▼はじめまして▼
皆様はじめまして。
この度、クラウドファンディングに挑戦させていただきます、
武田悠佑(たけた ゆうすけ)、小倉恵美(おぐら えみ)と申します。

(正直、長い文章となってしまったのですが想いの全てを綴っております。何卒 お時間いただけたらと存じます。)


私たちは、夫婦2人とも岡山県内で生まれ育ち、
大学も就職も岡山県内という生粋の岡山っ子。


夫・武田悠佑は大学卒業後、看護師をしながら
様々なボランティア活動をしてきました。

代表的なものは、月に1度、満月の夜に
岡山駅前の公園でBARイベントを開催する「満月BAR」です。
現在も継続しており、8年続くイベントになっています。


妻・小倉恵美は大学在学中から岡山県の観光大使などを務め
卒業後は、岡山香川が放送局のテレビ局で
記者、レポーター、スタジオアナウンサーとして
岡山県の魅力を伝えていました。



そして現在は夫婦揃って
岡山県の魅力を全国にPRする
岡山観光特使にも任命いただいています


そんな私たち夫婦は、2017年5月から1年半、
仕事も家も手放し、5大陸38カ国を巡る世界一周の旅に出ました。





▼世界一周が教えてくれた「心を通わすことで見える本質」▼

旅が終わり、振り返った時に驚いたこと。
それは、心に残っていたものが
500日以上、毎日見続けていた絶景ではなく
現地の方々との何気ない交流や、優しさだった、ということでした。




たとえば、インドを旅していたある日。
インド人は「嘘ばかりつく」「強引に押し売りをしてくる」とよく言われているのですが


彼らを見ていると
たとえば道を聞いた時に違う道を教えるのは「嘘ついている」のではなく

「目の前の人が困っていたら、自分も道を知らないけどとりあえず教えてあげよう」という
「優しさなんだ」ということに気づきます。


強引に押し売りをしてくるわけではなく
「日本人があいまいな返事をしているだけ」で、
「買わない、行かない」といえば
彼らは最高の無料現地ガイドさんになってくれました。


彼らの行動の根底にある「考え方」を知った時
インド人は「嘘ばかりつく」「押し売りをする」のではなく
「困っている人をほおっておけない」
「いるかいらないかはっきりするまで販売活動をする努力家」だという印象に変わったのです。


現地の人々との交流は、
その国の人々が大切にしている
「心」「考え方」を理解させてくれることに繋がるんだなと
理解した瞬間です。


そしてそんな瞬間を積み重ねることが
「他国の理解」しいては「世界の平和」に繋がっていくと実感しています。




▼「日本」を探し続ける外国人観光客▼

世界各国で受けた「日本人だったからこその恩恵」は図り知れません。

どの国に行っても「日本って最高だよね!」
「いつか日本に行ってみたいと思っているんだ」

世界中の人が「日本」というものに深い関心を持っていました。


しかし、実際に日本に旅行したことがある外国人と出会うと
感想が少し変わってきます。


「日本人ともっと友達になりたかったんだけど、
日本人ってシャイでさ・・・」

「もちろん景色も食事も最高なんだけど
もっと「日本人」と関わってみたかった」


私たちが世界一周で「人との出会い」が1番の思い出になったように
外国人観光客もまた、「日本人との触れ合い」を求めていたのです。



「日本には’’インフォメーション’’は溢れているけど
’’コミュニケーション’’が足りていないんだ」

そう教えてもらった瞬間でした。


▼世界一周中にできた次の夢:
日本が誇る最高の観光資源「日本人の心」を提供する宿を創りたい▼

私たち夫婦は生まれも育ちも就職も、ずっと岡山県です。

そして、東京や京都、大阪といった世界的に有名な観光都市とは言えない
「岡山」に来る外国人観光客が本当に求めているものは

美しい景色を超えた、「日本人との交流」や
「交流によって日本人の生き方、心を感じること」なのではないか。


日本人の心、それこそが岡山が誇る最高の観光資源だ。


日本を旅した外国人が
「旅1番の思い出は日本人の心に触れられたことだったな」
「また岡山に帰りたいな」
そんな風に思ってもらえる場所を創りたい、
世界一周の終わりにそんなことを考えるようになりました。



▼築80年の古民家を再生し、2020年4月「紬屋旅館」オープン▼

帰国後、私たちが住む岡山市内を歩き回り
本当に不思議なご縁で築80年の古民家と出会いました。


閑静な住宅街に佇むその家は
日本が誇る職人さんの腕が光り、
大切に使われてきたことが分かるとても美しい状態でした。



岡山駅から徒歩10分程度の住宅街の中に存在する建物。
2階建ての円柱型の洋館と和館がある
大正ロマンの趣が漂う場所です。


館内には欄間や
趣向を凝らした障子、ガラス窓などが多数存在します。






地元にある この家に新しい命を吹き込み
この場所を、世界中の人が訪れ、日本人の本質に触れてもらう場所にしたい。


2018年12月に出会い、
2019年7月にようやく、物件を購入することができました。



名前は「紬屋旅館(つむぎやりょかん)」


心と想いを、世界中と紡いでいく。
そんな想いを込めました。


よりゆったりと日本のおもてなしを満喫していただきたいと
1階部分、2階部分をそれぞれ客室にした
1日2組限定のお宿です。

また実は、この紬屋旅館。
新幹線が停車する駅から徒歩で行ける旅館は
全国的にもとても珍しく、
駅からの送迎も行いますが
岡山駅まで歩いても15分程度と利便性も高い場所。


1組最大5名までご利用いただけ、
1組あたりの宿泊料金は
5万5000円(税込・宿泊人数分の朝食付き)を予定しています。

(9歳以下のお子様は、2人で大人1人として数えるため、
大人4名+9歳以下のお子様3名、という泊まり方も可能です。
しかしその場合もご用意させていただく布団は5枚です。
宿泊人数についてのご質問はe.taiyou.mi@gmail.comまでお気軽にお問い合わせください。)


2020年4月のオープンに向け
現在、改装作業、オープン準備を進めているところです。

改装前、2階客室部分



建物に残された
日本人が大切にしてきた’’美’’や温かみで
日本人のお客様にもゆっくりと楽しんでいただける空間にしたいと考えています。

改装前、1階客室部分


お庭もしっかりと整えてまいります。


お風呂は
敷地内に2箇所、
壁には檜、浴槽は信楽焼を使ったお風呂を設置。

旅の疲れを癒し、
世界各国の方に「湯船文化」を楽しんでいただきます。


▼紬屋旅館が描く未来
〜友達がいる国に爆弾を落とそうとは思わない〜▼


私たちがインドでインド人に対するイメージが大きく変わったように

今、世界中で起きている争いや憎しみあいは
「相手のことを知らない、理解していないことによる誤解」から
生まれているのではと思います。


世界一周をして
世界各地で数えきれないほどの優しさに触れ
「宗教が違っても、文化が違っても
人の根本には’’他人に対する優しさ’’があるんだ」と何度も何度も実感しました。


世界中に友達が出来ること
異文化を理解する機会があることは
この世界から憎しみや争いを減らす大きなきっかけになると信じており
紬屋旅館がその一翼を1ミリでも担うことができれば本当に幸せです。


これは次の目標ですが
例えば宿泊されるお客様が
地域の方々に教えていただきながら一緒に日本料理を作ったり
それを、毎晩一人でご飯を食べている子ども達と一緒に食べたり・・・。


そんな地元の人々との触れ合いの機会も増やしながら

私たちが世界一周をしながら感じた
世界中の価値観や生き方、
そしてその根底にある、我々日本人となんら変わらない「優しさ」を
岡山の方々にも、岡山にいながら感じていただき


この紬屋旅館が
海外の方が日本を感じる場だけではなく
日本にいながら
世界を感じお互いを理解しあえる場にしていきたいな、と考えています。


▼資金の使い道▼

この事業の初期費用の総予算は 2550万円 です。


【予算内訳】
物件購入費:750万円
風呂設置費用:700万円
設計・内装工事費(壁の塗装やフローリングの施工など):750万
家具・什器・備品:250万
広告宣伝費(WEBサイトやパンフレットの制作費):60万
運転資金:40万

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予算合計:2550万円


1500万円の銀行融資を受けており
不足分を、
クラウドファンディングでご支援いただいたお金
自己資金でまかないます。


そして何より、今回クラウドファンディングに挑戦したのは
資金を募る、という目的以上に
私たちの夢や想いに共感してくださる皆様と一緒に
紬屋旅館の歴史を積み重ねて言いたいという願いがあるからです。


関わる方が笑顔になり、「この場所があってよかった」と思ってくださる方が増えてこそ
紬屋旅館をつくる意味があります。
よりよい旅館、おもてなしを追求するために、皆様のお力と知恵をお借りしたい。
そんな想いを持って、初めてのクラウドファンディングに挑戦します。


「人の心を軸に、大好きな岡山・日本の魅力をとことん伝える」
そんな想いを持った紬屋旅館の最初の一歩に、ご一緒していただけると幸せです。


▼メンバー紹介▼

【武田悠佑(たけた ゆうすけ)】

1987年岡山市生まれ。
岡山大学医学部を卒業後、看護師として岡山大学病院に勤務。
その傍ら、月に1度岡山市中心部の西川緑道公園にて開催されている
「満月BAR」の立ち上げ・初代代表、
またNPO法人タブララサの理事も務める。
生まれも育ちも岡山市、という環境の中で
「世界を見てみたい」と考えるようになり、世界一周の旅へ。
帰国後、旅を主軸に事業を行う「TABIPPO」が主催した、
「日本一の旅人を決める大会」にて、全国優勝。
累計1万人を超える人々を前に旅の魅力を伝えた。


【小倉恵美(おぐら えみ)】
1989年美作市生まれ。
岡山大学在学中に、全国で岡山県の観光PRを行う
「おかやま観光フレンズ」や「おかやま桃娘」を務めた。

20歳の時に岡山市の方々から100個のランドセルを寄付していただき、
20歳の女の子4人でアフリカ・ケニアにあるスラム街に住む子ども達に
ランドセルを届けに行く、というプロジェクトを行ったことがきっかけで
「世界一周しながら世界中の人々の生活や価値観を知りたい」という夢が生まれる。
2013年岡山大学教育学部卒業後、岡山香川が放送エリアのテレビ局に入社。
2017年から夫と世界一周の旅へ。
帰国後、旅を主軸に事業を行う「TABIPPO」が主催した
「日本一の旅人を決める大会」にて、全国大会出場。
各地で世界一周の講演会などを行っている。


◎山陽新聞で、世界一周についての連載コラム掲載中です

◎毎月第4月曜日朝7時15分頃〜、RSKラジオ(1494kHz)
「朝耳らじお」にて、「世界一周放浪記」コーナー出演中!


◎武田悠佑FB

◎小倉恵美FB

◎小倉恵美の世界一周ブログ


▼お問い合わせ先▼

クラウドファンディングに関するお問い合わせは下記のメールアドレスまでお願いいたします。
e.taiyou.mi@gmail.com


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武田悠佑・小倉恵美

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