はじめに
こんにちは!菅原夏凪です。自己紹介をします!
私は、社会問題に興味を持ち、勉強していく中で、課題解決にはまずこの社会を形成している『人』に影響を与える必要がある!
と考えました。
自分が大好きなアートを通して社会に良い影響を与え、またその風潮をより多くのアーティストに広げていきたいです。
その第一歩として行うのが今回のホスピタルアートプロジェクトです。
実現したいこと、ホスピタルアートとはなんなのか、なぜこのプロジェクトを行おうと思ったのか、
について話していくので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
実現したいこと
『ADDICTED to ART ホスピタルアート 』こちらのWebページもぜひご覧ください。
ホスピタルアートって何?
ホスピタルアートとは、「アートの力で医療・福祉施設をよりリラックスできる空間にしようという取り組み」のことを言います。
日本ではあまり知られていませんが、ロンドンで行われた研究によると、
という素晴らしい結果が証明されています。
しかしこれは、”建築段階からアートを取り入れた病院”で検証された結果です。
同じ効果を期待するには、患者さんが日常的にアートに触れる環境を作る必要がありますが、日本の病院でこれを行うのは現段階ではとても難しいことです。
そこで生まれたのが、このプロジェクトです。
日本の病院で、患者さんが日常的にアートに触れる空間と時間を提供するため、
病院と学生アーティストを繋ぐキュレーション的システムを作り、定期的なアートイベントを行います。
このプロジェクトをやろうと思ったきっかけについてお話しします。
病院ってなんでこんなに暗いの?
私は、大学受験の時に、生まれてからずっと一緒に住んでいた祖母をがんで亡くしました。
お見舞いに行くたびに、病気への不安を隠しながら作り笑顔を見せる祖母に、自分は何ができるのか必死に考えましたが、最後まで答えは見つかりませんでした。
大学入学後、私自身が怪我で入院を経験することになりました。暗くて無機質なその空間に私は、”おばあちゃんはこんなところで終わりの見えない病気と闘っていたのか!”と絶望します。
アーティスト活動を通して様々なアートやアーティストとの出会いを経て、
病院こそアートが必要だ!!!!と、ずっともどかしかった感情への仮アンサーを見つけます。
この仮説は実行して行くことで、どんどんブラッシュアップされ、答えへと近づくことができると思い、今回のプロジェクトを行うことに決めました。
その第一歩として、まず
学生アーティストが、メンターとしての役割も果たせるよう、プロジェクト第一弾として、
入院中の子どもを対象にホスピタルアートのイベントを行いたいと考えています。
このプロジェクトの目標は”継続させる”ことで、病院に日常的にアートに触れる機会を作ることなので、今後は子供だけでなく、他の患者さんにもアートを届けられるような体制を整えていきます。
これまでの活動
最初の自己紹介でも少しお話しした通り、私は今まで”社会とアートを繋ぐ”をテーマにアートを切り口として多くの活動を行ってきました。2018年夏に初めての個展を開きました。
その後、学生アーティストとの合同展示を数回行い、アートの可能性を強く感じました。
3度目の展示では「McGuffin」さんの取材も受け、自分の考えを発信するきっかけにもなりました。
その中で最も力を入れてきた映像では、様々な分野のアーティストやイベントとコラボしてきました。
特に大きな経験となったのは、HLAB2019の広報としての映像を担当したことです。
言語や教養を超えて”伝える”ことができる映像は、社会に影響を与える力があると私は考えます。
今回のホスピタルアートプロジェクトでも、ドキュメンタリー映像を作成し、社会にホスピタルアート の必要性を訴えます。
クラウドファンディングをする目的
創作活動にはお金がかかります。そして学生アーティストには、金銭的余裕がありません。
このプロジェクトでは患者さんへ金銭的負担をかけないために、クラウドファンディングで資金を募り、かかる費用へ当てたいと考えています。
クラウドファンディングで支援いただいた資金は以下のように使わせていただきたいと考えています。
実施スケジュール
第1回目のホスピタルアートプロジェクトを、1月中旬に開催いたします。
病院は都内の病院を予定しています。(詳細につきましては追ってご報告いたします)
第2回目は病院との日程調節を行った後にご報告させていただきます。
プロジェクトメンバー
最後に
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
このプロジェクトは、私自身が感じた「ほうっておけないこと」を解決するために行います。私の夢である”アートで溢れる病院”を目指した第一歩として全力でプロジェクトを進めていくので、ぜひご支援よろしくお願いいたします!
SNSにてより多くの情報を発信していくので、ぜひこちらも見ていただけると嬉しいです!
菅原夏凪/instagram
玉昇沅/Instagram
ADDICTED to ART ホスピタルアート Webサイト
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る初展示イベント開催!病院では表現できないもの、集めちゃいました。"KICKED OUT OF HOSPITAL"
2020/02/20 16:50こんにちは!菅原夏凪です。改めまして、クラウドファンディングのご支援、本当にありがとうございました。皆さんのご支援のおかげで、私たちは現在、二つの病院と10名以上の学生アーティストと共に、病院でのアートプロジェクトを進めています。そしてこの度、支援者様をはじめとする多くの方にホスピタルアートや、このプロジェクトについて知っていただけるよう、展示イベントを開催することが決まりました!病院では表現できないアートがあるということをご存知ですか?私たちは、活動を通して様々な企画書を病院に提出する中で、「赤色、黒色はだめ。」「この絵はこの病院に合わない」「こういう作品は患者さんが持って帰ってしまうことがある」など、多くの規制があることを知りました。病院という命を扱う場所であるからこそ、その空間をデザインするには多くの知識と時間が必要なのです。しかし、病院にふさわしくないからといってアート作品の価値や本質が失われるわけではありません。そこで!そんな風に病院では表現することができなかった作品を集めて、展示イベントを行うことにしました。ちょっと変わったテーマを切り口に、多くの人に「ホスピタルアート 」の存在とその必要性を知っていただけたら嬉しいです。お忙しいと思いますが、ぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。WAKE(ウェーキ)私たちホスピタルアートチームの名前が(やっと)決まりました!!!WAKE(ウェーキ)とは、航跡波(船などが水面を航行する時にできる波)を意味します。私たちのプロジェクトはSocially Engaged Art:通称SEA (アーティストがアートを通して社会に改革や変革をもたらそうとする活動)の一環として行なっています。波一つない大海(SEA)に私たちが先陣を切って航海することで、多くの人に波を広げ、影響を及ぼしていきたいという私たちの願いと強い意志が込められています。WAKEメンバー紹介また、この場をお借りしてチームメンバーの紹介をしたいと思います。クラウドファンディング当初からメンバーが大幅に変わりました!現在中心となって動いている私の素敵な仲間を紹介させてください!左からフォトグラファーのスンウォン、クリエイターのまきこ、私、プランニングや全体統括を共に行なっているレイ、フォトジャーナリストの香取くん、です!これからもみんなで頑張ります!以下、イベント詳細KICKED OUT OF HOSPITAL - 病院では表現できないもの、集めちゃいました。-日時:3/13 (金) 14:00-22:00 (19:00- After Party)場所:OZ studio 渋谷駅新南口より徒歩6分エントランス:1000円(1Drink+記念ステッカー) 支援者様 500円(1Drink+記念ステッカー)メンバー 一同、皆様にお会いできることを心から楽しみにしております。 もっと見る
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