初めまして。

この度、このプロジェクトに初チャレンジしますモロッコ在住の陶芸家ICHIKOです。


今年の秋、アフリカはモロッコの地で、アフリカ初、『JAPAN ART 展』を主催します。
陶芸家、和紙作家、華道家の日本人女性3人、そして宮城県石巻市の被災した着物で
世界をつなぐパッチワークのプロジェクトも交えた展覧会です。

その展覧会で、”日本人の私がモロッコの地で新しく創造する作品”を出展したいのです。
そのためにはまず、作品を焼く「窯」を購入するところから始めなければまりません。
この地に根を下ろし、作品を作り続ける。
いずれ、モロッコと日本の架け橋となれる陶芸家になるために。
あなたからの応援が、その先にある『世界を一つにつなげるミッション』へも繋がります!
勇気をください!


なぜ窯が必要なのか?
モロッコでアトリエや陶芸の窯をもつなんて、言葉も話せない今の私には不可能!
預金ももうわずかしかない。
借金するなんて返していけるのかも分からない。
現実的に無理!!怖くて出来ない!!
そんな気持ちで、これまでは他人の窯を借りて制作していました。
が、結局、色々な問題が起こり、思った様に作品を作れない日々に耐えられなくもなっていきました。

陶芸をやりたい!
私の大好きなこの町で個展をしてみたい!
本気でやるためには、自分の窯が無ければ話にならないと、アフリカのこの地で本気で腹をくくりました。自分のアトリエをもち、窯をもち活動していくこと!!
これがクラウドファンディングに挑戦してみることになった経緯です。

自分がこころの底から純粋にやりたいと思えたこの地モロッコで
陶芸家として自分を表現することが、モロッコへの恩返しにもなると信じています。

この地球の大自然のエネルギーを肌で感じられるモロッコで、
初めて砂漠を目にしたときのあの感動から3年。

このエッサウィラの海辺の、ただただ真っ平らななにもない、
空と海と大地だけの場所に立つと、私はこの壮大な宇宙の一部だということ。
私も自然もなにも分離していなんだという感覚。
もう既に私のなかにすべてがあり、そしてただ、今、在ることの幸せに、
この世界がどれほど豊かで、調和の取れた美しい世界なんだという喜びに、
何度も涙しました。


そんな感覚の中で、
「素直に陶芸作品を作り 自分を表現してみたい!」
「この私のうちから出てくるものを見てみたい!」

という思いがただただ溢れてきました。

正直なところ私にもほんとになぜだか、よくわかりません。
理屈を超えた世界なのかもしれません。
今まで感じたこともない、この感情に従って、自分の素直な感覚を信じてやってみたいのです。

私の出身地は岐阜県土岐市。美濃焼の中心地。生まれた時から陶器に囲まれ育って来ました。

父親も陶器商を営んでいましたが、私が高校三年の受験期に10億の負債を抱えて倒産。
その時、父親に言われた一言で陶芸家を志し、陶芸という芸術の世界に身を置くことに。
そして26歳で結婚。2児の母親になり、家事、育児、制作との両立に奮闘する最中、
35歳で胃癌を患い、胃と脾臓を全摘。子どもの不登校、鬱、離婚。

正直、生きるのが精一杯で、陶芸から離れていた時期もあり、セラピストとして仕事をしていた時期もありました。しかし、今思えば粘土という素材に触れられたこと、そして、表現する世界に身を置けられたことは、私を救ってもくれていました。

私の陶芸への情熱の火は消えず、38歳で個展ができるまでになりました。当時、陶芸家としての登竜門となる公募展や、国際陶芸展に入選し、念願の展覧会に出展することも叶ったりと、少し活動的に制作が始められかけた一方で、


工房の立ち退きを何度も迫られることになり、10年ほど続けていた陶芸教室も閉じることに・・
制作活動が順調に進まず、自分が一体何がしたいのかも分からなくなり、
自分がこの先どう生きていけばいいのかも、分からなくなっていました。


そんな時に、

「満天の星空とサハラ砂漠のサンドイッチになる」

というフレーズが飛び込んできて、自分の想像をはるかに超えた世界に身を置いてみたいと、お金のこと、家族のこと、日本での未来のことなど後回しに、胸が高鳴り、居ても立ってもいられなくなったのです。

初めてモロッコの地に降り立った時の体感は、今でも鮮明に覚えています。
モロッコの大地のエネルギーは、私の全身の細胞を開き、心を解放していきました。
壮大な自然との一体感は、私に癒しと安心感を、無制限に与えてくれました。

モロッコでしばらく暮らしてみたいと、日本の自分の賃貸マンションを解約、
家財も全て手放し、単身移住。

はじめはサハラ砂漠で旅人相手に、おにぎり屋さんをやろうとしました。目先のお金の不安から、
ここで暮らすためには稼がなくてはと、私の出来ることを色々トライもしてみました。

でも、モロッコの大自然は時にとても厳しく、本当に心からしたいことでなければ、
とても住み続けることが出来るところではありません。。


そして生命力溢れる人々との関わりは、私に素直に生きることをどんどん導いてくれたように思います。そこには本物の豊かさを私は感じました。
そのままの自分の感性を信じることを教えられました。



今、私はサハラから、美しい海辺の街、アートの街といわれているここエッサウィラに辿り着きました。
先のことは分かりません。でも今を生きられる感覚は、何をしていてもしていなくても
幸せで、毎日が喜びに溢れていきました。


しかし、いま、私はそれをさらに突き抜けていく勇気が必要です。
私が恐れていたのは自分の陶芸とガッツリ向き合うことでもあり、
それには、なり振り構わず作品を作っていくしかない。いえ、作りたい!
それをこのエッサウイラでやってみたいんです。
世界に向けて!!

作品を手に取るあなたに、喜びや幸せを感じてもらえることができたら
 最高に嬉しい!!


日本の焼き物の町で生まれ育った私が、このモロッコで焼き物に挑戦する!
無謀とも言えるこの芸術活動は、ほんとに覚悟がいります。
やめるための理由は、いくらでもあります。
そこを奮い立たせ、死ぬときに「なぜ、あの時に挑戦しなかったのか?」
と後悔するのだけは嫌だと思ったのです。

結果はどうなろうとやるだけやってみたい!

そんな私の夢を、どうか応援していただけませんか?
そして、これからの動向も応援していただきたいです。
まずは、モロッコという日本からはるか離れた地で、窯を持ち11月の展覧会を成功させます!

どうぞ、応援よろしくお願いいたします。

 ICHIKO


☆モロッコのエッサウィラは、ここです( ´∀`)



◉イチコはどんな人? 友人たちからの紹介文です( ´∀`)

僕からみたイチコさん
とても人間らしく、いつも悩みながらも、楽しく人生を送っています。 2人の子どもを育てた母親でもあり、人生の先輩です。 最初会った頃は、おにぎり屋さん、その後マッサージ師、そして、ついに『わたしは陶芸家です。』と胸を張って話す経緯をみて来たので、いま本当にやりたいことに、まっすぐ向かっているのでしょう。 ここアフリカの地で、どんどんたくましくなっています。 関係性:いつもお客さんとして、ルリーズにラーメンを食べに来て頂く常連さんであり、いつもお世話になっている友人です。
 1人でモロッコにやって来て、自らの足で立ち、志しを持ち、夢を叶えようと奮闘努力するイチコさんの姿勢にいつも元気をもらいます。 素晴らしい作品を作っているし、これからも作り続けるでしょう。 その為にも、みんなで応援しましょう。 ルリーズファミリーは応援していきますよー
Kuni Takabayashi(エッサウィラ在住 Ruly'sラーメン店主)

ばくの好きなイチコ作品。ルリーズで使ってます。<ルリーズで使っている市子作>

「猪瀬市子」さんという人
少女のようなピュアさを兼ね備えた、柔らかい母のような女性です。 耳を疑うような波瀾万丈な半生を生きてきた市子さんは、感性が鋭く、とても人間味のある方だと思います。彼女の今までの作品も味があり、好きですが、この半生の様々な感情を経験したからこそ生まれてくる市子さんの作品を、市子さんしか作れないものを、陶芸という形で、今、この土地のもので、リアルタイムで見てみたいです!
  彼女とはひょんなキッカケで出会いましたが、今では、アフリカ大陸モロッコの田舎町エッサウィラで互いの人生の目標に向かって、助け合い、切磋琢磨する良き仲間です。
 初めて会った頃から、彼女の陶芸に対する情熱はとても強く、今でも変わりありません。が、その中でも彼女自身の陶芸家としての意識は、ここへ来てから、より強く太いものになっていると感じます。 無いものから作る熱い気持ち、型に囚われず自由に表現するしなやかさは、この土地であるからこそ出来る現実にとても近い夢・目標であり、そこまでする行動力・実行力があってこその真のアーティストだと思います。  エッサウィラという町は欧米移住者も多く、フランス系文化の影響が強い国際的な場所ですが、特に現地人にとっては、まだ本当の日本の文化に触れた事のある人が数少ない場所です。そんな場所で彼女を中心とする日本芸術の展覧会が大きな影響を与え、のちのエッサウィラに語り継がれる事は間違いないでしょう。
 自由を手にした鳥のように、どこまでも広がる大空へグングンと羽ばたいていってください。たとえ大雨や強風がやってきても、翼を大きく動かしていってください。アフリカのパワーを感じて! いつも心から応援しています。
Etsuko Ochiai Takabayashi (エッサウィラ在住 ルリーズファミリー)

<私の好きな市子さんの一品>


大好きな市子ちゃん                

「涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く花のように 見るものすべてに おびえないで 明日はくるよ 君のために」(岡本真夜「tomorrow」) これが私の元気ソングと、涙を流しながら歌ってた市子ちゃん。 流した涙は数え切れないね。その中には、私のために流してくれた涙をもあった。 いつも、お財布忘れてて、間違えてよその子どもを連れて帰ろうとしていた、可愛い天然ちゃんの市子ちゃん。
 そんな市子ちゃんが、アフリカのモロッコで暮らしてるって!!聞いたこともない街で生き生きと生活しているって!!180度人生を変えた女じゃん!人間、何歳でも人生を変えることができるって教えられた。 日本にいる私は、あなたからたくさんの勇気をもらっています。 今はどんな時でも、子どものように天真爛漫に笑い、うれし涙を流してる市子ちゃん。やっと居場所を見つけたんだね。幸せってどういう顔をしてるのか一番知っているよね。
 そんな市子ちゃんがモロッコの大地に自分の足で立ち、歩き始める決心をしました。自分の窯をもち、モロッコの土と火で作品を作ろうとしています。私は、その作品が見たくてたまりません。その手触りはどんなだろう。多分、五感を刺激し、感性を高ぶらせ、まだたたずんだこともないモロッコを全身で感じさせてくれることでしょう。 市子ちゃんが、捏ねるモロッコの土には、彼女のこれまでの涙が、やさしさが、あたたかさが、愛おしさが練り込まれるはずです。それは唯一無二のものであるはずです。それを、みなさん見たいと思いませんか?
どうかご協力をお願いします。         岸 かおる(山口県)

<私の愛用の市子作 向付>

                            

◉集めた支援金用途や内訳

・陶芸用のガス窯&運搬費  100万円
・アトリエ、窯設置場所の整備工事 60万円
・リターン費用、手数料、諸費用 40万円


リターンについて
モロッコからの送料、そしてインフラ事情を考え、直接一時帰国の際に持ち帰りたいと思いますので、モロッコグッズと私の作品は来年の1月過ぎになりますことご了承ください。

実施スケジュール
9月にはアトリエの場所を決め、窯を設置します。
そして、11月22日から開催予定のJAPAN ART展に向けて制作を開始。
その後、カサブランカ、マラケシュなどに展覧会の活動を広げます。

☆Facebook☆ 
https://www.facebook.com/ichiko.inose

☆ICHIKOのウエブサイト☆  
ichikoinose.com 
 ※ICHIKOのウエブサイトは、しばらく更新をお休みしていますが、
 モロッコの旅の動画を掲載しています
   
 

◎本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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