換を果たそうとしているのかという現状を観光客目線で伝えることができたらな、と思います。
土屋佑太
教養学部文科二類に所属している土屋佑太(つちやゆうた)です。文科二類の人は経済学部に行く人が多いですが、私も経済学は好きです。都市経済学や教育経済学には特に興味があります。
都市経済学をやる上で開発問題はきっても切り離せない関係にあります。日本でも高度経済成長などの過程で多くの環境問題が生じましたが、その多くが克服、または改善し始めています。一方で、過剰な農業開発によって引き起こされたアラル海の環境問題の解決は難しいでしょう。そこである意味で環境的に失敗した開発の実例を見て学ぶことで自分の都市経済学の学びを確かなものとし、それを広められたらいいなと思います。
岡本沙紀
理科一類に在籍している岡本沙紀(おかもと さき)です! 鉱物と言語が大好きで、将来は地下資源や地球環境に関する領域に携わりたいと思っています。最近は大学でロシア語とセルビア・クロアチア語の勉強をしており、旧共産圏の自然環境と産業に興味があります。
このプロジェクトで実現したいこと
アラル海は日本の東北地方とほぼ同じ広さの湖でしたが、わずか半世紀で10分の1にまで干上がりました。アラル海が縮小した原因は、中央アジアを2千キロ以上流れてアラル海に注ぎ込む2本の大河の水(アムダリア・シルダリア)を、流域の綿花と水稲の栽培拡大に使ったためです。農地は確かに広がりましたが、アラル海に頼っていた漁業は衰退し、周辺の農地は過度の灌漑によって塩類集積が進み、住民の深刻な健康被害を引き起こしました。漁場を求めたり砂に追われたりして移住を余儀なくされた環境移民は数万人規模に上るとみられ、アラル海をめぐる旧ソ連の環境政策は「20世紀最大の環境破壊」とも言われています。私たちは経済開発や都市開発に興味を持っています。環境と両立させた新時代の経済開発・都市開発を失敗例であるアラル海への視察やフィールドワークを通じ、方法を模索していきたいです。
また、日本からウズベキスタンへの旅行はツアー以外あまり浸透していません。今回の旅を通してウズベキスタンの現状や、イスラーム建築、アラル海の現状、具体的な移動手段などの情報を残して、これからウズベキスタンを旅する人の役に立ちたです。
具体的な内容としては旅の全行程をブログを通して発信していきたいです。また現地からキャスなどで中継することも予定しています。アラル海の現状に関してはレポートを書き、報告会等を開きます。
プロジェクトをやろうと思った理由
日本でも湖沼の消滅、面積の減少が見られましたが、一部を除き計画的に実行され、かつ衛生状況の改善や農地、宅地面積の増加など、国家の発展に寄与しました。しかし、アラル海ほどの失敗例は国内になく、多角的な視点を身につけるためにアラル海への視察やフィールドワークを決意しました。アラル海の現状を日本にいる人々に伝えることで、環境に対する意識が少しでも変わればと思います。
これまでの活動
主に文献調査でアラル海のことを調べたり、インターネットでアラル海への行き方を調べました。
『砂上の船 水上の家―アラル海とツバル・ふたつの水物語』(会田法行著 2010.8.7)
『地球水環境と国際紛争の光と影』(水文・水資源学会編 1995.4)
アラル海「船の墓場」の行き方と哀愁漂う場末のヌクス(2015.4.27)
資金の使い道
頂いた支援金は航空券、現地での交通費、宿泊費、皆様へのリターンに使われる予定です。
リターンについて
1,000円:帰国後、サンクスメールをお送りします
3,000円:帰国後、写真付きサンクスメールをお送りします
5,000円:ウズベキスタンのポストカードに感謝のメッセージを添えてお送りします
10,000円:一般公開してない旅行体験談とウズベキスタンのお土産(干しブドウ等)をお送りします
実施スケジュール
詳細決定:6~7月
各種手続き:~8月
実行:9月中旬
報告会・おみやげ配送など:9月下旬~10月
最後に
全力で見たもの、感じたものを伝えていきます!最後まで応援よろしくお願いします!!
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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