「ご挨拶」

みなさま初めまして、たったひとりでつくるファッション誌「PLEASE」編集長の北原と申します。まずPLEASEのこれまでを簡単にご紹介致します。

2016年に創刊したPLEASEは創刊号から、 日本を代表するブランドCOMME des GARÇONS HOMME PLUS (コム デ ギャルソン オム プリュス) を特集し、2号連続で PORTER (ポーター) とコラボレーションしオリジナルバッグを制作するなど異例とも云えるデビューを果たしており、ファッション関係者から高い評価を得ています。
「ガーリー」をテーマにした第2号では、80年代の「OLIVE (オリーブ)」を彷彿とさせるような COMME des GARÇONS GIRL (コム デ ギャルソン ガール) の特集記事、80年代の「i-D」誌のような馬場圭介氏によるファッションストーリー「エイコクキブン」、伊島れいか氏による「Sometime being a bad girl (ちょっぴり不良なストーリー)」、日本初のノーベル賞受賞者湯川秀樹氏のお宅を訪ねたインタビュー記事ではフォトグラファーに Rrosemary (ローズマリー) 氏を起用しました。

誌面では、基本的に横位置の写真を使用し、見開き単位でのみテーマを考えることで、大手とは一線を画したページ作りに挑戦。カタログ的に撮影するのではなく、写真の面白さを伝える誌面作りを目指しています。創刊号から COMME des GARÇONS をはじめとするハイブランドを特集していますが、それはモードへのこだわりというわけではなく、質の高い物を高いクオリティで見せることで読者のニーズに応えたい、という深いこだわりによって実現したものです。 

「このプロジェクトで実現したいこと」

現在第6号目を製作中ですが、PLEASEの継続と更なるクオリティの強化を目指し、有名デザイナーとタイアップしてPLEASEでしか購入できないようなコラボアイテムを発売するなど、幅広い活動へと繋げます。
現在主要販売地域が都心部に偏っていますが、発刊の度に扱っていただく書店様や手に取っていただくお客様が増えていますので、より多くの書店様で展開できるように営業活動を強化しておこなっていくとともに、取材対象も広げていきたいと考えております。
ファッションがメインの構成ではありますが、食・音楽・絵画など文化を紹介するページも写真を多く使用して掲載しており、より良い「読み物」としても満足して頂けるような、そしていつまでも手元に置いておきたくなるような雑誌へ成長させていきます。

最後に

PLEASEは日本の雑誌とは一線を画すような雑誌になっています。ここ最近ファッション雑誌がカタログ化してしまっており、商品を紹介するだけの内容ばかりになってしまい、どの雑誌も似たようなテイストで同じブランドのアイテムを扱っているなど同質化してしまっています。
PLEASEでは大手の雑誌が扱わない、扱えないようなテーマを多く取り扱い続けたいと考えております。現在は年4回の発刊ですが早々に隔月刊への移行や電子書籍化も視野に活動しております。

是非みなさまの支援を宜しくお願い申し上げます。