▼Anabasis~Load of War~とは?

Anabasisとはアナバシスと読み、意味は「進軍」、サブタイトルのLoad of Warは「戦争の支配者」という意味があります。一言でいえばカードを使って進軍するゲームです。

このゲームはお互いのプレイヤーが一国の王となり、自分の領地を拡大しながら、4つの種族から英雄を雇用し相手の城を陥落させる戦略性のあるボード(カード)ゲームとなります。

相手の手から次の一手を導き出す戦略性と様々なキャラクターのデッキ構築による自分だけの軍隊を作る楽しみが同時に楽しめるデッキ構築型戦略カードゲームです。

カードはイラストレーターのEVILVIT氏によって1枚1枚丁寧に描かれており色違いなどの差分は一切ありません。

 

▼はじめまして

はじめましてSelfcreativeの椙野です。ページをご覧いただきありがとうございます。

私は普段もゲーム開発に携わっており、開発に携わったタイトルは守秘義務の為、詳しくは書けませんが、スマートフォン,PS3,PS4,3DS,Vitaと関わってきました。

ゲーム業界を目指した理由はやっぱり何かを作るのが好きだし何よりゲームが好きだったからです。やるのも作るのも。そして今に至ります。

私はその場のノリで面白いと思ったものは無性にやりたくなったりする性分で、テレビゲーム以外ではサバイバルゲームや山や川遊びなど少年心を持ったような遊びが好きですね。

無性にやりたくなると同時に飽きも早い性格ですが、ゲームだけは飽きることがありませんでした。アナログゲームと出会ったのは新しい娯楽を開拓していた時で、ちょうど会社の近くにボードゲームのショップがあったため購入してみるとドハマり。普段はやる側としても楽しんでおりましたが、やっぱりクリエイターのサガです。自分らでボードゲーム作っちゃおうぜというところから気の合う仲間で今回発表するアナバシスの企画/プロジェクトがスタートしました。何もかもが初めてですがそれすらも楽しんでます。

↑は私の所有品の一部で、他にもゲームマーケット戦利品や大型のボドゲ、カードゲームなどやるのもやっぱり好きなんです!少しでもボードゲームの魅力、面白さを広めようとボードゲームサークルを主宰し微力ながらも頑張ってます。 

 ▼デザイナーのEVILVITです

 初めまして、イラストを担当しましたEVILVITと申します。
もともとボードゲームが大好きだったので、楽しく制作を進めることができました。一つのプロジェクトでここまで大量のイラストを描くことは非常に希なので貴重な体験ができましたし、大きな自信にもつながりました。是非Anabasisの世界観お楽しみいただけたら幸いです。

 

 

▼Anabasisの詳細/説明

アナバシスは、強いカードを購入し、手札から出撃、進軍させ、将棋のようにマス目に沿って相手の城に攻撃するゲームです。

このゲームは2人プレイ用で、ジャンルはデッキ構築型戦略ゲームになります。

 

毎ターンお互いのプレイヤーは行動力と財源が与えられます。

■行動力…手札からカードを出す、移動するといった「行動」に使用します。

★財源…主にはカードの購入時に購入のコストとして支払います。資金力=戦力です!ターンで使用しない場合は翌ターンに持ち越し貯めることができます

 

カードの種類はキャラクターカード、領地カード、フィールドカード、イベントカードの4種類がありそれぞれのカードの種類によって役割が違います。

■キャラクターカード…戦闘を行う主なカードでこのカードで相手の城門を攻撃することが目的となります。

★領地カード…使用プレイヤーのサポートを行うカードで枚数があればそれだけ戦場を有利に支配できます。

▲フィールドカード…フィールド上に1枚しか置けないカードです。プレイヤー両者ともにカードの効果を与えます。

●イベントカード…領地とは別でプレイヤーの補助するカードです。相手の行動を妨害するカードが含まれます。

 

全てのカードにはカード効果というものがあり、それはカードごとに異なる効果を持っています。

↑テストプレイで強すぎて修正の入ったカード。サイコロの出目で〇〇を全破壊するという効果がありました。

 

●購入したカードについて

購入したターンでは使用不可で一度捨て札として扱われ、その後デッキに組み込まれます。

そしてカードをドローで引いたとき初めて使用することができ、キャラクターカードであれば出撃、領地カードであれば設置が行えます。

手札から出したカードはフィールドに置くことで初めてカードに記載されたタイミングで効果を発生させます。

またこのゲームには戦闘(バトル)というものがあり、

キャラクターには「攻撃範囲」「命中率」「体力」「攻撃力」の4つの基礎値があります。

キャラクターごとにその能力は違い、強いカードを購入すれば勝てるというゲームではなく、弱いカードでも相手の攻撃範囲外からの攻撃や効果、クリティカル(サイコロゾロ目)が発生すれば強キャラクターを倒せますので最後まで諦めない熱いバトルができると思います。

例:このカードが攻撃時の命中判定でゾロ目 が出た場合、相手を破壊する。

の場合ですと攻撃時の命中判定の時にゾロ目が出ると効果を発動します。体力から攻撃力を引くことなく相手を破壊します。その為、高コストで購入したキャラクターカードが倒されますので形勢逆転が可能です。

 

またキャラクターには「種族」という概念を入れており、種族ごとに特色の変化を持たせています。

「バランス型」の種族。「高体力、低攻撃力」の種族。「高攻撃力、低命中率」の種族。「高命中率、低体力」の種族。と分けています。

高火力ごり押ししようとしても、命中率が低いため低攻撃力にやられたり、場を支配したと思ったらカードの効果で逆転されたりするので戦略は10人10色です。

※2人用と書きましたが、タッグ戦なども工夫次第でできるので遊び方次第で幅は広がると思います。

 

▼内容物

カード…120枚

説明書…1部

プレイフィールド…1枚

トークン…6個

6面ダイス…2個

外箱…1箱

で予定しております。

▼なぜ作るのか

作るきっかけは初めに記載したように純粋に自分たちで作りたかったからです。

しかし仕様を固めて行き、絵柄のラフを見たり実際にゲームマーケットに足を運んだり、いろいろな店でアナログゲームを見て回ると次第に気持ちはこのゲームを「より多くの皆様にお届けしたい」、「やって欲しい」、「買ってよかったな」と感じてもらえるような感情に代わってきました。

その為にまずはゲームマーケットという年3回あるイベントの12月秋の初出展を目指します!

その後ネットショップや全国のボードゲーム屋さんを通じてお届けしたい!!

▼ゲームのこだわり

①絵柄の統一

絵柄がバラバラだと世界観が壊れてしまいますので、デザイナーのEVILVIT氏のイラストで絵柄を統一しています。

上の画像は一部ですがキャラ50を超えるデザインすべてEVILVIT氏が一枚一枚丁寧に描かれています。

  

 

②デザイン 

世界観は統一させることに力を入れていますが枚数が多いのでなるべく構図を被らないように工夫しました。

キャラクターで言えば強さが同じ規模になるようなデザインにしたり高級感を出すために彩度を落として高級感を高めています。

キャラクターカード

領地カード

フィールドカード

イベントカード

画像は開発中のものです。

③ゲームシステム

作るときにデジタルゲームに負けないようなゲームを作りたいと思っていました。

狭すぎず、広すぎずのフィールドサイズでたくさんのカードを並べて"進軍してる"というワクワク感をどうしても演出したかったのです。

なのでマスという要素を取り入れ、カード自体が進んでいくゲームになってます。

最初は手札(戦力)が薄い為、戦力増強に力を入れますが後半になるにつれて展開が加速していきます。

その為、中盤~後半になると色々なカードがフィールド上に並んでいて見ていても楽しいと思いますし、行動力を使って一気にフィールドのカードを動かして前線を押し上げていく。

軍師の気分で策略にはめたときは最高に楽しいと思います。

1回のゲームプレイ自体が戦記になり起承転結を描けるのが理想です。

 

▼これまでの活動 

個人で制作しているため限られたリソースで制作を進めています。初期のころはカードがないのであれば中古カードショップで某カードゲームのカード同じ柄を大量に購入して代用したり、専用のボードが必要なのであれば、A4用紙を張り合わせてB2サイズにしてみたり、カードのサイズが専用なのでカッターで一枚一枚サイズ合わせて切って、イラストを瞬間接着剤で貼り付けたりと基本はないものは代用か手作りで行ってきました。

上の画像は張り合わせた紙に長さを記述したり仮のカードとボードでプレイ感のテストをしています。

カードサイズが合わないためカット中です。

印刷会社を1社だけに絞らず、数多くの印刷会社(ボードゲームの印刷対象外含み)に見積もりをしてきました。ときに実際にその会社に足を運び、カードの手触りや材質などの打ち合わせなども行いました。

コストも手の届きやすくするために徹底的にカット努力をしなければなりません。しかし知識も何もない状態だったので小ロット見積もりを行うと、このボリューム内容となると単価が跳ね上がり、個数が少ないのにも関わらず印刷代が高額になったりもしました。削りに削って現在は抑えております。

基本ルールとイラストは出来上がっており、あとはクオリティを上げるための作業を繰り返すところまで来ています。

また私達は会社組織などではなく事務所もないため、どこかのカフェや会議室に持って行きプレイをします。

↑後日、反省点等を書き出していきます。

過去にはカフェで他のお客様に声をかけモニターをやって頂いたり、友人にプレイをしてもらったり、間接的な方々にプレイをしていただくこともあり、テスト回数を重ねるごとにクオリティが上がっていることを実感しています。

 

カフェでモニターをして頂いた方は効果文章の添削、テキスト、効果文の意味は伝わるのか、説明書やルールの不備を見て頂きました。

私の友人には実際プレイしたときには客観的な視点で自分が気付かない箇所を指摘してくれたり、遠方の友人にも説明書を送って再度文章の校正などを行ってまいりました。

または地元のボードゲームのメンバーとテストをやって頂いた友人にはトランプなどで代用していたようで、それによりルールの穴を見つけて頂きました。

大変助かりました。

この場を借りて感謝を申し上げます。

 

私達だけでは気付かないミスやバグがあった為、それを修正していきました。

皆様の協力を得てここまでのクオリティ、ゲーム性までたどり着きました。ボードゲーマーに送る最高の商品が出来たと自負しております。

12月に出すという事なので成立してもテストする期間はまだあります。ですので手を緩める気はありません。

 

▼なぜ資金が必要??

主に印刷代になります。

最初は何も知らなかったので自費で最小ロット行けると思ってました。しかし見積もってみると内容物が多く、カードの種類、枚数、特殊なサイズなどコスト増し要素が多いため単価が大幅に上がりしました。

正直言いますとそのころの仕様では製品1つあたり1万を超えました(笑)。そのためカードの枚数も初期の180枚を超える枚数を減らす作業から始めトークンも32個から6個へと。デザインで代用できる個所はデザインに組み込んで抑えたりとこれ以上はゲーム性に関わってしまうというところまで減らしていきました。

(装備カードという概念があり、種族も複数ありました。このままボツにするのは惜しいので拡張版を出すことでこれらの伏線?を回収したいです)

削りに削って、だけどもハイクオリティを目指し最終的に見積もったのが今回の募集金額なんです。

 

①資金の大半はロットの資金額になっており、このロットで製品化されたものでゲームマーケットで出展します。

② キャラクターとは別にUI周りは外注のデザイナーに発注しており、その方へのお支払いへ充てます。

③上記でほぼなくなる見込みですが、余りは出展周りの費用として広告費に充てます。ゲームマーケットに出店したときにポスターなどに使う予定です。

▼リターンについて

※成立に対してのリターンになります。

【製品版+特典カード】

完成品の製品と特典カードをお送りいたします

クラウドファンディングで支援者様のみの限定カードです。

ゲームマーケットなどで再販予定はありませんのでご了承ください。

またゲームマーケット前に体験をして頂きたいのでマーケット前にお届け致すように尽力します。

 

【Thank youメール】

私とEVILVIT氏のお礼メールです。

【ポストカード】

是非とも効果が書いてある箇所に思いを綴ってください

【マグカップ】

Anabasisのカード柄のカップをお送りいたします。

上記は参考イメージです。下地は白色です。3種類の絵柄から1種類お選びいただけます。

【Tシャツ】

Anabasisのカード柄のTシャツをお送りいたします。前面プリント(数量限定)

全ての絵柄から1種類お選びいただけます。

【ジグソーパズル】

オリジナルのジグソーパズルです。壁にかけてインテリアなどにどうぞ。

全カードから1種類の絵柄をお選びいただけます。 

【完成イベントへのご招待】

完成品のイベントに招待いたします。(数量限定)

【説明書のクレジットに記載】

説明書のクレジットにお名前などを記載させていただきます。(数量限定)

【特注ペンダントトップ】

 ご指定カードの柄1種類をオーダーメイドのペンダントトップを制作し郵送いたします。(数量限定)

貴方だけのAnabasis特注ペンダントを。

上図は参考イメージです。

 

※制作は金属工房Art's様にご依頼し、発注から1か月ほどお時間を戴きます。

ご協力:金属工房Art's 太田 智 様

r.p.g.2010.arts@gmail.com
080-1696-1282

※成立に対してのリターンの為、不成立の場合は履行されませんのでご注意願います。

ものによってはあえて長めにお届け予定を設定していますが、大勢の方が支援してくださったことを想定しての期間となっております。

▼クリエイター紹介

イラストレーター

EVILVIT

イラストレーター、3Dモデラー、ゲームグラフィッカー。
コンシューマーゲーム、ソーシャルゲーム開発におけるコンセプトアート、モデリングなどのデザイン業務を手掛ける。
その他、マットペイント、WEB素材、CDジャケット、アルバムデザイン、グッズ販売、雑誌、小説カバーアートなど。
また音楽活動も行っており、作曲、ギター、MIX、などを担当。

 

ゲームデザイン、その他

椙野 繁

活動名義。プログラマー勤務。

子供の時からのゲームっ子。初めてプレイしたゲームはFCの手ごわいシュミレーションゲーム。業界を志したのは小学生の時。

中学に上がるまでで家で暇な時はよくそのシュミレーションゲームのマネてマップを描いて敵を置く遊びにハマる。

デバッガー → スクリプター → プログラマーという経歴。

関わったハードはスマートフォン,PS3,PS4,3DS,Vita。

▼最後に

まずここまで読んで頂けたことに感謝です!

とにかく多くの方々にやって欲しいです。

「楽しんでもらいたい」私達の原動力はそこにあります。是非ともご支援宜しくお願いします。

海外製のボードゲームが数多くありますが、このAnabasisはそれらのゲームに引けを取らない出来に仕上がりました!

狙うはゲームマーケット大賞!!!応援宜しくお願い致します。

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