こんにちは。Blind Up.代表の坂彬光(@ebinari)といいます。

この度、数あるクラウドファンディングの中で僕たちのページに訪れて頂き、ありがとうございます。


僕たちBlind Up.は、働き方に悩む人たちの自己取扱説明書「マイトリセツ手帳」を届けるために、クラウドファンディングを行います。


「マイトリセツ手帳」は、自分自身の特性がまとめられた手帳です。


・相手に見せることで自分のことを伝える「コミュニケーションツール」として
・悩んだ時に見返す「お守り」として

自分の現在地がわかる手帳として、自分らしい働き方の「模索」と「実践」を繰り返すために使って頂けます。

なぜ、マイトリセツ手帳を作りたいと思ったのか。

少し、僕に経験についてお話させてください。



僕は、20代のほとんどを「職業不適合」で悩んできました。

大学卒業と同時に起業しながらも、自分らしく働けるための学びと挑戦する場として、25歳で初めて会社に就職。

しかし、いざ働き始めると、失敗の連続。

何かを指摘されるのが怖くて、連絡を返さなかったり、
良かれと思ってやったことが、逆に迷惑な事だったり、
理解したつもりが、解釈を間違えて全く違う事をしたり。

周りの人からすれば、なぜ失敗するのか、疑問に思われるものばかり。


「えっ、なんでこんなことできないの?」
「ただの弱音じゃない?」
「ただ努力が足りてないだけだよね?」


直接言われなくても、このような言葉を投げかけられているように感じ、頼りたくても頼れない状態が続きました。

それでも、「結果を出したい、必要とされたい」という気持ちが強く、何回も挑戦しました。

結局、また同じ失敗を繰り返す。


「これだけ努力しているのに、なんで人間関係で悩むのだろう?」
「この組織に居ていいんだろうか?」
「僕は、社会に必要とされているんだろうか?」


こんな疑問が僕の中で生まれ、少しずつ大きくなっていきました。

5年間の会社員生活の末、半鬱状態の不眠症になり、僕は会社から離れざるを得なくなりました。


「それでも、もう一度、自分らしく働きたい」


無職となった僕は、会社員生活で得た経験をもとに、仕事上で起こった自分の特性や働く上での工夫をブログにまとめてみました。

私の取扱説明書|note


その結果、たくさんの方からコメントや相談をいただくことになりました。

僕と同じように悩む人々がこんなにもたくさんいること。
そして、こんな僕でも必要としてくれたことが、とても、とても嬉しかったことを、今でも覚えています。


働き方に悩む人たちが「模索」と「実践」を繰り返し、何度でも社会へ再挑戦できること。


そのために、彼らが社会と接点を持てる「ツール」が必要ではないか?

この問いが、僕がBlind Up.を立ち上げ「マイトリセツ手帳」を開発するきっかけになりました。




働き方に悩む人たちに。
この世にたった一つしかない
「マイトリセツ手帳」を届けること。


これが、僕たちがBlind Up.がクラファンを実施する目的です。



働き方に悩む人たちの、さまざまな「特性」をまとめた手帳です。

・話し方
・聞き方
・気分が落ち込むきっかけやタイミング
・記憶のしかた
・連絡の取り方
・得意不得意
・好き嫌い

などなど。


これらの特性を、一目でわかる構成となっています。


一人一人に寄り添って話を聞き、その都度情報をまとめていくため、

その人に合わせた『完全オーダーメイド』の自己取扱説明書です。


相手に見せることで、お互いを知る「コミュニケーションツール」として、
悩んだ時に、見返すことで自分を再確認できる「お守り」として、

まとめた後も、ついつい見たくなる、使いたくなる手帳となります。


マイトリセツ手帳は、手にしただけで終わりません。

自分の変化を加筆・修正することで、手帳をアップデートできるようにします。

人は常に変化していきます。

いろんな人と出会い経験することで、たくさんの気づきや学びを得て、成長していきます。

そのための場所として、

マイトリセツ手帳を通じて繋がる当事者同士のコミュニティ「Bright Base」を作ります。

マイトリセツ手帳を持っている当事者同士、ざっくばらんに雑談できる場所です。

「Bright Base」で得た気づきや学びを、マイトリセツ手帳へ記録することで、アップデートさせていきます。

1年後、5年後、10年後と、自分の変化を記録し、加筆修正し続けることで、自分らしい働き方の「模索」と「実践」を繰り返していけるようにします。



マイトリセツの作り方は2つあります。

1.ひとりで作る(マンツーマン伴走)
2.複数人で作る(みんなで伴走)


最初のヒアリングを含めた、6回のワークショップを通して、マイトリセツ手帳を作成していきます。



▼ワークショップ詳細内容

1.ヒアリング:利用者と雑談
→関係性構築と、どんなワークショップにしたいか一緒に考えます。

2.ワークショップ第1回:ブレインストーミング
→「得意不得意」、「好き嫌い」をテーマに、頭に浮かんだことを書き出していきます。

3.ワークショップ第2回:グルーピング
書き出した内容を、利用者の思うがままにグループ分けします。

4.ワークショップ第3回:グルーピングの深掘り
→グループ分けした内容をもとに、利用者へんどんどん質問していきます。

5.ワークショップ第4回:雑談
→第3回で得た気づきについて、くり返し雑談することで、自分の特性についてをまとめていきます。

6.アウトプットを出す:アウトプット
利用者たちが一番やりたい形で、ワークショップ内容をまとめてもらいます。


①個別セッション:利用者1人に対して、2人の「伴走者」と1人の「メンター」で作成していきます。



②グループセッション:利用者5人程度に対して、2人の「伴走者」と1人の「メンター」で作成していきます。



■伴走者(メイン)...ワークショップを進めるスタッフ。

奥野 美里(おくの みさと)

ワークショップ・デザイン、ファシリテーション、グラフィック・ファシリテーションのスキルを軸に、組織開発や教育・研修プログラムの開発・実施、事業開発プロジェクト等関わる。「一緒に創ろっ。コクリエ」代表。凸凹フューチャーセンター共同代表。関西大学ソーシャル・コミュニケーションリーダー養成講座 講師(グラフィック・ファシリテーション)。大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャルイノベーションコース在籍中。キャリア、発達障害、ソーシャルイノベーション、まちづくりなどをキーワードに活動している。


岡本ゆり(おかもと ゆり)

(Illustrated by やまだ ももこ)

フリーライター。大学事務&子ども向けプログラミング教室でファシリテーターしながら、HTML&CSSを勉強中。神戸を中心に大阪・名古屋で主にライターとして活動中。


■「メンター」...医療的な専門知識を有した、客観的なフィードバックを提供してくれるスタッフ。

・メンバー(現在調整中)


マイトリセツ手帳を開発する上で、Blind Up.にお問い合わせ頂いた方々に、マイトリセツのワークショップを受けて頂きました。


そのコメントを掲載させていただきます。



僕は、マイトリセツ手帳を働き方に悩む人々へ届けるために「Blind Up.」というチームを立ち上げました。


Blind Up.は、働き方に悩む人々が「模索」と「実践」を繰り返し、何度でも再挑戦できる社会を作ることをビジョンとしています。


そのビジョンを実現するために、僕たちが大事にしているのが「伴走」という価値観です。
僕たちが考える「伴走」という価値観の中では、コンサルティングやコーチングといった概念はないため、そのようなサポートは一切致しません。




この「伴走」という価値観を世の中へ発信するために、Blind Up.ではWebメディアを運営しています。



このWebメディアは、僕たちに共感にしてくれた、全国にいるメンバーと共に運営しています。


そしてこの度、「伴走」という価値観を実際のサービスとして利用者に届けるべく「マイトリセツ手帳」を開発したいと思います。





ご支援の使い道の詳細は以下の通りです。

1.「マイトリセツ手帳」研究・開発費(計59.5万)
2.Webメディア「Blind Up.」事業運営費(計42.5万円)
3.法人設立・運営費(計27万円)
4.手数料(21万)


1.マイトリセツ手帳研究・開発費(計59.5万)

・「マイトリセツ手帳」概要パンフ・LP制作費 14.5万円
・「マイトリセツ手帳」開発制作費 30万円
・Tシャツ制作費、決起会などの諸経費 15万円


2.Webメディア「Blind Up.」事業運営費(計42.5万円)

Webメディアは、Blind Up.に共感してくれた、30人以上のメンバーたちの手で運営されています。

(メンバーの写真)

その運営費として、みなさんのご支援の一部を使わさせて頂きます。

・Webメディア「Blind Up.」サイトリニューアル費 20万円
・プロモーション動画制作費 10万円
・Webメディアの取材・交通費 12.5万円


3.法人設立・運営費(計27万円)

「Blind Up.」は、2019年9月から法人設立準備に入ります。
2020年、3月ごろにNPO法人化を目指していきます。


▼何故NPO法人なのか

・「マイトリセツ手帳」を社会の様々なセクター(民間企業、行政・教育機関などのありとあらゆる組織や個人)と手と手を取り合える体制を作りたいから。

・関西から日本全体に向けて「NPOという生き方」「寄付文化が当たり前の社会」にする機会と役割を担っていきたいから。


マイトリセツ手帳を事業の一つとして、働き方悩む人たちへ届けるために、みなさんのご支援を使わせて頂きます。

・法人取得(NPO法人設立準備雑費)3万円
・事務所費用(4万 × 6ヶ月)24万円
→初年度半年間の初動経費として算出。


4.手数料(計21万円)

→手数料は14%として計算しています。



最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。

思えば、このBlind Up.が実際に動き出せたのは、構想を打ち出した翌日にパートナーの亀井(@okame1470)との出会いからでした。

彼が、僕の一番最初の「伴走者」です。

そして気づけば、Blind Up.の理念に共感してくださる仲間が全国に30人以上も集まってくれました。


会社員時代、自分の失敗を誰にも相談できず、ひとりでもがき苦しんでいた時とは大違いです。ほんとに、みんなに感謝してもしきれません。


しかし、やっとスタートラインに立ったばかりです。

会社員時代の僕と同じように、苦しみながら働く人たちが、『何度失敗しても再挑戦できる社会』を作るために。坂は、Blind Up.に人生をかけて取り組んでいます!!


ぜひ、みなさんのご支援、どうぞよろしくお願いします!


Blind Up.代表 
坂 彬光

ーーー

▼「Blind Up.」代表
坂 彬光(さか あきみつ)プロフィール

1991年大阪府岸和田市生まれ。28歳。任意団体「Blind Up.」代表。
関西大学商学部卒業後、友人の誘いで会社を引き継ぎ、企画制作会社を23歳で友だちと起業。
25歳、武者修行するために会社員に。計2年でWeb制作会社2社会社員を経験。
職種はWebディレクター、コンテンツライター、カメラマン、スペース運営責任者、人事、採用広報など。2社目で半鬱と職業不適合の結果、やむ得ず2018年6月退職、住所不定無職に。同年27歳自分の活かし方と役割を見直し、フリーランスディレクターとして独立。西淀川と尼崎にあるシェアハウス2棟運営・居住。同年7月、悩み生きる働き手と伴走できる社会を目指すため「Blind Up.」設立。


ー「Blind Up.」メディアチームー

亀井郁人、佐藤良太、山田桃子、橋野貴洋、伊森香南、西島本元、皆見佳子、櫻井 一哉、Sayuri Takahashi、Yukako Koya、中村 舞斗、コバヤシ ヨシトモ、Yuu Kawase、山本 英貴、Tatsuya、Takushi Fujiwara、北村 有、Yuta Kawamoto、野里和花


ー「Blind Up.」デザインチームー

「Blind Up.」ロゴデザイン:モリクラヒロキ


ー「伴走カレッジ」カリキュラム開発チームー

「伴走カレッジ」カリキュラムプランナー:Yuri Okamoto
「伴走カレッジ」ワークショップ講師:奥野美里、筌場 彩葵


ークラウドファンディングサポートチームー

ロゴ・パンフレットデザイン:Bambi
構成・写真:mocho
広報:津田 雄大


「Blind Up.」代表 坂 彬光
所在地:兵庫県尼崎市杭瀬北新町1-13-1 マルトクビル3F
HP:https://blind-up.com/
Twitter:https://twitter.com/blind_up




このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください