私たちにとって「無自覚」とは。NPO法人マイフェイス・マイスタイルと株式会社ブルームルーム主催、写真展 「無自覚なボクが、いま言いたいこと」。「見た目」に症状を持つ方23名の写真を通して、あなたの「無自覚」に触れる写真展。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

プロジェクト本文

ー私(とがわまさゆき)について

はじめまして、NPO法人マイフェイス・マイスタイルという団体で、
チーフをやっている外川正行(とがわまさゆき)です。今年で48歳です。

NPO法人マイフェイス・マイスタイルは、
「見た目に関わらず、誰もが自分らしい生き方を楽しめる社会」を実現すべく、
日々活動をしているNPO法人です。

NPO法人の代表である姉と共に10年以上活動したからこそ、
僕自身がぶちあたった「無自覚」という壁について、
より多くの人に伝え、考える機会を作りたいと思い
この写真展プロジェクトを立ち上げました。

 ー「見た目問題」をご存知ですか?


ちなみに、NPO法人マイフェイス・マイスタイルは、
「見た目問題」という社会課題を解決するために活動をしているのですが…
皆さま「見た目問題」ってご存知でしょうか?

なるべくわかりやすく「見た目問題」を説明してみます。

例えば生まれつきあざがあったり、事故や病気でキズができたり、
急に全身の毛がなくなったりすることで、「見た目」に症状を抱えることになります。

脱毛症の女性

赤あざの男性

じゃあ、なんでそれが問題なのか…僕なりに説明してみます。

 ー「見た目」症状があることによって起きてしまうこと


例えば、

A: 「見た目」に症状があることで、学校でいじめらる。
B: 「見た目」に症状があることで、バイトや仕事の面接で断られる。
C: 「見た目」に症状があることで、感染すると誤解される。

これは僕の妄想なんかじゃなくて、
10年以上活動する中で多くの「見た目に症状」を持つ方から聞いたお話です。

じゃあ、このような経験をした人はそのあと、どうなると思いますか?

例えば、

A: 学校に行かなくなることで、孤独になって、
不登校になって、ニートになるかもしれません。

B: バイトや仕事の機会がないことで、就業経験がなく、
適正なキャリアを築けないかもしれません。

C: 感染すると誤解されることで、いじめられたり、
時には恋人のご両親から結婚を断れるかもしれません。

もちろん、個人の努力と呼ばれるものでなんとかなる場合もあります。
でも、仮に少しでも、社会全体の認識や受け止め方が変わったらどうでしょうか?

日本では、この「見た目」に症状を持つ方が100万人いるとされています。
その100万人の方を助けることなんてできないですけれど、
その人たちがちょっとでも楽しく生きれたら、
結果として僕も楽しいかもなって思って、活動を続けています。

でも、今でも僕がこうして活動をしているのは信じ難いのです。
というのも、ヤンキーで、バンドマンで、高卒の人間です…。
すなわち、「NPO」とか「社会課題の解決」という言葉から最も縁遠い部類の人…。

じゃあ、なぜ僕がNPOを姉と共に始めて、
(正直)そんなに儲からないのに続けているかを説明します。



ー下町で幼少期を過ごして

僕が、生まれ育ったのは、東京の下町です。
今はスカイツリーができてしまって、すっかり観光地ですが、
本来の下町は、雑多でいろいろな人が混じり合う場所です。

今もそうですが、子どもの頃もやんちゃでした。

そういう土地柄が影響したかどうかはわかりませんが、
勉強なんてしたこともありませんし、中学校では喧嘩三昧、
親の呼び出しは当たり前、気付けば当時都内で二番目の高校に入りました。
(ええ、もちろん下から二番目です)

そういう環境というか生き方をしていたからか、
普段仲良くする人は、社会から見ると「避けられる人」たちでした。
もちろん、もれなく僕も避けられていましたが…

上段の真ん中が僕です。つっぱっています。

今だからわかるのですが、目の前の人が、どこの出身かとか、
どこの国籍を持っているとか、過去にどんなことをしたとか、
そういうのは全く関係なく、自分が好きだと思える人と時間を過ごしました。

信頼できる仲間は、自分にとって楽しい人でした気づけば高校も卒業して、20歳まではいろいろな仕事を転々として、
ここでまさかの20歳でサラリーマンになることを決意。
何かスイッチが入ったかのように、馬車馬のように働きました。
結果30歳オーバーにして、自分の家を持てました。
(ここだけの話、今でも自慢です。)

 ー姉がやっていて、面白そうだった

家を建てた頃に、今の活動に繋がる転機がやってきました。

あるとき、久しぶりに再会した姉から、
「見た目」に症状がある人たちについての話をききました。
そして、その当事者が100万人いると聞きました。

で、単純な僕はこう考えました。

NPOの活動をして、一人100円の会費をもらえたら、
単純計算で毎年1億の売り上げがある。
そんないい仕事あるんだったらやらない理由はないと思い、
すぐに脱サラ、NPOの活動を姉と共に始めました。

まあ、すごく単純な理由です。

家族である姉とまじめに仕事していたります。

でも、そんな簡単にお金が集まる訳もなく、
1億なんて売り上げ手にしたこともないし、
毎年数百万の売り上げしかありませんでした、もちろん今でも。

でも、見た目に症状を持つ方に出会えば出会うほど、
面白い人が多いとわかってきた。
でも、「見た目問題」という社会が抱える課題があることで、
「面白い人」が「面白くない人」になっている。

あぁ、これは活動を続けないといけないと思っていたら、
あれよあれよと、10年が過ぎていました。

 ー知らぬ間に出来上がっていたもの

活動も10年を過ぎてからようやく「見た目問題」という言葉が少しずつ、
社会に認知され始めて、これからしっかり問題を解決して、
諦めていなかった夢の毎年1億円を達成しようと思っていました。

そんな時、今回のプロジェクトにつながる出来事がありました。

いつもは姉が、「見た目問題」の啓発のために講演をしているのですが、
その日はとある有名なアーティストさんのライブで、
僕みたいな人間のほうが客ウケがいいだろうと思って、
僕が講演をすることになりました。

ちなみに、今まで勉強をろくにしてこなかったけれども、
講演が決まってから、珍しく講演の練習をしました。だいぶ真面目に。

で、講演は20分くらいでなんとか無事に終わって、
自分も結構うまくできたかなと思っていたんですけれども、
講演を聞いたあるお客さんからこんなことを言われました。

「見た目問題ってなんでそんなに大変なんですか?」

いや、僕がバカっていうのもあるけれども、
そんなことは棚上げして、この人なんでわからないの?とか思いつつも、
できる限り丁寧な説明をして、その方にはなんとかご納得いただき、
その場はなんとか切り抜けることができました。


ー「無自覚」という矛盾

その場を切り抜けたのはいいけれども、
数日経っても気持ち悪い感じがずっとある。
下町っ子としては、「知らねえよ」と言いたいところですが、
僕一人だけの問題じゃないと思うと、そうも言えず…。

僕にしては珍しく、1週間くらいもやもやしました。
で、わかったのはいつの間にか僕は「いい子ちゃん」になっていたということ。

見た目はちゃらくて(?)、馬鹿だけれども、
見た目問題に関しては「いい子ちゃん」になっていた。
で、「いい子ちゃん」なりの正論を、全く知らない人に伝えようとしている。
だから、あのお客さんはあんな様子だったのかと。

中高時代、社会から「避けられる」仲間と何の隔たりもなく付き合っていた僕が、
自分から積極的に「隔たり」を作っているじゃんって。

これって、まさに「無自覚」野郎になっていたんです。
普段、「見た目問題は多くの人の無自覚から来てる」とか言っているにもかかわらずです。

で、考えついたのは、
「無自覚」をテーマにした写真展を開催したいということでした。


ー写真展の内容

開催する写真展のタイトルは、 「無自覚なボクが、いま言いたいこと」です。

この写真展では、いわゆる「見た目問題」を持っている方22名にご協力いただき、
いろいろなコンセプトのもと撮影をした写真を展示します。

この展示で大切にしたいと思ったのは、「今まで違う表現」という軸です。

例えば、いわゆる「問題」とか「課題」を持っていると、
その人が生き抜いた「強さ」とか「美しさ」が強調されます。
でも、そういう表現や認識をどこかで僕が持っていたからこそ、
「無自覚」の罠にはまっていたんじゃないかと思います。

正直言うと、今回の展示を受けて、
「当事者を晒し者にしている」という声があがるかもしれません。
でも、そういった批判のあり方自体が問題を多くの人から遠ざけていて、
僕たちが取り組んでいる「見た目問題」を、
解決できない問題にしていると思っているのです。

なので、この写真展で共通しているのは、
被写体が「見た目の症状」を持つ方であるということだけです。

それ以外は、皆さん、そして僕の「無自覚」に触れるべく、
いろいろなアプローチで表現をするようにしました。

写真展の概要はこんな感じです。

日時:2020年1月14日 (火) ー1月26日 (日) 11:00-19:00 
(最終日17:00まで・月曜休廊)
入場無料
場所:ギャラリー・ルデコ(LE DECO) 3階
東京都渋谷区渋谷3-16-3 髙桑ビル (渋谷駅東口から徒歩5分)

イベント:
オープニングレセプション 1/14(火) 19:00 - 21:00
ギャラリートーク 1/18(土) 16:00 - 17:00
スペシャルトーク 1/18(土) 19:00 - 21:00(リターン購入者のみ)
※ゲスト : 水野敬也さん『夢をかなえるゾウ』著者

全てはお見せできませんが、当日展示する予定の写真を数枚お見せします。




あ、大切なことを書き忘れていました。笑
写真を撮影したのは、もちろん僕ではなくて、
NPO法人マイフェイス・マイスタイルの理事も務め、
株式会社スタジオ・ブルームルームを経営する、
2名のプロの写真家に撮影をお願いしました。



 ークラウド・ファンディングを実施する理由

じゃあ、なんでこの写真展をクラウドファンディングを使って、
資金調達するのかっていうことになってきますよね。

シンプルにいうと、
より多くの人に応援してもらうことで、
「多くの人と一緒に作った写真展」にしたいと思ったからです。

本来であれば、写真展の主催である、NPO法人マイフェイス・マイスタイルと、
株式会社スタジオ・ブルームルームの二団体で開催費用折半して、
開催すればいい話かもしれません。

でも、思いのほか、
費用が大きくなったという実情もあって、少しでも興味のある方に、
写真展を一緒に作り上げたメンバーとして関わっと思っていただきたい、
そんな思いでこのクラウド・ファンディングを実施することにしました。

ー目標金額

目標金額は、
写真展開催費用+キャンプファイヤー手数料 を合わせた150万円を目標金額とします。

(目標金額内訳)
写真展会場費 250,000円
撮影にかかる交通費や飲食費 300,000円
撮影にかかる衣装や小道具などの費用 100,000円
写真プリント代 や額装代 450,000円
写真展広報費用 55,000円
リターン費用 114,000円
キャンプファイヤー手数料 231,000円
合計:1,500,000円

ーリターン

ご支援いただいた方には、いろいろなリターンを用意しています。
ここでしか入らない物なので、是非手にいれっちゃてください。

1,000円コース(上限なし)
御礼メール

3,000円コース(100個限定)
御礼メール+オリジナルポストカード

5,000円コース(それぞれ30個限定)
A. 御礼メール+オリジナルポストカード+オリジナルTシャツ

*TシャツはS,M,Lのサイズをお選びください。

Sサイズ:着丈65 身幅49 肩幅42 袖丈19
Mサイズ:着丈69 身幅52 肩幅46 袖丈20
Lサイズ:着丈73 身幅55 肩幅50 袖丈20

B.御礼メール+オリジナルポストカード+オリジナルトートバッグ

C.御礼メール+オリジナルポストカード+オリジナルマグカップ

10,000円コース(30個限定)
御礼メール+オリジナルポストカード+オリジナルトートバッグ+会期中のトークイベントご招待

*トークイベントは、1/18(土)19時に写真展会場にて開催。
僕はもちろん、写真を撮った二人も、そしてスペシャルゲストとして、
『夢をかなえるゾウ』や『顔ニモマケズ』の著者である水野敬也さんをおむかえして、
スペシャルなトークイベントを開催します。

30,000円コース(それぞれ3個限定)

A. 御礼メール+オリジナルポストカード+NPO法人マイフェイス・マイスタイル講演実施

*講演は、90分から120分。「見た目問題」をより深く知るための講演となります。
*東京都内以外での講演を開催希望される方は、宿泊・交通費は別途ご相談させてください。

B. 御礼メール+オリジナルポストカード+写真撮影実施

*写真撮影は、希望される場所もしくはスタジオ・ブルームルーム(新宿)での実施となります。
*家族写真、記念写真、プロフィール写真などのリクエストにお答えいたします。
*撮影スタジオまでの交通費は自己負担となります。

50,000円(6個限定)
御礼メール+オリジナルポストカード+お好きな展示写真をプレゼント

*お選びいただく写真については、リターンご購入後こちらからメールでお選びいただける写真一覧をデータにてお送りいたします。そちらの中からお好きな写真をお選びください。
*お好きな写真を、四つ切サイズ(254×305mm)でプリントし、額装にしてお渡しします。
*こちらに表示されている写真はあくまでもサンプルとなりますので、お選びいただいた写真のご希望に添えない場合もございます。

ー最後に


身もふたもない言い方かもしれませんが、どんな人であっても、
「無自覚」になってしまうしと僕は思っています。

でも、少しでも多くの人が「無自覚」に自覚することで、
「見た目問題」の解決のスピードは早くなると僕は思っています。

皆さまのご支援どうぞよろしくお願いします。
そして、写真展会場でお会いできれば嬉しいです。

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください