こんにちは!

カルチャー×美容室「雨とランプ」と言います。 

突然ですが、皆さんは美容室での過ごし方をどのように感じていますか?

雑誌を読んだり、美容師と話をしたり、それが楽しいと感じる方もいれば、苦手と感じる方もいます。

 

美容室「雨とランプ」は、美容室や美容師が苦手な方、またカルチャーが好きな方へ、札幌の文化の拠点となるような美容室としてスタートしたいと思います。

 

* 美容室あるある

・髪を切られている最中に会話をする

天気や他愛ない話が続き、静かに過ごしたくてもなかなか過ごせない…

初対面だと緊張してしまい何を話せばいいのかわからない。

・美容師が選んだ雑誌が置かれる

私ってこう見られているのかな?と思ってしまう。

読みたい雑誌じゃなくて、交換してもらいたいけど、なかなか言い出しづらい…


・美容師がチャラチャラしている

なんだか会話が噛み合わなそう。

まわりの友達には美容師のような容姿の人がいないから、どう接したらいいかわからない。

気後れしてしまう…

・美容室がおしゃれ

少し身構えてしまう。

もう少しアットホームな雰囲気の方が自分には合う…

 

実際に、美容室に対して、行かなければならないと感じている人、本当は行きたくないと感じている人は約2人に1人という。多くの人が苦手意識を抱えています

(↓皆さまの思いを知りたくて、Twitterでアンケート調査をさせていただきました。ご協力ありがとうございました!)

 

 * 詩人美容師が作る、新しい美容室

改めまして、こちらのページをご覧いただきありがとうございます。
「雨とランプ」の店主で、詩人美容師の、大塚卓人と申します。
(詩や短歌は、久石ソナというペンネームで発表しています。)



数ヶ月に一度、カットやカラーのために美容室に行かなければなりませんが、その時間を苦痛に感じてしまうのは、もったいないですよね。

 

美容室がお客様にとってどんな存在なのか。

美容師との会話や美容雑誌を読むことを楽しめる方もいれば、楽しめない方もいます。どんな髪型になりたいか、うまく説明できる方もいれば、苦手な方もいます。


その違いで、同じ綺麗を目指す時間の得意、不得意が分かれてしまうという溝を、美容師としてはどうにかして埋めていきたいと考えています。




私ができることは、私自身が好きなカルチャーを共有し、おひとりおひとりに美容室で過ごす心地よい時間を提供することだと考えます。


ジャズから始まり、音楽、小説、詩、現代短歌、大学で知った演劇、映画、アニメ、漫画、、、などなどの話をしたり、本棚の本を読んだり、アート作品を感じながら美容室を過ごしてもらえたら、少し変わった、美容室での新たな時間の過ごし方ができると考えます。


* 美容師との会話について…

 

そもそも会話が苦手という方もいると思いますが、特定の会話は苦手と感じない方もいらっしゃいますよね。

例えば、美容師として働いて感じたのが、カルチャーの話題です。

文学やアート、アニメや漫画、音楽、、、様々なカルチャーの話はそのコミニティー内では盛り上がりますが、コミニティー外の人とそういった話をする、あるいは、カルチャー以外の話をする、となると、どことなく気疲れしてしまう。


お客様が美容師に歩み寄るのではなく、美容師、美容室がお客様に歩み寄る形で、お店を作れたら。カルチャーの話のできる美容室ができれば、お客様の苦手意識が少しでも和らぎ、美容室での過ごし方が変わり、さらにはひとりひとりの明日への活力へ繋げることができます。

 

 

* 雨とランプのコンセプト *


内面まで、個として美しくなる。本と髪質改善の美容室
文学や漫画、音楽、アートなど、

カルチャーを通じてご自身が内面に語りかける時間を提供し、

美容を通じてヘアスタイルや外見にご満足いただくことで、

おひとりおひとりの個人としての綺麗、

「なりたい」を目指して行く。


そのためには、カルチャーの拠点としての美容室作りから始めようと考えています。

                    忙しい毎日の中で立ち止まって雨宿りができるような、安らげる居場所を作ります。



「小さな花束と古い葉書 | ぱくたそフリー素材」の写真

* 雨とランプの特徴

1.毎月本が増えていく、大きな本棚を設置します。

- 小説、漫画、詩集、歌集、レシピ本、写真集、画集、絵本などなど


2.高い技術とトレンドを、親しみやすくします。

     - 文章や画像で、事前になりたい髪型をお伝えいただけます

  - お客様の「なりたい」について、誠実に丁寧にカウンセリング

  - 髪のちょっとしたもやもやまで、アドバイス

  - 東京の人気美容室 Snowdropから、常に最新の情報とトレンドを取り入れていく


3.豊富な音楽知識から、店内の心地よいBGMをセレクト。居心地のよさを重視します。

    -「この曲なんですか?」に答えます

       -  お客様がお客様らしくいられる居場所を目指します

 


* プロフィール *

大塚卓人

1991年北海道札幌市生まれ。




 

* 生い立ち 

美容師である両親に育ててもらいました。

一階が美容室で二階が住宅であったので、生活の中には常に美容室がありました。 



 (大好きな北海道美瑛の景色)


小学校、中学校の時は札幌ジュニアジャズスクールという小・中学生編成のアマチュアジャズバンドでテナーサックスを吹いていました。

毎週道内のどこかで演奏をして、音楽で聴いてくださる方々を笑顔することがとても嬉しく、その経験は、本当にありがたく感じます。

 

高校生の時に前々から書いてみたかった小説を書き上げて、それが地方の新聞で賞をいただき、自身の手で作り上げたもので周りに喜んでもらえることを知りました。

 

大学入学と同時に知人の勧めから、短歌と詩を書くようになりました。

早稲田大学短歌会で短歌を発表する活動「歌会」を通じて、同じ興味のある人たちとの会話は刺激と楽しさを感じました。

 

大学で就職活動の時期に差し掛かり、どんな仕事をしたいか、と考えたときに両親の姿が強く思い浮かび、思い切って大学を中退し美容専門学校に通い始めました。

正直、それまでは美容に関してそこまで関心がなかったのですが(笑)、まわりや美容のことを勉強していけばしていくほど、その奥深さが楽しいです。

 

現在、美容の仕事をして実感しているのは、お客様が喜んで帰ってもらうことへのありがたさです。

ありがとう、と言われてまた美容室に来てくれる。そして、自分もまわりの人たちも成長し年齢を重ねていく。人生に手を差し伸べられる職業だと感じます。

 


* 得意な技術、ご提供できるサービス

 ありがたいことに縮毛矯正と髪質改善の技術に喜んでいただけることが多く、東京の吉祥寺エリアで強い支持を得ていました。

評判を聞いて、口コミを見て、新規で来店される方や、また来ていただけるお客様が多くいらっしゃいます。




まとまりづらい、ツヤを出したい、うねりが気になる……そう言ったちょっとしたお悩みや、

朝の時間を短縮したいという要望を叶えるように日々精進しています。

そう言った技術を札幌で体験してもらいたいです。

 




これもありがたい話なのですが、「美容師っぽくないから来ました」と言ってご来店される新規のお客様が多くいます。

美容師はチャラチャラしていて取っつきにくい、それが苦手という方に支持をいただき、ありがたいです。

また、カウンセリングでお話をした上で「おまかせで」と言っていただけることも多くあります。もっと喜んでもらえるようにサービスの向上を模索していきます。


アフターケアについて

帰宅途中で髪が乱れる。美容院の次の日に再現しようとしてもうまくいかない、、

そういう方のために、動画や写真でどのようにセットするか解説していきます。


* お客様の声

ありがたいことに、今回のクラウドファンディングのために、お客様からメッセージを頂きました。

私が選ぶ理由は高いトーク力と、なりたい自分に近づけられる高い観察力やハイセンスです。

音楽の話、食べ物や旅行の話など、経験も多くなんでも幅広く深く話せるのが彼の魅力だと思います。そして、私は今までの美容室で“自分に似合うヘア”を訊いてきましたが、なかなか納得のできるヘアには出会えませんでした。
しかし、彼と出会い、言葉にできないイメージを具現化してくれるので、一緒に理想の自分を見つけられています。彼のセンスをプラスし、さらに素敵な自分になること間違いないです!

2019 BEST OF MISS KANAGAWA ベスト10 小泉萌様(担当歴5年)


ソナさんに髪をととのえてもらうとき、目の前に詩集や文芸誌や図鑑がどさっと何冊か置かれる。わたし向けに作られていないことが一目でわかってしまう美容雑誌ではなく。ソナさんのところに通うようになって、わたしははじめて美容院で歓迎されていると思えるようになった。

容姿に気をつかうことが不得手なわたしにとって、せめて髪を居心地よくととのえてもらえるのは贅沢で、うれしい。自分としてはいちばん気を使っている部位なのに、ソナさんはわたしの髪をさわるなり、疲れているでしょうとか、乾かさないで寝てるでしょうとか、さいきんまた髪を抜くようになったでしょうとか言い当てる。いやあすいませんとわたしはなぜか謝る。わたしの髪なのに、ソナさんのほうが髪を大事にしている感じがする。そして、わたしもそうしてみたいきぶんになる。

歓迎されている、大事にされていると思える時間が、きっとあたらしい地でもたくさん生まれるんだと思う。応援しています!!


Anti-Trench 向坂くじら様(担当歴5年)


私が美容室を選ぶ基準は、人です。

私はこれまで、義務感から美容室を訪れていました。しかし、大塚さんに担当していただいてから、コミュニケーションが楽しくて、気がついたらカットが終わっていた、という体験をしたため、義務感ではなく大塚さんに会うために美容室に行くようになりました。そんな彼が新たな一歩を踏み出そうとしていて、私はそこに大きな期待をしております。陰ながら応援しております。

K様(担当歴5年)


短い間でしたが、ありがとうございました!
同じ方に2回以上担当していただいたのははじめてでした。(いつもコロコロかえていたので)

大塚さんのカットは時間がたってもあつかいやすくて、なにより切っていただいている時間がとてもリラックスできて、美容室が楽しみでした!

ステキな美容師さんに出会えてよかったです。

北海道でも頑張って下さい…!!



M様(担当歴2年)

わたしは美容室ジプシーで、決まった行きつけはなく、いろいろなところにちょっと通っては足が遠くなることを繰り返していました。いまいち思った通りの髪型にならなかったり、カットしている間におしゃべりをするのがあまり得意でなかったりということが理由でした。

大塚さんはよく話を聞いてくれます。どのような髪型がよいかしっかりヒアリングをしてくれて、自分の頭の形に合った髪型を考えてくれました。またある程度おまかせでお願いすると、ちょっと前髪を短くしないかなどと遊びのある提案をしてくれて、ほどよく気分を変えることができました。

カット中に詩歌についての話ができるのもうれしいことでした。美容師さんと世間話をするのが苦手で美容室から足が遠のきがちでしたが、大塚さんに切ってもらうようになってからは、短歌の話をすることのできる楽しい時間になりました。

I様(担当歴3年)


詩人で美容師という不思議な組み合わせのプロフィールに興味を持ち、大塚さんに髪を切ってもらうようになりました。

私は美容院や美容師にあまりこだわりがないので、ちょっと変わった美容師さんのところに通うのもいいかな、と今日まで通い続けています。

SNSで友達に連絡するように予約が取れて嬉しいです。

Y様(担当歴4年)


 

* カルチャーに関する活動

2008         北海道新聞の有島青少年文学賞に、小説が入選しました。

2010         早稲田大学の短歌会に入会、短歌を詠み始めました。同年、久石ソナのペンネームで詩を書き始めました。

2012          北海道大学短歌会を、歌人である山田航さんと創設。北海道を拠点に朗読会や合同誌の活動を行なっていました。

2015           第一詩集『航海する雪』を発表

2016  第一詩集『航海する雪』で、第50回北海道新聞文学賞の詩部門で本賞を受賞させていただきました。

2018            短歌研究新人賞最終選考に残り、現在も詩と短歌を詠み続けています。

2019            雑誌「ユリイカ」6月号に詩「雨とランプ」を発表しました。

同人誌に『ねこま』や『ネヲ』があります。


* 美容に関する活動

東京の美容室Snowdropで勤務。最先端のカット、髪質改善の技術を学びました。(Snowdropとはこれからも繋がりを持ち、常に新しい情報やトレンドを共有していきます)

吉祥寺店の立ち上げメンバーに抜擢。

縮毛矯正の技術力の高さが口コミで話題に。美容室の競合地区で、個人で1位を獲得しました。

雑誌「Men’s PREPPY2019年2月号に記事が掲載されました。
 


* 出店計画

美容師である両親が高齢となり、引退を視野に入れているとのことを聞かされ、

両親のお客様、また生まれ育った札幌で、恩返しをしたい。もっと多くのお客様に喜んでもらいたい。

そういう気持ちから、実家の美容室をリニューアルして美容室「雨とランプ」をオープンしたいと考えています。


1.出店予定地

北海道札幌市西区琴似1条7丁目

(札幌市営地下鉄 東西線 琴似駅から徒歩5分)

(出店予定地の、現在の両親のお店)


2.資金の使い道

内装工事費 499,000円(本棚、待合スペース、床、壁、テント)

書籍購入費 250,000円(リターンのあなたの選書、小説、詩集、歌集、ビジネス本、デザイン本など)

campfire掲載手数料 51,000円


3.今後のスケジュール

2019年

8月20日 プロジェクト開始

10月5日 プロジェクト終了

10月上旬 開店準備

10月下旬 プレオープン

11月1日 美容室「雨とランプ」オープン


2020年

11~1月 リターン準備

2月中   リターン発送

* ここまでの道のり

中学生の時、突然の腹痛で急遽病院に運ばれそのまま手術に。

急性腹膜炎という盲腸が破裂する病気になりました。

医者には「あと一時間処置が遅かったら死んでいた」と言われてまわりに助けられたこと、救われた命を誰かに貢献できたらと思うようになりました。

 

大学を中退した時です。

就職活動の時にリクルートスーツを着ることがあまりにも苦痛で、他の方々はとても無理なく着こなしていたこと(そう自分の目には見えたこと)が、あまりにもショックでした。

今思えばまわりの人たちもその苦痛を耐えながら就職活動に挑んでいたのかと思います。あまりにも自分の気持ちが弱かった。また、それと同時に思い浮かんだ美容師という仕事の選択が重なったのが、挫折でもあり、希望でもありました。

きっと美容師を目指している人はもっとしっかりした理由があるのだと思います。それでも、美容師として迎え入れてもらえたこと、そして、自分でもお客様に喜んでもらえること、それが何よりも嬉しく思います。

 

美容師として都内の美容室に勤務していた時。大変だと感じることが多くありました。何度も辞めたいと感じることもありました。けれども、それを乗り越えてから見える景色が見たい。そう思えたのはまわりの人たちの存在でした。

 

アシスタント時代を乗り越え、スタイリストに。最初から最後まで一人で綺麗を作り上げること、そして、それを喜んでもらえることが、この美容師という仕事の特権だと感じます。


「目を閉じるたびに思い出す | ぱくたそフリー素材」の写真[モデル:白鳥片栗粉]

* リターンの説明




* 応援メッセージ

母港に戻り、母港から発する・・・。
しかし同じ港ではない。
君がカットする髪は、遠い沖縄の切れるも抱いて
北の燃える髪束となる。
髪は時に紙となり、詩人久石ソナは文字を刻む。
増幅する都市の傲慢、削られる身の緩い倦怠。
カットする指先から
<・・体温が羽ばたき 私のもとへ戻ってくる嫌いではないよ故郷>

テンポラリースペース 中森敏夫様

詩を愛する者が集まる場所はいくつあっても足りないことはない。
琴似に生まれる新しい美容院に、あたたかい光が灯ることを祈る。
誰かに会いに行くための美容院というのも、あってもいい。

歌人 山田航様

心に色があるとして、ひとりでその色を知ることはきっと、できないのだと思います。何かに反射して初めて、自分の心に気づくことができる。わたしたちはふだん、心の色を知ることはできず、色どころか、心が自分にあることすら、忘れてしまっているのでしょう。

美容室「雨とランプ」のテーマはぬくもりと本です。雨宿りするように、立ち止まれる場所……。ここでは、本や、出会う人や、出会う光が、わたしたちの心にきらきらと反射して、心の色を知ることができるかもしれません。このような場所ができることを、ずっとずっと待っていました。

歌人 初谷むい様

*最後に
美容師である両親が高齢となり、引退を視野に入れているとのことを聞かされ、両親のお客様、また生まれ育った札幌で、恩返しをしたい。もっと多くのお客様に喜んでもらいたい。
そういう気持ちから、実家の美容室をリニューアルして美容室「雨とランプ」をオープンしたいと考えています。
けれども、それを実現する資金が恥ずかしながら、今は足りない状態です。どうか、皆様からの支援を募り、このプロジェクトが成功し、今のお客様、そしてこれから出会うこととなるお客様に喜んでもらいたいです。

雨とランプは、どんなあなたも温かくお迎えする、本と髪質改善の美容室です。

プロジェクトの成功のためにどうか、お力添えを宜しくお願い致します。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2019/10/05 23:15

    こんばんは、雨とランプの大塚卓人です!前の報告を最後にしようと思っていたのですが、思わぬ動きがあり、またの投稿です。50万円を突破しました!!本当にまわりのみなさまのおかげでここまで来れました!ありがとうございます!!残り1時間。最初の目標額80万円まで達成率が80%です!しっかりとオープン、...

  • 2019/10/05 20:00

    こんにちは、雨とランプの大塚卓人です。記事を開いてくださりありがとうございます!8月下旬から始めたクラウドファンディングも残すところ、4時間となりました。支援して、応援してくださった皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございます!また、ツイッターやInstagram、お友達やご家族にこのク...

  • 2019/10/04 18:36

    こんにちは、雨とランプの大塚卓人です!初のクラウドファンディングも残り2日!というより、時間にすると30時間といったところです。本当にあっという間で、東京の美容室を退職し、札幌に移り、準備やもろもろで毎日動いていて、あまり、ブログも更新できず申し訳ありません。けれど、いろんなオススメの本が集ま...

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