はじめに・ご挨拶

はじめまして、鈴木優子と申します。


ニュージーランドに住んで20年になります。

ワーキングホリデー中に出会ったニュージーランド人の元夫との結婚、出産を機にニュージーランドに住むことになりました。

海外生活を始めてから、自分と向きあう始め、幸せに生きることを模索し続けてきました。

現在は、もっと人が自由に制限なく楽しく生きることができるための講座を開く等の活動をしています。

 

このプロジェクトで実現したいこと


ニュージーランドで、私の本当の母のように支えてくれた85歳のフィルおばあちゃんは、

驚異的で特別な存在です。



私がフィルに出会ったのは、今から3年前、

訪問介護の仕事をしている時に知り合いました。


フィルおばあちゃんは心臓が悪くて、

心臓バイパス手術をした直後に、

私が家事のお手伝いをしにいきました。


仕事が終わっても、

遊びにきてね、と言ってくれて、

始めは、そんなことを言っても、

社交辞令だろうと思っていました。


でも、フィルは、絶対に来てね!

と、言ってくれて、


私は、その時、

「本当にいいの?」涙、、、


それ以来、通い続けていました。


ニュージーランドでは、一番の親友です。


おばあちゃんの素晴らしさは私をいつも驚愕させます。

それはどんなところかというと、、

 

おばあちゃん、今、こうやって呼んではいますが、

普段は名前で呼んでいます。

なので、ここからは名前で呼びますね。

 

85歳というと、普通は、お年寄りですよね。

でも、フィルは、お年寄りという言葉が全くしっくりいきません。

 

普通、お年寄りというと、

背中がまがって、愚痴や小言や

家族への不満や文句が会話の中心ですよね。

 

フィルは全くそういう話をしません。

もちろん話さないだけじゃなく、そんなことはこれっぽっちも

心にないんです。

 

家族の話は、素敵な話ばかりです。

 

4人の息子は遠く離れて住んでいて

滅多に会えなくても、

帰ってこなくても、

帰ってきなさい、と文句や期待もしません。

 

でも、息子たちは、皆お母さん思いで、

しょっちゅう連絡してきます。

 

周りや家族に面倒をみてもらうなんて、全く思っていません。

一人でさみしいなんてことも思っていません。

 

普通のお年寄りは、新しいことには興味がなく、

もちろん新しいことに手をだすなんてこと、ないですよね。

 

フィルは、フェイスブックで世界にいる家族とつながって、

写真や近況をチェックしています。

 

メッセージやテキストでやり取りし、

 

去年のクリスマスでは、息子からiPhoneをプレゼントされて、

難しい、できない、と言わず、

教えられるままに、学んで、今では使いこなしています。

 

フィルの血筋は、絵が上手だったり、アート系でセンスが良く、

家の中や外のお庭が、素敵です。

 

 

物の選び方や置き方のセンスが素敵なんです。

 

素敵だとついお金持ちだと思ってしまうのですが、

実は自分の服を何年も買っていないような、

つつましい暮らしをしています。

 

お金持ちではありませんが、

心がリッチ、裕福なのです。

 

フィルのお母さんが、いつも貧しい人のために、

分け与えていたという話をいつもしてくれるのですが、

 

そんなところを受け継いでか、

フィルは、いつも周りの人にギフトを贈ることを

惜しみなくします。

 

でも、つい自分の事は後回し、

でも、それを嘆くこともありません。

昨年、足首をけがしてしまい、

思うように動けない日々が何か月も続きました。

 

行動的なフィルにとって

動けないのはとてもつらいこと、

ですが、

「大丈夫、良くなるから!」

といつも前向きで、そんな時でも弱気になることは

一切ありませんでした。

 

プロジェクトをやろうと思った理由

 

フィルはいつも、周り優先、家族優先、

自分がしたいこと、なんて主張したりしません。

もう語りだしたらきりがないのですが、

 

たまに私に漏らすことがあります。

 

それは、クリスマスにのんびりクルーズで旅をすることです。

 

クリスマスは、ニュージーランドでは、日本のお正月のように、

家族が集まって、手作りの食事をします。

 

フィルは、息子達のために、クリスマスは、食事を作っておもてなしをするのも

大好きなのですが、

本当は、食事の支度も何もせず、

のんびり、クルーズ船で旅をしたいと言います。

 

それに、ニュージーランドで生まれ育ったのに

絶景の地、ミルフォードサウンドにも一度も行ったことがない、

という事を、話してくれました。

 

「行きたかったけれど、この世ではもう無理ね」

 

と言います。

ここまで、聞いて、日本だったら、

なぜ、息子たちが親孝行をして行かせてあげないんだ!

 

と思うかもしれません、でも、

フィルは、家族を持ち、ぎりぎりの生活をしている子供たちに

迷惑をかけて、負担になりたくはないので、

そんなことは、一切口にださないのです。

 

それに、息子たちから受け取ることは、

息子たちの生活を苦しめることになると、

決して受取ろうとはしないのです。

 

フィルは、先日85歳になりました。

まだまだ元気ですが、今元気なうちに、

夢を叶えて、クルーズに行ってほしい、

そして、一人ではいけないので、

私が付き添いとして一緒に同行したい!

 

そのために何とかして費用を工面する!

と決意しました。

 

 

 

 

資金の使い道

クルーズ費用 13日間の旅費 201,100円 × 二人分 402,200円

メルボルンまでの旅費 72,200円 x 二人分  144,400円

リターン費用 85,000円

Campfire 手数料 103,372円

税金 59,118円

計 798,089円



リターンについて

クルーズでのビデオや写真での報告とサンキュービデオレターをクルーズ終了後にお送りします。

1万円以上の支援をいただいた方には、インターネットを介して、Web会議ソフトZoomを使い、私の通訳のもと、おばあちゃんから実際に体験を聞いて、会話をすることのできる会を設けます。

実施日 2020年1月中旬 


 

 

実施スケジュール

プロジェクト8月末締め切り

プロジェクト資金集めを加速させるためのイベントを同時進行して、資金を調達し、資金が調達でき次第、クルーズの申し込みをして乗船券を確保します。

 

最後に


フィルおばあちゃんの話を、始めてあった人に話した時に、「どうやったら、おばあちゃんのようになれるの?この話を聞いて良かった。生きる目標ができた。」と言っていただきました。

その時に、私がおばあちゃんに出会えたことは、私だけのものじゃない。

人におばあちゃんのすばらしさを伝えることで、

他の人にも勇気とインスピレーションを与えてくれるのだと知りました。


不可能を可能にしたい

あきらめを現実化したい

あなたもその一部になりませんか?

お会いできる日を楽しみにしています!


  • 2019/08/05 22:14

    現在までの活動報告をさせていただきます!動画をご覧ください。栃木県宇都宮市で、このプロジェクトに関わっていただいている、あらいゆかさんとお話させていただきました!ニュージーランドの素敵なおばさまたちの、ゆったりとしていて、優しくて、たくましい。ニュージーランドの手作りスコーンを食べながら、お茶...

  • 2019/08/05 16:04

    今日はいままでに3人のご支援をいただきました!本当にありがとうございます!感謝で胸がいっぱいです。もっとこのプロジェクトを広げるにはどうしたらいい?素敵な月曜日の午後をお過ごしされることをお祈りしています。鈴木優子

  • 2019/08/05 11:07

    こんにちは!プロジェクトオーナーの鈴木優子です。暑いですね!5人目のパトロンの方にご支援いただきました!ありがとうございます!とても、とてもうれしいです。「応援しています。がんばってください。」その一言がこんなに、力をくれるなんて、思ってもいませんでした。ニュージーランドで出会った、素敵なおば...

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