プロジェクト本文

  

■ご挨拶

初めまして、田辺市にこの春オープンするゲストハウス・シェアハウス『the CUE』を運営する【LLPタモリ舎】です。

突然ですが、皆さんは『家守(やもり)』という職業を知っていますか?それは江戸時代、地主や家主に代わり、不動産の管理を行っていた町の番人。今で言うと『エリアマネージメント』に近い働きをします。【LLPタモリ舎】は田辺の家守として、『田(タ)辺を守(まモ)る』『田(タ)辺を盛り(モリ)上げる』そんな合言葉のもとに、昨年10月に田辺市で創立しました。

左から田中、桜井、中村、鈴木、横田 /写真提供:山本賢

 
▼次世代が作る新しい”田辺”に!

そんな私たちが運営する<the CUE>は、田辺の中心市街地を旅の出発点、新生活の出発点にしてもらうため、ゲストハウスとシェアハウスを設け、もっとたくさんの人たちに田辺の街中を知ってもらいたい、田辺を盛り上げたいという想いで取り組んでいます。このエリアに滞在してもらうことで周辺の飲食店で食事を楽しんでもらったり、近隣の店舗等と協力し合い、ゲストや地域住民を含めた田辺に興味のある方が参加できる様々なイベントも提案していきます。

 

 飲食店が並ぶ味光路通り

 

JR紀伊田辺駅前商店街

 

■『the CUE-hoso back yard house-』のロゴイメージ


 

<Cue>とは英語で『出来事の始まりや取るべき行動を喚起する合図、信号』の意味があります。映画やテレビの撮影などで『3・2・1・キュッ(CUE)!』という掛け声を耳にしたことはありませんか?その”始まりの合図”という意味の『CUE』なんです。今回のプロジェクトでは『ヒト・モノ・コトが交わる(エンゲージメントする)空間』を創造し、それぞれの人たちにとってこの場所が人生の”はじまり”や”きっかけ”になることを目標としています。

 そういう意味から<CUE>という名前をつけました。

 

ゲストハウス入り口のイメージ。

 

カフェバーでは、オリジナルアイテムをつくり販売します

 

 

■中庭から見たイメージ

「母屋」と「離れ」、それをつなぐ「中庭」そしてこの裏側には60坪の「裏庭」があります/パース:大前一樹

 

 

<the CUE> 計画図面

 

この古民家「旧細尾邸」は、”母屋”と”離れ”、それを繋ぐ20坪の中庭と60坪の裏庭からなる物件です。今回、田辺の財産とも思えるこの立派な邸宅をリノベーションし、ゲストハウス・シェアハウス・多目的な庭(バックヤード)・カフェバーからなる複合施設へと生まれ変わらせます。

■母屋について
母屋の1階部分には4部屋からなるゲストハウスがあり、最大12人まで宿泊できます。2階は床の一部を抜いて気持ちのいい吹き抜けにし、シェアハウスを3部屋しつらえました。1階部分の中庭に面した部分はキッチンがあるリビングルームになり、シェアハウスの住民とゲストハウスの利用客が交流の場として活用します。

シェアハウスはすでに入居者候補として、外国人との交流に興味があるIターンの20代女性、外国人観光客をターゲットとした事業を始めたいと思っているUターンの30代男性などがいて、ゲストハウス利用客との交流や地域住民とこの空間で過ごせることを心待ちにしてくれています。

■離れと庭について
離れの部分はすべてカフェバーにします。20坪ほどのこのスペースは、中庭と裏庭を合わせると約100坪ほどの広さになり、交流の場を街全体へと広げる入り口になるはず。the CUEにとっても、とても大切な場所になります。

 

■<the CUE>にあるカフェバーの役割

今回、ゲストハウス・シェアハウスと合わせて、<カフェバー>をつくりたいと考え、プロジェクトを立ち上げました。なぜカフェバーが必要なのか。

それは、カフェバーで過ごす時間に人と人が交流し、接点を持つことで、その人々の人生に”きっかけ”となる会話やアイデアが生まれる空間をつくっていきたいからです。

誰でも利用できるカフェバーは、地域住民や田辺に興味のある人が、『the CUEに行けば何か見つかる!』というような開かれた場所にしたい。そこには海外からのゲストがいたり、この地に移ってきた居住者がいたり、元々知り合いだけどちゃんと話せなかった地元の人がいたり、近所のおばちゃんがいたり。そういういろんなタイプの人との何気ない会話や出会いがきっかけを作ることだってあるし、きちんと計画されたイベントやギャラリーで何かを見つける人もいる。このカフェバーは、ゲストハウスを訪れた旅人やシェアハウスの居住者のリビングであると同時に、「田辺の街のリビング」になるのです。リビングは家族で情報を交換したり、それぞれが調べ物をしたり、はたまたコーヒーを飲んだりお客さんと会話を楽しんだりする場所ですよね。<the CUE>にあるカフェバーはそういう”リビングルーム”のイメージなのです。

 

 

▼プロジェクト背景

ではここで、ゲストハウス・シェアハウス『the CUE』をつくることになった私たちのプロジェクト背景について少しお話させていただきます。

地方ではいま、高齢化などで空き家が急激に増えています。田辺市でもその問題は深刻で、特に中心市街地では店主の高齢化で昔からの店が閉店したり、郊外の住宅街に人口が流れています。そんな空洞化の進む田辺の中心市街地ですが、一方で観光客や、Uターン・Iターンなどでこの地を訪れたりする人は増えています。ただ、気軽に泊まれる安価なゲストハウスや宿泊施設はまだまだ少ない状況にあります。

高齢者が多く居住している田辺市中心市街の商店街

 

■私たちの”きっかけ”

「街並みを守る」ことと「滞在しやすい街にする」こと、この2つの課題を解決するために、空き家を活用してゲストハウスをつくろう!とプロジェクトが始まりました。話を進めていくうちに、ただのゲストハウスではなく、もっとたくさんの人たちにとって価値のある場所にしたい、若い世代の人たちに何か伝えたい、そういう気持ちが大きくなりました。

 

 

地元の人たちと話を重ねる中で、特に若い世代の人たちに共通しているのが「何かやってみたいけど、どう進めていいのかわからない」「興味はあるけどきっかけがない」そういう声をよく聴きました。

私たちは自分たちがそうであったように、仲間と会話をすることや違う分野の人々に話を聞くことで自分の中で考えていたことをより強く大きくするということに気がつきました。そういう交流の場がもっと身近にあれば多くの人に『きっかけ』が生まれるのではないか。

 

それが<the CUE>が生まれるきっかけとなったのです。

 

 

 

  

 

 紀伊田辺駅ロータリー

 

■どこにあるのか?

紀伊田辺駅前の商店街を少し入った路地裏に『味光路』の名で知られる商店街があります。約200m×150mという大きさのこのエリアに、200店舗以上もの飲食店が軒を並べています。”田辺のうまいもの”が集まる中心市街地、今回のプロジェクト物件はこのエリア内にあります。

 

画像元//google earth

 

 

夜になると個性的な飲み屋の看板に明かりが灯る味光路/写真提供:MUYA

 

 築80年の古民家 旧細尾邸

 

旧細尾邸は、築80年の古民家で敷地は546㎡(162坪)、建物面積は169㎡(51坪)の木造瓦藁2階建の家屋です。紀伊田辺駅から徒歩5分、昨年世界遺産にも登録された<闘鶏神社>へも徒歩5分の距離、そして<味光路>のエリア内。この物件に出会った時、まずこんな立派な家屋がこの立地に残っていることにとても驚き、”母屋”と”離れ”そして”中庭と広い裏庭”がある珍しい構造も、活用の可能性をぐっと広げてくれる面白い物件だなと思いました。建物の中には元々住んでいた細尾さんの家財道具がそのまま残っていて、その時代の暮らしぶりが想像できる道具などがたくさんあり、歴史の重みと想いがこの建物にそのまま残っていることを感じました。建物へのダメージはあるものの、この立地、そして構造の物件をどうにか再利用できないかと考えました。

 

改修前の外観/写真提供:山本 賢

 

なんとかこの古民家・旧細尾邸をリノベーションして『the CUE』をオープンすることが決まり、現在改修工事を進めています。『the CUE』が無事オープンし、田辺の<街のリビング>となることを願いながら、このエリアにまだ眠るたくさんの空き家にも新しい可能性が広がればいいなと思っています。

 

  

 

冒頭でもお伝えしましたが今回のプロジェクトは【LLPタモリ舎】が主軸となって行っています。メンバーは中村工務店/中村文雄、土地家屋調査士/田中事務所の田中弘志、(株)横田/横田圭亮、南紀ガス/鈴木大輔、てんつくゲストハウス/桜井保典の5人。

 

改修中のメンバー/写真提供:山本賢

 

 「生まれ育った大好きな田辺を子供・孫の代まで引継ぎ守りたい」という同じ志を持った仲間が集まり、空き家などの遊休不動産に新しい価値を創造し提供していく。先輩たちが築きあげてくれたこの田辺市の街を今以上に活気付かせたい、一度県外に出たけどこの街が好きで戻ってきた人たちや、都会に行かなくてもできることがあるんだと若い世代にも伝えていきたい。そんな想いがたくさん詰まっています。

 

 リビングルームになる予定の内観/写真提供:山本賢 

 

 

▼なぜクラウドファンディングが必要なのか

■地域の人たちと作り上げていく空間

今回のプロジェクトにあたってまず最初に行ったのは、元々の持ち主の方の家具や家財道具、私物などを整理することでした。”お掃除ワークショップ”という名のもと、有志で集まってくれたのは学生や一般の方から役所の方まで総勢約25名。丸二日ほどかかりました。

 

 

家屋の中の荷物をすべて外へ出すことから始めます

地域の方や役所の方、学生が手伝ってくれました

 

 

 昭和初期のレトロな家財道具や、書籍、日用品など様々なモノが出てきました

 

 

 

次に改修工事が開始 

 

 

 

中庭から見た画。右が母屋で左が離れになります 

 

改修中の内観の様子 /カフェバーとなる離れの部分 雨漏れによって朽ちた屋根

 

 

■予想を超える建物へのダメージ

工事を進めていく中で、建物のダメージが予想以上に大きく、当初予定していた建築工事費が予算を超えてかかってしまうため、工事を1期と2期に分けることに。今回皆さまから募る支援金は、2期工事であるカフェバーエリアの改修費にあてさせていただく予定です。

ダメージが大きいからといって建物を潰してしまうのではなく、この歴史が詰まった立派な家屋を再利用し、もう一度ヒトの温かみが感じられる建物にしたい。できる限り元の建物やこのエリアのストーリーを引き継ぎながら安心して利用できるような施設に生まれ変わらせたい、そう思っています。

 

 

今回のプロジェクトを始めるにあたって、もちろん自分たちで融資も受けました。解体や工事もほぼ自分たちと、手伝ってくれる仲間たちで動き、かかる費用をできるだけ抑えていますが、まだ少し資金が必要な状況にあります。

 

■資金の使い道

今回集まった資金は第二期工事の<カフェバー>部分に使用させていただきます。『the CUE』にとって一番大事な鍵を握る、田辺市民や地域住民の方々など誰でも利用できる田辺の<街のリビングとなるカフェバー>の部分です。その空間を皆様のお力を借りて作りあげていきたい、応援してもらいたいという思いもあり、今回クラウドファンディングに挑戦します。

 
▼リターンについて

 

◆3,000円【cafe&barで使えるドリンクチケット】(数量限定なし)

①HPにお名前の掲載をさせていただきます(希望者のみ)
②the CUEのcafe&barで使えるワンドリンク券1枚
※ドリンク券の使用期限はcafe&barオープンから1年

 

 

◆5,000円【cafe&barで使えるドリンクチケット+グッズA】(数量限定なし)
①HPにお名前の掲載をさせていただきます(希望者のみ)
②the CUEのcafe&barで使えるワンドリンク券1枚
※ドリンク券の使用期限はcafe&barオープンから1年
③the CUEオリジナルブレンドのドリップコーヒーバッグ1P 

 

 

◆10,000円【cafe&bar オープンに伴うオープニングパーティーにご招待】(数量限定なし)
①HPにお名前の掲載をさせていただきます(希望者のみ)
②the CUEのcafe&barで使えるワンドリンク券1枚
※ドリンク券の使用期限はcafe&barオープンから1年
③cafe&barのオープニングパーティーにご招待
the CUEのオープンをお祝いするイベントにご招待します!ご本人のほかに、お連れ様お一人までご参加いただけます。また、小学生以下のお子様は無料ですので、ぜひご家族やご友人といらしてください。みんなで完成をお祝いしましょう!
※飲食費は別途ご負担ください。
※2017年8月の週末に開催予定(日程決まり次第活動報告にて詳細告知いたします)

 

 

◆10,000円【ゲストハウスに気軽に泊まる】(数量限定なし)
①HPにお名前の掲載をさせていただきます(希望者のみ)
②the CUEのcafe&barで使えるワンドリンク券1枚
※ドリンク券の使用期限はcafe&barオープンから1年
③ゲストハウス宿泊券1枚
※宿泊券1枚で1名様のご利用になります。
※使用期限はオープンから1年
④the CUEオリジナルトートバッグ

 

 

◆30,000円【タモリ舎が案内する田辺満喫ツアー】(限定数:10)
①HPにお名前の掲載をさせていただきます(希望者のみ)
②the CUEのcafe&barで使えるワンドリンク券1枚
※ドリンク券の使用期限はcafe&barオープンから1年
③1泊2日の田辺満喫ツアー
田辺にあるクラフトビール醸造所Voyager Brewingにご案内。工場見学を楽しんでいただいた後は、現地で生ビールをご堪能いただけます。その後、田辺を知り尽くしたタモリ舎メンバーが、街をご案内します!
※当日は田辺駅集合、タモリ舎が送迎&ご案内させていただきます。現地までの交通費は各自ご負担をお願いいたします。
※宿泊代込みです。
※2018夏頃開催予定

 

 

◆30,000円【いきなり常連になれるcafe&barボトルキープ】(数量限定なし)
①HPにお名前の掲載をさせていただきます(希望者のみ)
②the CUEのcafe&barで使えるワンドリンク券1枚
※ドリンク券の使用期限はcafe&barオープンから1年
③ゲストハウス宿泊券1枚
※宿泊券1枚で1名様のご利用になります。
※使用期限はオープンから1年
④cafe&barにボトルキープ
※麦、芋、ウィスキーからcafe&barで選択して頂けます。

 


◆50,000円【the CUE 貸切!】(数量限定なし)
①HPにお名前の掲載をさせていただきます(希望者のみ)
②the CUEのcafe&barで使えるワンドリンク券1枚
※ドリンク券の使用期限はcafe&barオープンから1年
③1泊2日でthe CUE貸切(裏庭付き)
イベントや合宿などでもご利用いただけます。大きなお家のような宿なので、自然と会話が弾むはず。裏庭ではバーベキューや〜などもお楽しみいただけますので、パーティにもぴったり。設備などが気になる方は、ぜひご相談ください。
※最大12人まで宿泊可能です。
※繁盛期 8月を除きます。
※使用期限はthe CUEオープンから1年

 

 

◆50,000円【タモリ舎が案内する田辺スペシャルツアー】
①HPにお名前の掲載をさせていただきます(希望者のみ)
②the CUEのcafe&barで使えるワンドリンク券1枚
※ドリンク券の使用期限はcafe&baオープンから1年
③ボトルキープ
※麦、芋、ウィスキーからcafe&barで選択して頂けます。
④the CUEから、宿泊者動向に関するマンスリーレポート(1年間)をお送りします
⑤釣った魚は味光路で堪能!タモリ舎メンバーと行く、船に乗って海釣りツアー
美味しい魚がとれる田辺。漁師さんと一緒に釣りを楽しみましょう!もちろん釣った魚は、その日の夜に調理。味光路で美味しい魚とお酒を囲みましょう。自分で釣った魚は、感激するぐらい美味しいですよ。
※魚が獲れなかった場合は現地で調達します。
※2018年夏ころ開催予定(要相談)。

 

 

◆100,000円【企業様向け
①HPにスポンサーとして社名を掲載させていただきます(希望者のみ)
②the CUE のパンフレットにスポンサーとして社名を掲載させていただきます(希望者のみ)
③the CUE とのコラボ!ノベルティグッズ作成
企業様のロゴを使用してデザインしたグッズを作ります!内容や数はご相談の上、確定します。

 


◆300,000円【ゲストハウス1部屋のネーミングライツ(命名権)】(限定数:4)
①HPにスポンサーとして社名を掲載させていただきます(希望者のみ)
②the CUE のリーフレットにスポンサーとして社名を掲載させていただきます(希望者のみ)
③プレミアムパス(30日間宿泊フリー※要予約)
 または
 1泊2日でthe CUE貸切(裏庭付き)
※合宿イベント、企業の合宿などにご利用頂けます。
※最大12人まで宿泊可能
※繁盛期 8月を除く
※使用期限はオープンから1年
④cafe&barのオープニングパーティー招待
※2017年8月の週末に開催する予定
⑤4部屋あるゲストハウスの部屋のうちの1つのネーミングライツ(命名権)
完成後のお部屋を実際に見ていただいた上で決めていただくこともできます。我こそはというかた、ぜひ。
※公序良俗に反するお名前はご遠慮ください。

 
▼最後に

<the CUE>自体まだオープンしておらず、今回のクラウドファンディングを始めるにあたり分からないことや皆様にきちんとご報告できない部分が多々あります。たくさんの方に助けてもらいながらここまできています、が、私たちのやるべきことはまだまだこれからです。大変な長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。今までのこと、これからのことも少しずつ活動報告でお知らせしていきます。支援してくださった方、この文を読んで応援してくださる方、みんながこのプロジェクトの一員です。どうか一人一人のお力を貸してください。そしてこの<the CUE>を一緒に育てていければと思っています。無事にオープンし、皆様にお会いできる日を楽しみにしています。ありがとうございます。

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