板橋宿にある築100年の米商家「板五米店」を再び店舗として再生。地域の人が気軽に利用できるカフェをオープン。商店の人、住民の人が全てホストになることができる地域体験ツーリズムの機能も設置。地域の人同士、板橋へ訪れる人の新たな交流拠点をつくり、商店街ならびに板橋宿固有の魅力を未来に残していきます。

プロジェクト本文

【ご報告】ネクストゴール挑戦中

皆様の支援のおかげで最低目標金額の250万円を達成し、このプロジェクトは大きく前進致しました。しかしながらまだ費用は足りません。そこでネクストゴールとして500万円に挑戦中させて下さい。さらに長くここに関わって頂ける人の輪をさらに増やす為に、春先に一般募集予定だった板五クラブ(名前仮)の募集もこの時点で先行入会の開始致しました。(スタートは4月より)引き続き支援や拡散のほど宜しくお願いします。 

(達成したら街にお籠を走らせるコミットもさせて頂きます。桜が咲く頃、支援者の皆様と一緒に中山道を籠を担いだりのったりしながら、街を思いっきり楽しみたいと願っています)


---以下本文----

はじめに・ご挨拶

はじめまして。株式會社向こう三軒両隣の代表をしています永瀬賢三(ながせけんぞう)です。皆さんは東京にある板橋区にある板橋という街をご存知ですか?この地域は江戸四宿として品川、新宿、千住、板橋として歴史や文化があるのにも関わらず、東京23区の中でも存在感が薄くどこにあるか想像できる人が少ない地域です。僕はこの街で生まれ育ち2010年に板橋3丁目食堂という店舗を開業し、地元商店街理事としても地域を面白くする為に色々奮闘中です。今年2019年に家守型まちづくり会社を設立し「おとなりスタンド&ワークス」というカフェ&コワーキングスペースを始めました。





 

始めた背景にはこんな理由と経緯があります。ここは暮らしたり働いている人以外は訪れる機会がほぼ無い地域です。それだけに都会では珍しい生活に根付いた商店街など、魅力が今でも多く残っている地域でもあります。このエリアにはたくさんの商店街があり都内の中でもローカル感満載のエリアです。そんな界隈でしたがここ最近は高齢化による店主の引退でシャッター店舗が増え、マンション開発も同時に加速してきました。この流れをみていて徐々に「板橋らしさ」が失われていくように感じました。



      

印象的だった出来事があります。地域のシンボルがありました。幼少から通っていた銭湯です。ここが廃業されるとおばんさんから聞いたとき、どうにかしてここを残したいと思いました。


こんなお手紙を送り、実際に改修に向け検討もして。でもどうしても修繕費用の壁があり、その調整に奮闘している間に解体が決まりました。唯一できたことは建物の一部を譲り受けることでした。

多くの人が「残念だ」「もったいない」「残したい」という想いがあるのにも関わらず、成す術無く解体されました。これは誰が悪いという訳では無く、選択枠がひとつしか無いのが原因です。「古い建造物を残す」のはコストが膨大にかかる。だから新しいものに作り替えてしまった方が良い。

でもひとつ考えなければいけないと思うのが、古い建造物は壊すと二度と同じように復元できないということです。なので少なくても「残す工夫を考える過程」だけでもつくれないかと感じました。

同じ壊すという結果でも、誰も関わることなく選択枠すら作れない状態って少し寂しいと感じました。でも費用のハードルは高すぎました。結局お金が無いと何もできない。同時にお金以外に大事な足りないものも実感しました。それは「"我がごと"になる人が少なすぎた」こと。

やっぱりどこか他人ごとで人任せになっていないかとか。自分たちでなんとかするという人が沢山いたならば、きっと少しは変わっていただろうなと。そしてこんなことを改めて感じました。

「地域文化や歴史より経済優先はやっぱりおかしいな」と。

そんな風に街のシンボル。地域の安心できる場所、風景は消えていきました。



解体業者の方に協力して頂き「瓦」「欄間」などを個人的に引取りました。後日、この小さな取り組みを役所の人が気づいてくれて、この保管した花の湯の一部は板橋区のギャラリーモールで街の記憶として展示会を開催して頂きました。同時に一人の行動だけでもこんな風に何かの影響をもたらすなら、10人、100人といたならばと考えました。鍵はささやかにおとなりスタンド&ワークスのロッカーとして引き継いでいます。こんな風に小さくても街の記憶を残しながら、共鳴する人と出逢えるのを期待して。


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「暮らしの中で人と人が繋がっている風景」には価値があります。少なくても僕たちはそう思っています。人が行き交う商店や施設が無くなるということは、それが無くなることを意味します。地方からでてきた学生からの言葉「ここは何だか落ち着く」 商店街が生きていることは、暮らす人に安心感を与えてくれます。これは簡単には作れない街の資源です。だからこそ"今ある価値"を"地域の人達"で繋いでいくことが大切だと思います

ここには歴史ある朝市もまだ残っています。地域の方はもちろん遠くから毎月いらしてくれる方も沢山います。

板橋朝市朝市の皆さんの声 寒い時期は、蒸したてのもち米の湯気がとても美しい

この商店街を歩くと「挨拶を交わす声」が至る所で聞こえてきます。これって当たり前にみえて凄いことだと思うんです。ここに来ないと感じられない街の人の温かさみたいなものがあります。僕らはそれを「賑わい」だと感じています。人それぞれ”賑わい"の定義があると思いますが、少なくとも人が無機質に賑わっていることでは無く、何気ない日常の挨拶が長閑に交わされているような風景が"賑わい"だと思います。ここには朝市など昔から続いている文化も多くあります。

写真は僕の祖父が板橋で営んでいた寿司屋です(もうありません)。沢山のお客さんが行き交い、近くの商店街にも賑わいが沢山ありました。沢山の関わりの中で優しい大人が溢れるまちで育っていたんだと感じます。その体験を今の子供達また次の世代にも残したいなと思いました。

今ある素晴らしいものを変えずに繋いでいくこと、新たな担い手を増やしながら進化させていくにはどうすればいいのだろう考えましたが一向に答えはでませんでした。なので沢山の場所へ行き人に逢い、それを真似ては実践してまた変えて。全然同じようには行かなかったけど考えるより行動を繰り返し、恥を忍んで自分の想いも意識的に発信するようにしていきました。

すると段々とうねりみたいなものを実感するようになってきました。その流れの中で、仲間とまちづくり会社を設立し、商店街のど真ん中でカフェコワーキングスペースとして「おとなりスタンド&ワークス」という店舗を立ち上げました。大家さんも、これから使う人も、そうでない人も「一緒につくる」過程を大切にしていきました。

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(冷蔵庫が大きく、なかなか借り手がつかない物件でした)

(レトロ建築にフォーカスしたまちあるきツアーを企画し皆さんに興味をもって頂きました)

(大家さん、ここに興味がある方に集まって頂き利用方法を話し合いました)

(地域にいる人全てが緩やかに繋がれるようなお店をみんなで考えました)


「みんなおとなり」そんなコンセプトのもとオープンしてから、今まであった繋がりを一気に商店街と地域に接続させていくことを意識して運営を始めると、この場で様々な化学反応がおきてきました。


(この店舗の取組はインスタ、ブログをご覧ください)

おとなりスタンド&ワークス/インスタグラム/FACEBOOK/ブログ

僕たちが実現したいことは決して大きなことでは無く、より身近なことを身近な人で面白がれないかということでした。2010年からやってきた個人的な小さな活動。そこから生まれた組織や立場を超えたつながりやタイミングが幾重にも重なり、板五米店の再生に本腰を入れることを決めました。銭湯でできなかったことを糧に街の機運も高まり、板五米店のプロジェクトが大きく動いくことになります。

 


 

このようなプロジェクトは「コミュニティスペース」「地域資料館」「観光案内所」という形になりがちです。補助金を使って3年で終わり。それはそれで良いのですが、多くの人は利用できないし何より先に繋ぐには先ずは市民主体でつくり上げていくことが不可欠です。同時に地方の空き家と都会の空き家では事情が異なり高額な家賃が発生します。

なので事業を確立させ持続可能にこの建物が残る工夫をしなければ意味がありません。施設はあるのに血が通っていない場所をつくっては何の意味も無いと強く感じます。まちの台所のようなカフェと街の魅力を伝える案内所。「まちあるき」の仕組みを作ります。

賑わいをつくるだけでなく、この街にあった文化や、地域の人と一緒につくりあげていける"過程"を生み出したいです。自分たちの街に愛着をもって、やりたい人が手をあげれば関われる。そして魅力をしっかりと発信していく情報拠点として。屋号はそのまま「板五米店」を継承し「旅とお結び」をコンセプトとした業態にしました。板五米店のロゴは、板橋区に住んでいる子育て中のママさんにつくってもらいました。


①おむすびカフェ

板橋宿エリアは「縁宿」というキーワードがあります。米穀店で扱っていた「お米」と「縁」をキーワードにすると自然と「お結び」が浮かびました。地域の人が働きながら繋がりが生まれるのを願い、誰もが食べやすい商品を選びました。働くのは地域のママさん、おばあちゃん、もちろんその他世代も。働きながら多世代に繋がる取組も同時にしていきたいと思います。

店舗マネージャーには華表(とりい)由夏さんにお願いする事になりました。普段は子ども向けの料理教室や広告物などのフード関係のお仕事をしています。認知症でもそうでない人でも誰でも参加できる「誰でも居酒屋」という場を、以前僕が働いていたレストラン(板橋3丁目食堂)で開催したのがきっかけでご縁を頂きました。とびっきり明るく、すぐに誰かと誰かを仲良くしてしまう天性は板五米店のリーダーとして最適だと思っています。

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華表由夏より:板橋は一番長く育った街です。自分がそうだったように、街に住む子どもたちが育っていくお手伝いをしたい。育ててくれた周りの方に恩返しをしていきたい。安心して食べられるご飯を作りたい。感謝とやる気をもって参加します。  "すぐそばに誰かの気配を感じながらも自分の気持ちに素直でいられる空間。ひとりでも過ごせるし、誰かと気楽につながることも出来る"  そんなお店にしていきたいです。どうぞよろしくお願いします。

②まちあるき案内所(地域体験まちあるき企画)
 

体験型まちあるきの案内所も入り口スペースに作ります。商店街店舗、行政、企業、一般個人、観光協会等、教育機関等と垣根無く連携しながら、僕らは蝶番の役割を果たします。今ある価値をそのままに「暮らしと暮らしが繋がる」をコンセプトに、企画を定期開催します。

板橋に住む人働く人、または興味がある人、なりたい人が誰もがホストとなり地域の場所やお店を繋いでいく。僕たちが実現したいのは「観光地」になるのが目的では無く、身近で些細な豊かさを気づける体験を多く増やす事です。一回きりの消費的なものでは無く、何度も来たくなるきっかけをつくり、関わる人を増やしながらこの企画自体をみんなで育てていきます。その過程からまた新たな賑わいと繋がりを創出します。

板五米店で生まれる利益は「まちあるき企画」の運営費として再投資していきます。その昔「頼母子講」など、地域で支え合う仕組みがありました。この仕組みを持続可能にする為に「利用することが地域の発展に繋がる」仕組みを構築していきます。板五米店に賑わいを集中させるのでは無く、ここをきっかけにエリアに分散するようなイメージを持っています。(本格スタート2020年春予定)

 

かつては宿場町として栄えた文化ある街

日本橋より第一の宿場町としても栄えたこのエリアは文化や歴史も数多くあります。高度成長期から今のマンション開発ラッシュを受けて、面影を残す建物はこの板五米店のみとなりました。ここを残すにはどうしたら良いのか。この街のルーツである宿場町は"ヒトモノコト" "地方と都会"の交流拠点であったように、建物の再生と共に街本来のルーツや機能も再生させていきたいと思っています。


③マチノギャラリー

板橋宿の歴史や文化、情報などが知れる小さなギャラリー(棚)を設置します。その他にまちの人の作品も順番におく予定です。食事しながら、身近な人の意外な特技を知る事ができます。

④商店街ビュー 三世代で過ごせる個室空間

三世代そろって食事ができる個室空間とコース料理を用意します。特別な日を身近なまちで過ごし想い出を蓄積していく。ここで節目の日を家族と一緒に過ごせばきっと子供達も将来まちへの愛着が生まれると、個人的な体験からも思っています。両親への還暦祝いでもいいし、家族では無くても大事な人と節目を過ごす場所としても利用して頂ければ思います。商店街の写真屋さんに協力してもらい、記念写真撮影オプションも付けます。街全体で記念日を過ごせる空間にしていくのも面白いと思っています。記念日を重ねるごとに街が活きていく。そんなサイクルも生み出していきます。

(写真は2年前に実験的に行った「街の写真館」の取組です。久しぶりに家族写真を撮った方が照れくさそうにでも嬉しそうにしていたのが印象的でした。こんな風に色々な方の記念日を祝い、想い出の栞みたいなものを街に無数に残していきます)


⑤ワークショップスペース

まちの子供達に豊かな感性を持ってもらいたい。まちの大人達が先生となり、寺子屋のような時間を板五米店主催で定期に設けます。写真はおとなりスタンド&ワークスで開催した時の一コマです。普段地域に関わりの無かった大人が自分の得意なコト(お仕事)を通して街の人と触れ合っていく。これは科学を通して「発見」や「何で?」と思う感性を豊かに養っていく取組です。こんな風に色々ことができる場づくりを板五米店でもしていきます。

⑥軒先ベンチと誰でも入れるエントランスおじいちゃん、おばあちゃん。お子様連れのママさんなど。商店街のお買い物中のお休み処になるようにベンチを常設します。例えばベンチを置くことで偶発的に多世代関わり合いが生まれます。



ベンチや誰でも入れるエントランスを置くことで、生まれたての赤ちゃんがやってきて見ず知らずの同志で祝える瞬間も「おとなりスタンド&ワークスでおきた出来事でした。ここでも交流が生まれ、座っているシニアの方にお子さまをほんの一分でも誰かに預けられる関係性が生まれる優しい街になるのを期待しています。 

▲何故クラウドファンディングをするのか

このプロジェクトは「街の固有の魅力を残したい」というシンプルな思いで始まりました。どのようにすれば板橋のシンボルにもなるような板五米店を再生できるのかを、色々な街へ出向き、人に逢い模索していきました。そこで感じたことは何か魅力が残っている街や場所には、人任せにしないで「自分たちのまちは自分たちでつくる」という気概を持ったひとが必ずいるということでした。最終的には自分たちでやろうという覚悟で、メンバーの特性を活かし、そこからプランニングや業態立案をしていきました。

さらに繋がりが繋がりを生み、様々なプロフェッショナルの皆さんにも全面的にご協力頂き、実現まで近づいてきました。

設計:株式会社アルセッド建築研究所 

施工:株式会社ヤマムラ


(夏には協力してくれる人達を募り大掃除もしました)


しかし築100年にもなる建築物をリノベーションしていくと想定外のことが多くありました。耐震工事改修費用、一部造作、運営にかかる費用など、はらはらしながらもなんとか自費で進めていた矢先。10月の台風の影響により発覚した雨漏り。さらにかさむ修繕費はボディブローのように効いていきました。そこで皆様に寄付のご支援頂くのと同時に、この再生を通してこの街が面白くなっていく過程を一緒に楽しむことが重要だと感じました。既に11月初めに沢山の方に協力して頂き、お店の家具が完成しました。

そこで驚いたのが、今回参加できなかった人からも寄付の申し出が多くあったこと。本当にこの建物が愛されていると痛感したのと同時に沢山の仲間がいることを嬉しく思いました。民間企業というより、僕たち個人の想いで始まったこのプロジェクト。肚を括りリスクをかけながら進めてきましたが、少し負担が大きすぎました。しかしながら何か大きな力を頼ると、僕らの暮らしに身近では無いものができてしまう。「いままでに無いものをつくりたい」からこそ、想いある人達で命を吹き込むようにつくることが大事だと思いました。家具作りワークショップでも実感しましたが「みんなでつくる」って本当に楽しいことだと思うんです。この建物を一緒に未来に繋いでいく仲間をさらに増やしていきたい。強くそう思い、この度初めてクラウドファンディングにチャレンジすることを決めました。

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施設名    : 板五米店-旅とお結び-

所在地    : 〒173-0005 東京都板橋区仲宿40

オープン予定日: 令和元年12月中旬予定


必要資金・資金用途

①耐震費用150万

②内装、屋根修繕費用不足分350万

=必要金額500万円

商店街事業として箱は準備され、連携しながらこの板五米店運用に向け持続可能なコンセプトや仕組みを構築しながら進んできました。一棟丸ごとのリノベーションゆえに改修費用は膨大です。(商店街事業の枠では賄いきれない部分を民間で負担しています)なので当然ですが自己負担で賄っている部分が多いです。想いに共感して頂いた設計会社、工務店の協力も最大限に頂きました。

ですが10月の台風、耐震費用負担、予想外の工事費増加で自己負担分が膨れ上がっています。これからも修繕が発生する可能性も大きいです。今後もこの建物を守っていく体制をつくることが重要だと思いました。今回ご支援頂いた金額は耐震費用と内装費用増加分として補填させて頂きます。

今後は、区、商店街・㈱向こう三軒両隣が連携し、 まち全体の活性化や魅力発信に取り組んでいきます。街固有の魅力を繋いでいくことに全力を注ぎます。何より新しい住人が地域に関われる要素が少なすぎるので、いかに関わってもらいながら商店街の方々と新たな繋がりを生むような取組をしていきたいと思っています。今後の展開はまち全体を使いながら、福祉や介護ケアを商店と融合できるような業態や、宿場町なので小さなゲストハウスなどをつくりたいです。色々なことを試しみながら空家やシャッター街を賑わいにかえていきます。その他、商店をしたい人が小さなチャレンジから始められるような仕組みの構築や創業支援を中心に行っていきます。



■ノーストーキョーの取組(東京城北エリアの連携)

板橋だけに限らず東京城北エリアの各地で街を面白くしている拠点、人達との横繋がりを密にしていこうという取組も密かに動いています。板橋だけでなく同じようにローカル感満載の魅力溢れる城北エリア。地域を超えて一緒に面白く、地域が豊かにそして魅力を発信できる拠点の一つにしたいと思います。


■地方と都会を結ぶ取組

イタゴツーリズムでも紹介しましたが、宿場町の再生は景観だけにフォーカスしないで、機能そのものを再生する取組を積極的に行いたいです。

既に板橋界隈在住、勤務の人が自分の故郷をシェアする「故郷の時間」も開催しています。ここで知った地方へ実際にいくツアーも計画したり可能性は沢山あります。板五米店でやるにはぴったり会だと思っています。

■金沢市との繋がり 

 

板橋宿には加賀という町名があり、加賀藩の下屋敷があった場所でもあり今でもそのルーツは残されいます。地方との関わりも増やしながら都会と地方が相互に交流し盛り上がる仕組みつくっていきます。写真は2018年に板橋宿不動通り商店街で行われた金沢市友好10周年のイベントからですが、行政、商店街のイベントを民間(代表永瀬)としてお手伝いさせて頂き街の文化を掘り起こすことをコンセプトにコーディネートしました。組織関係なく様々な力が集結したことで大盛況で終わりました。このような取組も継続的に今度は商店街の垣根を超えて取り組んでいきたいと思っています。

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ここまで読んで頂いて本当に有難うございます。想いが熱すぎて長文できっとわからないことも多いと思います。色々書きましたがシンプルに僕はこの街と人が大好きです。だから段々と風情が無くなる状況がとても寂しくも感じます。マンション開発が進み若い世帯がどんどん移り住み、国籍も違う人達も多く暮らしています。嘆くことばかりでは無く明るい兆しでもあります。だからこそ「古き良きもの」と「新しい文化」を融合させながらこの街にしか無いものを未来に繋いでいきたいと思っています。誇れるものが沢山あるから地域を超えて沢山の人にシェアしていきたいと思っています。この先もココにしかない日常の風景、人の温もりが賑わう街並みがずっと続くといいなと心から願っています。


<書いたことまとめ>

ここにしか無い日常の風景を未来に繋ぐ

●板橋が大好きな想いで始まった

●商店街にある築100年の商家を再生させる

●宿場町の機能を再生させる

●地域の人が日常に利用できるおにぎりカフェをつくる

●人生の節目や記念日に使える場所にする

●板五米店を拠点に商店街エリア全体を活性化させる

●収益を生み板橋宿エリア活性化する施策に再投資していく

●民間主体のまちづくりをできる土壌をつくる

●色々な人が気軽に関われる場を目指す

●地域の文化を繋ぐ

●身近な人と身近なもので街固有の魅力つくる

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<バックアップメンバー紹介>

株式會社向こう三軒両隣は一連の取組を活動だけに終わらせないような仕組みをつくっていきます。例えば「古いものを残そう」という想いだけでは実現に至りません。又は環境や人のせいにして否定するだけでは当然何も変わりません。

だからこそ自分たちで考え、代案をつくり、その時々最善な選択できる仕組みをつくる力が必要です。これは一個人店のオーナーだけの想いだけでは乗り越えられない壁です。銭湯が無くなった時に痛感したことです。最初にその想いに共感して頂いたのは、やはりご近所さんからでした。

地域の企業のバックアップも得て想いだけで終わらない、地域を良くする事が目的の「家守型まちづくり会社」を設立しました。規模も思考も背景も違うけど「地域を面白くしたい」という共通の想いで。地域商店主が代表をするユニークな会社になりました。

そしてこの会社の特徴は共感、共鳴してくれる皆さんの輪を広げていくことが指標軸の会社です。だから組織(会社)というより街のみんなが使う道具(手段)として使っていくイメージです。だから何かプロジェクト(課題)があれば得意な人が手を取り合って解決していきます。代表も役員もみんな街の人というスタンスです。

地域のおばちゃんがメンバーであり、街の掃除を毎日してくれるおじいちゃん、街を賑やかにしてくれている地域商店、この活動をこのクラウドファンディングで知り支援してくれる方も全てメンバー。そんなゆるっとした地域の人達と共に歩む会社にしていきたいと思っています。是非一緒に街を先ずは今まで協力して頂いている皆様を少しづつ紹介していきます。 

<関わるみなさんのコメント>

■渡部健/株式會社向こう三軒両隣・めぐるでんき株式会社

2017年、板橋区不動通り商店街に空き店舗スペースを活用してめぐるでんき株式会社設立。電気代を地域の活性化のために還元するめぐるスイッチを運営。東日本大震災後、板橋区へ移住、板橋在住歴9年の若輩者ですが、板橋を面白くしたいと思いまた地域の課題解決に取り組み、子供たちに良い地域・未来を残せればと思っています。子供たちにとっては板橋区が故郷、その故郷をいい形で創って繋いでいく、それが使命だと思っています。是非一緒に面白い板橋を創って楽しみましょう!!

■高橋正典/株式會社向こう三軒両隣・株式会社価値住宅
“一つ一つの住宅に価値の創造を“新築中心の日本の住宅市場において、今ある中古住宅の価値が正しく評価され流通される市場を創るため株式会社価値住宅を2008年設立。 旧中山道板橋宿「不動通り商店街」に店舗を開設し、地域の皆さんの住まいに関する相談や「空き家」「空き店舗」の再生に取り組んできました。建物は人間以上に長生きするもの・・・それを活かすもダメにするも我々次第です。ポテンシャルの高いこの板橋をさらに面白くしていきましょう!

■牛山友広/株式會社向こう三軒両隣・株式会社エイトピークス/一級建築士
初めてこの町へ訪れたのは2年前。まちに対して熱い想いを持った、代表の永瀬氏や仲間たちとの出会いの時でした。これまで出会った中で誰よりも真剣に、誰よりも楽しんで街との関わり合いをしている姿に心を打たれ、今回のプロジェクトや向こう三軒両隣(株)の活動に、建築技術の面を中心に参画しています。板子米店は、歴史的建築物の価値としても、必ず残していきたい地域の資産です。 

■若年性認知症の活動をしている方

華表 由夏さん、永瀬賢三さんが一緒にやられている板五米店なら、認知症の人でも障害がある人でも、どんな人でも、まちのひとなら、自然にたちよれて、縁を結ぶことができるのではないかと、期待しています。自分もコミットさせていただきたいです。

■隣町にお住いの方

板橋宿の近所、上十条に住んでいる者です。板五米店さんは散歩の時によく通りかかり、「立派な建物だなあ」といつも思っていました。この場所が活気づき、賑わう風景を早くこの目で見たいです。子どもたちの成人式の祝いや、母の傘寿の祝いでもお世話になりたいし、個人的にリコーダーを吹くので、こちらで古楽アンサンブルのコンサートなどもしてみたい……今から妄想が膨らんでおります。

■おとなりスタンド&ワークスを応援して頂いている方)

板橋宿界隈に 新たな居場所を紡いでいる。いつでも顔出せて、ほっとお茶ができて、ほっとできる人たちと会える。それが、永瀬さんが創り出してきた場所。江戸五街道の仲宿の風情を残す「板五米店」に一目惚れしてしまった私。フォトジェニックな建物でもあります。ここに仲間たちの関わりがプラスされたら、どんな素敵な場になってしまうのか。。今から楽しみで仕方がありません。

■近隣にお住いの方

私は商店街やまち中にある建物は、その場所の「財産」だと思っていて、この「板五米店」はなかでもこの仲宿商店街の入り口近くにあることも手伝って商店街の「シンボル」にもなるような素晴らしい財産が残されていると長いこと思い続けながら過ごしていました。この場所ができればこのまちや商店街に来た「不特定多数」の人々が(必ずと言ってもいいほど)ここに立ち寄ってまちの情報を得たり、ひと息ついたりという何かしらの行為がなされる場所であったらみんなのものであり続けることは可能なんじゃないかとは思っています。

■おとなりスタンド&ワークスの場づくりを共にしている方

店主 永瀬さん。感性に溢れ、心豊かな人。穏やかな笑顔で、そっと見守ってくれる。地域の人や集う人のささやきに耳を傾け、心を寄せて背中をそっと押してくれる人。私もそんな永瀬さんに導かれ、丁寧に作られた麦茶の茶殻の再利用として、集った皆さんで息を吹き込む過程を楽しみ、ものを大切にし、生活を豊かにすることを体感しました。故郷の時間、私の故郷だけど、集まった人がいとおしいと思ってくれる、田舎の生活を話と写真とみんなの想像力で心の旅をしてみる。こんな豊かな時間が過ごせるのは、誰より生まれ育った板橋宿を愛してやまない永瀬さんの想いがあってこそ。自分の故郷を愛しているからこそ、集う人たちの故郷もいとおしく感じる感性。そこで生きる、暮らす、働く、行き交うすべての人が豊かな時を過ごせるように、賑わいが起き笑顔がこぼれ落ちるようなまちを創り、循環していくことに熱い情熱で、ひたむきに向き合いながら、まちと共に歩んでいる。きっと板五米店はそんな永瀬さんはじめ同じ想いを抱いた皆さんで、温かく豊かな時間が流れる場所になると思います。

<その他関連リンク>

株式會社向こう三軒両隣  

おとなりスタンド&ワークス

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