◯はじめに
はじめまして。「生き方見本市KANSAI」実行委員長の藤本遼と申します。
普段は兵庫県尼崎市を中心に、まちづくりに関する企画やプロジェクトマネジメントをしたり、ファシリテーターとして活動したりしています。


(Tシャツ業者の方に「このデザイン、間違ってないですよね?」と、入稿の際に確認のご連絡をいただきました。ご配慮に感謝しております)

これまで何度か開催してきた「生き方」に関するフェス「生き方見本市」。だんだん、規模もエリアも拡大しています。

今回は「生き方見本市」のネットワークを全国に広げ、より多くの人と一緒に「生き方見本市」をつくり上げていきたいという思いのもと、クラウドファンディングに挑戦しました。


◯生き方見本市ってなに?
まずは、生き方見本市ってなに?というところからご紹介します。

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変化する社会、予期せぬ災害、見えない未来。
今わたしたちは、正解のない時代を生きている。

待っていても答えなんて見つからない。
動けば見えてくるものがある。

わたしたちは、やりたいことを、ありたい姿を大切にできているのだろうか。
自分で、自分たちで動き出していけば、きっと新しく多様な答えをつくりあげていくことができると思う。

「いつかやろう」という未来へのエネルギー、閉じ込めないでみんなで話そう。
これからの生き方の話をしよう。

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生き方見本市は、既存の枠にとらわれない生き方や取り組み(例えば、奈良の山奥でほぼ自給自足の生活を送っていたり、新卒で入った大手企業をすぐにやめて職人になったり、ほかにもいろいろ)を実践している方をゲストに迎え、これからの生き方について考えるトークライブ&交流形式のイベントです。関西では、2018年12月9日に「KIITO:デザイン・クリエイティブセンター神戸」で開催。200名を超える方が参加しました。


その直後、2月24日には第2回を開催。約2ヶ月後だったにも関わらず、100名程度の方が集まるイベントとなりました。


この生き方見本市は、東京からはじまり、これまで名古屋、神戸、北陸(福井)で開催されてきました。参加者をはじめ、この取り組みに賛同してくれた方々から、ウチの地域でも開催したい!との声が挙がり、現在、準備中の地域も多数あります(静岡・東北が準備中)。今後、ますます広がっていく取り組みになりそうです。

生き方見本市は「見本」とタイトルについているものの、「こんな生き方がいいよ!」とか「こういう風にしたら成功するよ!」ということを一方的に伝えるイベントではありません。

多様に広がる働き方や暮らし方に出会い、自分の人生や生き方を見つめる場になってほしい。ゲストと参加者が対話することで、新しい生き方や考え方を見出す機会になってほしい。そんな想いのもと、現在は9月29日のイベント当日に向けて、企画を進めています。

実際に生き方見本市を通して、いろいろな瞬間やコトが生まれています。

例えば、生き方見本市で出会った方々が継続的に集まる会を開催したり、生き方見本市をきっかけにして自分の仕事や活動を広げたりした方もたくさんいらっしゃいます(関西開催のフライヤーデザインは12月の生き方見本市で出会った徳永さん。ちょうどフリーランスとして独立した直後の出会いでした)。

特に印象的なできごとは、2月の神戸開催の際、筋力がどんどん低下して体が動かなくなっていく難病のあるゲスト(鈴東くん)が登壇してくれたときのこと。彼は、客席のみなさんに語りかけました。「越えられないハードルがあったら、くぐってもいいんじゃないでしょうか」と。フリーランスの講演家として活動する彼のその言葉は、参加者のみなさんの心にじわっと染み渡ったように思います。


また、北陸(福井)の開催時は「不登校」や「休職」に関するトークセッションも開きました。当事者・経験者の話にじっと耳を傾ける参加者のみなさん。ときには立ち止まることで幸せを見つめ直すこともできる。そんなメッセージのこもった場だったように感じました。

生き方見本市は、はじめることだけを推奨する場ではありません。ありのままの自分を受け入れたり、現状を認めたりする場でもあると考えています。チャレンジは、そういった理解や安心から生まれることもあるからです。



◯今回の生き方見本市
今回は、はじめての大学(@関西大学・梅田キャンパス)での開催です。自分の視野を広げ、新しい可能性を見つけることは、大人にとっても学生にとっても重要なことです。今回は、ゲストトークだけではなく、対話を中心にしたセッション、座談会のようなものも設け、より多様な関わりの中で新しい発見をしていただけるように企画しています。

詳細はこれからになりますが、セッションや座談会だけではなく、マーケット(出店ブースは10程度を予定)やライブ、漫才などの企画も検討しています。日程や時間については下記です。

《生き方見本市2019KANSAI@関西大学・梅田キャンパス》
▷日時

2019年9月29日(日)11:00〜19:00
※時間については予定です。多少変更する可能性があります。

▷場所
関西大学・梅田キャンパス

▷内容
・ゲストトークや対話コンテンツなど15程度
・マーケット出店
・ライブ /パフォーマンス/漫才/アート など

▷定員
200名〜250名程度(予定)

大変盛りだくさんの内容になっております。また、チケットについては、8月1日の発売開始を予定しています。別途、facebookやtwitterなどでご案内しますので、今しばらくお待ちください。



◯運営メンバー紹介
運営メンバーは、関西大学の卒業生ばかりではないですが、何名かの卒業生が関わっています。代表の藤本も関西大学の卒業生です。

今回のKANSAI運営メンバーは20名程度で活動しており、当日スタッフも含めると50名程度になりそうです。そこにゲストが加わるので、それだけでもたくさんの人になるのですが、さらにたくさんの方と「生き方見本市ネットワーク」を広げ、そして深めることができればと思っています。


◯リターンについて
・企画運営には関われないけど、自分も生き方見本市に関わってみたい
・ゲストや運営のメンバーとお話ししてみたい
・ノウハウを学んで自分の企画や地域でも活かしていきたい 
など、応援してくださるみなさま一人ひとりの想いに沿ったリターンをご用意しました。

たとえば、単純に生き方見本市を応援したい!という方には、代表の藤本から感謝のメッセージをお送りするリターンや、一歩踏み込んで生き方見本市の中身づくりから携わりたいという方には、Facebookグループに参加したり、全体ミーティングにご参加いただりと、あなたのアイデアや意見が活かされるリターンなど。

また、今回は運営メンバーの個性や取り組みを知ってもらいたいという想いから、運営メンバープレゼンツのスキルをたくさんご用意しました!

このリターンをきっかけに、応援してくださるみなさまと、より深いつながりを築いていきたい、そして、今回のクラウドファンディングを通して全国に仲間を広げ、それぞれのエリアにこの取り組みを広げていきたい。きっと、あなたにぴったりのリターンが見つかると思います。


◯さいごに
今回いただいた資金は、

・デザイン費/印刷費
・関係者/ゲストへの謝礼
・会場設営費/備品代

などに使用させていただきます。

ぜひ、みなさんと一緒に生き方見本市2019KANSAIを盛り上げていけるとうれしく思います。新しい生き方がはじまる場になりますように。あるいは、ひと休みできる場になりますように。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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