野生動物が多く生息する中で生活を営むマサイの人々。そんな彼らと野生動物が共に暮らせるように、学生がマサイの人々の野生動物に関する知識と思いを詰め込んだ図鑑をつくります!

プロジェクト本文

 

こんにちは、ESP(E-Satoyama Project・いい里山プロジェクト)と申します。

私たちは学生を中心に、ケニアのサバンナと日本の里山に共通する野生動物被害の解決策を相互の知恵を用いて解決することを目的に現在活動しています。

 

▼「マサイ目線の動物図鑑」が生まれるきっかけ

2015年3月にメンバーは実際にケニアに行き、ケニアの野生動物による被害について調査をしました。下の写真はその時インタビューに答えてくれたジュリアスさんです。

ジュリアスさんは、家畜の世話中にバッファローに襲われ、頭と腕と肩に重傷を負いました。腕の傷が今もくっきりと残っています。

野生動物に襲われ、死に至るケースもあります。調査では、登校中にゾウに襲われて亡くなった子どもや、家畜の放牧中にバッファローの角につかれて亡くなったおじいさんなど多くの人が被害に遭っていることがわかりました。サバンナで暮らすマサイの人々は、野生動物という危険と常に隣り合わせで生活しています。

 

しかし、あるマサイの人に調査をした際、彼はこう言いました。

「野生動物も生きている。被害に遭うこともあるが、動物は大切な友達だ。」

これだけ被害に遭っているのに、彼らは野生動物を憎むことはせず共に生きる仲間として考えているのです。マサイの人々は野生動物を忌み嫌っているのかと思っていた私たちは、その一言に驚きました。

 

 

この調査をきっかけに、私たちはマサイの人々の野生動物に関する知識や考えを生かして野生動物の被害を減らしたいと考えました。 

そこで思いついたのが「マサイの人々目線でつくる動物図鑑」です。

 

 

 ▼なぜ「マサイ目線の動物図鑑」なのか

まず、動物の特徴・どの地域にどんな野生動物が生息しているのか・危険性・遭遇した場合の対処法などをマサイの人々から聞き、それをもとに図鑑を作成します。

そして、野生動物の被害を減少させ野生動物とマサイの人々が共存できる地域づくりを目指します。

また、作成した図鑑を観光客の方に買っていただき、その売り上げで動物被害対策グッズを購入し被害減少につなげます。

 

動物図鑑を作成することには、マサイの人々に対する偏見を覆すという意図もあります。

マサイの人々は一般には、野生動物を殺戮する野蛮な人々というステレオタイプ・イメージで捉えられてきました。動物図鑑のプロジェクトでマサイの人々の野生動物に対する考え方や接し方を広めることにより、そうした先入観を払しょくできるのではないかと考えます。

 

マサイの人々が安全に暮らせるように。

人間と野生動物がうまくやっていけるように。

マサイの人々に対する見方が変わるように。

 

今回6人の学生が3月1日~10日までの10日間ケニアに赴き、現地で活動する予定です。しかし、準備・活動を通じ学生にとって負担の大きい額の資金が必要になってしまいます。

このプロジェクトを実現するには、私たちだけではどうしても力が足りません。そこで、皆さんのお力添えをいただけないでしょうか?

 

どうぞよろしくお願いいたします!  

 

 

▼プロジェクト日程

2017年3月1日から10日までケニア・マサイマラで、静岡県立大学生6名が調査をします。

本調査には、わが国におけるマサイ系遊牧文化研究の第一人者である静岡県立大学の湖中真哉教授が現地に同行し、動物図鑑を監修してくださる予定です。

 

3月1日 日本出発

  2日 ケニア・ナイロビに到着

  3日 ナイロビからマサイの村へ出発

  4日 マサイの人々に動物図鑑プロジェクトに関する説明とインタビュー

  5日 動物図鑑プロジェクトに関するインタビュー・新たな動物対策グッズを設置

  6日 Nkoilale primary schoolで調査とインタビュー

  7日 マサイの村周辺で調査と活動

  8日 ケニアのお土産探し

  9日 ナイロビへ戻る

  10日 日本帰国

 

 

▼集まった資金のつかいみち

皆さまからいただいたご支援は、以下のために使わせていただく予定です。

〇動物図鑑製作費

〇動物被害対策グッズ購入費

今回調査に協力してくださるマサイの方々に日本の中山間地域用に開発された動物被害対策グッズをお渡しします。前回の調査で効果があると分かった器具を購入するために使わせていただく予定です。効果の具体例としては以下の通りです。

・超音波を発して野生動物を撃退する装置では、ハイエナやヒョウによる家畜の被害
 が劇的に減少

・カプサイシンが練り込まれたネットで、畑の農作物被害が設置前と比べ約70%減少

また、今回から効果を実験するため新たな獣害対策グッズも購入させていただく予定です。

〇マサイの人々と行うアクテビティに用いるグッズ購入費

マサイの子どもたちに動物の絵を描いてもらい、その絵を図鑑に掲載予定です。そのスケッチブックやクレヨンなどを購入します。また、マサイの人々とする更なる活動を計画しています。

※渡航費は、アルバイトを頑張ったので学生が自ら負担します…!

持参した動物被害対策グッズを持って歩く子どもたち

馬跳びで競争!マサイの方に好評なアクテビティでした

 

 

▼ご支援いただいた方へのリターン

マサイ目線の動物図鑑プロジェクトにご支援くださった方へ、以下のリターンを考えています。

〇マサイ目線の動物図鑑

 本当はケニアに行かないと手に入らない動物図鑑を、あなたの元へお送りします!

〇動物図鑑にお名前

 晴れて動物図鑑が完成した際には、ご希望により支援していただいたあなたのお名前を入れさせていただきます!

〇ポストカード&メッセージ

 マサイの子どもたちが描いてくれた動物の絵を載せたポストカードを作成予定で す。どんな絵を描いてくれるのかは…お楽しみ!お礼の文を添えさせていただきます。

〇厳選!ケニアのお土産

 紅茶・コーヒー・民芸品など、ケニアならではのお土産を私たちが厳選してお渡しする予定です。
 「カンガ」というマサイの人々が普段着用するカラフルな布は、アクセサリーやテーブルクロスなどとして日常生活に取り入れやすく、日本にいながらマサイの人々を感じることが出来るおすすめグッズです!(味や柄などはこちらにお任せください。)また、マサイの男性が着用している「マサイブランケット」もご用意する予定です!

 

 

▼さいごに…

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

マサイの人々の動物被害を減らすために、そしてマサイの人々に対するステレオタイプ・イメージを覆すために生まれた動物図鑑プロジェクトを達成できるよう、一生懸命準備を進めていきます。

みなさま、ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 
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