英語教材が多すぎて選べない方に

就活や海外留学、スキルアップなどで英語を学びたい人は多く、その需要に応えるかのように日本には星の数ほどの英語教材が流通しています。その中から自分に適した教材を選ぶのはとても難しいことです。

英語教材が多すぎて何を選べばいいのか全然わかんない!

そんな人たちのために私は自分の考えた最高の英語教材を提供したいと考えています。しかし「最高の英語教材とはいかなるものなのか?」と訝しげに思う人もいるでしょう。その質問に対して私は「学習者に効率的な学習を促す教材」と答えるでしょう。では「効率的な英語学習」とはどんなものなのか、今からそれを説明します。

注意事項

この英語教材は中級者・上級者向けです。海外のサイトや洋書を読むために豊富な語彙力を身に付けたいという方を対象としています。基本的な文法や簡単な単語が習得できていない方はご遠慮ください。

英語で重要なのは語彙

英語学習、特に読み書きなどの高度な学習において最も重要な要素は「語彙」です。どれだけ文法や発音に優れていても、十分な語彙がなければ英語のニュースサイトなどを読むのは困難です。さすがに語彙があればなんでもスラスラ読めるというわけにはいきませんが、英語の長文を読む上で豊富な語彙は必須条件になります。よって私の英語教材では効率的に語彙を増やす方法を提供しています。では効率的に英単語を多く覚えるにはどうすれば良いのでしょう?次は具体的な方法論の紹介です。

人の頭は意味がないと覚えられない

まず前提として知ってもらいたいのが、言葉は意味を伝えるための道具であることです。意味のない言葉は相手に伝わりませんし、ましてや覚えることもできません。だから私たちは意味のないものを覚えるときには無理やり語呂合わせなどで関連づけて覚えます。歴史の年号や円周率、ルートの近似値などを暗記するときに語呂合わせを使った人も多いはずです。人間の脳にとって「意味がある」ことはそれほどまでに重要なことなのです。

そして「意味がある」すなわち「論理的な繋がりがある」ことで、記憶の定着はより強固なものとなります。例えば「diabete = 糖尿病」と書かれた紙だけを見ても、あまり印象に残りません。糖尿病とはどんな病気か?とか、症状や原因は何なのか?など頭を刺激する情報がないとすぐに忘れてしまいます。それは私たちが「diabetes = 糖尿病」という情報を単なる文字の羅列とみなしているだけで、意味のある情報として捉えていないからです。

それではdiabetesを意味として捉えて覚えるにはどうすればいいのか?答えは、意味のある文章として理解することです。先ほどの例ならこんな感じで文章にします。

「糖尿病とは血液中の糖分の量が増えすぎる病気のことで、症状は喉がよく渇き、頻尿になること(Diabetes is a disease in which your blood has too much sugar, and the symptom is a thirst and frequent urination)」

 「diabetes!糖尿病!diabetes!糖尿病!」と繰り返し頭の中で暗唱するよりも、この文章を何度も読む方が効果的です。文章を通じてdiabetesの定義だけでなく、症状も関連知識としてインプットすることができます。こうして知識の結びつきを強くしておけば簡単には忘れませんし、いざ糖尿病に関する英文を読むことになっても関連知識などが必ず役に立ちます。大事なのでもう一度言います。単語は必ず意味のある文章の中で覚えましょう。そしてそれを容易にするのが私の英語教材「読む英語語源辞典」なのです。

語源でさらに記憶を定着させる

語彙を効率よく増やす手段は他にもあります。それは語源です。

特に難しい単語は語源をベースに作られていることが多いので、語源を理解すれば意味も覚えやすくなります。例えばanemia(貧血)という単語は、an(否定)とhaima(血液)の2つの語源から成り立っています。貧血は、赤血球が少なくなり体に酸素が行き渡らなくなる症状のことなので、「血液がない状態」とも考えられますね。このように一部の専門用語は単語を語源で分解することで、理解しやすくなるのです。

語源のすごいところはこれだけではありません。語源のベースが同じなら、他の単語にも応用できるのです。先ほどの例を挙げると、語源のhaimaとemiaは血液に関する単語でよく使われます。hemophilia(血友病)、hemoglobin(ヘモグロビン)、leukemia(白血病)、hyperglycemia(高血糖)、確かにどれも血液関連の用語ですね。詳しく知りたい場合は、下記の投稿をご覧ください。

語源hemo, emia (血液)の英単語の意味まとめ

難解な医療用語も語源の力を活用すれば覚えやすくなるのです。

誰でも無料で読めるブログ形式

「意味のある文章」と「語源」を組み合わせこそが私の英語教材のコンセプトです。内容には自信があるのですが、問題はどのようにして発信するかです。英語教材は電子書籍も含めて星の数ほど出回っていますし、それはスマホアプリに関しても同じことが言えます。そんな中で私の英語教材をリリースしても、ほとんど認知されずに埋もれてしまうだけでしょう。実際に雛形と言えるものを電子書籍で出版したことがあったのですが、あまり儲かりませんでした。英語教材は市場としては真っ赤なレッドオーシャンなのです。

そこで他の教材とはやり方を変えて、サイトを無料公開して広告収入を得るというスタイルに切り替えました。サイトの広告収入は会社を維持するには不十分ですが、一個人を養うには十分です。また英語の語源はニッチな分野なので、文章量を増やせば個人サイトでも検索上位に食いつけるはずです。

このビジネスがユーザにもたらすメリット

次はこの英語教材ビジネスが他と比べてどのような点で優れており、どういた利点があるのかを説明していきます。

一つ目のメリットは、英単語を覚える労力が激減することです。 例えば「安楽死」を意味する英単語euthanasiaを暗記するとしましょう。これ単体ではスペリングも発音も難しく、覚えるのは少々面倒です。しかし、この単語がeu(良い)とthanatos(死神)の二つの語源から成り立っていることを知っていれば、「よく死ぬこと」だからeuthanasia(安楽死)なのだなと一気に覚えやすくなります。外国語を学習する上で最も厄介なのが単語の暗記なので、この労力を省くことでより効率的に英語を学習することができるようになります。

二つ目は、英語の教材費が無料であることです。このビジネスはサイトの広告収入を利益としているので、サイトを読んでいる人から利用料を取ることもありません。無料なので気軽に読んでみることもできますし、何時間読んでも料金を請求することはありません。

三つ目は、スマホでも利用できることです。今では多くの人がスマホを持っているので、英語教材もそれに即した形を取るべきでしょう。スマホはポケットサイズで気軽に取り出せるので、ちょっとした待ち時間にサッと取り出して読むことができます。英語学習は休日に何時間もがっつりやるよりも、通勤中などの時間の隙間を活用して習慣化した方が長続きします。勉強のハードルを下げるという意味でも、英語教材にスマホを活用しましょう。

お金と時間が足りない

次はお金の問題です。私の英語教材はサイトの形式をとっており。その収入を広告収入に依存しています。広告収入はサイトのPVが高いほど多く得られます。しかし現在私のサイトは十分なPVを稼いでおらず、自分の生活費を賄うことができていないので、これとは別で会社で働いて収入を得ています。

ただその状態だとサイトのコンテンツを増やすのに十分な時間を割くことができず、英語教材が完成するまでに何年もかかってしまいます。私のサイトを作る時間を確保できるよう、皆様には私の生活費の援助をお願いしたいと考えています。

資金の使い道

このビジネスを実現させるにあたって、必要なものは十分な時間です。十分な時間を確保するためには、まず十分なお金が必要になります。それがあれば仕事を辞めて、教材の執筆に専念することができます。

具体的な計画としては、4月末で仕事を辞めるとして、5月から12月までの8ヶ月間ほぼ無収入で生活することになるので、毎月の生活費は5万円、目標金額は40万円となります。余った資金はこのビジネスや他のビジネスの材料に使わせていただきます。

リターンについて

お金を稼ぐことが難しくなったこの時代に、少なからぬ資金を提供していただける見返りとして、「読む英語語源辞典」の電子書籍版をプレゼントします。電子書籍なら、サイトの読み込みが発生しませんし、ネット環境を使わないので、MVNO使用者の方でも始業前や昼休憩時にストレスなく読むことができます。また形式はPDFでなくKindleと同じ形式にするので、スマホでも最適化されて読みやすくなります。

ただサイトの作り込みにはかなりの時間を要するので、リターンの提供も12月末と遅くなることをご了承ください。

最後に

私は学生の頃から語源が好きで、ずっとその学習を楽しんできました。高校生の頃には気づけなかった英語の新しい一面を見つけることができたからです。そして語源の面白さを知ってもらえるような教材を作ることは長年の目標でした。今ようやくその目標に手が届きそうな気がします。豊富な語彙力を身に付けたいという方は、ぜひ「読む英語語源辞典」を使ってみてください!

読む英語語源辞典

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