はじめに・ご挨拶

横浜猛蹴(よこはまたける)は、2002年に横浜市立東高校サッカー部のOBが中心となり結成した社会人サッカーチームです。現在は約30名の選手と8名のスタッフで関東1部リーグを戦っています。私はこのチームで代表を務めている大坪と申します。

<日本サッカー協会における関東1部リーグの位置づけ>
下図の「地域リーグ(9地域)」に位置しています。


これまでの戦績は以下の通りです。

URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/横浜猛蹴フットボールクラブ



このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトで実現したいことは2つです。

①第55回全国社会人サッカー選手権大会に遠征するための費用を工面したい 

 私たち横浜猛蹴は本年6月に行われた全国社会人サッカー大会関東予選でブロック優勝し、2019年10月11日(金)~2019年10月16日(水)に鹿児島で開催される第55回全国社会人サッカー選手権大会に参加します。この遠征費用について皆さんにサポートをお願いしたいと考えております。

②社会人サッカーチームの価値を発信し、その可能性にチャレンジしたい

 チーム活動費の全てを選手からの部費で賄う私たちの様な社会人サッカーチームがクラウドファンディングを通じて全国大会、その先にある上位カテゴリに挑戦できる前例となるためにプロジェクトを立ち上げさせていただきました。

資金の使い道・実施スケジュール

 全国社会人サッカー大会に帯同するメンバーは選手20名+スタッフ5名の合計25名を想定しています。遠征中にかかる主な費用は大きく2つで「交通費(羽田⇔鹿児島、現地移動)」「宿泊費」です。この費用だけでチーム年間予算の5割以上になります。

<費用概算>
「交通費(羽田⇔鹿児島、現地移動)」:100万円
「現地宿泊費(大会期間中の5泊)」:100万円

今回のプロジェクトではこのうちの「交通費(羽田⇔鹿児島、現地移動)」分の支援をお願いしたいと考えております。その他の費用については帯同メンバーとスタッフの自費で対応する予定です。


このプロジェクトの意義

【横浜猛蹴はどこにでもある社会人サッカーチーム】

私たち横浜猛蹴という組織は以下の様な点からどこにでもある社会人サッカーチームです。

  • ・活動資金は全て選手の部費
  • ・特定の母体、スポンサーなし
  • ・クラブとしての資産(グラウンド、クラブハウス)なし
  • ・スタッフは私を含めた全員が仕事や家庭を抱えながらチームの活動を無給で続けている

私たちができれば全国にある社会人サッカーチームにも同じことが出来る可能性があると考えています。


【どこにでもある社会人サッカーチームの価値】
 ~選手とサッカーの縁をもう一度結ぶ場所~

どこにでもある社会人サッカーチームは地域のサッカー選手の人生を変える存在だと考えています。それは私自身の体験にもとづく考えなので私の経験をお話しさせていただきます。

<サッカーをやめ、もう一度サッカーに出会う>

 原点は、20年近く前になります。高校でサッカー部に入っていた私は高校を卒業し、ほとんどの仲間がそうした様にサッカーをやめてサッカーの無い生活を送っていました。そんな中で小・中のサッカー部先輩が運営していた社会人サッカーチームに誘われてもう一度サッカーを始めます。そのチームは週1回地元の中学校の土のグラウンドで夜練習をして、土日に同じような社会人チームと土のグラウンドで試合をするどこにでもある社会人チームでした。このチームとの出会いでその後の私の人生は大きく変わります。


<サッカーの面白さを思い出し横浜猛蹴に出会う>

 サッカーをもう一度始めるとその面白さを思い出すと共に勝つことの喜びを思いだし、またサッカーにのめり込みます。しかし、そのチームは上位カテゴリを目指すチームではなかったのでより強いチームと戦えるチームを求め始めます。そこで出会ったのが高校時代のサッカー部の同級生が作った横浜猛蹴でした。そのころには私も社会人になり仕事とサッカーを両立させる日々が始まりました。


<サッカーと自分に向き合う日々>

 県3部リーグから始まり、徐々にチーム力が高まりカテゴリを少しずつ上がっていくことができました。私個人としてはカテゴリが上がるたびにレベルの高さに打ちひしがれました。そのたびにもっと上手くなりたいと思い、限られた時間・環境の中でどうすればもっと上手くなれるかを仲間と共に繰り返し考え、実践しました。その間に仲間ともたくさんケンカをしましたし、勝つために自分の考え方を変えなければならないと思ったことも山ほどありました。


<サッカーがくれた感動>

 そんなことを約10年くらい続けていた2010年に神奈川県リーグを勝ち抜き、関東リーグへ昇格するための関東社会人サッカー大会に出場します。決勝戦でSC相模原(現在J3所属。当時、都道府県リーグ所属チームで初のJリーグ準加盟クラブ。)と対戦し延長PK戦の末、勝利します。社会人サッカーを始めたころの私はこんな大会があることすら知らなかったですし、ましてやこんなにすごいチームと戦うなんて夢にも思っていませんでした。そして決勝が終わった瞬間に思いもよらない感情が込み上げてきます。それはここまで一緒に戦ってくれた選手・スタッフ、チームを支援してくれた人たちへの感謝でした。ピッチ上で覚えた感謝と感動は今でも忘れられません。この経験がその後、選手をやめても私が横浜猛蹴を続けていこうと思わせる原動力になりました。単純に上手くなりたい、勝ちたいという思いでサッカーに向き合い目の前に全力で取り組み続けた結果でした。サッカーは真剣に向き合えばその分だけ自分を成長させ、感動を与えてくれる。この確信があるから私は横浜猛蹴を続けることができています。


<社会人サッカーチームは選手とサッカーの縁をつなぎとめる場所>

 20年前の私がそうだったように高校や大学でサッカーをしていても、卒業と共にサッカーをやめてしまう人がほとんどだと思います。サッカーを続けていればさらに成長し、感動をするチャンスがありますが、そうできない選手がたくさんいます。それは自分の身近にサッカーをする環境があるか無いかの差だと思います。私も最初に小・中サッカー部の先輩が作った社会人チームが無ければ、サッカーを辞めていただろうし、横浜猛蹴も存在していなかったかもしれません。そういう意味で各地域に色んな社会人チームが存在しているということは非常に重要で、その地域に住むサッカー選手の人生を左右すると言っても過言ではない存在だと思っています。全てのチームが競技指向である必要はなく、競技指向であるチームもそうでないチームも色々なレベル、指向、場所に存在して選手とサッカーの縁を結ぶことが大切だと思っています。その中で横浜猛蹴は関東リーグという高いレベルで戦える数少ないどこにでもある社会人サッカーチームとして選手の選択肢の1つとなり続けたいと考えています。

 


【どこにでもある社会人サッカーチームの可能性と限界】

 どこにでもある社会人サッカーチームは私たちの様な何のバックグラウンドも地位も名誉もない人間が運営するチームがほとんどです。多くの場合、スタッフは他の仕事を抱えながら無給で運営をしています。

サッカーは平等なので、どこにでもある社会人チームだろうがJクラブだろうが世界的ビッグクラブだろうが同じフィールドに立てば条件は同じです。ただ、同じフィールドに立つためには選手達の力だけではどうにもならない事の1つに資金の問題があります。例えば私たちが所属する地域リーグの一つ上のJFLに上がるためには年間数千万円の資金が必要になります。

クラウドファンディングという選択肢がどこにでもある社会人サッカーチームに加われば社会人サッカーチームの可能性はさらに広がると考えています。是非、今回の全国大会出場という機会にこのクラウドファンディングを通して新たな選択肢を示せればと思います。そして、どこにでもある普通の社会人サッカーチームの価値が見直され高校や大学を卒業しても地域でサッカーをすることが当たり前になり、サッカーを通してより多くの人が成長と感動を手に入れられるようになれば最高だと思っています。


実施スケジュール

 9月15日(日)  クラウドファンディング終了

10月11日(金)~

10月16日(水)  第55回全国社会人サッカー選手権大会

   11月以降   リターン品発送開始予定


リターンのご紹介

【3,000円】
・選手・スタッフからのお礼のメール

【5,000円】
・選手・スタッフからのお礼のメール
・大会期間中の活動報告(大会終了後1回を予定)

【10,000円】
・選手・スタッフからのお礼のメール
・大会期間中の活動報告(大会終了後1回を予定)
・オリジナルタオルマフラー

【30,000円】
・選手・スタッフからのお礼のメール
・大会期間中の活動報告(大会終了後1回を予定)
・HOME(青)オーセンティックユニフォーム上1着
(お好きな背番号と名前をプリントします)

【50,000円】
・選手・スタッフからのお礼のメール
・大会期間中の活動報告(大会終了後1回を予定)
・H&A(青&黄)オーセンティックユニフォーム上各1着
(お好きな背番号と名前をプリントします)


最後に

横浜猛蹴は年間を通して一緒に戦うメンバーを募集しています!

<お問い合わせ先>
yokohama-takeru@googlegroups.com

<お問合せの際にお知らせいただきたい事項>
1.氏名
2.生年月日
3.ポジション
4.前所属チーム
5.お住まい(詳細は不要です。横浜市、東京都品川区など)

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2019/10/17 21:03

    昨日、全日程を終了し、最終的な結果は4位でした。大会を通してチームは大きく成長することができました。これも支援いただいた皆様のお陰です。この経験を活かし、今後さらに強くなれるように全員で頑張っていきます。

  • 2019/10/15 15:44

    横浜猛蹴 0(0-1)2 FC TIAMO枚方明日の3位決定戦に向けて、体を休め全員でもう一度一丸となり戦います!応援よろしくお願いします。<3位決定戦>日時:10月16日(水)10時キックオフ場所:国分運動公園陸上競技場相手:いわきFC(東北地域代表/福島県)

  • 2019/10/14 18:11

    横浜猛蹴 3(1-0)1 バンディオンセ加古川皆さんの応援のおかげで準々決勝も勝利することができました!明日は以下の通り、準決勝を戦います。応援をよろしくお願いします!■日時:10月15日(火)11時キックオフ■場所:国分運動公園多目的グラウンド■相手:FC TIAMO枚方(関西地域代表/大阪府)

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