約300年の歴史と伝統を誇る『泉州だんじり祭り』で地域を活性化したい。

はじめに

はじめまして。大阪府貝塚市橋本町青年団、団員の三好樹と申します。私はこの貝塚市で生まれ育ち、
毎年開催される秋祭り(だんじり祭り)に携わってきました。
だんじりとは、日本の祭礼に奉納される山車(だし)を指す西日本特有の呼称です。
泉州地域では岸和田だんじり祭りが有名ですが、ここ貝塚市橋本町も古くからだんじりが
曳行されており、町の宝として代々受け継がれてきております。


ここ橋本町のだんじりは平成22年に新調され、新たなる歴史の幕明けがされました。
しかし、近年は少子高齢化に伴い、だんじり祭りに参加する青年団員や子どもが年々減少傾向にあります。
また、ここ泉州地域は昨年9月4日に上陸した台風21号により大きな被害を受け、約1週間の
断水と停電が続きました。毎年10月に祭礼がおこなわれますが、年に一度の祭礼前に被害をもたらした
この台風の影響により、地域の方々に不安が募りましたが、このだんじり祭りを開催することにより
地域の方々に笑顔が戻りました。
そこで、ここ泉州地域に約300年前から受け継がれる『だんじり祭り』で地域をさらに活性化させよう
という思いで今回、クラウドファンディングを立ち上げることにしました。


1.『だんじり祭り』について
 だんじりを持つすべての町では、子どもからお年寄りまで各年齢層ごとに役割が決められ、それぞれ
 その役割を分担し、だんじり祭が運営されています。
 各町の祭礼の運営は一つの町会もしくは複数の町会の連合組織で行われています。各町会では婦人会、
 子ども会などの団体と平行して各年齢層ごとに祭礼団体を組織し、一年を通じて祭りの準備や、定期的
 奉仕活動、親睦を深める行事を行っています。こうした役割分担は、だんじりの曳行にも表れます。


【だんじりの曳行の組織構成の例】

 ①鳴り物 【青年団(~20代前半)】
  大太鼓、小太鼓、鉦、笛を担当。青年団から鳴り物係が選ばれる。

 ②綱中(つななか)【中学生ぐらい~】
  だんじり曳行の主動力。曳き手のうち、曳き綱の先頭を綱先、中ほどを綱中と呼ぶ。
  綱先は曳き綱がたるまないように綱を張り、綱中は進行方向に全力で綱を曳く。

 ③綱元(つなもと)【青年団】
  だんじりに一番近い曳き手を綱元と呼ぶ。やりまわしの時に綱中の力をだんじりに伝える
  重要な役割を果たす。

 ④前梃子【若頭(~40代後半)より選出】
  コマの回転面と地車の間にヒノキ材の梃子を差し込みだんじりを制御する。やりまわしの時、内側の
  前梃子は旋回のきっかけをつくり、内側のコマの回転を抑え、だんじりを曲がりやすくする。
  左右二本の前梃子を操作する係は非常に危険な役のため、かなりの熟練を要する。

 ⑤大工方
  だんじりの大屋根や小屋根に乗り、団扇を手に華麗に舞う。まただんじりの前方が見えない後梃子に
  進行方向を指示する。

 ⑥後梃子【~30代後半】
  だんじりの舵取り梃子で長さ約3.5メートル。大工方の合図により左右にくくり付けられた
  綱(ドンス)を引いたり、肩で押すなどし、だんじりの向きを変える。二十人から三十人で担当する。


2.だんじりの『彫り物』について
 だんじりには各町ごとに異なった彫刻がされており、『動く美術品』と称されています。
 橋本町のだんじりには、橋本町にゆかりのある場所や戦国武将が彫刻されています。

・「橋本伝承、弘法大師ゆかりの清水」
 弘法大師(空海)が橋本の地に立ち寄った際、杖で指し示した所を掘ると霊水が湧き出し、
 その後も水に困らず橋本の人々を救ったと言うお話。
 今でもその井戸が残る清水大師堂が橋本町内に有り、定期的に青年団員で清掃活動をおこなっています。


・「楠公忠臣・橋本八郎正員、湊川の勇戦」
 大きなオノを振りかぶる「橋本八郎正員」は、橋本で生まれ育った、所縁の武将。
 橋本八郎正員が参戦したと云われる、約670年前の「湊川の勇戦」が彫刻されています。


・「根来戦記」
 貝塚を舞台に根来衆と秀吉軍が戦ったとされる合戦。
 根来衆とは和歌山県根来寺を中心とする一帯に移住した僧兵の集団であり、現在も橋本町から
 根来寺に続く道が残っています。


3.泉州だんじり祭りの特徴について
 泉州だんじり祭りの特徴として『やりまわし』があります。
 『やりまわし』とは、だんじりが勢いよく、街角を直角に曲がる事を言います。
 一見、下品な言葉に響く方もおられると思いますが、京都の祇園祭、鉾の「辻まわし」や
 飛騨高山祭、山車の「戻し車」と同じ意味です。
 重さ約4トンを超えるだんじりが勢い良く曲がる様子は、他の祭りにない、
 迫力とスピードを生んでいます。そこが、だんじり祭りの醍醐味であり、全国で有名になった由縁です。


4.資金の使い道について
 このプロジェクトで皆様にご支援いただいた費用は、以下のものに使わせていただきます。

 祭礼当日食事代(3日分)¥200,000
 祭礼当日飲料代(3日分)¥200,000
 リターン作成費用¥300,000
 祭礼用品(うちわ、襷、太鼓のバチ等)¥200,000
 諸費用¥100,000円


5.リターンについて
 今回、パトロンになっていただいた皆様には我々橋本町青年団がデザインした、タオルの一流ブランド
 である『泉州タオル』をリターンとしてお送りさせていただきます。
 泉州タオルのその歴史は有名な今治タオルよりも古く、大阪泉州地域で明治18年(1885年)より
 歴史を育んできました。大阪府と和歌山県を隔てる和泉山脈の水はタオルの染色を鮮やかにすることで
 その軟水の性質をいかんなく発揮しています。
 また、今年度は大阪府貝塚市のイメージキャラクターである『つげさん』がタオルにデザイン
 されており、貝塚市公認の限定タオルなっています。
 皆様ご協力のほどよろしくお願いいたします。


6.最後に
 下記、コースと日程で曳行をおこなっていますので、ぜひお越しください。

2019年貝塚市橋本町祭礼日程

 10月6日(日)             試験曳き

 10月12日(土)           本祭

 10月13日(日)           本祭


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を
 実行し、リターンをお届けします。


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