はじめまして!
「チャリティイベントみみぐすい」を主催します、みみぐすい実行委員会です。
私たちは沖縄県内で事業を営んでいる、福祉事業所とIT企業とがタッグを組んで組織された委員会です。
委員長は(株)真生倶楽部という福祉事業法人で代表取締役を務める儀間と申します。

あるとき儀間が、「沖縄の障害者にもっと強く生きる力を持ってもらいたい!そのために皆を呼べるようなイベントをやろう!」と言った一言から賛同する人間が集まり、このチャリティイベントの歯車が回り始めました。


格差社会におけるひずみにより、家庭崩壊や貧困、いじめ、DVなど、困難な状況におかれる子どもたちが多くなっています。さらに、その子供たちが大人になった時、生きづらさを感じたり、ひいては精神を病んでしまう人が多いのです。

そこで私たちは、様々な困難を乗り越えて一流の技術を身に付けられたゲストの方々をお呼びし、『強く生きる力』をテーマに、自らの体験をもとにディスカッションしていただき、会場にいらっしゃる方、障害者や困難に直面している方々に、『どうすれば強く生きられるのか』『困難を乗り越えるにはどうすれば良いのか』などの具体的な方法や心の持ち方などをお伝えしていただきます。

ただ、言葉で伝えただけでは、現実の社会で生活していくには足りません。実際に強く生きていくためには仕事をして自立しなければなりません。そのために、福祉事業所と協賛企業に障がい者雇用や会社説明のためのブースを設けていただき、障害のある人が障害のない人と同様、その能力と適性に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができるように、障害者の就労支援を行います。


みみぐすい実行委員会の委員長の儀間は30代の時に病で目の片方の視力を完全になくし、もう片方も殆ど見えないという視覚障害者になりました。今まで普通にできていたことができなくなり、すぐには仕事もできず借金を繰り返し、妻や子供にも見放され、自暴自棄になって荒んだ生活を送りました。何度も自殺を考えました。しかし、その度に子供たちの顔が頭に浮かび、父親が障害者ということでイジメにあい、こんなにも不幸にさせてしまった子供たちに更に父親が自殺したというレッテルを貼らせたくない、今から少しでも幸せにしたいと思い止まっていたのです。

そして少しずつ考え始めました。子供たちを幸せにするには働かなければいけない。でも、障害者の自分に何ができるのだろうかと・・・そこから儀間のチャレンジ、悪戦苦闘の日々が始まりました。

視覚障害に適応するためのトレーニングを積み、様々な職業にも挑戦し失敗を積み重ね、それを自らの貴重な経験、血肉としていく中で考えていたのは、「ただ仕事をして自分だけが細々と生活していくようでは子供たちを幸せにできない。自分にもできる大きな社会貢献をしたい。」ということでした。

そういう生活を数年間続けて、視覚障害にもだいぶ適応して障害者の友人たちも増えてきた頃にふと気が付いたのです。自分には障害者になる前の社会人としての沢山の社会貢献の経験と実績と生き方があると。それを障害のある皆に伝えて、皆がもっと積極的に社会に関わって自立したより良い生活ができるようにして行きたいと福祉事業法人を起ち上げました。


福祉事業法人を営んでいく中で様々な問題点が見えてきました。徐々に障害者に優しくなりつつある社会制度の中で、その仕組みを利用して些細なことで仕事やトレーニングをやめて福祉事業所を転々と周り続ける障害者の多いことに気がついたのです。

様々な社会問題により増加傾向にある日本の障害者。その社会問題の解決は1事業者だけでは難しく、長い年月が掛かるものです。儀間は問題解決に取り組んでいくと共に、問題や困難はどこにでも当たり前に存在するものなのだから、それに立ち向かい乗り越えていく力を障害を持った皆に持ってもらいたいと、周囲に呼びかけました。その熱い志に賛同する人間が集まり、このチャリティイベントの実行委員会が組織されたのです。


皆さまからいただくご支援は下記費用の一部として大切に使わせていただきます。

・会場設備使用料
・音響照明利用料
・印刷代
・車両リース費
・備品リース費
・出演者謝礼
・広告費
・保険料


ご協賛いただきました皆さまには返礼品をご用意しております。
みみぐすい実行委員の中の福祉事業所の一つ、ふぃーるど・ぱわーさんからのご提供の物になります。

ふぃーるど・ぱわーさんの障害のある利用者さん達が協力して作ってくださった物で、廃棄された牛乳パックと着物を再利用して制作した、名刺入れとマース袋と女性用バッグになります。


マース袋のマースとは、沖縄の方言で塩のことです。塩は昔から魔除けの効果があると信じられていますので、それを袋に入れて身に付けます。

名刺入れ・マース袋

女性用バッグ

利用者さんのトレーニングも兼ねて制作しているこれらは廃棄物の再利用であり、非常にエコで環境に優しい物です。作り手の利用者さん達も使って下さる皆さまに喜んでいただくために気持ちを込め、またその喜びが自分達も世の中の役に立てるんだという自分自身の喜びにもなり、働く意欲が湧いてくるのです。



2019年6月15日 クラウドファンディングスタート
2019年7月26日 クラウドファンディング終了
2019年7月27日 イベント開催
2019年8月1日   返礼品発送開始

みみぐすいチャリティイベントオフィシャルサイト
https://www.mimigusui.okinawa


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、返礼品をお届けします。


みみぐすい実行委員会

委員長    株式会社 真生倶楽部       代表取締役 儀間 真一郎
副委員長   株式会社 モノつく        代表取締役 伊藤 俊輔
事務局兼監事 一般社団法人SHINSEI    代表理事  石井 紀伊子
委員     NPO法人 ふぃーるど・ぱわー  代表理事  島尻 淳子


沖縄に住むある一人の視覚障害者が、沖縄の障害を持った皆に「もっと強く生きる力を持ってもらいたい」
という想いをもったところから、このイベントは始まりました。

そしてその熱い志に賛同した福祉事業所やIT企業の代表達が集まって一気に動き始めたのです。

私たちの活動が始まると皆さまが力強い応援の言葉やご協賛をくださり、特に私たちが取り組んでいる問題に直面している沖縄県と南部の市町村の各自治体は、どちらも快く後援を承諾してくださりましたそうしてこの第一回目の「2019 ー強く生きる力ー みみぐすいチャリティイベント」は、沖縄県の南部地域を対象としたチャリティイベントになりました。


みみぐすい実行委員会を組織している4社は、実費で支払っている物以外は全てボランティアで活動しています。ただ私たちは、お金以外の貴重なものを対価として受け取ろうと考えていますそれは社会問題の解決であり、障害者の皆さんの笑顔であり、障害者の皆さんの自立した生活につながったという声であり、ご支援くださる皆さまやご協賛いただく企業さまとの出会いです。これらが私たちの貴重な財産になると確信しています


しかし、既にご協賛をいただいた企業さまは数十社になりますが、私たちの力不足でまだまだ資金が足りませんご協賛集めに奔走しながら何ができるか考えました。そしてクラウドファンディングで皆様から広くご支援を頂戴できればと考えつきましたIT企業はクラウドファンディングのプロジェクトの立ち上げと編集。福祉事業所は返礼品の作成。福祉事業法人は動画制作。それぞれが力を合わせています。

どうか私たちに皆さまの力をお貸しください!

実はこのプロジェクトの冒頭から書いている問題の他にも、福祉事業所の障害者の囲い込み問題や、業界内の横の繋がり連携不足といった問題もあるのです。このチャリティイベントではそういった問題についても、障害者の就労支援プログラムの中で福祉事業所にブースを出していただき、そこで各福祉事業所が取り組んでいる活動を障害をお持ちの皆さまにご説明し、物を作っている事業所には販売もしていただくということによって、少しでも解決の方向に向かえたらと考えております


どうか皆さまの力で社会問題の解決の一端を担わせてください!

何卒よろしくお願い申し上げます!

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください