【今回挑戦したいこと】
[都倉賢の挑戦]あの人を超えるワインを造りたい!
【なぜ挑戦したいのか】
初めまして。サッカー選手の都倉賢と申します。
3歳の頃からサッカー選手になることを夢見て、18歳の頃にプロになり、
今年で15年が経ちました。
サッカー選手の多くがそうであるように、日本代表に選ばれ、そして世界でプレーすることを目標にプレーしてきていますが、もちろん思うようにいくことばかりではありません。
ただ、サッカー選手の平均寿命が25歳前後と言われる中、33歳までこうして、今もなお日々成長し続けられていると実感できていることは、本当にありがたいことだと思っています。
そんな中、昨年の春に、世界最高の選手と言われるイニエスタが、スペインからJリーグに移籍するという衝撃的なニュースが飛び込みました。
僕自身、彼とJリーグで戦えるという事実にものすごく興奮していましたが、
もう1つ気になることがありました。
彼は、スペインでワイナリーを経営していたのです。
彼が来日する少し前に、よく行く鉄板焼き屋の大将が、
「景気付けに、イニエスタのワイン飲んでおく?」と、
僕たち家族にそのワインを出してくれました。
もちろん味も美味しかったのですが、それ以上に衝撃だったのは、
そのワインは、どんなボールがきても飄々とプレーして決定的なラストパスを出すようなイニエスタのプレースタイルそのものだったのと、なによりも人柄の良さがそのままにじみ出てるような親しみやすいワインだったからです!
酔っ払ったのか、よほど衝撃だったのか、今では記憶も定かではありませんが、僕はその時鉄板焼き屋の椅子の上で、
「雲の上の存在だけど、ワイン造りではワンチャン勝てるのでは?」
そんなようなことをTweetしてしまったのです。
この時は想像もしていませんでしたが、翌朝起きると、このTweetがWEBニュースのトップになっていました。
「応援するよ」「頑張れ」「一緒にやりましょう!」
ひっきりなしに届くLINEを見て、「あ、本当にやりたい。イニエスタに勝ちたい。」
最初は軽い気持ちだったかもしれませんが、僕の中で急に何かが変わる気がして、
自分でも思ってもいなかった「ワインを造りたい」という思いに、火がつきました。
【これまでの活動】
何かやりたいことを見つけると、こんなに物事ってスピーディに展開するんだ…、と、
サッカーしかやってきていない僕には驚きの連続でしたが、その後何人かの方とお会いして、実際に色々な話を聞くことができました。
中には、僕の本業を気遣って、エチケットだけ作るとか、名前だけのコラボレーションのような話もなかったわけではありませんが、
最終的に、当時僕が住んでいた北海道で、雪が溶けてしまうんじゃと思うほど熱い、
日本で最年少の醸造家の金田くんと出会い、彼と一緒にワイン造りをしたいと思いました。
気づけば農業法人を作り、北海道の仁木町に1ヘクタールの土地を買い、ようやく整地も終わり、長い冬を越えてようやく苗植えが終わりました。今年植えた葡萄が醸造できるのは3年後です。
【挑戦した先に描く世界】
美味しいワインを造りたい、誰かが訪ねたくなるようなワイナリーにしたい、というワインへの思いはもちろんありますが、僕が現役中に敢えてこの挑戦をすることで、希望を与えられたらという思いが強くあります。
というのも、サッカー選手という仕事には、セカンドキャリアがつきものです。
これは当然のことなのですが、現役中にはセカンドキャリアに向けて準備を進めるにあたって2つ弊害があります。
1つ目は常に移籍が伴うこと。
僕自身、川崎→群馬→神戸→札幌とチームを移籍し、15年目になる今年、大阪に在籍しています。その土地に愛着が湧いたとしても、キャリアの上での決断が最優先なので、基本的にはその場所で何か事業を始めるというのは、人に迷惑をかけたりリスクになることも多く、生半可な気持ちでは始めることができません。
2つ目は、世間からの目です。
「本業は?」「サッカーに集中しろ」
サッカーは結果が全てということもあり、浮き沈みもありますが、
本業以外のことをやっていると、世間からよく思われないことも多々あります。
これらのことを踏まえて、僕が現役中にワイン造りをすることで、
この先、将来を不安に思いながらもそれに向き合わず、気付けば目の前の出会いやチャンスに蓋をしてしまうようなサッカー選手が減ったらいいなという思いがあります。
もちろん、本業に支障をきたしてしまっては本末転倒ですが、同時に何かに挑戦することで、それが相互作用して、本業に対するメンタル面が鍛えられて、よりスムーズにいくことだって十分ありえると思います。
また、人生100年時代と言われる今、住まいも会社も、ずっと同じ場所、という考えもなくなると思います。昔からセカンドキャリアと隣り合わせにある僕の職業だからこそ、
今回の挑戦が、同じ時代を生きる人たちの「決断」に少しでも力になったらいいなと思っています。
【このプロジェクトで実現したいこと】
「イニエスタを超えるワインを造りたい」というのは、勝敗の定義も難しいのですが、
イニエスタが当たり前のように、サッカーで結果を出しながらワイナリーを経営していたように、僕自身、日本で現役中から新しいことに挑戦することで、それが叶えられるんだという未来を示したいと思っています。
僕が自分の畑で植えた葡萄が醸造できるまでには、先述したように3年がかかります。
今回の第一弾は、2020年の春に「お祝いの席で飲んでもらえるワイン」をテーマにパートナーの金田くんと一緒に仁木町の大地で育まれたキャンベルとナイアガラと言う品種の買いブドウを使用してロゼのスパークリングワインを造りたいと思っています。
【プロジェクト詳細「なんでお祝いなの?」】
実は、畑を買って整地を終え、まだまだ醸造者や飲食スペースはないのですが将来的にはワイナリーを目指していきたい、サッカー選手としてはシーズンも開幕して、色々なことが「今からだぞ」という時に、僕は人生で初めての大怪我をしてしまいました。
33歳にとって全治8ヶ月という期間は非常に重く、自分に対する苛立ち、焦り、言葉にできない思いで包まれました。
ただ、いつまでも絶望していてもしょうがないので、自分らしくリハビリに向き合うことにしました。
日々のリハビリ風景や、復帰に向けた意気込みなどをSNSを通して発信している中で、想像以上に同じような境遇の方からメッセージをいただきました。
怪我をして絶望する学生や闘病中の方、中には「産後復帰で社会へ返り咲きするにあたって勇気をもらいました」なんていうコメントもありました。
復帰を目指す人がいて、それを応援してくれる人がいる。
応援してくれる人がいて復帰を目指す人は頑張れる。
そんな人達のコミュニティを作りたいと思い、
日々のリハビリを通してハッシュタグ #返り咲きカウントダウン をつけたところ、
共感の輪が広がり、気付けば約500件の投稿が集まるコミュニティになりました。
SNSの先にいる方々に直接会えることはほとんどありませんが、
それぞれが復帰したところを想像した時に、頑張った人と応援した人が
一緒になって乾杯できるワインがあったらいいな…、と思い、
金田くんに相談し、一緒に醸造をしてきました。
僕自身、2020年の春には復帰する予定でリハビリを進めています。
桜の咲く頃、同じ時期にみなさんにも大切な人とこのワインで乾杯してもらえたらこんなに嬉しいことはありません。
【こんな時に飲んで欲しい!】
✔︎大切な人の快気祝い
✔︎復帰を目前にラストひと踏ん張り
✔︎絶望しかけたけど、前を向きたい!
✔︎「おめでとう」「おかえり」の瞬間
【応援メッセージ】
今回、とっくんがクラウドファウンディングを通して挑戦するワイン造りの活動を応援しています。
彼がワインに興味を持つきっかけを作ってしまったのはたぶん僕なので、少し責任を感じていますが…笑
ワインはたった1本でも、そこに会話が生まれ、そして思い出ができていきます。
そんな人と人を繋げてくれるワインの力で、このプロジェクトが盛り上がりますように。
出来上がったワインを飲めるのを心から楽しみにしています!
とっくん頑張って!
(小野伸二)
【リターン紹介】
・ワイン(サイン入り)
(株)都倉ワイナリーから初リリースとなるワインをお楽しみ下さい。今回このリターンを選んで頂いた方の中から抽選で『都倉が直接ワインを渡しにいく』1名と『都倉がお礼の生電話』5名を準備しております。いつも沢山の応援をしてもらっている中で何か直接お礼を形に出来ないものかと考え今回の企画を考えさせてもらいました。ワイン(サイン入り)のリターンを選んでくれた皆様にはプロジェクト内にある「メッセージ機能」よりGoogleフォームを送らさせてもらうので、その質問に答えてくださった方が抽選の対象となります。沢山の方が参加してくれるのを楽しみにしております!!!
・ワインボトルのラベルにあなたの名前が入ります
(株)都倉ワイナリーから初リリースのワインボトルのラベルにあなたの名前お入れします!このワインを飲む全ての方から憧れの眼差しでみられること間違いなしです!!!ラベルのスペースの都合上10名が限界なのでお早めに!!!
・あなたの名前とメッセージが刻まれます!
このプロジェクト内の「活動報告」ページにあなたの名前と熱いメッセージを掲載させてもらいます。
(株)都倉ワイナリー初となるワイン造りのサポーターとしてあなたの名前とメッセージが永遠に「活動報告」内に刻み込まれます!
今回のチャレンジに応援はしたいけど年齢的にワインが買えなかったり、ワインが好きではない方も是非、とにかくあなたの応援したい気持ち待ってます!!!
【終わりに】
すごく長くなってしまいましたが、ワインには必ず思い出が伴います。
今回のワインが、誰かにとって「あの日のあのワイン」として記憶に残ったら嬉しいです。
共に返り咲きましょう!そして、イニエスタを超えるワインを造る、という僕の壮大なプロジェクトの第二弾も、楽しみにしていていただけたら嬉しいです。
最新の活動報告
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2022/01/28 16:35KAERIZAKI2020のストックが残りわずかとなってまいりました。ワイン造りは年に1回きりです。もう2度と出会えないワインをこの機会に是非楽しんでもらいたいです!リリースから約1年経ち複雑みも増してポジティブな変化や違いも楽しんで頂けたらと思っております♪KAERIZAKI2020が皆さんの楽しい思い出に寄り添うワインになる事を祈っております。都倉https://tokurawinery.official.ec/ もっと見る
KAERIZAKI2020の8月分販売のお知らせ
2021/08/01 23:21都倉ワイナリーがリリースしているKAERIZAKI2020の8月の予約販売がスタートしました!いつもリピートしてくださっている皆さん本当に有難うございます!!!そして初めての方、ワインが苦手な方、ワインを楽しめたことがない方、そんなみなさんにも是非飲んでもらいたいです!飲食店での一杯目…「とりあえず生」や「ハイボール」ももちろんいいですけど、お店の雰囲気や料理の種類に合わせてワインを飲めるようになる事を想像してみてください!この楽しみを知ると本当に世界が広がります!これは間違いないです!なぜなら僕が経験したので!世界が変わったことをあげたらキリがないですが、1番は料理とのペアリングですね。ワインのおかげで料理が更に美味しく感じ、料理のおかげでワインが更に美味しくなる!そんな経験をしたらもう過去には戻れなくなりました!そんな皆さんの世界が変わるきっかけにKAERIZAKI2020がなれたら嬉しいです!ありがたいことにDMやコメントなどで「今までワインは苦手だったけどKAERIZAKI2020は美味しく飲めました」「ワインで頭痛くなっていたから嫌いだったけど全くならなず、本当に美味しかった」「日本ワインがこんなにおいしいと思わなかった」など沢山の素敵なコメントが届いていて本当に嬉しい限りです!なので遠巻きに見ているそこのあなた!!!自分には関係ないなーとたった今スクロールしようとしたらそこのあなた!!!一旦親指を止めて、オンラインストア都倉ワイナリーに飛んでください!あなたの親指があなたの世界を変えてくれます。笑この機会に是非購入してみてください!きっと世界は変わりますよ^_^また今回から大変お得な12本セットもご用意致しました。なぜこの様なセットを販売したかと言うと、僕がやっている事でどうやったら飲食店さんなどの力になれるかなと思ったからです。SNS上ではありますが購入してくださった飲食店や関係者の方々を応援したいなと思っております。セットを購入した様子と一緒に #KAERIZAKI や #都倉ワイナリー のハッシュタグやメンションなどをして頂けたら僕も気がつくことが出来るので、自分の出来る範囲で全力で応援させて貰いたいと思っております。こう言った経緯があり僕なりに少しでも力になれたらと思いこのセットを販売しました。12本セットは大変お得な特別価格にさせてもらってます。もちろんこのセットは個人の方も大歓迎ですのでお待ちしております!また少数を購入のみなさまもSNSを通じてKAERIZAKI2020を楽しまれている様子をいつもチェックさせてもらっていて、いつしか見るのが僕の楽しみになっておりますので引き続き投稿よろしくお願いします。北海道の仁木町にある都倉ワイナリーの畑は3年目を迎えました。あと2年後には自社の畑で育ったブドウからワインが誕生する予定です。KAERIZAKI2020が今後どの様に変化していくのか?!そんな事も楽しみながら今月もよろしくお願いします!!!https://tokurawinery.official.ec/ もっと見る
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2021/04/30 22:25こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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