皆さまのおかげで開始2日にも関わらず目標支援額100%を達成することができました。ありがとうございます!多くの方々にTシャツを着てもらえることがとても嬉しいです。現在ネクストゴール100万円に挑戦中です!


はじめに・ご挨拶

こんにちは。株式会社フリップザミント代表のMAKOです。私たちは、「背景を纏うと、服はもっと愉(たの)しくなる。」をコンセプトに、生産現場と消費現場の距離を近付けるTRACEABLE JOURNEY PROJECTS.HiKEI(ハイケイ)』という活動しています。


今回は、HiKEI(ハイケイ)でつくった『丈夫な高級オーガニックコットンTシャツ』をご紹介します。

Tシャツをつくる上で一番最初に掲げたことは、原料のコットン(綿)の生産現場まで可視化(透明化)できることでした。
そこで究極のコットンに出会い、その特性を120%活かしていただける工場の方々のおかげで今回のTシャツは完成しました。

今回HiKEIで製作したTシャツ


どんなTシャツ?(特徴)

ぶ厚くて丈夫!

まず、HiKEI Tシャツの1番の特徴は、何と言っても「ぶ厚い(ヘビーオンス)!」。

※Tシャツには、生地の厚みを示す「オンス(oz)」という表記があります。オンスの数値が大きければ大きいほど生地が厚くなり、生地の厚いTシャツをヘビーオンスT、ヘビーウエイトTなどと呼びます。


本来オーガニックコットンは通常のコットンに比べ価格が高くなってしまうため、オーガニックコットンを使用した厚手の生地のTシャツはあまり目にすることがありません。←厚手にするとそれだけ原料のコットンを使用し、価格も高くなってしまうため。

しかし、今回のHiKEI Tシャツの生地は、オーガニックコットンの中でも最高級の原料『アルティメイト・ピマコットン』を贅沢に使用し、ぶ厚く仕上げました。そのため簡単に伸びたり、ヘタってヨレヨレにならないので、ちょっと着たら部屋着…といった心配もありません!

実際にどのくらいぶ厚いのか某有名ヘビーオンスTと厚さを比べてみました!

方法:Tシャツを4回畳んで、同じ箇所の厚さを比較。

一目瞭然の結果でした。

贅沢に原料を使っていることがお分りいただけるかと思います!



もちろん透けない

白Tを着る際に悩みのタネとなる「透けちゃう問題」。シンプルな白Tコーデをしたくても、男性は乳首が、女性は下着が透けちゃわないか心配という声をよく耳にします。

しかし、HiKEI Tシャツは、ぶ厚く、生地の編み目が詰まっているため、心配する必要無し!

実際にどのくらい透けないか、Tシャツの中に雑誌を挟んで撮影してみました!

厚手のTシャツは、先ほど厚みを比較した某有名ヘビーオンスのTシャツを使用しました。厚手のTシャツと比べても、HiKEI Tシャツはほぼ透けていません!


程良い光沢としっとり感

ここまでで、生地が厚く、丈夫だということは十分伝わったかと思います。

しかし、ぶ厚く丈夫だと聞くと、「ゴワゴワしてて着づらそう…」など着心地で不安になったり、「無骨な感じになるのはちょっと...」と不安に思う方もいるのではないでしょうか?

しかし、安心してください。

HiKEI Tシャツの生地は厚手のヘビーオンスにも関わらず、『程よい光沢があり、しっとりなめらか』しているので、ゴツくて丈夫な生地感とは裏腹に見た目は高級感があります。

袖を通してみるとわかるのですが、とても肌触りが良く、いつまでも頬擦りしていたくなる生地です。


目立たない縫い目

今回のHiKEI Tシャツは、袖や裾の縫い目が目立ちません!これは『天地引き』という仕様で縫製が目立ちません!表面に点状の縫い目が表れるだけで、目立ちにくいのです。

その見た目から強度が弱そうに見えますが、縫い目方向の強度は「2本針平縫い」よりも強いと言われています。

一般的なTシャツに比べ、カジュアル過ぎない仕様になっているので、Tシャツ1枚での着用はもちろん、ジャケットのインナーとしてオフィスカジュアルにもマッチするTシャツです。



なぜこんなTシャツができるのか?

原料のコットンがすごい!

最近良く耳にするオーガニックコットンですが、世界のコットン生産量の内、オーガニックコットンの割合は0.5%しかありません。

その少ないオーガニックコットンの中で、ドーシーアルバレスさんという方の農場で大切に栽培されたのが、HiKEI Tシャツに使用した『アルティメイト・ピマコットン』です。

アルティメイト・ピマコットンについて

世界中には様々なコットンの種類があるのですが、その中でも最高級とされている「シーアイランドコットン(海島綿)」というコットンがあります。

このシーアイランドコットンは英国王室にも愛されていた超高級コットンなのですが、その種をアメリカのニューメキシコ州でオーガニック栽培されたのがこの『アルティメイト・ピマコットン』です。

世界の綿の90%は繊維の長さが2.5~3cmなのに対し、このアルティメイト・ピマコットンは、3.8cm以上あり繊維がとても長いことが特徴です。

繊維が長いことで肌触りが良く、強度のある糸、生地を作ることができるのです。


今回のHiKEI Tシャツの生地は、「二本取り引き揃え」といって、2本の糸を揃えて編んで生地にしています。1本の糸(単糸)でも編むことができる生地に2倍の量の糸使用し、贅沢に編んでいます。


編み目を詰めて更に丈夫に!

糸も強度のある糸を使用していますが、生地を作る際も糸の密度を詰めて編みたてています。これを度詰(どづめ)というのですが、度詰にすることでより丈夫になり、型崩れのしにくいTシャツになります。

ハイケイのTシャツ生地表面拡大図



協力者の皆さん

最初にも伝えましたが、今回のTシャツは、「 農園ー紡績ー編立ー染色ー縫製 」といった生産に関わる方々の協力無しでは、実現できませんでした!そんな協力者の皆さんを紹介させて下さい。

※各工場の詳しいインタビューは完成次第お知らせします。生産者さんから聞いた洋服の豆知識など、沢山のおもしろい情報を聞かせていただきました!


原料(コットン)

ドーシーアルバレスさん

今回の原点とも言えるアルティメイト・ピマコットンを栽培していただきました。このコットンに出会ったおかげで洋服の原料による違いやおもしろさを知りました!今回、残念ながら農園に訪問することはできませんでしたが、近い将来絶対に訪問したいです!


紡績(糸)

大正紡績さん

世界中から注目されている紡績工場です。今回、アルティメイト・ピマコットンに出会うことができたのも、大正紡績さんが何度も現地へ訪問し、ドーシーさんと親交を深めているおかげです。


編立(生地)

風神莫大小さん「丈夫な糸を密度を詰めて編みたてる。」言葉にすると簡単なのですが、この技術は長年培った技術により実現できているのです。着るほどに生地の良さを実感します。


染色

土田産業さん

染色を依頼した土田産業さんは、色あせやシミなどで着られなくなったお洋服、クッションカバー、ソファカバーなどを、1点から染め替えするサービスも行っております。今回のTシャツもガンガン着た後は、是非染め直しで雰囲気を変えてみてください!


縫製

マキカンパニーさん

今回の美しい縫製は、有名ファッションブランドの縫製も手掛けるマキカンパニーさんが手がけてくれました。実際にTシャツを手にとると、縫製の美しさに感動すること間違いなしです。自動裁断CADCAMによる裁断はズレる心配もなくマキカンパニーさんのクオリティを支えています。(写真下)


パタンナー

form makingさん

本来は布帛(シャツなどのこと)のパターンを多く手掛けているパタンナーさんですが、私たちのイメージのみの段階からイメージを超えるTシャツのパターンを製作いただきました。


製品情報
Tシャツのサイズについて

今回サイズはS、M、Lの3種類をご用意しています。モデル着用例やサイズ寸法表を参考にお選びください。

モデル着用例

(左)158cm/着用サイズS (右)168cm/着用サイズS

(左)172cm/着用サイズM (右)173cm/着用サイズM

(左)165cm/着用サイズS (右)180cm/着用サイズL

※私は身長169cm 体重60kgで肩幅広めでSサイズを着用しています。


サイズ寸法表


リターンについて

今回はご紹介するTシャツに加え、

・ポストカード

・Tシャツの生産現場を巡った記録写真集

・ロン毛(MAKO)と一緒に自然を体感する権利

・ロン毛(MAKO)があなたの元へ駆けつける権利

・HiKEIメンバーが皆さんを撮影しまくる権利

以上をご用意しました。(私の需要があるか分りませんが、一応人見知りはしません。そしてすべらない話は3つ程持っています。あと福山雅治のモノマネは得意です。)

商品リターンで支援していただいた方々には、プロジェクトが終了次第順次発送させていただきます。


最後に

私は自然豊かな田舎の農家で育ち、アメリカ留学中にサーフィンにハマった影響で、自然大好き人間に育ち、自然環境について考えることが増えました。そしてファッションが元々好きだったこともあり、エシカルファッションやサステイナブルファッションへの関心が高まりました。

しかし、エシカルファッションやサステイナブルファッションはブランドから発信される情報ばかりで、何が正しいのか正直わからなくなっていました。

そこで、「自分の足で洋服ができるまでの過程を巡ってみよう!」と思い立ち、洋服をつくる様々な現場を訪問させていただきました。

今回訪問させていただいた工場のひとつ土田産業さん。

服ができるまでの過程を巡ると、原料の優れた性質や工場独自の技術など、今まで知らなかった服の価値を知ることができ、とても感動しました。

「背景を纏う(知る)と、服はもっと愉しくなる。」

だから私たちは、その感動を皆さんと共有できる場所としてHiKEI(ハイケイ)を運営していきます。これは社会貢献というには恐れ多く、完全なる私たちのエゴですが、そこに集まる人達が判断できる環境を作れるように、生産現場の透明化(“Traceable journey projects”と呼んでいます)を進めていきます。


生産現場を見たからこそ、100%持続可能な環境への移行の難しさも感じましたし、今回のプロジェクトもまだまだサステイナブルとは言えません。矛盾だらけです。しかし、そのことも含めて透明にしていき、これからも矛盾と向き合い、もがき続けながら皆さんと共に進んでいければ私たちは最高に幸せです!

まとまりのない文にも関わらず、最後まで読んでいただきありがとうございました!
良かったら是非SNSもフォローして下さい!

最後はボブマーリーの歌詞で締めたいと思います。笑
One love. One heart. Let's get together and feel alright.


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/11/26 17:24

    HiKEIの第二弾クラウドファウンディングプロジェクトがスタートしています!今回は、「オーガニックコットン100%で汚れにくいハイテク撥水ニット」をご紹介しています。テレビでも紹介していただき、おかげさまで既に目標達成しております!まだまだ購入できますので是非一度ご覧下さい!オーガニックコット...

  • 2020/05/06 13:22

    皆さん、GWいかがお過ごしでしょうか?昨日と今日で配送作業を終え、無事リターンの発送完了いたしました!既に届いた方からは嬉しいお声いただいており、僕たちもとても嬉しいです!今年の夏はHiKEIのTシャツを沢山着ていただけたら嬉しいです!そして汚れたら藍染しましょう!!まだ届いていない方はもう少...

  • 2020/04/28 12:00

    昨日、目標を大きく上回る229%達成で今回のプロジェクトを終えることができました!これも皆さんが応援していただいたおかげです。ありがとうございます!「背景を纏うと、服はもっと愉しくなる。」をコンセプトに、今回、TRACEABLE JOURNEY PROJECTS.(追跡可能な旅)『HiKEI(...

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