奇跡的に命を救われた僕だからこそ、食べられることがどれだけ幸せかを知っています。たとえ小学生でも、美味しい料理を作ることができて、家族を幸せにすることができます。「小学生でも料理で幸せを広げよう!」と、フランス料理修行からの発信します。ぜひ応援してください!

プロジェクト本文




はじめに・ご挨拶

 僕の名前はケイタです。

 11歳で、小学校5年生です。長野県の山奥で、全校生徒が50人以下の小さな小学校に通っています。動物が大好きで猫を飼っています。得意な教科は理科と家庭科です。レバーとゴーヤが嫌いです。大好物はソーセージとハムです。

 僕は1歳の誕生日を過ぎた頃から、包丁を握り、料理を作ってきました。1歳の終わりには、見守られながら一人で味噌汁を作れるようになっていたそうです。そして2歳の誕生日に、初めてのマイ包丁をプレゼントしてもらいました。

 11歳になってから、8月の暑い日、熱した鉄を叩いたり磨いたりして、本格的な包丁を自分で作りました。包丁にこだわるほど、僕は本当に料理が大好きなのです。


(僕がまだ1歳6ヶ月の頃)

(11歳。鍛冶屋で包丁を作りました)



世界中の料理レシピノート

 僕のお父さんは農家とビール醸造所を営んでいて、外国人のボランティアの人を受け入れています。これまで全部の大陸から130人以上のボランティアさんがやってきて、一緒に暮らしてきました。外国人のボランティアさんたちと、畑仕事をしたり、味噌を作ったり、醤油を作ったり、いろんなことをしてきました。

 そして、今まで世界中の人たちが、僕に料理を教えてくれて、それから僕もいろいろ料理を作るようになりました。僕のレシピノートには、世界各国の料理が集まりました。


(僕のレシピノートです。左側はオーストリア人のボランティアから教えてもらったもの。右側はフランス人ボランティアから教えてもらったもの)


(味噌を作っているところ)


(毎年、美味しいお米を作るために、田んぼを馬で耕します。)




フランス料理との出会い

 僕が8歳の時に、フランス人の腕の良いシェフ、ジェレミーがうちに来て、数か月の間、一緒に暮らしました。そのあとも何回かうちに来てくれたので、僕にとって兄のような存在です。ジェレミーは、フォーシーズンズなどの有名レストランで料理をしていたシェフで、僕の家でいろんな料理を教えてくれました。そこで、フランス料理に興味を持ちました。

 ジェレミーの教えてくれる料理はどれも美味しかったです。僕はもともと料理を作るのが大好きだけれど、お菓子を作る楽しさを教えてくれたのはジェレミーでした。

 でも、ジェレミーは、日本ではバターの値段が高いけれど量が少ないと言っていました。フランスの特定の野菜がないから、日本の別の野菜で代用して料理を作ってくれました。料理を作っても、いつも日本風のフランス料理だと言っていました。


(ジェレミーにフランス語を教えてもらっているところです)


(ジェレミーが教えてくれた料理)


(ジェレミーと一緒に作った弟の誕生日ケーキ。家族の誕生日ケーキは僕がいつも作っています)



生死をさまよった僕の決意

 僕が10歳の時のことです。ある日、おじいちゃんの家から僕の家に帰って来た時に、急にお腹が痛くなりました。お母さんが小児科に連れて行ってくれました。そしたら、その病院では手に負えないと言われ、大きな病院に連れて行かれました。すぐにそこで入院することに決まりました。その日には、お腹が痛くなる原因がわからなかったので、様子を見ようと言われました。夜の間中、僕はお腹がとても痛すぎて、ぜんぜん寝られませんでした。

 2日目には、遠くにある、もっと大きな病院に行きなさいと言われました。お母さんが荷物を準備をしている間に、お医者さんは突然戻ってきて、僕の病気が何なのか分かったと言いました。僕は病院を移動しないで、そこで突然手術をすることになりました。手術の後に、お医者さんに手術が30分でも遅れていたら死んでいたと言われました。僕の病気は腸閉塞でした。しかも、腸閉塞の原因が珍しいものだったらしく、とても稀な病気だったそうです。お医者さんには、すぐに見抜けなくて苦しい思いをさせてごめんと、言われました。でも、僕の命を奇跡的に救ってくれたので、先生にはありがとうございましたと伝えました。

 手術してから約1週間、水も飲めず、ご飯も食べられなかったので、いつもお腹が空いていました。ご飯を食べられなかったのは本当に辛かったです。でも、食べられないよりも、お水が飲めない方がきつかったです。

 入院の時に一番食べたかったのは、コーンスープです。でも手術後、最初にコーンスープは飲ませてもらえなくて、初めてのご飯はおかゆの重湯でした。それでも、やっと食べられた時の気持ちは、うまく言葉に表せません。

 入院している間、お腹がいつも空いていて、いつも食べ物ばかり考えていました。絶飲絶食の1週間は、何を食べようかとずっと考えていました。その時、僕はフランスに行って、フランス料理が食べたいと思いました。

 僕は絶対安静にしなさいと言われたので、フランスの歴史、郷土料理、地理、暮らしの本などを、お母さんに声に出して読んでもらいました。そこで、フランスでないと勉強できないことが、たくさんあるとわかりました。

 今では、病気は完治していて、元気に過ごしています。

 病気になって、健康でないと何もできないと知りました。だから、健康になった今、僕はフランスに行って、ちゃんとフランス料理を勉強することを決心しました。そして、小学生でもフランス料理が作れるんだと、小学生のみんなに伝えたいと思いました。

 それよりも大事なことは、たとえフランス料理じゃなくても、料理をすることで家族を幸せにできるんだということを伝えたいと思いました。

(手術後、初めて食べた食事。)


(入院中は、お母さんに本を読んでもらって、僕は写真を眺めて、フランス料理を勉強しました)



10万円、頑張って貯めました!
フランスに行くと決めてから僕がやっていること

◎クッキーやケーキを焼いて、それを売って、10万円ほどためました。これからも、資金を貯めていきたいです。

◎鍛冶屋に行って、自分の包丁を作りました。日本の伝統的な包丁を持ってフランスに行って、日本の料理の話もフランスの人にしたいと思っています。

◎フランスの歴史、地理、風土の勉強をしています。それから、僕と同じ小学生がどんな学校に通っているのかも調べてみました。

◎フランス語の勉強を始めました。

◎日本語の勉強もしています。トマトは蕃茄(バンカ)、ブロッコリーは緑花椰菜(ミドリハナヤサイ)、アスパラガスは松葉独活(マツバウド)と言うそうです。野菜の日本語もフランスの人に教えてあげたいです。




フランスに行ったら実現したいこと

1.  本物のフランス料理が食べたい
 日本とフランスの風土が違うので、日本でフランスの野菜を育てても、フランスで育った野菜と同じ味にはならないというのを、僕は農家の息子なので知っています。だから日本のフランス料理ではなく、本場の材料で作ったフランス料理を実際に食べてみたいです。それに、フランスの本を読んで、フランスにしかない調味料や野菜をたくさん勉強しました。だから、フランスの本当の食材で作られたフランス料理を食べたいです。


2.  地域によって違うフランス料理を学びたい
 フランスは南部と北部の気候が違うそうです。北部は寒いのでバター料理が多いそうです。南部は暖かいのでオリーブオイルの料理がたくさんあるそうです。だから地域によって違うフランス料理を学びたいです。


3.  フランスの風土の中に自分を入れてみたい
 日本は島国なので、食べるものも限られていると思います。でも、フランスは他の国と陸で繋がっていて、いろんな食べ物が他の国からフランスへ入ってきていると思うので、それを学びたいです。
 食の文化は、気候や地形や地質などで決まります。それをフランス語でテロワールと言うそうです。フランスのテロワールのなかに、自分を入れてみたいです。そして、テロワールを感じて、それからフランス料理をもっと理解したいです。


4.  マルシェからフランス料理を習いたい
 マルシェに行って、食材を選ぶところから、フランス料理を勉強したいです。僕にフランス料理をたくさん教えてくれたジェレミーからもフランス料理をもう一度教えてもらえる予定です。それだけでなく、パリでもフランスで料理の先生の家でホームステイをする予定なので、そこでもフランスの家庭料理を教えてもらいたいです。


5.  日本のおやつを作りたい
 お世話になるフランス人のために、日本のおやつを作ってあげたいです。美味しいお餅のおやつを食べさせてあげたいです。日本にもたくさん美味しいものがあるのを教えてあげたいです。




帰国したら実現したいこと

 フランスで料理を学ぶ経験ができたら、「小学生でもフランス料理が作れるんだ」と、日本の人たちに教えてあげたいです。そして、たくさんの小学生に料理を楽しんでもらいたいです。そして、小学生が、家族に料理を作ってあげたら、きっと家族も喜ぶと思います。

 そして、いつになるか分からないけれど、小学生のためのフランス料理のレシピの本を出版したいです。





フランスでのスケジュール

2020年2月
2日(日)      長野から東京へ行って飛行機に乗る
3日(月)〜6日(金)パリ滞在
7日(金)      パリからシャンベリーへ移動
8日(土)〜9日(月)シャンベリー滞在
10日(月)      シャンベリーからリヨンへ移動
11日(火)      リヨン滞在
12日(水)      リヨンからトゥールーズへ移動
13日(木)〜16日(日)トゥールーズ滞在
17日(月)      トゥールーズからパリへ移動
18日(火)      パリから飛行機に乗る
19日(水)      東京に飛行機がついて長野に帰る




行くところについて

 僕の家で一緒に暮らしたボランティアの人たちをたよってフランスを旅します。

パリ
 フランスの首都パリでは、Paoloの家にホームステイします。彼のお母さんは料理の先生です。パリはフランスの北部にあるので、特に乳製品を使った料理を習いたいです。Paoloはとても優しいお兄さんで、僕はたくさん遊んでもらいました。パリの話もたくさん教えてもらいました。そして、フランスの歴史や文化もパリで勉強したいです。

シャンベリー(山岳地帯)
 シャンベリーでは、AnaïsとGuillaumeに会います。Anaïsはお医者さんで、僕の家にボランティアに来た時にはたくさんのお薬と手術の道具を持っていました。当時生まれたばかりの僕の弟の治療をしてくれました。二人にはクレープやポテトピューレの作り方を教えてもらいました。二人の住む町へ行ったら、フランスの山岳地帯ではどんな料理が伝統的なのかを勉強したいです。

リヨン(美食の街)
 フランスの美味しいものとはいえばリヨンだと教えてもらいました。リヨンではオープンしたばかりの「国際美食館」へ行き、フランス料理を勉強したいです。リヨンではホテルに泊まる予定です。

トゥールーズ(南西部・スペインに近い)
 トゥールーズは、僕が8歳の時に料理を教えてくれたジェレミーの故郷です。今、ジェレミーはアイルランドに暮らしているけれど、僕に会うためにフランスに戻ってきてくれると言ってくれました。トゥールーズで彼に会って、本格的に料理を教えてもらいたいです。トゥールーズはフランスの南西部にあって、スペインに近い街なので、スペイン料理から影響を受けたフランス料理がないか調べてみたいです。

 今のところ、こんなふうにフランスでの計画を立てています。でも、変更もあるかもしれません。



(僕と一緒に遊んでくれたPaoloです。パリに暮らしています。Paoloのお母さんは料理の先生なので、家庭料理を教えてもらいたいです。)


(シャンベリーに暮らすAnaïsとGuillaume。僕の家にいるときには、クレープの作り方を教えてくれました。)




 資金の使い道

 僕がはじめてお母さんにフランスに行きたいと言ったとき、「資金は自分でためなさい」と言われました。僕は月々お小遣いをもらっていないので、それまで貯めているのはお年玉だけでした。フランスに行きたいと決めた時から、クッキーやケーキを焼いて売ってお金を貯めてきました。これまで10万円の貯金ができました。この10万円で、フランスへの飛行機のチケットを買います。

 フランスにいる間は、僕と一緒に暮したことのあるボランティアさんの人たちの家に、できるだけ泊めてもらおうと思っています。そうやって節約しようと思っていますが、今のところフランス国内で移動する時の電車代、ホテル代、食費がまだ足りません。

 必要なお金を計算してみました。


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  フランス国内移動費 約2万円

  宿泊費    約4万円

  食費 約4万円

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 全部足してみると、約10万円が足りないのがわかりました。


 それに


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  クラウドファンディング手数料12%
  決済手数料5%
  消費税10%
  計18,700円

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 を加えた、合計金額11万8,700円を、クラウドファンディングの目標金額にしました。




(フランスの食事代がとても高いことにびっくりしました。)




リターンについて

3000円:お礼のメール(人数制限なし)
◎出発前に、感謝の気持ちをメールに乗せて届けます。


3000円:フェイスブック日記(人数制限なし)
◎フェイスブック日記・非公開グループへご招待。旅行中の食のレポートや旅の様子などを毎日見てください。教えてもらったレシピを可能な限り報告します。


・5000円:お礼のハガキ(限定10名様)
◎出発前に、感謝の気持ちをハガキに乗せて届けます。


5000円:旅の報告書PDF+フェイスブック日記(人数制限なし)
◎フェイスブック日記・非公開グループへご招待。旅行中の食のレポートや旅の様子などを毎日見てください。教えてもらったレシピを可能な限りお伝えします。
◎旅を振り返ってのレシピ付き報告書(PFD)をメールで送りします。
※フェイスブック日記は2月中に配信予定ですが、報告書(PDF)の発送は、2020年2月ではなく、2020年4月中を予定しています。ご注意ください。


・8000円:お礼の手紙(限定10名様)
◎出発前に、感謝の気持ちを手紙に乗せて届けます。


8000円:報告会+報告書+フェイスブック日記(限定30名様)
◎4月5日(日)午前中に、長野県伊那市内で旅の報告会を開きます。ぜひとも家族で参加してください。もちろん大人ひとりでも参加してください。事前に来られる方の名前を、「備考欄」に記入してください。会場への交通費や滞在費はご負担ください。
◎旅を振り返ってのレシピ付き報告書を報告会で渡します。
◎フェイスブック日記・非公開グループへご招待。旅行中の食のレポートや旅の様子などを毎日見てください。教えてもらったレシピを可能な限りお伝えします。


・10000円:お礼の書(限定10名様)
◎出発前に、感謝の気持ちを墨に乗せて届けます。


10000円:プロの料理教室動画+フェイスブック日記(人数制限なし)
◎フランス人シェフ、ジェレミーの料理教室の動画を見てください!僕が料理のアシスタントをして、ジェレミーの料理教室をお母さんに動画で撮影してもらいます。季節の料理を2品と季節のデザートを1品をレッスンします。2020年3月中に編集したビデオをネットで見てもらえるようにします。この動画は個人で楽しんでください。他の人に見せるのはやめてください。
◎フェイスブック日記・非公開グループへご招待。旅行中の食のレポートや旅の様子などを毎日見てください。教えてもらったレシピを可能な限りお伝えします。

【ジェレミー・ミュラー】
父親はドイツ人とフランス人の両親の元に生まれる。母親はレバノン人。そんな二人の元に、フランスで生まれる。両親の営む食料品店の食材をあれこれ料理するうちに、将来は料理人になると決断(当時、まだ10歳)。15歳から本格的に、料理の道に進む。その後、フランスを飛び出し、世界中の食文化に触れるために、外国で暮らすようになる。オーストラリアで料理教室を開き(1年間)、フランス領ポリネシアにあるボラボラ島でフォー・シーズンズ・ホテルで調理し(1年間)、アフリカのシカ・ラウンジでフード・コンサルタントとして活躍(3年間)。また、日本(1年間)や韓国(3ヶ月)でも、食の仕事に関わりながら長期滞在する。日本滞在中は、北海道から沖縄までホームステイを体験。日本人家族とともに暮らすことで、日本の伝統的な家庭料理を学ぶ。現在、アイルランドのダブリンに拠点を移し、地球の北側の料理に触れれつつ、パティシエの弟とともにレストランを開くために開業準備をしているところ。(撮影・高橋博正さん、翻訳・お母さん)



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最後に

どんな人でも、たとえ小学生でも、料理を作れるんだということをみんなに伝えたいです。

多くの人たちに、自分の作る料理って美味しいんだって感じてもらいたいです。

そして、家族の人にも食べてもらえて、家族が美味しいって言ってくれると、作った人も食べた人も幸せになります。

だから、僕はフランスに行きたいです。

お料理から幸せを広げたいです。



小学生でも料理で幸せを広げよう!



ご支援よろしくお願いします。



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【母親より】

申し訳ありませんが、未成年のため、フルネームによる名前の公表を控えさせていただきました。また、息子はリターンの質を高めようと一生懸命にがんばっていますが、リターンの質はあくまでも小学5年生の質となります。その点もよく考慮した上で、ご支援いただけるかどうかお決めになってください。どうぞよろしくお願いいたします。


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2019/11/13 16:34

    週末、お菓子を販売しました。完売して嬉しかったです。利益の4分の3を、台風19号で被災した長野市の人に使ってもらうことにしました。写真は弟がシュークリームを作っているところです。このシュークリームは家族で食べました。ケイタ

  • 2019/11/04 08:43

    今、僕の家に暮らしているフランス人の人たちと作ったキッシュです。このキッシュの中に豚肉とズッキーニを入れました。お肉を刻んで入れるのですが、包丁を研ぐのを忘れていて切るのが大変でした。今度は包丁をちゃんと研いでから作ろうと思います。4歳の弟がキッシュを目にしたとたん、かぶりついて、美味しそうに...

  • 2019/11/04 08:16

    1週間でこんなにたくさん支援してくれて嬉しいです。今のところ、98人の人から51万円も支援してもらえました。本当にありがとうございます。すでに、フランス共和国への旅行だけでは使え切れないほど、支援してもらえました。フランスで使い切れなかったお金は、いつか小学生のためのフランス料理の本を出版した...

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