インドネシア伝統工芸のバティック(ジャワ更紗)。その魅力と新たな可能性を表現する展示会を2019年11月に銀座POLA MUSEUM ANNEXにて開催します。バティック作家、織作家、立体造形作家による、より良い展示会を目指す為、設営費用のご支援をお願い致します。

プロジェクト本文

◆自己紹介◆

私たち(一社)異文化伝統工芸交流協会(http://ccaa.asia/)は、これまでインドネシアの伝統染色である「バティック」の復興支援をしてまいりました。バティックは2009年にユネスコの無形文化遺産に登録され、日本では江戸時代より「ジャワ更紗」として親しまれています。


◆プロジェクト概要

本プロジェクトでは、この「バティック」の魅力と底力を伝えるために、2019年11月8日(金)~11月17日(日)の期間、銀座のPOLA MUSEUM ANNEXにて、バティック作家、織作家、立体造形作家の3名が新たな表現に挑戦します。

こちらでご支援頂いた資金は、より充実した展示会を運営するための設営費用、制作費用に使用させていただきます。(目標金額200万円の使い道の内訳)
・会場設営費用:1,000,000円
・作品制作費用:586,364円
・税金:158,636円
・CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:255,000円

リターンは、バティックの柄をレザーカットで作成したオリジナルのカードセット、ガムランボール、一枚一枚インドネシア現地の職人が手描きで制作した、本インド藍染めのバティック作品になります。バティック作品につきましては、JICAの草の根技術協力事業で当団体がバティック復興を支援しているパベアンウディック村の職人の皆様が作成したものになります。かつて伝統的な藍染バティックで栄えた村であり、長らく貧困に苦しんでいましたが、現在バティック産業の復興を目指し、村一丸となってより品質の良いバティックを世界に発信する事を目指しております。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を必ず実行し、リターンをお届けします。

◆展示企画名
「伝統染色スーパートランスフォーム−BATIK の力と新しい可能性−」

◆作家紹介

1)伊藤 ふさ美(染色作家):女子美卒業 インドネシアのジョグジャカルタ芸術大学に留学後、ソロの工房にて伝統バティックの技術を取得。40年近くバティックの歴史や技術に関する調査研究、制作に従事する。2014年に(一社)異文化伝統工芸交流協会を設立、代表理事に就任する。
研究協力:1993-1995トヨタ財団、1996-1997「経済発展化の文化創造―東南アジア地域工芸産業の現代的発展の創造的研究」(研究代表者 関本照夫:東京大学教授)
著書:小学館より「ジャワ更紗-今に生きる伝統-」を出版 小笠原小枝氏と共著

2)柳 由紀(織作家):1969 女子美術大学芸術学部美術学科工芸専攻卒業。1971 国画会工芸部国画賞受賞。1978 パリにてエリザベット・ブルイヤントと「日本の絣」展企画開催。

3)根岸 創(立体造形作家):1998 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。1999 東京芸術大学大学院美術研究科研究生修了2001 「音の鳴る水飲み台」1台、「音の鳴るベンチ」2台、三鷹の森ジブリ美術館テラスに設置(三鷹 東京) /2004 第7回大分アジア彫刻展「あさじ賞」受賞:「朝倉文夫記念館」(朝地 大分)/2011 「Winged Clocktower」(翼のある時計台)東京都立総合芸術高等学校正門前に設置(曙橋 東京)/2012 「宇宙楽器」(「Space Musical Instruments Ellipsoid Bell」「Space Musical Instruments Fractal Bell」共同制作。 代表提案者 小野 綾子 氏(東北大学大学院)と共同で提案し、ISS(国際宇宙ステーション)/「きぼう」日本実験棟利用 文化・人文社会科学利用パイロットミッション公募により選抜される。  JAXA(宇宙航空研究開発機構)に作品を提出し、その後ISSに移送され、同年2月10日にダニエル・バーバンク宇宙飛行士により「きぼう」内に無重量演奏とその撮影が行われた/他 個展3回 グループ展及び企画グループ展 20回弱 開催


◆これまでの活動

【団体としての実績】
***団体設立前***
2011年:
1)Matsushita Gobel財団のエコ・バティック・プロジェクト*(元インドネシア商業大臣 Rachmat Gobel氏主導)のコアメンバーとして、当団体の代表理事、理事らが就任する。*インドネシア伝統工芸、バティック(ロウけつ染め)の環境に配慮した復興プロジェクト。
2)第26回東南アジア競技大会(SEA Games)のためのマスコット・キャラクターのぬいぐるみを制作。開催地パレンバンの伝統織「ソンケット」を用いたぬいぐるみは好評を博した。
●2012年:インドネシアのソロ市にてバティック染色の実験工房を作り、現地職人の支援を開始。
●2013年: 
1)ジャカルタ大相撲巡業において、横綱・大関にバティックで制作した浴衣を進呈。(公式パーティにて横綱・大関が着用) 
2)Indonesia-Japan EXPO 2013(ジャカルタ会場)、MONOZUKURIブースにコーディネートした作品を展示。(展示物:インドネシアの伝統模様と日本の色彩感覚を取り入れたバティックのタペストリー、着尺、ロタン籠等) 

***団体設立後***
●2014年: 
1)インドネシア・ファッションウィークにてコーディネートした作品を展示。
 2)女子美術大学と協働し、ISI ジョグジャカルタ芸術大学と交流授業プロジェクトを実施。 プロジェクトの準備(国際交流基金の助成金申請等)、通訳、講演等で協力。 *2015年国際交流基金助成事業『日本・インドネシアにおける「ものづくり」を通した芸術文化と人材交流プロジェクト』として採択される。 
●2015年:
 1)在日本インドネシア大使公邸にて「リファイン・バティック展」を主催。バティックと日本文化の交流で生まれた新たな作品を展示。また、インネシアのバティックが置かれている課題について講演を行った。
2)国際交流基金助成事業「バティックを中心とした日本・インドネシア染色文化の交流と共同制作プロジェクト(スタディツアー)」を主催。このツアーをきっかけに、インドネシア、プカロガン市の織物工房と日本の壁紙工場のご縁を繋ぎ、新商品の共同開発が始まった。
3)在インドネシア日本大使公邸にて「リファイン・バティック展」を主催。
 ●2018年: 
1)国立東京博物館の「博物館でアジアの旅」にてバティック・ワークショップを開催
2)大妻女子大学家政学部ライフデザイン学科の「エコロジカルライフ概論」にて、海外の手仕事をテーマに「バティックの歴史と現状から見る工芸の本質」の特別講義を行う。 
3)JICAの2017年度 第1回草の根技術協力事業(支援型)に採択された「バティック制作を通じたインドラマユ県パベアンウディック村の女性雇用創出事業」が始動する。


最後に

当プロジェクトでは日本とインドネシアの更なる文化交流の助けになるよう、より多くの皆様にバティックの魅力を知って頂きたく存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。


このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください