「ニュー☆エリウ」の舞台になるのは、明治17年創業、花器と茶道具の専門店「ゑり卯」。店の2階では神戸文化教室という名前で華道、茶道の教室も開いています。そんな、神戸の文化に長らく貢献してきた「ゑり卯」の1階が、3つのキッチンを中心とした、食とモノづくりと学びが集まる場としてリニューアルします。

プロジェクト本文

はじめに・ご挨拶

皆さん初めまして。村井拓人と申します。

私は平成31年3月に、周りの反対を振り切る形で、25年間勤めていた市役所を退職いたしました。

それは何故か?

先ずはその理由をお話ししたいと思います。


「ゑり卯」オーナーとの出会い

ゑり卯は、明治17年に創業し140年続く老舗の花器・茶道具・文化芸術教室です。1代目の瀧卯七郎さんが半襟や帯締め、かんざしなど、着物の小間物の販売をしていたことで、店名を「ゑり卯」と名付けられました。しかし、戦争でお店が全焼した事から業態を変え、今でも、4代目店主瀧喜久子さんが、お店を守り続けられていました。

その様な中、喜久子さんは、今後のお店の運営を悩んでおられました。82歳のご高齢で、子供達も成人し外へ働きに出られ、事業承継の問題に直面されていたのです。

花器・茶道具店といえば、多くの人が花嫁前にお茶やお花を習う事が多く、当店舗も人で賑わっていましたが、それは過去の話。現在では、お茶やお花を習う人は少なくなり、次第に来店者の数も減りました。そう、お花やお茶の伝統文化に触れることの出来る貴重な場所が、無くなりかけていたのです。

この店のシャッターが下りること、伝統文化の発信地がひとつまたひとつと無くなる事は、商店街のためにも、神戸のまちのためにもあってはならない事だと思いました。

・オーナーの高齢化

・後継ぎが居ない

・伝統文化の衰退

・シャッター商店街化

これらの問題が混在していたのです。


普通に貸すのは簡単、しかし喜久子さんの居場所はどうなるのか?

オーナーの喜久子さんとの対話を進める中で、喜久子さんの生きがいを奪うことにならないか。82歳のご高齢であっても、店に立ち続けさせてあげたいと思ったのです。

喜久子さんの居場所、生きがいを担保しつつ、新たな価値を付加させて店舗の活性化し、お店が存続できる仕組みを模索することにしたのです。


アーティストやクラフトマン達との出会い

市役所勤務時代にまちづくり担当から、文化芸術担当となり、アーティストやクラフトマン支援を進めていました。

アーティストやクラフトマンの方々と触れ合う中、彼らがワクワクした思いを持ち、自己を表現し続けている事に感動を覚えたのでした。

しかし課題も多く見え始めました。それは低価格で継続して作品を発表でき、販売もできる場所が少ないということでした。多くの人は、発表の場をコツコツと探し、活動を続けているのが現状でした。

アーティストやクラフトマンの方々が、低価格で継続して作品を展示、販売もできるより多くの機会をつくるとともに、一般の方々が気軽にその作品を知る事ができ、文化芸術の素晴らしさを感じ、心の豊かさを取り戻すことも出来る場所がもっと必要だと思ったのです。


飲食業の持つ課題とシェアキッチン

食べ歩きが趣味だったこともあり、多くの飲食店関係者の方々と知り合う事ができました。

その様な中で感じたことは、飲食業をスタートする場合、新規参入者にとって、改装費等の資金、集客、立地など様々なハードルがあり、継続性を担保することが困難な業界であると感じていました。

その様な事からも、出店リスクを減らし、より継続できる仕組みづくりが必要ではないかと考え始め、出会ったのがシェアキッチンでした。

シェアキッチンとは、飲食店 営業許可の施設基準をみたし食品衛生責任者が設置されている、キッチン付きの店舗のことです。店舗を複数の店主でシェアすることで、初期費用やランニングコストを大幅に軽減し、飲食業をはじめることが出来ます。

「ゑり卯」のある元町5丁目には「シェアキッチン ヒトトバ」というシェアキッチンがあり、そこでは日替わりの店長が様々な料理で腕を振るっていたのでした。


また、シェアキッチンの利用者の特徴として、「何かをやってみたい!」「何かを表現したい!」「人を喜ばせたい!」など、非常にアクティブで能動的な人が多く、シェアキッチンが地域に埋まっている活動人口を掘り起こし、地域活性化の一端を担う役割があると感じたのです。

 

多くの人が学び、そして表現したがっている。

今まで、数多くのイベントを実施、また参加してきましたが、参加者の多くは安全安心な場があれば、誰もが自分を表現したがっている、いわば誰もがアーティスト、表現者になりうるという気づきでした。

もっと気軽に、自分を高められ、そして自己表現できる、そんな場はつくれないかと思ったのです。

超少子高齢社会に突入した日本ではありますが、活動人口・関係人口が増える事で、まちは元気であり続ける事ができると考えたのです。


そして、独立

日に日に、これらの課題を同時に解決できないかという思いが強くなっていきました。そしてついに25年勤めた市役所を辞めて、独立を決意したのでした。

しかし、意気揚々と独立したものの、1人でゑり卯をリニューアルさせる事は到底無理です。実現するには、様々な人の協力が必要でした。

そこで声を掛けて、プロジェクトメンバーを集め始めたのです。


今回のプロジェクトチームのご紹介

◆企画担当 株式会社ヒトトバ COO 東村奈保
神戸生まれ、神戸育ち。2017年4月、「株式会社ヒトトバ」を設立。神戸元町5丁目にて、ひとつの店舗をシェアすることで誰もがお店を持てるしくみを取り入れた「シェアキッチン ヒトトバ」の運営を開始。2019年1月、朝昼晩とお店が変わる、「あさ・ひる・よる モトヤオヤ」をオープン。2019年12月神戸市東灘区に「シェアキッチン ヒトトバ岡本店」(FC店)をオープン。「やりたい!」を気軽に実現する場所があれば、街はもっと面白くなるはず。そんな人と場をつないでいく役目でいたいと考えている。
https://www.facebook.com/hitotoba/ 


◆ DIY担当コアクション
コアクションとは、地方公務員が様々な活動を通して、まちにちょっといいことをしたくて始めた団体。名前の由来はKOBE + Actionから。空き家改修などで建築を学びながら、様々な人と繋がる活動をしています。
https://www.facebook.com/190628578174471/ 


実は難航したコンセプトづくり

人集めの次は、コンセプトづくりです。思いをひとつにするため、丁寧に対話を重ねる事から始めましたが、それから空中分解してしまいそうな日々を送る事になりました。出口が見えない、皆んなのモヤモヤした思いが、手に取る様に感じ取れました。

そんな中、僕の不安が皆んなに伝染しているだけなんだということに気づいたのです。まさに自分の感情に支配され、視野が狭くなっていたのです。

全ては僕の責任だ。その事に気づいてからというもの、不思議な事に話が進み始め、コンセプト案を練り上げる事ができたのです!


タベル・ツクル・マナブの共創「ニュー☆エリウ」

そうだ!

店内に喜久子さんの居場所を残してあげよう!

店内にキッチンを3台配置する事で、相乗効果による集客力を持たすとともに、毎月の固定費も抑え、飲食業を継続できるようにしよう!

花器・茶道具屋だけに棚が多く配置されているので、アートやクラフト作品を継続して展示できるようにして、一階スペースや軒先も使える様にしよう!

さらに一階スペースや軒先を色んな人に貸し出して、多様な人の繋がりが生まれる場にしよう!という事になったのです。

食とモノづくりと学びが集まる場、「ニュー☆エリウ」をつくります!


ニュー☆エリウ」サービス一覧

営業時間 

午前9時から21時(休館日は年末年始、施設点検日)ただし、運営者の都合により臨時休館する場合がございますので、予めご照会ください。

◆サービス内容

☆キッチン1台 月額60,000円(別途共益費10,000円)

初期費用30万円(原状回復の預かり金10万円込)が掛かります。

キッチンの仕様は、二層式シンク、IHコンロとなる予定です。

間口8.84メートル奥行き7.57メートルの店内にキッチンが3台、共有の冷蔵庫が1台入る形になります。

3店舗との共存、多種多様なイベントをご理解ください。

【こんな方にオススメ】
・自分でお店をやりたいけれど、毎月の固定費が気になる
・1人では集客する自信がない
・商店街など人通りの良い場所で出店したい方など。


☆店内の棚貸し(約縦40センチ横80センチ奥行き30センチ)月額20,000円

一階スペースや店舗の軒先が使用できます。
注)月極のキッチンは使用できません。

【こんな方にオススメ】
・アーティストやクラフトマンの方で継続して作品を展示できる場が必要な方
事務所や作業場が必要な方
商店街の立地で商品の展示、販売したい方など。


☆一階スペース単発使用 4時間20,000円

注)単発利用では、月極のキッチンは使用できません。4時間を超える場合は要相談となります。

【こんな方にオススメ】
・ワークショップを開催したい方
・勉強会を開催したい方
・読書会を開催したい方
・販売会を開催したい方など。



利用規約はこちら(HPにてご確認ください)
https://mtaku2001.wixsite.com/-site-2


最後に

試行錯誤の中、食とモノづくりと学びが集まる場 「ニュー☆エリウ」が動き出しました!
皆さんも一緒に、この場をつくっていきませんか!


「ゑり卯」のご案内
〒650-0022

神戸市中央区元町通5丁目8-8

https://www.kobe-motomachi.or.jp/shop-search/202


資金の使い道

店内改装費

キッチン新設工事 38万円

水道工事  25万円

トイレ工事  25万円

床造作工事  30万円

排水工事 20万円

電気工事 60万円

雑工事・撤去費 20万円


実施スケジュール

11月28日 木曜日 リニューアル案 大公開イベント

https://facebook.com/events/991503557859421/?ti=icl

12月15日 日曜日 ゑり卯年末大掃除

https://facebook.com/events/2585853928188806/?ti=icl

◆2月から改装工事予定


プロジェクト起案者

<プロフィール>
村井拓人
共創アーティスト・ディレクター
神戸学院大学客員教授

eーmail  mtaku2001@yahoo.co.jp
連絡先 090-4034-7091

平成6年、明石市役所へ入庁。税部門、市議会事務局、市民協働推進室、文化振興課を経験。地域・企業・NPO・教育研究機関・医療福祉関係機関、議会、官公庁、文化芸術団体等、多様な個人・組織との共創による、まちづくり・アートプロジェクトに取り組んだ後、独立。

明石市立文化博物館にて「リカちゃん展」「特撮のDNA展(ゴジラ展)」「ナイトミュージアム」「竹久夢二展」「江口寿史展」「市民ミュージカル」「まち歩きイベント」「対話型鑑賞」等を開催。

現在、同志社大学大学院 総合政策科学研究科博士前期課程ソーシャル・イノベーションコースに在籍し、アーティストの思考法及びキャリアデザインを研究。

兵庫県社会保険労務士会・日本ファシリテーション協会・日本ファンドレイジング協会会員。
日本ソーシャルイノベーション学会・芸術思考学会員。


リターンに関しての注意事項

・全てのコースは税込み、送料込みの価格です。
・CAMPFIREの仕様上、複数コースのご購入が可能です。
・お申し込み後のコース変更は出来ません。
 ・プロジェクトへご支援後、事情によりイベントに参加できない等の場合も返品は受け付けられません。


 【注意】同時決済はできません。個別でコースを都度お申し込み下さい。
・様々なご連絡が行きますので、メールのチェックをお願いいたします。
・本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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