みんなが「障害」を理解すればやさしい明石になる!!

みなさま、初めまして。私は社会福祉法人三田谷治療教育院、明石市立あおぞら園・きらきらの服部です。私が勤務させていただいております明石市立きらきらは就園・就学前の発達に支援の必要なこども達に療育を行なっている児童発達支援センターと児童発達支援事業所(母子通園含む)です。

http://sandaya.or.jp/

またこの度、本プロジェクト主催の株式会社ソワサポートは明石市と播磨町で児童発達支援事業と放課後等デイサービス事業、相談支援支援事業を運営しています。来年度は就労継続支援B型事業所を開所予定です。

https://www.sowersupport.com/


第2弾目として、もう一度クラウドファンデイングに挑戦!!
今度はCAMPFIRE!!

第2弾目となる「イオンシネマ明石で障害理解啓発映像をシネアド上映するぞ!」プロジェクトは、株式会社ソワサポートと社会福祉法人三田谷治療教育院コラボ企画となります。

前回、FAAVO播磨にて障がい児啓発「イオンシネマ明石で障がいのあるこども達の理解促進の啓発映像を上映するぞ!」を実施させていただきました。
そして、皆様の多大なご協力、ご支援のおかげで当初の目標金額60万円を大きく上回る約150万円のご支援をいただきました。
結果、イオンシネマ明石にて、映画『名探偵コナン 紺青の拳』上映開始4週間(30秒CM)と『アベンジャーズ エンドゲーム』上映開始4週間(30秒CM)でシネアド上映を無事達成することが出来ました!!

ちなみに両方の映画で約35000人の方々が来館されたとのことで・・・

「映画上映前に泣いたのは初めてでした」

「啓発映像が流れた瞬間、空気が変わった」

「周りのお客さんがCMを指差し話題にしていた」など

多くの反響をいただきました。


しかし、今の明石(しゃかい)において、啓発活動に終わりはありません!
啓発活動をしなくても「こどもからお年寄りまで、すべての方が幸せに暮らせる明石(しゃかい)を目指して」歩みを止めることなく走り続ける!!

今回シネアド上映を考えた、新作『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)について今年注目する映画の1つには間違いありませんが、やはり「困っている人がいると放っておけない」「弱いものに優しい」という寅さんの性格が本プロジェクトのテーマと重なる部分があったからです。
また年齢層においてもアベンジャーズ4や劇場版名探偵コナンとは違った客層に向けた啓発が出来るものと考えます。

 

「障害啓発」の映像は暗いものばかり・・・
障害当事者のありのままのボジティブさが全面に押し出された映像を作成!!

私が知っている車椅子ユーザーや視覚・聴覚障害のある方は決して、ネガティブではなく、ポジティブな方が多く、逆にエネルギーをいただいています。

しかし、障害当事者のみなさんの話を聞くと笑顔の裏には、我々が想像できないくらいの努力と苦労があることを知りました。私が思っていた各「障害」の認識において、たくさんの勘違いや理解不足があることに気がつきました。 

サポートしなければいけない時にサポートする。

サポートしなくていい時は、見守るだけにする。

これは何も障害者だけではなく、子育てや教育現場、職場にも言えることだと思います。

その子、その方を「理解」することが適切な関わりを豊かにし、お互いの多様性を認め合えることで、やさしい社会になるのだと思います。


そして今回、シネアド上映したい映像はこちら!

「男はつらいよ」なので寅さんならぬ、トラちゃんが明石を旅してきた設定!

トラちゃんと出会ったら、誰でもすぐに仲良くなれる! 満面の笑みで「トラちゃん!」と声をかけてくれる車椅子ユーザーの白石さん。

ガイドヘルパーさんに教えてもらって「トラちゃん?」とびっくりしながら挨拶をしてくれる視覚障害がある石井さん。

「トントン」と明るく肩を叩いてくれ、手話で挨拶をしてくれる聴覚障害がある木戸さん。

みなさんがトラちゃんに「ようこそ明石へ!」と気さく声をかけてくれて、トラちゃんは「ほんと!明石って素敵な街だな〜」と思いながら「いいところだね!やさしいまち明石」と黄昏るのでした。

次は、みなさんにトラちゃんみたいな素敵な出会いを経験してもらいたいと思っています。

(映像協力)

トラちゃん:株式会社ソワサポート代表 浅原奈緒子

車椅子ユーザー 白石義正さん

NPO法人ウエルネスハート代表 石井美弥子さん

明石ろうあ協会 木戸めぐみさん

撮影&編集:社会福祉法人三田谷治療教育院 服部記昌


なぜ、啓発活動を行うのか・・・。

実は昔、私は「超」がつくほど障害のある方々に対して差別的でした。

小学校の時、養護学校との交流で涎を流している同年代の男の子を見て、気持ち悪いと感じ、積極的に交流している女子生徒を見て、先生に印象を良く見せようとしていると思っていました。

中学の時、なかよし学級にいた男の子が休み時間、クラスに乱入してきて鼻水を机につけている光景を見て汚いと感じ、なぜこんな人がいるんだろうと考えていました。

近くに大声で独り言を言ったり、意味不明な動きをしたり、自分と容姿が異なる人がいたら、遠ざかっていました。


そんな私でも知ることで変わることが出来たのです!

ある日、駅のホームで笑顔で独り言を言いながら不可解な行動をしている男性がいました。明らかに自閉症と分かる方でしたが、その近くにいた女性は不快な表情でその男性を見ていました。本当に嫌そうな顔でした。

今の私は、その女性を見て、「何も危害を加えないし、ただ自分の世界に没頭しているだけですよ」と心の中で呟いていました。

障害児者支援の仕事に就くまでは、その女性と同じ気持ちだったと思います。

「障害」を理解することで、中には更に嫌悪感を抱く人もいるかもしれませんが、私に至っては約15年の福祉業界の仕事をする中で障害のある人や子ども達からたくさんのことを学びました。そして辛い時やしんどい時、支援する側は自分なのに逆にたくさん助けてもらいました。

知らないことを理解することで世界は広がり、少し人の気持ちや立場に立って考えることが出来る。それが出来るようになったからこそ学生の時、あまり友人のいなかった自分に今では、ちょっと相手してくれる仲間が増えたのだと思います。

前回、本プロジェクトを応援してくれた心優しいサポーターの皆様。


「相手を理解すれば相手の立場になって考えることが出来て、行動することが出来る」んです。

我々、障害児者支援事業所ではたらく支援者は事業所を利用するこどもや成人の方々にQOLの向上を目的に個々に応じた支援を行う一方で、その利用児者が住む地域に対しても“障害理解”を意識した啓発活動を並行して取り組むことが必要です。

しかし、啓発活動や福祉イベントを実施しても当事者やご家族、そして障害児者支援に関わりのある方には興味を持っていただけますが関わりのない一般の方々に伝わりづらいことが往々にしてあると痛切に感じます。

ヘルプカードや障害のある方々をサポートするシンボルマーク、そして一般の方々を対象とした啓発に関する資料等も作成はしたけれど、本当に知ってほしい方々に伝わっていないのが現状です。

 

いいことをしても知ってほしい人たちに、届かなければ意味がないのです。


「障害のあるなしに関わらず、安心して暮らせる社会にしたい」

という理念を掲げて、歩みを止めることなく再度、明石市にある唯一の映画館イオンシネマ明石で、「障害」に関して無縁な一般の方々が集まり尚且つ、否が応でも視聴せざるを得ない映画という媒体を活用して今回は障害「者」理解に特化した啓発映像を上映したいと考えています。

映画広告は大画面、大音量という特別な空間で携帯電話など外部の情報をシャットダウンした状態であることから、観客はおのずと意識をスクリーンに集中する環境であり、目や耳から情報を伝えやすくインパクトがあるというメリットがあると実証済みです。


映画館と上映映画について。

イオンシネマ明石(7スクリーン/年間動員数530,000人)
イオンエンターテイメント株式会社にて全国のイオンシネマを年間動員数でAAA、AA、A、B、Cでランク付けしておりイオンシネマ明石は「A」に該当している。


支援金の使いみち。

スクリーン広告(シネアド)作品指定(1作品)上映30秒CM4週上映費用
440,000円

動画編集アドバイス料
10,000円

その他、クラウドファンディング手数料+広報費等

◯支援金が上回ると別の映画館の上映を考えています。 


リターン品について

◯30,000円コース 
啓発映像エンドロール(5秒)大文字であなたの名前か企業名を表示!
お礼のメールを送らせていただきます♪

◯10,000円コース
啓発映像エンドロール(5秒)中文字であなたの名前か企業名を表示!
お礼のメールを送らせていただきます♪

◯5,000円コース
啓発映像エンドロール(5秒)小文字であなたの名前か企業名を表示!
お礼のメールを送らせていただきます♪

前回はエンドロールが3秒だったので、今回はエンドロールを5秒に増やしました!!


実行スケジュール。

令和元年11月 1日クラウドファンディング開始
令和元年11月30日(土)クラウドファンディング終了

 令和元年12月27日(金)新作『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)公開予定

◯1ヶ月間リターン品をシネアドで上映


最後に

私が勤めております社会福祉法人三田谷治療教育院の創設者三田谷啓は障害のあるこども達の「治療教育」を行いながら、ドイツで学んだ確かな教育、医学等を基に発達に支援の必要なこども達の子育てに悩む母親に対して昭和初期の時代から教育指導を通じて幅広く啓発活動を積極的に行なっていました。

【昭和初期の当時の写真】治療教育学の実践の他、児童保護、母子保護の啓発と実践活動を行っていた三田谷啓先生。

三田谷治療教育院に務めるものとして創設者の理念を受け継ぎ、当法人をご利用されるお子様や成人の方々の支援を行うと共に現代に即した啓発活動を行っていく責務があると感じております。

このプロジェクトを通じて、少しでも障害児者に関わったことのない方に、明石に住む障害のある方々の生きづらさやご家族が抱える悩みを感じていただき、みんなが一緒になって「障害のあるなしに関わらず全ての人々が安心して暮らせる明石(しゃかい)」を目指すきっかけになるように取り組みたいと思っています。

誰もが必ず誰かの支えのもとで生きているのであり、健康な方でも高齢になると介助される側になり、また、いつ事故などで障害者となるかもしれません。


思いやりのある社会を目指して!! 


お問い合わせ
住所:明石市二見町東二見1836番地の1 ふれあいプラザあかし西 2階
社会福祉法人三田谷治療教育院 明石市立あおぞら園・きらきら 服部記昌
TEL:078-945-0280
FAX:078-945-0281
携帯:090-9866-0168
e-mail akashikirakira@gmail.com
HP http://sandaya.or.jp/aozoraen/

◯本文中の動画・画像は全て本人及び関係者の許可を得て掲載しています。

<All-or-Nothing方式の場合>

本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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