はじめに・ご挨拶

皆様、はじめまして。

私は、山口県出身。東京都八王子市在住の《濱野功一》(46歳)と申します。

どうぞ、宜しくお願い致します。

私は、現在の複雑極まりない混沌とした社会に於いて、ストレス過多によって「うつ病」をはじめ「不安障害」や「適応障害」「双極性障害」「依存症」「統合失調症」などの精神疾患を抱えておられる方や、心の悩みで苦しまれておられる方々に対し、一般的な精神科・心療内科の【西洋医療】と、「アロマテラピー」や「ヒプノセラピー(催眠療法)」「気功」「スピリチュアルヒーリング」「心理カウンセリング」「音楽療法」「アーユルヴェーダ」「ユナニ医学」「ホメオパシー」などの、数ある【補完代替医療】を合わせた【統合医療】(一般社団法人 日本統合医療学会)を提供するために、「ホリスティック医学」(NPO法人 日本ホリスティック医学協会)の定義に基づいて、身体・精神・スピリチュアル(いのち)を一体のものした「ホリスティック(全人的)医療」に理解のある、精神科・心療内科の医師と、各種療術の施術者やセラピストがタイアップして、治療者側主体の医療ではなく、クライアント自らが様々な治療法を選択・統合し、「自ら主体的に理想のライフスタイルを目指す」ための、治病や心の悩みの改善に取り組んでいただけるモデル事業の構想を実現することを志しています。

この構想を「次世代型 療院構想」と名付けています。



このプロジェクトで実現したいこと

この「次世代型 療院構想」では、主に下記の活動理念と行動指針を掲げています。

《次世代型 療院構想とは?》

①西洋医療一辺倒の治療ではなく、「相補・代替・補完・伝統医療」を併せ持った統合医療で、「メンタルヘルス」に特化した、全人的なサポート(身体・精神・社会・スピリチュアル)をおこない、クライアントの「自然治癒力」と「潜在能力」を活かすための援助をし、真の健康人を培う医療の在り方を実現する。

②「ホリスティック医学」の定義に基づいて、数多ある「相補・代替・補完。伝統医療」をクライアント自ら選択・統合し、治療側主体の医療体制から、クライアントの主体性を尊重した医療の在り方を実現する。

③治病効果の高い、再現性のある「相補・代替・補完・伝統医療」に於いて、健康保険証(共済・国保・社保・船員保険)が使えるように、国に対して法整備を求めていく。また「自立支援受給者制度」に於いても、クライアントの所得に応じて限度額の適用ができるように法改正を求めていく。

④「精神疾患患者」「発達障害者」「不登校児童」「触法精神障害者」「ゆとり教育の若者世代・ニートの引きこもり」「子育てに悩むシングルマザー」「団塊の世代の老後の社会不安」「孤独な独居生活の高齢者」などに対して寄り添うことで、ライフスタイルを改善し「自ら癒す」姿勢を援助する。

⑤行政をはじめ各医療機機関や社会福祉協議会等と連携を取り「相補・代替・補完・伝統医療」を、受け身ではなく、セラピスト等が各家庭や施設等に赴いて施術やセッションを提供し、全人的なサポート(身体・精神・社会・スピリチュアル)を導入することにより、革新的な「メンタルヘルス」に取り組む。

⓺全国各地に「次世代型 療院構想」を推し進め、地方自治体・各医療機関・NPO法人・ボランティア団体などと連携を組み、社会資源の活用と、ホリスティックな「メンタルヘルス」の在り方を拡充する。


《ホリスティック医学の定義》

1.ホリスティック(全的)な健康観に立脚する

人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体ととらえ、社会・自然・宇宙との調和にもとづく包括的、全体的な健康観に立脚する。

2.自然治癒力を癒しの原点におく

生命が本来、自らのものとしてもっている「自然治癒力」を癒しの原点におき、この自然治癒力を高め、増強することを治療の基本とする。

3.患者が自ら癒し、治療者は援助する

病気を癒す中心は患者であり、治療者はあくまでも援助者である。治療よりも 養生、他者療法よりも自己療法が基本であり、ライフスタイルを改善して患者自身が「自ら癒す」姿勢が治療の基本となる。

4.様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う

西洋医学の利点を生かしながら中国医学やインド医学など各国の伝統医学、心理療法、自然療法、栄養療法、手技療法、運動療法、などの各種代替療法を総合的、体系的に選択・統合し、最も適切な治療を行う。

5.病の深い意味に気づき自己実現をめざす

病気や障害、老い、死といったものを単に否定的にとらえるのでなく、むしろその深い意味に気づき、生と死のプロセスの中で、より深い充足感のある自己実現をたえずめざしていく。


上記の活動理念と行動指針内容を実現するために、パーソナルセンターとしての「一般社団法人」を設立し、この構想に協賛していただける「医療関係者」や「相補・代替・補完・伝統医療」の施術者等を「専門会員」として募り、同構想に支援していただける方を「一般会員」とし、全国各地に支部を置き、構想拡大の実現にご尽力いただける方を募らせていただきます。

この構想の拠点となる「統合医療」を提供するための「医療法人」と「一般社団法人」で運営する複合型施設である「療院」を建設してクライアントを受け入れ、「精神科・心療内科」の保険適用での治療と、「相補・代替・補完・伝統医療」の施術者等が有償でセッションを提供します。尚、「一般会員」の方は同施術等のセッションを、会員価格で受療することができるものとさせていただきます。

全国各地の「専門会員」が、各医療機関や社会福祉施設、在宅でそれぞれの「相補・代替・補完・伝統医療」の専門分野をクライアントに提供できるように、同法人の渉外部門担当がクライアントやそのご家族などと有償の契約を締結します。「専門会員」は、契約締結されたクライアントのもとに赴くか、または、ご自身の施術所等に於いて、それぞれの専門分野の施術をおこない、報酬は同法人へ日払い・週払い・月払いを選択していただき、あらかじめご指定いただいた口座にお振込みいたします。

国(厚生労働省)に対して、「次世代型 療院構想」の中に掲げている『治病効果の高い、再現性のある「相補・代替・補完・伝統医療」に於いて、健康保険証(共済・国保・社保・船員保険)が使えるように、国に対して法整備を求めていく。また「自立支援受給者制度」に於いても、クライアントの所得に応じて限度額の適用ができるように法改正を求めていく。』に則り、私が立ち上げたい「一般社団法人」が先導を切って、健康保険証を適用できるように様々な「相補・代替・補完・伝統医療」の主催団体や学術団体、企業、財団法人、NPO法人、そしてクライアントの生の声を厚生労働省に届け、国民の「相補・代替・補完・伝統医療」に対するニーズが高まっている時流に併せて、貧富の格差なく、質の高い「相補・代替・補完・伝統医療」を受けれるように法整備を働き掛けてまいります。

具体的には、専門医や有識者で構成される会議を設けていただき、「相補・代替・補完・伝統医療」の中で、普遍性・再現性・客観性の条件を満たし、治病効果と多くの実績のあるものについて厳正に十分精査していただき、審議に適合した療法については、「健康保険証」の適用をしていただくために、同協会に「法務部門」を設け、法改正に精通した顧問弁護士を委任し、政府に働きかけを行い「健康保険証」が適用できるよう法整備を求めていきます。

その活動の根拠は、経済的格差によって、クライアントが質の高い医療(保険適用外や民間療法)が受けれないことは倫理的に反していると考えるからです。

命と健康に於いては人間、皆平等だと考えます。そのため、貧富の格差で低所得者は一般的な西洋医療の治療しか受療できず、治病の質の高い「相補・代替・補完・伝統医療」が受けれないことは、諸外国に遅れをとっており、国民皆保険の我が国の制度があるにもかかわらず、西洋医療一辺倒になっていることは、あるまじき事態であると言えます。

とりわけ、精神科・心療内科に於いては、薬物療法・心理カウンセリング・作業療法・認知行動療法くらいしか、クライアントにアプローチできるものがありません。

また、身体的な疾病に比べ治療方法が少なく、ほとんど薬物療法が中心です。不安や恐怖感・焦燥感や過緊張・不眠症・パニック症状・抑うつ状態などは、その症状を一時的に抑制させるための薬物療法で、それだけでは対処療法に過ぎず、根本からの治療には結び付かないため、いつまでも通院しなければならないか、寛解までに相当の日数と医療費がかかってしまいます。

そのため、現在の精神科・心療内科の開業医は、どこのクリニックも再診のクライアントで予約がいっぱいで、初診で受けたいと思っても、受診できるのが一ヶ月先とか、はたまた再診のクライアントの予約で埋まってて、いつ初診を受け入れられるか分からないというクリニックも少なくありません。

既に、精神科・心療内科のクリニックは、そのほとんどが飽和状態であり、精神科・心療内科のある大きな病院でも、すぐに診てもらえない状態が続いています。なぜ、それだけ常に飽和状態にあるのか、答えは簡単です。薬物療法だけの西洋医療一辺倒の治療では、効果性が低いということに他なりません。

また、それに併せて精神科専門医の医師不足の問題があり、これから増々、精神疾患患者が反比例して増加してくると言われている現在に於いて、クライアントの受け入れができなくて、水面下で苦悩に苛まれている方々が大勢いらっしゃってるのが現状です。

その為、早期に治療を受ければ快復も早くて済むのですが、早急に治療が受けられないことによって、症状は重篤化していき、また、二次障害を併発していく可能性が高くなります。

このような現状を補うには、「相補・代替・補完・伝統医療」をクライアントの回復のために導入することにより、開業医など医療機関の負担が分散化できると考えます。「相補・代替・補完・伝統医療」には「心の癒し」を提供するものが数多くあり、「自然治癒力」の促進や「潜在能力」の開花、人間の「いのち」を司る「スピリチュアル」の側面に於いてもアプローチできるので、西洋医療の治療と併せて「相補・代替・補完・伝統医療」の施術等を受けることによって、+αの相乗効果を生み出せるものであり、高い効果性が期待できます。この「統合医療」の普及によって、西洋医療一辺倒な治療者側主体の狭義的な医療の在り方から、クライアント主体の「その人らしさ」や「ライフスタイル」を尊重し、全人的に診ることが可能になると考えます。

アメリカの「統合医療」の第一人者である、アンドルー・ワイル博士は「統合医療の定義」を以下のように提唱しています。

1.「病気」と「治療」ではなく「健康」と「治療」に医療の力点を置く。

2.患者を「故障した機械」としてではなく、「精神的・感情的・霊的な実在」として、また「コミュニティの一員」として「全人的」に診る。

3.検査結果の数値だけではなく、患者のライフスタイル(食習慣・運動習慣・ストレス対処法など)を診る。

4.患者と他者との「人間関係」のあり方をはじめ、自然・社会・世界・神などの超越的存在・担当医との関係など、あらゆる「関係性」を重視する。


「ホリスティック医学」と「統合医療」の定義に基づいて、この「次世代型 療院構想」は、精神科・心療内科の医師と「相補・代替・補完・伝統医療」のセラピスト等が意義を共有し、「メンタルヘルス」に特化した「全人的」なアプローチを提供するとともに、クライアントの個々に合った療法を、クライアント自ら選択・統合し、治療者はその援助をするスタンスに立ち、これから増々、増加すると言われている精神疾患患者と、心に重い悩みを抱えている方に対し、時代の潮流に適応できるようサポートを行います。

また、同様に「働けるのに働かない」ニートなどのクライアントに対して、自身の社会的役割と存在価値を認識してもらうアプローチを行うことにより、働くことのモチベーションアップとアフターフォローを担い、労働人口の充実化を図り、生産性を高めていくための支援を行います。そのことにより「働き方改革」の国の施策に貢献でき、納税者が増加することで、国が負担する医療費を、現在よりも大幅に補填することが可能であると考えます。

法人設立後は「専門会員」と「一般会員」を募り、私は「NPO法人 日本ホリスティック医学協会 ホリスティックヘルス塾インストラクター」の資格を有しておりますので、「専門会員」の「医療関係者」と「相補・代替・補完・伝統医療」の施術者等に向けて、「ホリスティック医学」についての基礎講座を行い、「次世代型 療院構想」の意義の共有化を図り、同法人の名に於いて、各自での施術やセッションを実践していただけるようにします。


「一般会員」に於いては、東京を本部とする事務局を設け、全国に支部を置き「ホリスティック医学」についての情報提供や「相補・代替・補完・伝統医療」の紹介や活動内容などを綴った年4回の会報誌を発刊します。また、「一般会員」向けのセミナーやイベント等を各地で実施し、「相補・代替・補完・伝統医療」の体験会や、実際の予防医療や受療に於いては、「専門会員」による会員価格でのセッションを提供できます。

また「専門会員」「一般会員」ともに、「相補・代替・補完・伝統医療」に対する「健康保険証」の適用化に向けての署名活動を行います。また、「相補・代替・補完・伝統医療」を受療することによって症状が治癒または改善された方に、アンケート記入のご協力をお願いし「治病実績」として取りまとめ、クライアントの生の声を「健康保険証」適用化の参考資料として、国(厚生労働省)に提出していきます。

同法人では、「次世代型 療院構想」の実現に向けた専門の組織体制を設けます。東京都に本部事務局を設置し、「理事会」「法務部門」「渉外部門」「セミナー・イベント部門」「療院建設実行委員会」「専門会員管理部門」「一般会員管理部門」「総務」を設け、同法人の運営にあたっていきます。

「一般社団法人」の設立は2020年4月を目標とします。

(法人名は未定。私の案名は「一般社団法人 日本メンタルシナジー協会」《仮称》)

※シナジーとは、部分の総和による+αの相乗効果を意味します。



プロジェクトをやろうと思った理由

私が21歳の時、当時の仕事でストレス過多になり、心神耗弱状態に陥り、拒食症になって体重が激減したので、躊躇いはありましたが、初めて「精神科」を受診しました。初診の時についた病名は「うつ病」でした。治療では、抗うつ薬と抗不安薬、睡眠導入剤が処方されました。職場には、「うつ病」で『一ヶ月の加療休養を要す』と書かれた診断書を提出し、自宅療養を始めました。

最初は1週間、処方された薬を服用して安静にしていましたが、抑うつ状態や不安感、不眠症などの症状は改善されず、再診の際に「あまり改善を感じない」ことを医師に伝えると、今度は違う種類の薬と、この一週間に服用していた薬の量を多めに処方されました。そして、また一週間自宅療養していましたが、あまり変化はありませんでした。逆に、副作用で意識が朦朧としたり、口渇感や便秘などの症状が現れていました。一時的には多少不安感が和らいだような気はしましたが、時間が経つと、再び強い不安感や焦燥感などの症状が出てきていて、その繰り返しでした。

休職して1カ月半が過ぎたころ、それまで限界まで処方されてた薬でも、一時的には多少和らぐような感じはしていたものの、再び精神状態は悪くなるの繰り返しだったので、本当に効いてるのか疑うようになり、魔が差して「用法・用量」を守らず一度にたくさんの量の薬を服用するようになりました。それに加えて、禁忌であるアルコールと一緒に飲むようにもなりました。そうすると気分がHighになり、抑うつ状態や不安感などの症状は感じなくなって、薬の作用が増幅して恍惚感を覚えるようになりました。

当初からのかかりつけの医院からは、処方された日数分しか薬が出されていないので、用量を守らず服用していたので、当然、次の受診日まで薬が足らなくなっため、薬が血中濃度の半減期が切れた頃から「離脱症状」で、強い不安感や苛立ち、抑うつ状態などの症状が如実に現れ始め、苦痛に耐えがたくなり、別の精神科のクリニックへ受診し、重複受診をして薬を入手し始めました。

このような調子だったので回復の見通しがたたないため、休職していた職場をとうとう退職しました。

仕事を辞めたので少しは心の負荷が軽くなると思いきや、既に薬漬けの状態になっていて病状は重篤化しており、薬に対する依存が強まっていて、日常生活も荒れ果てていたので、このままではエスカレートして違法薬物に手を出すか、薬漬けで廃人になるか、死を選ぶしかないくらい追い詰められていたので、とうとう限界を感じて、自ら精神病院に入院しました。

入院先の精神病院は、アルコール依存症専門の病院で、私はアルコール依存症ではなかったのですが、依存症の病院は近郊にそこしかなかったので入院しました。

一番の治療目的は「薬物依存症」を克服することでした。入院初日から二週間、保護室(リカバリールーム)という、ベットと便器しかない鍵のかかった鉄格子の部屋に入れさせられました。私物は全て看護師に没収され、小さな鍵のついたチャックで着るツナギに着替えさせられ、自分では脱ぎ着はできませんでした。便器も自分で流すことができず、水洗レバーが部屋の外にあって看護師がその都度流す仕組みになっていました。

入院してから一気に薬の量を減薬されました。朝2錠、昼なし、夕2錠、眠前3錠のみでした。それまで、一日に約100錠くらい乱用していたので、当然、激しい離脱症状に襲われました。全身の震え、多量の生汗、恐怖感、幻聴、妄想、希死念慮などなど、筆舌に尽くしがたい苦しみを体験しました。まるで生きた心地がしませんでした。

看護師に、頓服薬を求めても首を横に振られ、時々回診に来る医師に苦痛を訴えても「我慢しなさい。」としか答えてもらえませんでした。食事はとても食べれず栄養剤の点滴を打たれました。四六時中、興奮と恐怖感で、保護室の中でのたうち回っていました。そのような状態が10日間くらい続き、心身共に疲弊しきった頃、少しづつ食事も摂れ始め、全身の震えや生汗も治まり、興奮や恐怖感も治まってきました。

そして入院して2週間目に、ようやく保護室から出られ、4人部屋に移されました。

一日のうち3~4回は1時間半のミーティングの時間があり、アルコール依存症の勉強会や、断酒会、AA(アルコホーリクス・アノニマス)の集会があり、参加することが義務づけられていました。私は、アルコール依存症ではなく「薬物依存症」なので、話の内容が場違いで、参加するたびにいつも「自分には関係ないのに」と疎外感を感じていました。

入院して3ヶ月で、ようやく退院の許可が下り家に帰ることができました。「もう二度と、精神病院に入院することはしない。」と固く心に誓いました。入院生活3か月間の間に、かなりの減薬ができました。病院では、常に薬の管理は看護師がしているので自分勝手に服薬することは出来ませんでしたが、家に帰れば自由なので、いつまた薬への渇望感が現れるかわかりませんでした。

なので、あとは自分の意思と、自助グループに参加するなど独りにならないように努めました。そして、様々な自己啓発の本やCDを購入して、自分の心のレジリエンス向上の為の学びを深め、色々なセミナーなどに参加し、再び「薬物依存症」にスリップを起こさないために、自分に隙を与えない努力をしました。

20代の時に薬に依存するようになって、40代初頭で精神病院へ自ら入院し退院に至るまでに、薬の本当の怖さを身をもって体感しました。そこで知ったことは、現在の精神医学では未だに薬物療法が主で、ほとんどのクライアント様は快復に至る数が少なく、長年に渡って通院している方が多く、薬物療法一辺倒では、精神疾患の真の回復は見込めないということでした。私はこのような、患者の主体性を無視した負のロジックを、何とか改善していきたいと思い始めるようになりました。

精神科専門療法では、臨床心理士によるカウンセリングや作業療法士による自立に向けた訓練、認知行動療法などがありますが、どのプログラムも個々人のクライアント様の主体性を尊重した療法ではなく、あくまで治療者側主体の療法であり、クライアント様自らが療法士と信頼関係を築き、積極的に目的意識を持って各療法に臨めば効果性は高いと言えますが、ほとんどのクライアント様は消極的、且つ、受動的で、過半数以上が諦めや仕方なく受けているといったのが実情なのです。

臨床心理士によるカウンセリングも作業療法士による訓練も、一定のマニュアルと評価によって改善度が図られるのですが、一元化されたマニュアルで、各々個性も価値観も病態も違うクライアント様を評価したところで改善度など分かるはずがないのだと、私は当時、受療者としてそう思いました。

精神病院を退院して半年経った頃、精神科の薬は服用しなくてもよくなり、医師からは、「もう通院しなくてもいい。今の気持ちを忘れないように。」と仰っていただきました。当初の「うつ病」や「広汎性不安障害」も、いつのまにか「抑うつ症状」や漠然とした「不安感」は解消されていました。


ある日、私はとある日帰り温泉に行き、そこで「気導術」日本気導術学会)整体マッサージと書かれてある看板を目にし、お風呂上りにその整体を受けてみました。当時、私はバスの運転士をしていたので腰痛の持病を持っていたのですが、40分全身コースで、「気導力」という外気功のエネルギーを使った整体で全身を施術してもらい、あれだけ全身が凝っていたのがスッカリ楽になりました。そして何より一番驚いたのが、どこの整形外科でも治らなかった腰痛が、たった一回の施術で全く痛みを感じなくなったことでした。さすがにこれには驚かされました。目から鱗でした。しかも、それだけではありません。この「気導術」には「ストレス回路遮断法」というテクニックがあり、深い呼吸に併せて気導力を頭部に注入することで、それまでストレスと感じていた記憶に伴う負の感情や、気持ちのモヤモヤ感が消えてしまうのです。こんな整体は初めてでした。

そこで私は重大な決意をしました。この「気導術」を使えるようになりたいと。そして、早速、先生にどこで習えばいいのか尋ねたら、静岡県にある「日本気導術学会総本部」で2泊3日の「特別集中セミナー」を受けるか、福岡県の「気の教室」で1年間かけて習うコースを紹介されました。

2泊3日の「特別集中セミナー」は、420,000円の受講料がかかるといわれて、さすがに高いので、毎月第二土曜日に福岡の博多である「気の教室」なら、一回の受講料が50,000円で1年間受講すれば、「気導術」の認定資格である「気導師」の称号が受けれるので、そちらを受講することにしました。

そして毎月一回、その先生の車に便乗させていただいて、博多へセミナーの受講に通いました。12ヶ月休むことなく通って、ついに「気導師」という称号が付与され「気導術」を使えるようになりました。この療法なら薬のような副作用もなく、身体的にも精神的にも、即効性がある改善の結果が誰でも出せるし、普遍性・再現性・客観性が揃っており、自信を持って心身共に病んでいる方に施術ができます。

そして当時、6年間勤めていたバスの運転士を退職し「気導術こころ整体」という看板名で、独立開業しました。開業当初は集客にあくせくしましたが、ご来院されたクライアント様は一様に「凄く楽になった」と高評価をいただき、不思議がられる方も数多くいらっしゃいました。私が最初に気導術を受けたときに驚いたときと同じように。その後、口コミで集客は順調に伸び、無料体験のチラシやクーポンを発行したりして集客に成功し、多忙な毎日を送っていました。

その後、ある日こう考えるようになりました。「気導術で確かにクライアント様の心身の症状は改善できる。フィジカル面では、確かに双方改善したことを共有できるが、メンタル面ではストレス回路遮断法(別名、無言カウンセリング術)で無為にして化すことで、ストレスを感じさせなくすることは出来るが、自分は精神疾患の苦しみを痛いほどよく理解してるし、対話によるコミュニケーションによって、クライアント様の深層心理の心の傷に気づいてあげて、寄り添うことで真の克服ができるのではないかと考え、心理カウンセラーのスキルを身に着けようと決意し、「NPO法人 国際カウンセリング協会」の心理カウンセラーのスキルを取得しました。

また、私は過度のストレスによって精神疾患を患った背景には、孤独で自分に味方する人がいなかったのと、「適応障害」によって職務に適応しきれなかったことが実体験にあることで、対話による「メンタルケア」の大事さを痛感していましたので、「財団法人 日本メンタルケア協会」の講習を受講し、メンタルケアスペシャリストの称号を受けました。これで、クライアント様とのラポール(信頼関係)開かれたコミュニケーションを図ることができる技法を身につけました。

またある日から、私は西洋医療以外の様々な「補完代替医療」に関心を持つようになり、もっとクライアント様のメンタルヘルスにアプローチできる方法は無いかと模索していた時に、「ヒプノセラピー」(催眠療法)が目に留まり、一度、どのようなものなのか受けてみたいと思い、東京恵比寿にある、とあるヒプノセラピーのサロンへ、早速、山口県から飛行機に乗って赴きました。

セッションの最中、セラピストさんから「あなたが子供の時に受けた深い心の痛みは、あなたに見えている光の球体に全て吸い込まれ、すべての苦しみや悲しみから解放されます。」と、そっと声を掛けられ、まさにそのような情景が思い浮かばれ、とても安寧な気持ちになり、全身に背負っていた負のエネルギーを浄化された気持ちになって感動しました。

これが日常、自分では気づいていない「潜在意識」なのかと知り、クライアント様の深層心理の心を癒すには、このヒプノセラピーも習ってみたいと決意し、一カ月に一回、計四回、整体院を休み、東京に赴き「ヒプノセラピスト」になるレッスンを受けました。「チャネリング」「退行催眠」「前世療法」などを習得し、自分が営む整体院の中のメニューに、「気導術」の整体だけでなく、「心理カウンセリング」や「ヒプノセラピー」も加えました。

これらを随所随所に併用しながらクライアント様にセッションを行うことで、高い相乗効果を生み出すことができました。

あるクライアント様で、長きに渡り「うつ病」で「精神科に通院しているのですが一向に治りません。」と訴えてこられた方がおられました。そのクライアント様に、最初に気導術の整体(ストレス回路遮断法を含む)を40分施術し、そのあと心理カウンセリングで30分程度、お悩みをお聴きし、それを整理して自己解決に結びつけるキーワードをご本人様にお伝えし、一息ついてもらった後、ヒプノセラピーの「チャネリング」のセッションを行いました。

「チャネリング」の中で、カウンセリング中にご本人様に伝えたキーワードを、「心の思い込み」の鍵を解放させる言葉としてお伝えしました。そしてイメージの中で、その鍵をご自身で開けてもらいました。そしてセッションを終了し覚醒してもらったあと、私が「ご気分はどうですか?」とお尋ねしたら、とても穏やかな笑顔で、「とても気分がいです。今まで私、何に悩んでたんだろう…」と答えられました。その後、そのクライアント様は「うつ病」から寛解され、長く通院していた精神科医院にも行かなくてすむようになりました。

これぞ、身体(body)心(mind)スピリット《いのち》(spirit)三位一体にアプローチするホリスティックなセッションだと考え、それぞれをコミットした独自の療法として取り組んできました。この独自の療法を用いて、私はこれまで約200名の精神疾患のクライアント様や、心の悩みを持たれておられる方にセッションを行ってきて、95%の方の症状の改善や治病を図ってきた実績があります。

私が、このプロジェクトを起こそうとした理由は、西洋医療には西洋医療の必要性があり、急性期の患者様には薬物療法で苦痛な症状を抑えることは必要です。時には命にかかわることもある状態には、西洋医療は欠かせません。

しかし、症状が安定期または慢性化した患者様には、同じように薬物療法だけで治療するには限界があると言えるのではないでしょうか。それは、身体的な病気でも精神的な病気でも同じだと言えるでしょう。

症状を、それ以上悪くさせないための医療としては薬物療法や物理療法だけではなく、気導術のように優れた療法があるのですから、そういった「補完代替医療」を、クライアント様が自ら、治療法を選択・統合し、治療者はその援助をし、クライアント様主体の医療の在り方に改めなければならない時機に来ていると感じています。

今でも、西洋医療の特に年配の医師の中には、長きに渡って通院してきた患者様が、他の病院にここの病院より優れた医師がいて、医療機器も備わっているために転院をしたいと申し出ると、その年配の医師はとても不機嫌になり「あんたのことは、もう面倒診んからな。勝手にせい!」と怒鳴る医師がいます。信じがたい話のようですが事実です。この医師は勘違いも甚だしいと思いませんか?このようなことがあるから、患者様、特にご高齢の方の中には、「ずっとあの先生に診てもらってるから、恩があるから裏切ることは出来ん。」といったような理不尽な関係が出来上がってしまっています。

また、西洋医療一辺倒になって一番儲かるのは実は医師ではありません。製薬会社です。薬は同じ薬をずっと飲み続けていたら「薬物耐性」がついて効かなくなってきます。その為、製薬会社は次から次へと新薬を開発し、医療機関に販売しています。ジェネリック医薬品は、その疾病改善にかかる効果は同じで、薬価も安くて済みますが、そういったことでは日本の医療は薬漬けの患者様だらけになって、さまざまある現代医療の問題の根本解決にはなりません。「薬物耐性」と「新薬」の、いたちごっこをずっとしていきながら、患者様は最後は薬漬けで亡くなってしまうのです。本当にこのままでよいのでしょうか?

とりわけ、私は「精神科・心療内科」での「メンタルヘルス」の在り方に注目しています。精神科は、内科や外科のように目に見えず、数値化できないので、精神科医はクライアント様との聞き取りで治療方針を決め、その方に合いそうな精神安定剤等を処方します。

なので、聞き取りの中でしか、改善してるのかそうでないのかを判断しなければなりません。患者様の中では、本当は改善しているのに薬に依存し、偽って薬の処方を受け続ける方もいます。また、自分の症状が良くなってるのかそうでないのかを主観的に判断できず、医師の質問に対して正しい返答ができない方もいます。

また、治療側としては、目の前の患者様の後にたくさんの患者様が待っているので、初診の患者様を除いては、5分程度の短い診療時間内で患者様の治療方法を決めなければならなず、じっくりお話を聴くことができません。そのため、適切な処方を出せず、これまでと同じ薬を処方するといった治療しかできないことが少なくありません。

このように、西洋医療に多くの患者様が受診に行かれ、精神科医の負担は多大なものがあると言えるでしょう。この状況の改善を図るためには、症状が慢性期または安定期に入った患者様については、セカンドオピニオン的に「補完代替医療」の受け入れを勧め、精神科医の負担の軽減と、患者様主体の医療でじっくりお話が聴けて、その方に合ったセッションを導入することができると考えます。また、クリニック等での受診日が当面先になることや、待ち時間でのストレスは軽減されて、患者様の負担も軽減できるものと考えます。

これらの諸問題を解決させるには、私が提唱している「次世代型 療院構想」を、精神医学界に導入することが必要だと言えるでしょう。また、精神科の医療機関だけでなく、老人福祉施設や各ご家庭に「補完代替医療」を導入することによって、認知症などに予防医学の観点からも効果的であり、医療機関に行くことに躊躇されてる方や諸事情で受診できない方に対しても、当法人に所属する「専門会員」が直接クライアント様のもとへ赴きセッションを行うことで、効果的なメンタルヘルスに寄与できるものと考えます。

しかし、現時点においては「補完代替医療」は保険適応外で全額自己負担であり、低所得者の方には手が届かず、富裕層や中間層の方のみが受けれる状態にあります。命と健康に関しては、貧富の格差によって、メンタルヘルスに於いて有効的な「補完代替医療」が受けれないということはあるまじきことであり、健康増進におけるクオリティは平等でなけれなならないと強く思います。

そのため、現在は民間療法で全額自己負担になっているものの中から、普遍性・再現性・客観性を揃え、治病に効果的な「補完代替医療」に関しては「健康保険証」が適用でき、患者様の自己負担分を軽減すべく、法整備を求めていきたいと考えます。精神科の医療機関で治らなかった薬物療法中心の治療が、「補完代替医療」のセッションで回復した事例は膨大の量があります。

多くの精神科医の声では、「これからは、ますます精神疾患や依存症の患者は増加する」と言われています。また、精神科医も医師不足で、且つ、どこの精神病院やメンタルクリニックも常に飽和状態であり、初診の患者様をすぐに受け入れができない状態が続いています。

この現状を打破するには、「補完代替医療」の施術者やセラピストが、西洋医療一辺倒になっている医師の国家資格をもっている者のみの精神科医療体制の垣根を越えて、西洋医療の利点と「補完代替医療」の利点を組み合わせることで、その相乗効果で、より効果的な治病に向けた取り組みができるのではないかと思います。

以上の理由により、次世代に相応しいメンタルヘルスの在り方を構築すべく、この度、プロジェクトを立案しました。

 


これまでの活動

プロジェクトをやろうと思った理由の中にも書きましたが、私は「気導術」という外気功を使ったエネルギー療法(気導師)と、「NPO法人 国際カウンセリング協会」認定の「心理カウンセラー」、「財団法人 日本メンタルケア協会」の「メンタルケアスペシャリスト」、TOPセラピスト協会の「ヒプノセラピスト(催眠療法士)」のスキルを取得して個人事業を営み、これらのセッションを融合させて独自の療法を駆使し、これまで様々なクライアント様の精神疾患(医師に診断名をつけられている方)や、心の悩みを抱える方のメンタルヘルスに取り組ませていただき、約200名のクライアント様の症状改善と治病を図ってきた実績があります。

また、現在は「NPO法人 日本ホリスティック医学協会」の専門会員として「ホリスティックヘルス塾インストラクター」の認定を受け、「ホリスティックヘルス塾基礎講座」の受講生様を募り「ホリスティック医学」についてのセミナー講師を無償で行っています。



資金の使い道(集めた支援金用途や内訳)

1.資金の使い道のまず第一は、一般社団法人設立にかかる諸費用です。

開設予定の当法人は「共益活動型」のものになりますので、全会員共通の利益を図る活動を行うことを主たる目的とし、主たる事業として収益事業を行わず、定款に会員が負担すべき「会費」の定めがあり、定款に特定の個人や団体に剰余金を分配を受ける権利を与える旨の定めがない等の規定に基づいて運営していきます。


通常、一般社団法人を設立するための手続きは、


    • 定款認証費用:5万円(公証人の定款認証を受けるための手数料)

  • 登録免許税:6万円(なお、事務所が複数ある場合は1か所につき6万円です)


上記の計11万円が不可欠な費用です。

そのほか、設立事務を専門家に依頼する場合はその費用、役員の住民票を取得する費用、印鑑作成などの費用が発生します。

これはあくまで、全ての手続きを自分で行った場合の最低限の費用です。しかし、登録に際しては定款等を作成するために行政書士に依頼する場合が一般的で、行政書士への報酬に5万円~くらいはかかります。この他に、一般社団法人に社員を置く場合(理事1名以上 社員2名以上を置かなければならないと定められています)、ハローワーク、労働基準監督署、税務署、社会保険事務所、健康保険組合、その他公的機関に申請をしなければなりません。また、労務管理等を行う為に、社会保険労務士にそれを委託しなければなりません。

それら、手続き上に必要な知識不足の少人数の社員で手間をかけていると、本業務を行う為の時間と必要経費の無駄がでてくると予測されるので、一般社団法人設立サポート事務局に付随業務を委託しようと思います。これにかかる費用は172,000円です

この他に、事務局を設立しなければなりません。事務局として利用する社屋(ビルのテナント等)の賃貸契約に伴う敷金・礼金・家賃・管理費・手数料等の費用がかかります。

事務局内に設置する備品(机や椅子、書類棚、コピー機、シュレッダー、固定電話《FAX付き》、エアコン、パソコン、プリンター、電気ポット、運搬搬入費用、その他什器等)と事務用品や消耗品(筆記道具、インクジェット用紙、トイレットペーパー、茶葉、ごみ袋等)が必要になります。

電気使用契約や水道、ガス等の使用契約、固定電話利用料金、パソコン通信利用料(wi-fi環境)プロバイダー契約などの料金。

看板、名刺、宣伝広告費(HP作成、SEO対策、市報への掲載、新聞紙面広告へ掲載、一部WEB広告へ掲載)

設立初期費用で、以上のような費用の内訳がかかるものと予想されます。


2.次は、運転資金です。設立の諸手続きが完了し、事務局を構え運営可能となったら、最初にしなければならないことは「情報収集」です。どのような情報を収集しなければならないのかは多岐にわたります。

まずは、東京都内でどのような「補完代替医療」の施術所やサロン等があるのかの市場調査です。数多ある「補完代替医療」の中から、当協会の「次世代型 療院構想」に相応しいと判断した「補完代替療法」を選抜して、それらに向けて当協会の事業内容を記載した資料を作成し、「専門会員」になりませんか?という案内状を送ります。案内状には、「専門会員」になることで得られるメリットとその仕組みを掲載します。

参加希望者には入会申込書の返信と入会金(年会費10,000円)を銀行振り込みで徴収致します。その為の資料作成と案内状送付、入会申込書と振込用紙の作成費用と郵送料(料金別納)がかかります。

次に「精神科・心療内科」の病院や開業医宛に、当協会の基本理念や活動方針を掲載した、返信用はがきを入れた資料を送ります。返信用はがきには、当協会が「統合医療」によって、現在の精神科の医療体制の在り方を改革するプロジェクトを持つことに、どのような意見やお考えがあるかについての選択式のアンケートを作成し、当協会の存在をアピールしてその反応を調査し、今後、具体的にどのように改革に乗り出すかの戦略会議の参考資料として利用する目的もありますが、もうひとつの目的として「療院建設」に向けて、当協会の基本理念や活動方針に協賛し、ご協力いただける精神科医を発掘する為でもあります。この為の資料作成と返信用はがきを作成する費用がかかります。それに伴う郵送料(料金別納)がかかります。

次に、運転資金の中には「人件費」がかかります。代表理事・理事・役員(社員)に支払う給与です。これは、一般社団法人設立時に定められた金額を理事報酬や社員給与として支払います。金額は、既存の一般社団法人での金額の相場に合わせた額で設定します。非営利なので、余剰金の分配(賞与)や投資者への配当はありません。


3.次に「一般会員」を募集します。「一般会員」の入会申込書の返信との入会金(年会費5,000円)を銀行振り込みで徴収致します。当協会のHPや新聞紙面広告、一部WEB広告を掲載し、当協会の基本理念や活動方針を掲載し、「一般会員」になると「専門会員」による施術やセッションが「会員価格」で受けられる等のメリットを記載し、様々なイベントやセミナーの案内や、活動報告や症状改善事例等を掲載した「会報」を年4回発行します。それに伴う資料の作成や編集、発行にかかる費用が必要になります。

4.最後に、事業が軌道に乗るまでの諸経費です。事業計画を立て、年内を上半期と下半期に分け、事業計画の評価と見直しを行います。東京都内に拠点となる本部事務局を置いて、「このプロジェクトで実現したいこと」の実践の積み重ねで、事業資金がある程度集まったら、全国各地に逐次、支部を設けていきます。

全国各地、その支部を拠点として、「専門会員」である「補完代替医療」の療法士が、「一般会員」や未会員のクライアント様に、ご自身の施術所またはサロンでセッションを行い、また、《渉外部門担当》が契約した「社会福祉施設」や「精神病院」、あるいは「ご家庭」等に訪問し、セッションを行っていただきます。

《渉外部門担当》が、あらかじめアポイントをとった、全国の各医療機関や施設、ご家庭等に「補完代替医療」の有償によるセッションを受けていただくための交渉(営業)と契約に回りますので、その為の交通費や宿泊費、食事代を経費として計上するので、その費用がかかります。

支部設立に必要な、事務局の社屋(ビルのテナント等)の賃貸契約に伴う敷金・礼金・家賃・管理費・手数料等の費用がかかります。

事務局内に設置する備品(机や椅子、書類棚、コピー機、シュレッダー、固定電話《FAX付き》、エアコン、パソコン、プリンター、電気ポット、運搬搬入費用、その他什器等)と事務用品や消耗品(筆記道具、インクジェット用紙、トイレットペーパー、茶葉、ごみ袋等)が必要になります。

電気使用契約や水道、ガス等の使用契約、固定電話利用料金、パソコン通信利用料(wi-fi環境)プロバイダー契約などの料金。

看板、名刺、宣伝広告費(HP作成、SEO対策、市報への掲載、新聞紙面広告へ掲載、一部WEB広告へ掲載)等、本部事務局同様に設立費用が必要になります。また、事務局専従社員の「人件費」がかかります。

継続的な収支バランスが整うまで、おおよその資金の使い道は以上です。


※尚、支援収入目標は1,000,000円で、All or Nothing 形式を採用します。



リターンについて

このプロジェクトにご賛同いただき、ご支援戴いた方には、全国の当協会の「専門会員」によるセッションや施術を、定価の半額で「支援者」様のみにお使いになられ、期限の定めなしの特別価格(50%OFF)でご提供いたします。

尚、「専門会員」が行う「補完代替療法」には、「アロマテラピー」「ヒプノセラピー」「気功」「カイロプラクティック」「ホットストーンセラピー」「アクアセラピー」「カラーセラピー」「クリスタルセラピー」「音楽療法」「心理カウンセリング」「セラピューティックタッチ」「スピリチュアルヒーリング」「遠隔ヒーリング「マクロビオティック「バイオフィードバック」「ヨーガ」「太極拳」などがあります。

また、年4回発行する会報誌とは別に、支援者様には「活動報告メール」を毎月送信させていただきます。 


実施スケジュール

令和2年2月1日 「次世代型 療院構想」を、クラウドファンディング(キャンプファイヤー)で、ご

支援いただける方を募集します。

支援目標額は1,000,000円でクリアとし、プロジェクトを実施させていただきます。

令和2年2月15日 支援目標額の一回目の中間決算を行います。

令和2年3月1日   支援目標額の二回目の中間決算を行います。

令和2年3月1日~ 一般社団法人設立サポート事務局に一般社団法人設立の付随業務を委託します。

本部事務局の物件リサーチと仮契約、備品、什器等の購入手配。HP作成、宣伝広告活動準備。

令和2年3月15日 支援目標額の最終決算を行います。

令和2年3月15日 一般社団法人設立サポート事務局へ、法人格取得の為の登記等の依頼。

令和2年3月25日 一般社団法人設立(手続き完了)

本部事務局の賃貸本契約、看板作成、名刺作成、備品・什器等の搬入作業、固定電話開設、ライフライン使用契約、PC設置(プロバイダー契約)、必要書籍・書類の搬入、備品、什器の搬入

令和2年4月初旬 一般社団法人開設  開設式開催

令和2年4月中旬~ 業務開始

「上半期の事業計画策定」

「理事会」「法務部門」「渉外部門」「療院建設実行委員会」「専門会員部門」「一般会員部門」「イベント・セミナー部門」「総務」の各部門立ち上げと管理者の決定(兼務)

「情報収集」「補完代替医療」の実践者へ「専門会員」の募集、案内状作成及び送付 

「精神科・心療内科」の医療機関への資料・アンケート作成及び送付 

「一般会員」募集開始

「ホリスティックヘルス塾基礎講座」開講

「渉外部門担当」による医療機関や施設、各ご家庭と、当法人との業務提供の交渉及び契約締結開始


令和2年5月1日~ 「第一回 療院建設実行委員会」会合 決起集会 懇親会

「専門会員」による、業務提供契約締結した医療機関や施設、各ご家庭への施術及びセッション業務開始

「補完代替医療」無料体験会のイベント開催

「精神科・心療内科」の医療機関へのアンケート集計 「改革戦略会議」


令和2年7月1日~「会報誌」作成及び送付

「ホリスティックヘルス塾基礎講座」開講

「補完代替医療」無料体験会のイベント開催

本部直属の「専門会員」によるミーティング 懇親会

「第二回 療院建設実行委員会」会合


令和2年8月1日~ 「症状改善事例報告」の取りまとめと、「補完代替医療」に対して「健康保険証」が適用できるように署名活動開始(以降、毎月「厚生労働省」に提出します)

「ホリスティックヘルス塾基礎講座」開講

「補完代替医療」無料体験会のイベント開催

「第三回 療院建設実行委員会」会合


以降、主たる行事

令和2年9月1日  ~ 「会報誌」作成及び送付

令和2年10月1日~ 「下半期の事業計画策定」

          「精神科・心療内科」との「統合医療」実現に向けた「改革戦略会議」

令和2年11月1日~ 「専門会員」向けの、当協会が主催する「検定制度」の導入(草案:メンタルシナ             ジー技能検定1~3級)検定問題作成 検定対策講習 技能検定実施 

         ※級(クラス)が高い「専門会員」へ優先的に多くのクライアント様を紹介する。


令和2年12月1日~「納会」(懇親会)会員・非会員問わず参加可能

令和3年1月1日~「新年会」

          「顧客様への新年あいさつ回り」

          「会報誌」作成及び送付

令和3年2月1日~「精神科・心療内科」との「統合医療」実現に向けた「改革戦略会議」

          「確定申告」

令和3年3月1日~「一般社団法人」総会 令和2年度事業報告及び収支決算の承認の件

         (行事報告 収支計算 財産目録)

        新年度(令和3年度)事業計画及び収支予算の承認の件

        役員人事の件

令和3年4月1日~ 65歳以上の高齢者に向けて、まだ就労したい意欲のある方を対象に、様々な

         「補完代替療法」のセッションの講師が講習を行い、「補完代替療法」を、ひとつの

          職業のスキルとして認知していただけるよう「ハローワーク」等で紹介や斡旋を行           い、「働き方改革」に寄与できるプロジェクトを発足する



終わりに

現在、「相補・補完・代替・伝統医療」は数多く氾濫しており、癒しブームのマーケットの時流に乗って、各々の療法士等が集客の為に凌ぎを削っています。

その為、マーケットでは様々な「相補・補完・代替・伝統医療」同士が競合になっています。その為、敢えて高単価で集客を図りブランディング性を高めたセッションを売りにしたり、リピーター獲得の為に「富裕層」のユーザーをターゲットにして「利潤の追求」が優先にされ、競合に敗れた療法士等は廃業に追い込まれ、本来の癒しのコンセプトからかけ離れているようで憂いを感じずにはおれません。

競合に敗れた療法士等の中には、優れた技術を持ち、クライアント様に献身的に癒しを提供した、人間的にも立派な人格者の方もいたかもしれません。その背景には多くのクライアント様が、その療法士等に信頼を寄せ、施術やセッションを受けることを楽しみにしておられたり、コミュニケーションで癒されたりした方もいらっしゃたのではないでしょうか。

日本ホリスティック医学協会の名誉会長である《帯津良一》先生の言葉に、このような一節があります。

「生きとし生けるもの、その心の底にはかなしみを抱いている。自らのかなしみをいつくしみ、他者のかなしみを敬って生きることが『養生』というものではないだろうか。そうした養生を果たしていく人が増えることが、医療に本来の温もりを取り戻すことになる。」

いかがでしょうか?この言葉に何をお感じになられたでしょうか?「西洋医療」も「相補・補完・代替・伝統医療」も、この「養生」というものは欠くことのできない心の在り方ではないかと、私は思うのです。

自らのかなしみをいつくしみ、他者のかなしみを敬って生きることで、人は本来の「温もりある」癒しとは何かということに気づき、真心を持ってクライアント様に接することができ、その思いが通じたときに、クライアント様の病態を改善させる潜在能力の秘められた力が発揮でき、真の治病につながることになるのではないかと思います。

全ての病の原因は、目に見えない「心」が先です。その「心」を司っているのが、潜在意識に存在する「霊性」であると、ホリスティック医学の概念にあります。ホリスティック医学の定義の最初に「ホリスティック(全的)な健康観に立脚する。」とあり、人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体ととらえ、社会・自然・宇宙との調和にもとづく包括的、全体的な健康観に立脚すると唱えられています。

我々、療法士等はこの健康観に立脚し、クライアント様に「養生」の心で癒しを提供することにより、「人間まるごと」診ていくことができると考えます。

また同じくホリスティック医学の定義の最後に「病の深い意味に気づき自己実現をめざす」とあり、「病気や障害、老い、死といったものを単に否定的にとらえるのではなく、むしろその深い意味に気づき、生と死のプロセスの中で、より深い充足感のある自己実現をたえずめざしていく」と唱えられています。

私は過去に「薬物依存症」という精神的に荒んだ、どん底の体験をしてきました。そこで気づいたことは、人間は自分が思ったままに現実に投影されて生きているし、また、生かされているということでした。心の病を作っていたのは、誰でもない。自分自身だった。そう気づきを得てからは、この心の病は今まで常に自己否定していた自分を客観的に見ることで、自分を「肯定」し認めることにつながり「自分らしく生きる」自己実現をめざす原動力になりました。

今現在、未だ水面下でたくさんの「精神疾患」の患者様や、心に重い悩みを抱えておられる方、引きこもりのニートの方、団塊の世代で老後に不安を感じている方、独居で身寄りのない高齢者の方、発達障害で悩んでおられる本人とそのご家族、子育てに悩むシングルマザーの方、触法精神障害者の方、依存症患者本人とそのご家族の方など、計り知れない大勢の方が、この複雑で混沌とした世の中で苦悩に苛まれながら暮らしています。

私自身が精神疾患で非常に苦しい思いをしてきたので、これらの方々の苦悩はひしひしと自分のことのように感じます。なので、これらの方々の気持ちは痛いほどよく理解できます。

また、私は現在は心の病から克服し、メンタルヘルスにまつわる複数のスキルを身につけ、療法士として数々のクライアント様の心の病に正面から向き合って、持っている技能を惜しみなく発揮し、症状の改善や治病に結果を出してきました。なので、療法士等としての気持ちもよく理解できます。

この度のプロジェクトは、西洋医療一辺倒な現在の医療体制の改革を第一義としていますが、もう一つの目的は、数多ある「相補・補完・代替・伝統医療」の療法士等の方々に向けて、集客に躍起になってマーケットの中で競合になっていて、富裕層をターゲットにし、低所得者には手が届かない現実を看過できず、この倫理的に反したロジックを打ち砕き、会員様には集客で躍起になることなく、安定したお仕事を提供できるようにシステム化を図ってまいります。そして本来の「養生」としての安寧な気持ちでクライアント様と良好な信頼関係を築き、喜びと遣り甲斐を持って施術やセッションにあたっていただきたいのです。

このクラウドファンディングで、支援をしていただける方には、どうか私のこの切なる思いをご理解いただいて、このままでは我が国のメンタルヘルスに関する医療界は崩壊の危機に迫られ、精神疾患患者の増加や、自殺者や犯罪の増加、そしてこの国の将来を担う子供たちや、これから生まれ来る新しい命に対して、安心してバトンタッチできなくなる事態を招くことになります。

どうか、ひとりでも多くの方からの支援を心からお願い致します。

尚、このプロジェクトは、All-or-Nothing 方式 を採用致します。





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