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持続可能な社会づくりを先導するオランダをリサーチし、伝統文化の発展に貢献したい!

現在の支援総額
34,500円
パトロン数
7人
募集終了まで残り
34日

現在5%/ 目標金額600,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2019/07/20 23:59:59までに集まった金額がファンディングされます。

持続可能性を軸に多くの実験を行うオランダへ6月にリサーチに行きます。文化の継承を可能にする持続可能な経済の仕組みや暮らしの再構築を行うことは伝統の世界の目下の課題です。テクノロジーやサイエンスを果敢に社会実装するオランダの先進事例を知り、伝統文化の未来を構想するリサーチ活動に力をお貸しください。

▼はじめまして/ご挨拶

皆さん、はじめまして!三浦祥敬(みうら よしたか)と申します。

お寺出身で、現在は「継承」をテーマに活動している個人事業主です。プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。
今回、6月の中旬〜下旬にかけて自費でオランダへリサーチに行く予定です。

リサーチの目的は二つあります。一つは、日本の文化の継承を助けるブロックチェーンを活用したWEBアーカイブプラットフォーム(仮)の開発のアイデアを練ること。もう一つは、オンラインをベースにした文化継承者・継承候補者の方々を対象にした次世代に向けた継承の技術を学ぶプログラムのアイデアを練ることです。

これまで培われてきた文化を活かしながら、テクノロジーの利用を通して継承のあり方に変化をもたらすことができればと考えています。そのヒントがオランダにあるのではないかと考え、行ってくることにしました。 

ただ、文化継承にまつわる活動を続けていくために資金が必要で、今回クラウドファウンディングという形で集めさせていただくことになりました。どうぞご協力お願いいたします!

▼このプロジェクトで実現したいこと

このリサーチトリップでは、「持続可能性」「循環型経済」をキーワードに、持続可能な世界へトランジション(移行)を進めているオランダに行ってきます。オランダからの帰国後、自分の目線で発見したことを報告会のイベントを開き、文化の担い手や担い手になっていくであろう人たちを集めたイベントを実施し、見聞きしたことを共有します。

オランダで見聞きしたものに従うように情報を伝えるのではなく、情報共有をきっかけとしながら、「私たちが何をいかに継承していくのか」を考えるきっかけを作っていきたいと思っています。

長期的には、前述のような文化継承を助けるWEBプラットフォームの開発と継承者・継承候補者の方々を対象にしたプログラム作りを具体的に進めていきます。秋からは事業を構想しながらプログラミングスクールで缶詰になり、開発を進めていこうと考えています。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

私は、次世代の方々が私たちが伝えていこうとする文化を受け取る際、それを負の遺産として“継承していけないといけないもの”ではなく、健やかに継承していきたいものだと思うことができる人が増えてほしいと思っています。

継がなきゃいけないから継ぐというのはなんだか悲しいです。自己犠牲になって継いでほしくはありません。

上の世代から下の世代への継承を阻害される要素はいくつもありますが、主に経済的なお金周りの観点、親と子などの人間関係の質の観点、テクノロジーの活用によるライフスタイルの変化の観点の三つが大きな要因になっているのではないかと私は考えています。

特に現代のテクノロジーの進化には目を見張るものがあります。テクノロジーによって、単にこれまで続く慣習が次々に破壊されるのは、よりよい文化の継承の仕方だと言えません。
 
これまでの慣習をむやみに破壊するのではなく、それを活かしながら未来につなげていく具体的な方法論や
それを可能にする考え方の発明が求められているのではと考えています。

(かならずしも発明する必要はなく、神道や仏教の教えから見出していきます。)

オランダでは、持続可能な世界へ移行する考え方・技術として「社会システムのトランジション」が研究されています。その背景には、世界的な地球や人類の持続可能性への意識の高まりと、テクノロジーを破壊のためではなく、人類がよりよく生きるために活用していこうとする流れがあります。

また、新しい経済の形として注目されている地球資源を無駄にせず、資源のよりよい循環を達成するサーキュラーエコノミー(循環経済)やテクノロジー・サイエンスを社会実装し、実験的に街を作っていこうという動きも盛んな国です。

たとえばオランダのアムステルダムは、2050年までにサーキュラーエコノミーを確立することを目指すという声明文を発表しました。

画像は City of Amsterdam: Policy: Circular Economy HPより

新しい技術を活用しながらも、それを持続可能性な経済や社会を体現していくために活用しているケースが次々と生まれています。

このオランダの動向を知る中で、オランダの動きは日本の文化継承のあり方を構想する上で、とても重要なのではないかという直感が働きました。

日本はむしろ世界の中では物事を長く続けていくのが得意な国です。たとえば100年以上続く長寿企業の数は世界の長寿企業の80パーセント以上とも言われています。その割合は200年以上の長寿企業になるとさらに上がります。最古の企業は578年創業とも言われていますから、驚きですね!

ただ、その持続可能性に秀でていた文化はグローバル化や社会システムの変化の中で急激に危機にさらされつつあります。以前と全く同じような状況には戻りません。これからの文化継承のあり方は変わっていかざるを得ませんが、その際に、テクノロジーと培われてきた文化が、ともに生かし、発展する形を模索していくことが私たち世代のやるべきことの一つだと考えています。

▼これまでの活動

京都大学を卒業後、1年半、企業で働きました。
その後、ここ2年は個人事業主として活動しています。現在は「継承」をテーマに活動しています。 

私自身はお寺に生まれ、「継ぐの?」という言葉に違和感を抱いて生きてきました。その背景から日本における継承のあり方が少しでもより良くなってほしいと願うようになりました。ここ2年の中で子供の頃から嫌だと思っていた仏教思想の良さを再認識したり、文化を担う人たちとの交流の中で、継承の文化に貢献していくことが私の為すべきことだと考えています。

具体的には、継承にまつわるワークショップやイベントの企画・実施、さらに持続可能な世界への移行と心の変容をテーマに「トランジション 何があっても生きていける方法」(春秋社)という共著本を執筆しました。(共著者は僧侶の松本紹圭さんです。)

19年5月25日発売の共著本

また、徐々に思いをともにすることができる領域を超えた文化継承者・候補者の方々との関わりも生まれてきています。特によくやりとりしているメンバーとの間で、Sustainable Succession Samgha(サステナブル・サクセッション・サンガ)という伝統文化の持続可能な継承を探求する実践者のコミュニティを立ち上げ、育てています。

次世代が経済・文化・仕組みを作っていくゆるやかな連帯を作っていきながら、文化を担っていく当事者の方々が悩みを共有し、ともにアイデアを考える機会が生まれるように動く日々です。

▼何をするのか

オランダに6月12日〜26日の間、滞在します。滞在はハーグ、ロッテルダム、アムステルダムの3都市です。

ハーグ滞在      

ハーグでは、社会にテクノロジーやサイエンスがどのように活かされているのかを体感するため、Tech Culture Festival(テックカルチャーフェスティバル)の Border Sessions(ボーダーセッション) に参加します。

Border Sessions:https://bordersessions.org


画像はBorder Sessions HPより

もともと、Border Sessions は米国テキサス州オースティン発の最先端テクノロジーの祭典・SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)にヒントを得てスタートしたフェスとのことです。  

主におこなわれるのは「Lab(ラボ)」と「Summit(サミット)」です。それぞれハーグの多くの場所で30くらいの未来を構想するワークショップである Lab とプレゼンテーションやパネルディスカッションなどさまざまな形態でおこなわれる Summit がハーグの街の十数箇所で同時多発的に実施されます。

最初にこのイベントについて知った時、「これだ!」と血が滾りました!

事前のリサーチを通して、さまざまな実験的な取り組みが起こっているオランダの中でも象徴的に Border Sessions は実験精神を大事にし、新しいアイデアを生み出し、プロトタイプを作り、持続可能な世界をつくっていくためのつながりや発想を得ることができる場所だとわかってきました。

アムステルダムやロッテルダムでも、持続可能な世界へ以降していくためのトランジション研究をおこなっている研究施設を訪問したり、オランダ現地にいらっしゃる方々を紹介していただける予定で、多面的なオランダの体験を通したリサーチを行う予定です。

▼考えを深める仕掛け

私とファッションデザイナーの方と音楽のインディレーベルを運営している知り合いの3人のメンバーで Border Sessions に参加します。
ハーグ滞在中は朝、何のコンテンツに参加するかを共有し、各々の興味を持っている Lab や Summits に参加します。
そして滞在先に帰ってからはご飯を食べながら、Lab や Summits に参加している最中の発見や現地で集めたリーフレットや資料を共有します。
それらは滞在期間中、滞在先の壁に張り出しながら、継続的に育てます。
滞在中には、現地で出会うオランダの方々も招き、その発見や考察が可視化された壁を見ながら、オランダのことについて話し、さらに考えを深める予定です。
また、他の日本からの Border Sessions の参加者ともハーグで会う予定です。      

▼資金の使い道

頂いた資金はオランダのリサーチ費用(移動費、宿泊費、食費、参加費等)の一部の支払いのための費用と、日本に帰ってから行う報告会のイベントの開催費、また継続的に文化継承についての事業を作っていくための軍資金として活用させていただきます。

▼リターンについて

下記の項目を組み合わせたリターンを用意しています。

◯ リサーチレポート
オランダ滞在で見つけた情報や発見したこと、考察したことをまとめたレポートを作成します。
写真と文章による主観的な考察が中心です。

◯ 共著本『トランジション 何があっても生きていける方法』(春秋社)
5月25日に発売した共著本をお渡しします。仏教思想をベースにした変化の時代の生き抜く思想や技術について語った本です。文化を継承していく際に、過去から受け継がれてきたものと、どのように対峙していくか、文化の担い手の当事者の方々は悩むと思います。

◯ オンライン Zoom リサーチ報告会への招待
7月13日(土)14:00〜17:00 にオンライン通話ツールであるZoomを用いたリサーチ報告会を実施します。こちらのリサーチ報告会にご参加いただけます。(Zoomの使い方についてはご自身でお調べください。)発言をしない観覧者としての参加と、三浦とのディスカッションへの参加の2種類をお選びいただけます。

◯ リアルイベントへの招待
8月10日(土)13:00〜18:00 にじっくりと時間をとって、伝統文化の未来について考えるイベントを実施します。東京開催です。主に10代〜30代の方々が、伝統文化の未来をどのように考えているのかを知ることができる構成にします。※ 東京開催の予定ですが、他の地域でも開催できればと思っています。

◯ ランチ会の実施
少人数でのランチ会を実施させていただきます。1対1のランチ会、5人以下のランチ会の2種類がございます。

◯ 企業やグループを相手にしたオランダリサーチの報告の実施
企業の研修やイベントにおける話題提供などを行わせていただきます。

▼ご招待

◯ 非公開FBグループへの招待
6月のオランダ滞在中に見つけた物や会った人、話したことのメモを共有していく非公開のFBグループを作成しました。私のオランダで出会ったモノ・コト・人に興味がある方は、ぜひお気軽に覗いてみてください。参加は無料です。

https://www.facebook.com/groups/Netherlands.reasearch.for.sustainable.succession

▼さいごに

こちらのクラウドファンディングをきっかけにしながら、全国各地で継いでいくことに悩み、試行錯誤をしている方々と出会っていきたいと考えています。私たち一人一人が継承文化の新しい選択肢を模索していく当事者であり、次世代に文化をつないでいく仲間だと思っています。

継ぐ人だけが重要だとは思っていません。継がないことも、既存の継承のあり方を広げることにつながると思います。継承についてともに考え、ともに健やかな継承のあり方をつくっていきましょう!

ぜひ応援、よろしくお願いいたします!!

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