人形劇団“かわせみ座”による『まほろばのこだま』高畑勲氏を追悼する自主公演。高畑さんが亡くなられて丸一年が経った今、生前に唯一演出を手がけられた人形劇の作品を1人でも多くの方にお届けしたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。

プロジェクト本文

はじめに・ご挨拶

こんにちは。かわせみ座です。
プロジェクトをご覧下さりありがとうございます。
かわせみ座は、竹田人形座 出身の山本由也が代表を務める人形劇団で、2019年で創立37年を迎えます。
(劇団のHP→)http://www.kawasemiza.com

山本が創り出す人形は構造もデザインもオリジナルのマリオネットタイプの人形で、従来の糸操り人形の動きの枠を超えた、芸術性の高い人形表現を追求し続けています。

台詞ではなく人形の動きで表現するので、海外でも大変喜んでいただけます。


このプロジェクトで実現したいこと

日本において人形劇の地位は大変低く、軽視されがちです。しかし海外では人形劇専門の学校があり、多くの人が学び切磋琢磨して、人形劇の芸術性は高く評価されています。

かわせみ座はこれまで長く活動を続けてまいりましたが、なかなか広く認知されないまま、公演の機会が年々減ってきています。
学校での演劇鑑賞は激減し、ホールではテレビに出ているような有名な方しか呼ばない。演劇鑑賞団体も会員が年々減り、予算の都合上小さな作品しか呼ぶことができない。日本の文化事業は非常に危機的状況にあると言えます。

そんな苦しい状況ですが、私たちは公演を打ち続けるしかありません。かつては自主公演を毎年行っておりましたが、今では厳しく前回の自主公演から3年が経ってしまいました。今回のプロジェクトで、次の自主公演につなげることが出来るようにしたいと思います。


プロジェクトをやろうと思った理由

今回の自主公演『まほろばのこだま』は大変規模が大きい作品です。つまりは予算が多くかかるので、簡単に公演を打てる作品ではありません。

さらに杉並区は文化果つる地域になってしまったようで、これまで半額で借りられていた劇場や稽古場が満額支払わなくてはいけなくなりました。稽古場も一切の相談もなく、保育施設や老人ホームにどんどんと変わっていき、稽古場難民でもあります。

そんな経緯もあり、自主公演を行うことがほとんどできなくなりました。現に私たちは3年前を最後に自主公演を行えておりません。

しかし昨年4月、大変悲しいことに高畑勲さんが亡くなられて一年が経った今、高畑さんを追悼して「まほろばのこだま」公演を行いたい!と強く想いました。公演を行うことで、高畑さんに想いを馳せ、多くの皆さまと故人を追悼することができると思います。

今回の公演は劇団員のギャラを含まず予算組みをしております。しかしそれでは次につながりません。

さらにこれまでの客層とは違う高畑勲さんのファン方々に観ていただくためには、これまでとは違うアプローチを行っております。宣伝にも力を注ぎたいと考えております。

そのために今回のプロジェクトを立ち上げ、皆さまにご協力いただけたら大変嬉しいです。


これまでの活動
【かわせみ座2000年以降の海外公演歴】

2001年  アメリカ(セントポール)インターナショナル・チルドレンズ・フェス(招待公演)
2002年  香港アートフェスティバル(招待公演)
2002年  モロッコ・チュニジア・イスラエル公演(日本大使館・国際交流基金主催公演)
2003年 韓国ソウル・チョンドン・シアター公演
    イタリア(ラヴェンナ、カンピリアマリッティマ)・スコットランド(エジンバラ)公演
2007年 香港・アジア人形劇シリーズ公演
2008年 メキシコ、セルヴァンティーノ国際芸術公演(グアナファト、レオン、メキシコシティー)
2012年 中国(成都・南充)ウニマ・世界人形劇フェスティバル
2013年 アメリカ・ナッシュビル人形劇フェスティバル2013(招待公演)
2015年 リトアニア(カウナス)・エストニア(タリン)演劇祭 (招待公演)
2016年 アメリカ・ナッシュビル人形劇フェスティバル2016(招待公演予定)

【受賞歴】

1991年 中央児童福祉審議会特別推薦作品賞受賞
1996年 東京都最優秀児童演劇選定(社)日本児童演劇協議会個人賞受賞
1996年 ハンガリーBEKESCSABA国際人形劇フェスティバル最優秀賞受賞
2000年 東京2000年祭「千年文化芸術祭」入選作品賞受賞
2000年 中央児童福祉審議会特別推薦作品賞受賞 
2003年 厚生労働省 社会保障審議会推薦作品賞受賞
2009年 厚生労働省 社会保障審議会推薦作品賞受賞
2012年 中国 ウニマ・世界人形劇フェスティバル 優秀作品賞受賞


資金の使い道

・宣伝費(チラシを両面カラーに♪ LINEニュースに掲載♪):約8万円
・当日パンフレットを両面カラーで豪華に:約1万円
・劇場費、稽古場代(倍になった分):約13万円
・スタッフの充実(人件費):約2万円
・劇団員のギャラ:約6万円
・クラウドファンディング手数料(17%):59,500円

合計:35万円


リターンについて

※チケットのお座席はこちらで指定させていただきます。


実施スケジュール

「まほろばのこだま」
@座・高円寺2
住所:東京都杉並区高円寺北2-1-2

7月18日(木)19:30開演
7月19日(金)19:00開演

(公演詳細↓)
http://www.kawasemiza.com/20190718mahoroba.html


最後に

文化芸術はすぐに結果が出ません。何年もかかってじんわりと心に染みこんでいくものです。
たとえ世の中が文化芸術を軽視しようとも、生の舞台鑑賞は人の心を癒やし伸ばし力を与える、何事にも替えがたい素晴らしい行為です。私たちはそれを信じて、公演を打ち続けます。
どうぞお力添えをお願いいたします。

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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