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「和紙人形とともに生きる」
 〜和紙人形創作家の物語〜
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はじめまして。
「日本に、世界に、和紙人形を」
長谷部晶子です。


現在、和紙人形創作家を応援し、
「和紙人形を日本に、世界に」広める活動を行なっております。


そして、今年2019年は
和紙人形展覧会「和紙人形の世界II」を大阪北浜で開催いたします。


ここでは、
創作家がどんな思いで
日々和紙人形と向き合っているのか
和紙人形を通して、何を伝えたいのかを書かせていただきます。


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【創作家のご紹介】

和紙人形に魅了され、和紙人形一筋約30年
和紙人形創作家をご紹介いたします。

長谷部 貴子(はせべ たかこ)
久 直子(ひさ なおこ)

(左:長谷部貴子、右:久直子)



1990年 入谷愛子氏考案「愛・和紙人形」
     関西支部長 叶谷淳子氏に師事

1998年 師範免許取得


<過去実績>
■ アメリカ・ワシントン州スポーケン市での出展
■ 東日本大震災被災地での出展(宮城県女川市、南三陸町、福島県)
■ 朝日新聞世界報道写真展とのコラボ企画による出展(大阪梅田ハービスホール)

その他、多数(介護老人福祉施設、ギャラリーなど)出展


<雑誌・芸術書への掲載>
「つくりびと」国民みらい出版 (長谷部)
「日本藝術の創跡23」株式会社クオリアート (長谷部)他

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作品をご覧になるお客様からは
「これだけ手間のかかる作品、よく集中できますね」と言われることがあります。


頭の先から足の先
和紙人形を取り巻く小物
これらは、全て和紙
そして、全て手作り


時に意識が遠のくような細かい細かい作業もあります。
それは、数ミリ単位の世界に及びます。




ほんのわずかな、細部にまでこだわりを持ち
こうした手間を、
あらゆる作品に惜しまずかけています。
そこまでしてでも、
わたし達には「創りたい世界」があります。


作品をご覧になったお客様からは、よく、
「和紙がこんなにも素晴らしいものだとは知らなかった。ただ美しいと感じるだけではなく、不思議と温かい、優しい気持ちになった」
と言われます。


時には
「昔の暮らしは知らないはずなのに、なんだかなつかしく感じた。日本人って、いいなって思えました」
と言って頂いたこともあります。


わたし達は、
昔の日本人の世界を研究し、想像し、再現することで、そこに生きた人たちに想いを馳せ、


全てに和紙を使うことで
日本人の技術の素晴らしさ、美しさを感じ取っていただきたい
シンプルにそう願い、日々作品づくりをしています。


わたし達の願いは
和紙人形の世界が、日本中、世界中の一人でも多くの人に広がっていくことです。



【和紙人形の現状と未来への想い】

日本の古来から伝わる紙「和紙」
和紙の需要は、年々減少しています。
それと同様に、
和紙人形作りをしている創作家も高齢化。
継承者がいないのが実状です。


手軽で簡単、とはいかない世界
日本の伝統が脈々と受け継がれる和紙を使って、創作家が想いを持って織りなす世界


たかが人形、されど人形
人形は静かですが、でも、なぜかそこにあたたかい空気が流れているのです。
日本人が受け継いできたDNAなのではないか、そんな風に思えてなりません。


新しい生命が誕生する瞬間
それは、光に満ちて感動的なものです。
わたし達にとっては、
作品が仕上がる瞬間、新しい生命が誕生する瞬間
生みの苦しみを忘れるほど、光に満ちて感動的なものなのです。


100年後の未来を考えた時
今想像もできない新しい世界が待ち受けているでしょう。
それでも、きっと変わらないこともある
先人たちが残してくれた知恵や伝統を守り続けていくことも大切にしたい


わたし達は、
作品を通して「過去と未来をつなぐ」
きめ細やかさ、奥ゆかしさ、日本の古き良き伝統がつまった和紙人形を、
日本に、世界の人にお届けしたい。
そんな想いで活動しております。



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和紙人形をご覧になると
自分の底にあった感覚が目覚めます
大切な人とご覧になれば、そこから生まれてくる会話があります
和紙人形を通じて、あなたの世界が広がります


<2人の想いはこちらから>



細く長く国内外での展覧会を重ねてきました
1人でも多くの方にご覧いただきたいと活動してまいりましたが
実は、東京での開催がありません。


制作に約5年の歳月をかけた
7.6メートルに及ぶ超大作「江戸の賑わい」
その名のごとく、
江戸時代の町並みを再現しており
「東京で開催したらいいのに」
と、お客様からお声をいただくこともしばしばありました。


そこで、
「2020年東京で」
初の東京出展を目指すことにしました。


和紙人形を知っていただき
和紙人形の世界を、
実際に目で見て身体で感じて
和紙人形を通じて、
あたたかさに包まれる体験をしていただきたい、そう思っています。


またこの目標が、
創作家にとっては
励みでもあり、モチベーションとなります。
目標と役割があることで
イキイキした高齢者が増え
より良い社会が広がることに繋がることも願ってやみません。


【ご支援いただいたお金の使い道】

① 2020東京出展用 会場費
② 2020東京出展用 東京⇄大阪 交通費
③ 新作品用 和紙購入代
(※和紙人形展示のご希望がございましたら、全国各地お伺いいたします)


【現在の活動と今後の活動予定】

① 京都・清水のホテルで、和紙人形展示中!
 ・日時   : 2019年8月11日〜8月31日 
 ・ホテル名 : 坂のホテル京都 1階ロビー
 
② 和紙人形展「和紙人形の世界II」
 ・日時 : 2019年9月25日〜9月30日
 ・場所 : 辰野ひらのまちギャラリー(大阪北浜)
  

※今回全てのリターンに、本展覧会のチケットがセットされます!



【創作家から最後に】

娘や息子を慈しむように
約30年、和紙人形とともに過ごし、ともに生きてまいりました


和紙人形は、大切な家族です。
心を込めて育ててきた家族を
国内外問わず、1人でも多くの方にご覧いただけるのであれば
こんなに嬉しいことはありません

また、このチャレンジ
最初、少しの抵抗も、実はありました


しかし、和紙人形や和紙、日本文化の良さを
後世に繋げたいという若い世代の皆さんの後押しを受け
チャレンジをさせていただいております


これからも
私たちにできることは
向こうにいる方々の姿を思い浮かべて
丹念に作品を育てる
ただ、それだけです

長年積み重ねてきた作品を
一人でも多くの方にご覧いただければ
こんなに嬉しいことはありません


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ここまで全て読んでくださり、本当にありがとうございます。

もし、このメッセージを読んで
わたし達の活動を応援したいと思ってくださったならとても嬉しく思います。

このプロジェクトを実現させるためには
まだまだ多くの方のお力、ご協力が必要です。

今後もご縁を大切にして
関わった方が、みんなあたたかい気持ちで包まれるよう精一杯努めてまいります。

皆様のお力を、どうかお貸しください。
どうぞよろしくお願い致します。

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