- 早稲田に「人情」と「繋がり」で溢れる角打ち居酒屋を開きたい。

東京メトロ東西線 早稲田駅から穴八幡宮横の坂を上り、西早稲田交差点そばに位置する「もちだ酒店」。
長年の歴史を持つもちだ酒屋は、古くから西早稲田商店街の中心として、地域住民や多くの学生、早稲田大学OBの憩いの場となっています。
この秋、もちだ酒店の店内スペースを改装し、老若男女、多くの人が集い語らうことのできるアットホームな居酒屋をオープンいたします。

◆はじめに・ご挨拶

数ある案件の中から、本プロジェクトにご興味を持っていただきありがとうございます。
清武大貴(きよたけだいき)と申します。

私は1992年福岡県で生まれ、小中高と18年間福岡の街で過ごしました。
大学入学を機に福岡の街を出て10年。沢山の温かいご縁に恵まれながら、東京は新宿区、「早稲田」の街に育てていただきました。
現在は会社員をしながら、自分を育ててくれたもちだ酒店での居酒屋開店に向けて準備をしております。


◆「もちだ酒店(もちださけてん)」って・・・

このプロジェクトの概要や背景をお話する前に「もちだ酒店」というお店について少しお話させてください。
東京に出てきてから10年、私が最もお世話になっているのがこの「もちだ酒店」です。
東京メトロ東西線 早稲田駅から早稲田通りを高田馬場に向かい直進、徒歩約5~6分の場所にお店を構えております。

新築マンション建設の兼ね合いなどにより、何度かお店の場所を移してはおりますが、戦前の創業より約80年を数える地域に根差した歴史ある酒屋です。

現在は店主の望田健二(けんじ)さんと路子(みちこ)さんのご夫婦が酒店を切り盛りしています。口数は少ないものの厳しさの中に優しさのある健二さんと
店に入るといつも明るく温かく接してくれる路子さん。

健二さんが商店会長を務めていたこともあり、もちだ酒店は古くから西早稲田コミュニティの中心としての機能を果たし、お二人の人柄に惹かれて早稲田大学の応援部や野球部、サークルを中心とした多くの学生たちや早稲田大学OBが毎日のように集う憩いの場となっておりました。
私自身も学生時代は、サークル活動にて早稲田大学男子チアリーディングチーム「SHOCKERS」というチームに所属し活動しながら、このもちだ酒店でアルバイトをしており、社会人になってからもよく顔を出しておりました。

(写真:現在の店舗へ移動する前の「もちだ酒店」と共に)


◆このプロジェクトへの想い

そんなもちだ酒店ですが、西早稲田の賑わいが年々なくなり、酒店としての売上が落ちてきた中で、切り盛りしていた二人もお年をとられ、今年の3月でお店を畳もうと考えられておりました。

地域に根差し、地域に愛され、学生、OB、地域の繋がりを作ってきたもちだ酒店。
以前は毎日のように学生やOBをはじめとして多くの人で賑わっていた店内も、今は少し寂しそうな表情を浮かべています。私にとっても、早稲田の街にとっても大切な場所が失われてしまうという事実を前にして、これまで自分を育ててくれたお店に恩返しがしたいという想い、そしてこれからの早稲田の街をもっと盛り上げたいという強い想いが生まれ、地域活性の拠点としてもちだ酒店の店舗奥を改装し、居酒屋を開店する決意をいたしました。

居酒屋で実現したいことは大きく5つあります。

1.ふと飲みたい時におひとりでもふらっと立ち寄ることのできる街角の居酒屋を作る。

2.学生、大人、地域の方々をはじめとしたお客様が気軽に集い語らい合えるアットホームな空間を作る。

3.店主がこれまで培った繋がりを生かし、お客様同士の人間関係が構築できるコミュニティ空間を作る。

まずは何より、誰でもふらっと立ち寄ることのできる居酒屋を作り、美味しいお酒と料理を提供したい。
元来、居酒屋を開きたいと思っていた私ですので、おひとりで入ってこられた方も気軽に会話しながらお酒を楽しめる空間作りを目指します。
そして、お互い語らい、温かい人間関係を築くことができるお店にしていきます。

(画像は、将来的な店内のイメージになります。)

4.居酒屋を中心として多くの人を商店街に呼び込み、地域活性の相乗効果を生んでいく空間を作る。

さて、お店が面する早稲田通りは、大学のお膝元に位置しており、早稲田~高田馬場間は学生のみならずかなりの通行量があります。
しかし、多くの人が高田馬場方面へと向かいお店を利用することはなく、さらに高齢化も伴ってお店も少しずつ減少してきています。

こうした今の早稲田の有様を前にして、もちだ酒店は早稲田の街を盛り上げる拠点となってかつての賑わいを取り戻す存在でありたいと考えています。
学生、地域を巻き込んだ様々なイベントもお店の立地を生かして打っていく予定です。
店内で生まれるコミュニケーションを大事に、人の繋がりを生む空間を作ることで、お客様に対して価値を提供します。

5.居酒屋を中心として早稲田の街の魅力を皆さまへ発信する。

また、早稲田には全部で7つの商店会があり、これら7つの商店会が商店街連合を形成することで、運営されており、様々なイベントが企画されます。
春には神田川沿いでのさくらまつり。夏には地域住民で溢れかえるほどの賑わいをみせる早稲田の夏祭りである水稲荷神社での富士まつり。秋には同じく水稲荷神社にて神輿が行われ、10月には景品総額100万のファミリービンゴ大会が開催されます。
一年を通して地域に根差した魅力的な催しがあるにも関わらず、地域内の若者や他の地域の人にはあまり知られていません。もちだ酒店は、こうしたコミュニティの魅力を発信し、地域内外を問わず交流を生んでいく場所になることを目指しています。

以上、もちだ酒店での居酒屋プロジェクトを通して実現したい5つの事項になります。


◆プロジェクトメンバー

本プロジェクトのメンバーをご紹介いたします。

店主は私、清武大貴が務めさせていただきます。
提供する料理の責任者は新屋有美(あらやゆみ)が担当いたします。新屋は中学を卒業後、海外(バンクーバー→ニュージーランド→バンクーバー→香港)で約6年間を過ごし、服飾などの勉強をした後、日本に戻って調理師学校を卒業後、都内大手ホテルにて昨年度まで製菓を担当しておりました。
地域活性の推進は、私の高校からの同級生である渡邉佑馬(わたなべゆうま)と田中克(たなかかつみ)が担当。二名は現在、広告代理店に勤務し、地域や学生を巻き込んだ地域貢献のための企画やデザインなどの作成を担います。

また、店舗リノベーションと店舗運営に関するアドバイザーに三文字昌也(さんもんじまさや)を迎えております。三文字は文京区の地域に根ざした民泊/レストラン、bunkyo blancの代表を務め、地域活性を共に推進していく仲間としてもちだ酒店をサポートしてもらっています。

プロジェクトの全般的なサポートおよび広報担当は川口達大(かわぐちたつひろ)が担当。川口は私が所属しておりました男子チアサークルの後輩で、鉄道会社に勤務しており、旅行業資格を有し、観光分野にも詳しく、清武とともにプロジェクト全体の推進を担っています。

そして、お店の財務および会計は元大手地銀勤務で大学からの友人である上野真(うえのまこと)が務めます。上野雄平(うえのゆうへい)にも店主サポートを任せます。

・清武大貴(店主):早稲田居住10年
・新屋有美(シェフ):調理師免許取得、元都内大手ホテル勤務製菓担当
・渡邉佑馬(事業計画・将来構想担当):大手広告会社勤務
・田中克(デザイン担当、事業計画・将来構想担当):大手広告会社勤務
・三文字昌也(店舗内リノベーション):リノベーション会社経営
・川口達大(店主全般サポート、広報担当):大手鉄道会社勤務
・上野真(財務・会計担当):元大手地銀勤務
・上野雄平(店主適宜サポート):金融機関勤務

上記のメンバーで、みなさまに沢山の繋がりを提供できる居酒屋空間の創出と、地域を巻き込んで、街を盛り上げていくことができるプロジェクトを展開していく所存です。


◆資金の使い道

資金は以下のことに対して使わせていただきたいと考えております。

1.店内の改装

もちだ酒店奥の倉庫スペース(現在は居抜き状態)を居酒屋として経営できる環境に改装いたします。
立ち飲み(座りも可)のカウンターを構築し、飲食店設備を整え、アットホームで居心地の良い空間を目指します。
皆さまが立ち寄りやすい居酒屋に向けて資金を充当させていただきます。

2.飲食店用設備・器具などの購入

居酒屋の経営に向けて飲食店設備の購入に資金を充当させていただきます。
製氷機、冷蔵庫、シンク、エアコン、調理器具類、各種メニュー提供用の食器など、
開店に向けてなくてはならない設備や器具を購入させていただきます。

3.その他の使い道

各種デザインや広報資材の制作費、および約3ヶ月~6か月分の材料費などの居酒屋のその他準備、運用資金として充当させていただきます。


◆リターンについて

皆さまからの資金のご提供に対するリターンは、
一回でリターンをお返しさせていただくタイプと継続的にリターンをお返しさせていただくタイプの2パターンでご提供させていただく予定です。
飲み放題の利用券、飲み放題の長期利用券などをご支援いただく金額に合わせて、いくつかのリターンオプションをご用意させていただいております。
お手数ですが別途、リターンの詳細ページをご参照ください。


◆実施スケジュール

今後の居酒屋開店に向けたスケジュールは以下の通りです。

【居酒屋準備について】
・~9月中:各種設備、備品、器具などの手配、準備
      店舗内リノベーション工事、メニューおよび仕入れ先などの確定
・10月初旬~10月中旬:開店に向けた最終確認

【居酒屋開店に関して】

・9月中旬~10月中旬
:本プロジェクトの資金をご援助頂いた皆さま、店主の知人友人を中心にプレオープン
 →プレオープンにてメニュー確定を実施し、不足備品などを充足していきます。
・10月19日(土):グランドオープン


◆最後に

街を盛り上げたい。地域を盛り上げたい。その軸は決してぶらすことなく、多くの人に開かれた温かい店を作ります。

皆さまに愛される店を作り上げていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
 目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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