はじめまして。「BALUE, Inc.(バリュー)」の原田 進歩(はらだ すすむ)と申します。

ぼくらBALUEは大阪・天満にあるデザイン・メディア制作会社で、主に関西圏の広報系部門を持たない中小事業者さまや自治体さまのパートナーとして、Web領域の広報をサポートさせていただいています。

事務所に大阪市北区・天満/扇町エリアの古ビルの一室を借りているのですが、この度、新たに隣の約100平米の部屋を借り、”Youtube撮影”に向いたレンタルスペース「ハコウマ」をオープンすることになりました。

5Gの台頭によってより一層広がるであろうこれからの「動画」の流行・普及に、これから動画クリエイターや、動画コンテンツを取り入れたい企業の背中を押す空間を作り、もっとクリエイティブを身近に感じ取り入れてもらえるきっかけとなる場を目指しています。

ぜひ、最後までお付き合いいただければ幸いです。

最初は自分たちだけの企画だった

本企画はそもそも、自社スタジオを作る構想から始まりました。

スマホの普及やデータ通信技術の向上によって、ひと昔では考えられないほど今や動画は身近なものになりました。

元々はデザイン制作会社としてスタートしたぼくらですが、そんな世の流れに乗って、この1年くらいは動画に対する相談がとても増えてきています。

中でもYouTubeやWebの動画広告に対する需要の大きさはすさまじく、今や小さな企業・個人ですら広報のためにYouTubeなどを活用する時代になっています。

ネットが2兆円でテレビ広告費を抜く 2019年「日本の広告費」が発表に(外部リンク)

若い人たちを見ていても、かつてはわからないことがあるとGoogleやYahoo(テキスト)で検索していたのが、今ではYouTube(動画)やInstagram(写真)で検索するのが当たり前。

多くの企業がマーケティングの一環としてYouTubeなどの動画メディアの運用を行っており、実際弊社にも相談が増えています。

▼弊社が企画・撮影・編集・運用をお手伝いさせていただいている「節約ちゃんねる

これまではそういった撮影の依頼に対して外部のスタジオを借りるなどして対応してきたのですが、レンタルや運搬のコストなどを考えると、今後は自社でも撮影可能な態勢を取ることが必要だと感じ、自社スタジオの開設を決意しました。

同じ悩みを抱える人たちの存在とハコウマの役割

テクノロジーの発達によって誰もが簡単にクオリティの高い動画を作れる時代になりました。そしてその流れは、これから来る新たな通信規格「5G」の普及により一層進んでいきます。

それと同時に、YouTubeやあるいはそれに代わるプラットフォームで活動する動画制作者はどんどん増え、そういった人材を企業が求める流れもより加速していくでしょう。

その流れの中で、いわゆる"素人"ではない、"それなり"の機材や環境によるハイアマチュア的な撮影への需要も高まっていくことは間違いありません。

ただ資金力のない個人や、専任の部署を持たない企業にとって、実際に成果がでるかわからない場所や機材に多額を投資をするのは容易ではありません。

実際自分達も動画制作の需要について確信を持つまでは、そこに対する機材投資などに何度も足踏みをしました。

今後まちがいなく現れるであろうそういった人たちをサポートしたいと思い、ぼくらはこのスタジオを、自社の制作だけでなく一般にも開放するレンタルスペースとして設立することに決めました。

プロジェクトメンバー

発起人 - 原田 進歩 (BALUE, Inc. 代表)

設備監修 - 森下大喜 (BALUE, Inc. フォト/ビデオグラファー)

デザイン - 村野 勇貴 (BALUE, Inc. デザイナー)

施工 - 結城 賢作 (BALUE, Inc. サポートメンバー/結城工務店)

ハコウマができるまで

さかのぼること2017年。

ひょんな繋がりから天満にある「新興ビル」の空室の利活用に関する相談を受けたことから、物語は始まりました。

約30平米の事務所用の部屋が3つ分の大きな部屋。

JR環状線天満駅からアクセス抜群で、窓から外を眺めれば「THE・大阪」な景色が広がる、ワクワクする物件でした。

しかし、当時まだ駆け出しだったぼくらには、この約100平米を有効活用できるアイデアは何も浮かびませんでした。

その後会社を設立し、先の隣の部屋に事務所を構えさせていただくことになるのですが、相変わらず空室の100平米をいつか利活用することを視野に入れていたことは言うまでもありません。


そして入居から一年半...。

自社スタジオの必要性と条件がマッチし、ついにその100平米を使わせてもらうことになりました。

といっても、ぼくらはまだまだ小さな会社。資金が潤沢にあるわけではありません。

工事は最低限。できることはDIYで賄うことで、可能な限り機材へと予算を充てるようにしました。

受託の仕事を抑えつつ、メンバーで夜な夜な作業を続けながら、毎日少しずつ完成に近づいています。

ハコウマの特徴 - 「YouTube向き」とは?

ハコウマは基本的に、シンプルな白壁の空間です。

ただ「Youtube撮影に向いている」と謳うその理由は、YouTubeを撮影する人にとって「これがあったら嬉しい」と思われる要素が揃っているところ。

例えば...

・YouTuber御用達のカメラ・マイク・照明などの追加レンタル費用が無料
・撮影内容に合わせて自由にレイアウトを変えることができるインテリア
・天井にカメラを設置した俯瞰撮影が可能
・撮影前に使えるメイク台・姿見
・各種機材に対応したケーブルなど
・確認用のモニター

などなど、自宅や始めたばかりでは揃えづらいモノなどを一式、用意しています。

もちろん、YouTubeや動画利用のみならず、撮影スタジオ勤務を経験したスタッフによる設備監修により、 プロのフォトグラファーの方でもクライアントワークに使っていただける環境を整えています。

・撮影スタジオでは珍しい、電気料金の請求は無し
・クロマキー合成用のグリーンバック
・幅2.7mの背景紙
・全窓に遮光カーテン付き
・ジェネレータ&ストロボ
・スタンド・ブーム類
・ディフューザー各種

簡易なレンタルスペースではあまり見かけない、現場ならではのアイテムも取り揃えています。

もちろんこれらの機材についても無料で貸出いたしますので、myカメラを持ってくるだけで、クライアントとの立会い撮影にもご利用いただけます。

また撮影だけではなく

- セミナー
- ワークショップ
- 写真撮影
- 会議
- パーティー
- 舞台練習

などなど、様々な用途にもご利用いただくことも可能です!

ハコウマの由来

ハコウマ(箱馬)というのは木材で作られた箱型の小道具のこと。

舞台のステージや撮影現場において、ちょっとした台上げをはじめ、踏み台に使ったり、撮影台になったり、ちょっと休憩するために座ったりと、雑務全般で用いられる小道具です。

決して主役ではないけれど、これからのクリエイターの活躍を支える、縁の下の力持ちのような、そういう存在でありたい。

「あなたの"コト"を、一段上に。」

そんな願いを込めて、この名前をつけました。

ハコウマは、皆さんのクリエイティブを応援する場。

初心者の人は、気軽に相談してくれたら嬉しいです。

ぜひ一緒に、心躍るような動画、写真、空間を作るお手伝いをさせてください!

ハコウマの仕様

ハコウマは、制作会社であるBALUE, Inc.が「自分たちが実際の現場で使うもの」を中心にそろえているので、基本的な撮影であればすぐに始めることができます。

【基本設備】

・撮影機材一式(カメラ・照明・背景・モニター等)
・ライブ配信機材
・プロジェクター&150インチ大型スクリーン
・ミキサー・オーディオアンプ・スピーカー等音響機材
・液晶テレビ(55インチ)
・DVDブルーレイプレイヤー
・冷蔵庫
・加湿器・空気清浄機
・ホワイトボード
・全身鏡
・更衣室
・冷暖房

ほか

部屋の面積は約100㎡(使用面積:90㎡)
天井の高さは3m

カメラ・マイク・照明などを効果的にセッティングするためのノウハウや、必要に応じて撮影・編集代行サービス、生配信のサポートなども行います!

支援金の使い道

支援金は、施設工事費、設備費の一部ほか、利用者が嬉しいアメニティや、機材拡充などのために利用させていただく予定をしています。

また新型コロナの流行がぶつかり、営業に大きなダメージが予想されますので、一部を運営費として補填させていただく可能性もあります。

ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!

BALUE, Inc. 一同


  • 2020/04/13 11:30

    【先行チケットご購入済み&検討中の方へ】ハコウマを応援いただき、誠にありがとうございます!クラウドファンディングで販売させていただいている先行チケットについてですが、適用範囲は「1枚につき1時間」となります。例えば「3時間利用したい」となった場合、こちらの30%オフの選考チケットが1枚...

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