年の離れたかわいい伊藤家のアイドル!

やんちゃで、お母さんが大好きで一時も離れない甘えん坊。

鯉のぼりは僕等上の兄弟の時より大きな本家からのプレゼント。

自分の鯉のぼりでもないのに喜んでたっけ

前日インターネットでフラダンスの動画を見て戯ける律は、当たり前の日常を幸せと思わせてくれる。そんな笑顔だった。。。

 

2011 31114461000年に1度と言われる大地震が東北地方を襲った。

内陸部は震度7を記録し、大地は大きく地割れし、太平洋沿岸部にはかつて経験した事の無い大津波で街は何もかも流されてしまい尊い命が何万と失われた。

幸い仙台にいた僕、体調を崩して病院にいた父、学校にいたすぐ下の弟は無事だった

が、この津波で母、祖父、祖母は未だ行方不明。

5歳の弟は遺体となって見つかった

地震後必死に年老いた祖父母と幼い律を連れて津波から逃げた母。

父との電話で話してる最中通話は突然切れた


特徴が似てると連絡があり、遺体安置所に行くとそこには冷たくなった律が

冷たくて動かないけれどその顔は本当に寝ているみたいだった。

夢だよね?これ覚めるんだよね?何度も自分に問いかけた。

まだ見つからない母や祖父母を探し、瓦礫をいくつも、いくつも避けても変わらない時間だけが過ぎて行くその風景の中で、泥だらけの「青い鯉のぼり」が出て来た


その時確かに聴こえたんだ。

「健ちゃん!今年もお空に律の鯉のぼり高くあげてね」って

僕は家の仕事もそっちのけで鯉のぼりを近くの川で洗い、母や祖父母達への思いも乗せ次々と出て来た四匹の鯉のぼりを家の在ったあたりに空高く揚げた。

「律!見えるか!」

天高く揚げた鯉のぼりが喜んでるかのように風にのって体をくねらせ泳ぎ始めた。


鯉のぼりは天に昇って竜になりやがて伝説となる。

青い鯉のぼりは子鯉で「家族」のシンボル。

青い鯉のぼりを弟の律や同じ東日本大震災で亡くなったこども達の為に、地震や津波の心配の無い大空高くに揚げてください。

そしてもし不用になった「青い鯉のぼり」がありましたら私達に送ってください。私達の街や人々の復興のシンボルとして、そして亡くなったこども達が寂しくない様に沢山の青い鯉のぼりを空高く揚げたいと思います。

 

と始まった「青い鯉のぼり」プロジェクトの存在を知り、大阪に住む山口優依という女性が大阪からも「青い鯉のぼり」を掲げたい!と大阪「青い鯉のぼり」プロジェクトが始まりました。



大阪「青い鯉のぼり」プロジェクトでは...


・宮城県の「青い鯉のぼり」プロジェクトから約300匹の青い鯉のぼりをお借りし、大阪のグランドで空高く掲げる。



・宮城県の「青い鯉のぼり」プロジェクトの方達を筆頭に東北の方達をお招きし、当時や現在の様子をお話ししてもらったり、パフォーマンスを披露してもらう。



・ステージを設置し、様々なパフォーマーによるパフォーマンス、チャリティーオークションなどを開催。



・周りには飲食や、子供向けのゲームなどのお店がたくさん出店。



・防災知識や防災意識を高めてもらえるようなビデオ鑑賞スペース、体験型コーナーを作る。



・青い鯉のぼり集め、募金活動などをし集まったものは宮城県プロジェクトへ寄付する。



子供や若い人たちを中心に大人や年配の方にも幅広い世代の人に楽しみながら学べるイベントにする!!

また、東北まで行きたくても行けない人の為に大阪「青い鯉のぼり」プロジェクトにて少しでも「青い鯉のぼり」プロジェクトを体感してもらいたいです。


このプロジェクトで実現したいこと

忘れられがちである東日本大震災。

まだまだ復興されていない被災地の現状や被災者の思い、今からでも支援出来る事はたくさんあるとゆう事を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

東日本大震災の出来事を後世に伝えていくと共にその後に起きた様々な災害のことも考え、防災意識や防災知識を高めるイベントにし、今後もし大きな災害が起きた時一人でも多くの犠牲者を減らしたい!

東日本大震災で亡くなった子供たちに向けて掲げた青い鯉のぼりですが続けていく中で、病気や事故で亡くなられた方に向けて思いを馳せる人も多くなってきています。

私自身も20代前半の頃に幼馴染みを交通事故で亡くしました。

「青い鯉のぼり」プロジェクトに毎年ご協賛して頂いていた方も今年亡くなっちゃいました。

青い鯉のぼりを掲げた時、天国にいってしまった人たちのことを思います。

震災に起因することだけど、青い鯉のぼりに思いを馳せることによって大切な人を思い、そして未来に向けて歩み出す力をくれる。

たくさんの思いをのせて「青い鯉のぼり」プロジェクトを開催したいです!


日程 / 2020315日(日)10時〜19

場所 / 大阪府茨木市 中央公園 南グランド


プロジェクトを立ち上げた背景

私は東日本大震災が起きた時、テレビで見て凄いことが起きてるなーとは思いましたが、特にそこまで深く思ったり何か行動をすることはありませんでした。

東日本大震災から3年が経った頃、東北支援をする和太鼓チームの方と出会い始めて被災地に連れて行ってもらいました。


そこで見た光景や聞いたエピソードは凄く衝撃的でした。

たくさんの人が大変な思いをし、悲しんで、人と人が助け合っていた時に何で自分はあのとき何も出来なかったのだろう。とめちゃくちゃ後悔に思いました。



今からでも自分に何か出来ることはないのかな?と考えたとき、昔からダンスやイベント開催などをしていたのでそれを活かしてチャリティーイベントを開催しようと思いました。

そこで色々東北について調べているとき出会ったのが「青い鯉のぼり」プロジェクトでした。


すぐにプロジェクトの方に電話をし、宮城県の「青い鯉のぼり」プロジェクトのところへ会いに行き「大阪からも青い鯉のぼりを掲げたいです!」と言いに行きました。

そこから大阪での青い鯉のぼりプロジェクトが始まり来年で6年目(6回目)になります。


2016 青年会議所JCI主催

近畿地区版 人間力大賞 防災・減災部門でグランプリ受賞



資金の使い道・実施スケジュール

会場使用料50,000

ステージ設営まわり300,000

鯉のぼりをあげるためのトラック、発電機などのレンタル100,000

いす、机レンタル30,000

ゲスト交通費150,000

パンフレット作成、宣伝費用100,000

看板作成や鯉のぼりを吊すロープその他雑費100,000

ゴミ収集20,000

合計 850,000


うち200,000円は茨木市からの補助金、150,000円は出演者、出店者からの参加費



リターンのご紹介


13,000

3万部作成するパンフレットのご協賛欄に名前を記載。

当日、会場内に設置するご協賛欄看板に名前を記載。


515,000

3万部作成するパンフレットのご協賛欄に名前を記載。

当日、会場内に設置するご協賛欄看板に名前を記載。

当日販売されている東北物産展の商品を提供。


1030,000

3万部作成するパンフレットのご協賛欄に名前を記載。

当日、会場内に設置するご協賛欄看板に名前を記載。

当日販売されている東北物産展の商品を提供。

名前入り青い鯉のぼり(1m)を制作し当日会場内に飾ります。

その後不要であれば宮城県「青い鯉のぼり」プロジェクトへ寄付し、毎年宮城県の空に掲げられます。


最後に

一人一人が持つ小さな力と思いを集めて東北の人たちや天国にいっちゃった人たちに届けたいと思います。

遠くからの支援、お近くの人は是非会場に来てたくさんの青い鯉のぼりたちが一生懸命に泳ぐ姿を見に来て下さい。

宜しくお願いします。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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