Rotricsについて
Rotricsは、0.05mmという極めて高い繰り返し精度を備えた初の汎用型卓上ロボットアームです。メーカーやデザイナー、その他卓上で意味のあるものを作りたい人のために設計されています!レーザー彫刻やレーザー切断、3Dプリントなどを簡単に行えます!
メーカーやデザイナーがアイデアを実現できるようにと作られたRotricsは機能的なモジュール設計になっており、シンプルに物をつかむことから、ドローイングや3Dプリント、さらにレーザー彫刻まで、あらゆるタスクをこなせるように設計されています。
キックスターターでのキャンペーン終了から3か月、支援者のみなさまからの支援によって大量生産が開始され、射出成形金型が完成しました。今Rotricsを注文すると、1月に受け取ることができます。
減速機はロボットアームの要です。Rotricsの減速機は特許取得済みの設計によりギアの隙間を縮小、0.05mmという非常に高い繰り返し精度を実現しました。精密レーザー彫刻や3Dプリント、さらに重量物を扱わない産業用途における性能が向上しています。
知的な製品を扱う時にネジやケーブルをいじるのは嫌なものです。そのため工夫を凝らしてすべての機能をモジュールにまとめ、アームの先から不要なネジを取り除きました。1クリックでモジュールを切り替えられます!
Rotricsのソフトウェアは直感的かつインタラクティブな方法で操作が可能。わずか数回のクリックでアイデアが現実のものに。
Rotricsを使いやすくするため、Blocklyをソフトウェアに統合しています。これにより、コードブロックのドラッグアンドドロップでRotricsを制御できます。ボードゲームを遊ぶような感覚でロボットアームの制御ができるのです。
さらに経験豊富な開発者に向けて、Processing、Python、およびGコードでRotricsを制御するためのAPIも提供しています。
Rotricsをさらに簡単に制御できるよう、私たちは3.5インチタッチスクリーンを設計しました。これを使えば手に持ったタッチスクリーンでRotricsのステータス確認と操作ができます。ドローイングや彫刻、3Dプリントを行うには、GコードファイルをSDカードにダウンロードしてください。コンピューターに接続し続ける必要はありません。
ペンホルダーモジュールを使用すると、Rotricsは美しい書き文字の手紙を書いたり、芸術的な絵を描いたりすることができます。自宅で芸術作品を作ったり、宿題の用紙に記入したりできます。
レーザー彫刻モジュールを使えば、Rotricsはレーザー彫刻機に早変わり。木材、革、紙、などの素材でレーザー彫刻ができます。友達へ贈る素敵なプレゼントが数分で完成。
新たな3Dプリントモジュール
3Dプリントモジュールを使えば、Rotricsの高い精度を活かした3Dプリントもできます。Rotricsの造形範囲は220 x 220 x 250mmよりも大きいため、大きなものでも一度にプリントできます。
吸着カップとソフトグリッパーを使って物を持ち上げたり設置したりも簡単にできます。重い物を扱わない産業用途に最適です。
プログラミングのやり方がわからなくても心配はいりません。アームの基部またはタッチスクリーンにある多機能ボタンを使えば、アームをドラッグしてその動きを記録し、Rotricsに同じ動作を繰り返し実行させることができます。ドラッグ、保存、再生、たったこれだけです。
コンピュータービジョンキットやリニアレールといったアクセサリーを使えばRotricsの機能はさらにパワーアップ。さらに望みの用途に応じたアクセサリーの自作も可能です。
OpenMVと組み合わせることで、コンピュータービジョンを必要とするあらゆるプロジェクトを実行できます。小さな卓上生産ラインの構築、あるいは産業用環境でのRotricsの使用が可能です。
可動半径を広げたい?問題ありません!Rotricsをリニアレールに設置すれば、可動半径がさらに拡大。またコンベアベルトと組み合わせることで、机の上に小さな生産ラインを構築できます。
タスクの完了に複数のRotricsアームが必要ですか?2つのRotricsを組み合わせてソフトウェア経由で指示を出せます。
Rotricsは、深センとペンシルバニア州フィラデルフィアに拠点を置く、結束の強いハイテクスタートアップです。私たちはロボット工学、オープンソースハードウェア、工業デザイン、3Dプリンティングの分野に強いエンジニアとデザイナーから成る情熱的なチームです。チームの情熱は、あなたのアイデアを実現するのに役立つ製品を生み出すことに向けられており、Rotricsを世に送り出すため一生懸命に取り組んできました。全ての友人、協力者、支援者のみなさま、そしてチームメンバーに感謝の意を表します。
2年前に卓上ロボットアームを作成するというアイデアを最初に思いついてから、長い道のりを歩んできました。本当の意味で多機能なロボットアームができれば、ものづくりの方法が変わると私たちは信じています。
この信念を胸に、私たちのチームは数え切れないほどの日々を設計、プロトタイピング、テスト、プログラミングに費やし、同時に何百人もの人たちにRotricsのピッチを行ってフィードバックを受け取ってきました。過去5か月間のテストを経て製品のチェックが完了し、製造の準備が整いました。
お問い合わせ: hexbotrobotics@gmail.com
最新の活動報告
もっと見る最新のアップデート
2020/04/22 13:03こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
新型コロナウイルスの影響で、工場の製造および出荷への影響について
2020/02/27 15:05こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
最新のアップデート
2020/01/06 16:40こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
こちら非常に興味があります。夢の広がるプロジェクトですね。 ドローイング中は単に平面移動を行うだけでしょうか。もしくは、先端が「描かれる対象」に触れているかどうかを検出して、上下移動も行いますか?(可能ならソフト次第で三次曲面にも描ける?) また、ドローイングや彫刻時に、位置合わせする方法はあるのでしょうか 3Dプリント時はフィラメントロールのの保持が必要となりますが、そちらは特に用意されていませんでしょうか?すぐに使い始めるためには、それも必要かと思いますので、教えて下さい。 よろしくお願い致します。
3Dプリントの仕様を教えてください。 下にレジンのトレイがあるわけでもないようなので、見た目からABSやPLAなどのフィラメントを溶かして重ねるFDM方式かインクジェット方式と思われますが、使用する材料、フィラメントは何を使用するのでしょうか? 付属してはいないようなのでどこから調達するのでしょうか? また、専用のプリント用アプリなどもあるのでしょうか? 既存のSTLデータの出力は可能ですか? レーザー刻印の方も、Adobe Illustratorのaiファイルからパスをトレースして出力する事は可能でしょうか? 諸々の仕様が不明過ぎるので教えてください。