企業組合・八幡平地熱活用プロジェクト(岩手県八幡平市、代表 船橋慶延)は 馬ふん堆肥などの馬由来の資源を活用し、循環する有機農業(マッシュルームなど)の栽培を行うことで得られる収益を原資として、引退競走馬たちのセカンドキャリア構築のための仕組みづくりと環境整備を推進するプロジェクト事業です。

プロジェクト本文

▼ご挨拶 
    

みなさんはじめまして!

企業組合・八幡平地熱活用プロジェクトの代表を務める、船橋慶延(ふなはし・よしのぶ)と申します。

わたしは日々、人と馬との共生を成り立たせるための仕組みづくりを模索しています。

 

八幡平地熱活用プロジェクトでは、引退競走馬や、引退競技馬の余生、若馬の育成を支えられる手段として、「馬ふん」を活用し、地熱を利用して安定発酵させた堆肥つくりと、出来た堆肥を利用して、有機野菜の栽培(栽培の為の熱エネルギーにも地熱を活用)を行うなどの、地域循環型の有機農業を開発しています。

 

また、プロジェクト推進の拠点であるジオファーム八幡平では、引退した競走馬を引き取り、育てる活動をしています。

競馬界では毎年、約7,000頭の子馬が競走馬として誕生していますが、馬の平均寿命20~30歳といわれるなかで、彼ら自身活躍ができなくなる4歳以降には、ほとんどが殺処分として屠殺されてしまうといった実情があります。引退後の飼育費用をまかなうことが難しいためです。

一頭あたり年間でかかる飼育費用は エサ代だけでも約60万円以上、生涯費用となると、最低でも1000万円以上の経費がかかります。

私たちは、少しでも多くの引退競走馬を救うべく、馬ふん堆肥を商品化することから始め、八幡平の地域おこしも念頭に、立ち上がっています。

私たちの取り組みがモデルケースとなり、広まっていくことを願っています。

動画で我々の活動をまとめたものもございますのでこちらもご覧ください。

 

 

 

~詳細プロフィール~

船橋 慶延(ふなはし・よしのぶ)

1982年3月生まれ、大阪府出身。 大阪コミュニケーションアート専門学校卒業 企業組合・八幡平地熱活用プロジェクト代表理事。

幼いころ、祖母に連れられて観た芝居の杉良太郎に憧れて、自分も舞台に立ちたいと「松尾塾子供歌舞伎」に入塾、稽古三昧の子供時代を送る。

高校生のときに始めた乗馬に夢中になり、幻の大阪オリンピックを目指し、シドニーオリンピックの日本代表広田龍馬に師事し、障害飛越競技でオリンピックを目指す。愛馬との生活を成り立たせるため昼夜働いたり、馬について学ぶため拠点を転々としたり、生活の中心が馬。 

有限会社那須トレーニングファーム 牧場部門・場長、有限会社加藤ステーブルでの乗り役を経て、岩手八幡平のクラリー牧場のクラリーさんとの縁で、八幡平へ移住。現在は、平成26年に設立した企業組合・八幡平地熱活用プロジェクトにて、「ジオファーム・八幡平」という馬と地熱を活用した循環型農場の経営を行う。

ジオファーム八幡平  企業サイト : http://geo-farm.com

 

▼本プロジェクトについて 

 

企業組合・八幡平地熱活用プロジェクトのコンセプトは、<地熱×馬>という、岩手県八幡平ならではの地域資源を活用し、堆肥や野菜などの生産、商品開発を進め、サステイナブルで好循環な仕組みを構築することを目指しています。

 

八幡平市は、東日本最高地にある藤七温泉、秘湯とし全国に知られる松川温泉など、温泉が豊富な街。日本初の地熱発電所が設置されたことでも有名で、2016年(平成28)には、松川地熱発電所が、機械遺産に認定されました。

そんな「地熱」となじみが深い八幡平の土地利用は、私たちが手がける農作物の生産には不可欠となっています。

 

主力商品については、現在、八幡平の地熱を利用したクリーン栽培の「八幡平マッシュルーム」

高品質と評判の「THEプレミアム馬ふん堆肥」、それから、マッシュルームの廃菌床を堆肥化した「マッシュ堆肥」となっています。

 

地域循環型農業のサイクルがさらに自律して、生産した資源が無駄なく活用できるよう、機械整備を実施し、馬たちの飼料づくりや、また新たな農作物の生産にも取り組んでいきます!

 

 

●プロジェクトの目標

 1.  馬ふん堆肥やマッシュ堆肥を使った、馬の飼料用の牧草づくりやニンジンづくり

 2.  馬ふん堆肥やマッシュ堆肥を使った、有機野菜づくりや、清酒用の米づくり

 3.  馬をベースとした循環型の有機農業を応援してくれるサポーター「BAFUN(ばふぁん)」の募集

 

 

 

▼馬ふん堆肥はこんなに便利!!

 

農作物の栽培について、ご年配の農家の方に尋ねたら、

「馬ふん堆肥が一番!」

と言ってくださる方がほとんど!

放牧によってのびのびと暮らす、ジオファーム・八幡平の馬由来の「THEプレミアム馬ふん堆肥」は触ってみると、とてもサラサラしています。

軽く扱いやすい、臭わないことを特徴とし、発売以来、皆さまに好評をいただいております。

 

また、以上の特性から、家庭菜園の利用にも最適です。 東京・銀座で行われている「銀座ミツバチプロジェクト」で、ビルの屋上の庭園緑化にも使われるようになりました!

 

冬などの厳寒期でも、地熱を活用することで安定した発酵温度を保つよう状態管理をし、確実に60度~70度ほどの発酵熱を生み出して、雑草の種子や雑菌、害虫を死滅させるような商品化に取り組んでいます。 低品質の家畜由来の堆肥等では、堆肥化不足により、雑草の発芽や、虫が湧いてしまい、別途農薬を使用せざるを得ない状況となって、栽培コストが高くなってしまう場合がありますが、

THEプレミアム馬ふん堆肥や、マッシュ堆肥には、そんな心配は必要ありません。

「THEプレミアム馬ふん堆肥」の原料となるジオファーム八幡平で飼育する馬たちは、ほとんど草しか食さず、排泄される馬ふんは、繊維が豊富です。そのため発酵が進む過程で70度から80度という高温になり、微生物を活発にさせつつ、悪性の雑菌を死滅させ、堆肥化しやすいのです。

堆肥特有の臭いが少なく、完熟後は山の土のような匂いを伴いつつ、ほぼ無臭に近い状態になります。

 また、「マッシュ堆肥」については、農薬を一切使用せずに栽培されるマッシュルーム培地・菌床がそのベースになっており、堆肥化の際には、その廃菌床を蒸気殺菌(70度で6時間以上)するところから始まります。 この廃菌床に、何も足すことなく、微生物の力で、発酵、堆肥化していきます。 こちらも、馬ふん堆肥と同じく、70度から80度の高温の発酵熱が生まれ、安心安全な堆肥へ変わっていくのです。

堆肥化の発酵期間は、一次発酵、二次発酵にそれぞれ一ヶ月かけ、最後に四ヶ月以上の熟成期間を設けるなど、じっくりと時間をかけて作っていきます。 途中、発酵中の堆肥を数回混ぜる作業があるのですが、屋根だけを設置した屋外施設で管理するため、特に冬場は混ぜる過程で、マイナスの外気にさらされ、せっかく微生物たちが活発に活動した結果の発酵熱が下がってしまい、その後、良い発酵を保つには温度が下がり過ぎてしまう、という状況になるのですが、ジオファーム・八幡平では、この温度を一定に保つために、八幡平の地熱を活用し、温かくした空気を堆肥盤の下から供給することで、切り返しの回数を減らして、年間を通して、高品質の馬ふん堆肥と、マッシュルーム堆肥を生産しています。

 

▼地熱活用のクリーン栽培による八幡平マッシュルームは、高級食材として市場に流通

「八幡平の牧草地で草を食べた馬の馬ふんで堆肥をつくり、農作物を育てる。何を育てようか。」

そこで、思いついたのが、マッシュルームの栽培です。

フランスで「シャンピニオン・ド・パリ(パリのキノコ)」と呼ばれて、人々に親しまれているマッシュルームは、馬きゅう肥で育てるのが、伝統的な栽培方法。

その昔、欧州では、馬のいる施設が副業的にマッシュルームを栽培をして販売するのは珍しくありませんでした。

 

マッシュルームの栽培にあたっては、雑菌が大敵であり、それに温度と湿度の管理が重要です。八幡平の寒い冬対策として、ここでも温泉の地熱が、役に立っています。

また、この地にそびえる岩手山の伏流水と澄んだ空気が、マッシュルームの味と食感の良さを奏でるのです。

ジオファーム八幡平で栽培するホワイトマッシュルームは、まろやかな上品な味わい。ブラウンマッシュルームは、香りが高く、旨味が濃い。なかでも、ブラウンマッシュルームは国内で生産しているところが少なく、希少性が高いといえます。

東京都内を中心にチェーン展開する高級スーパーや、レストランでも扱ってもらっています。

ひとつひとつ手で摘み、新鮮なうちに出荷するので、生でも味わえることでも好評をいただいています。

 

ジオファーム八幡平では、この八幡平マッシュルームの乾燥チップやパウダー、マッシュルーム菓子「八幡平おこし」などの商品も販売します。

 

 

▼マッシュ堆肥利用で、さらなる理想の循環農業サイクルの確立を目指します!!

 

マッシュルームを栽培するための培地は、伝統的栽培方法としては馬きゅう肥を使用します。

この馬きゅう肥をつくるには、馬ふんの他に敷き藁として、稲作、麦作などから得られる藁の茎部分が必要となります。

 

また、マッシュルーム栽培で使用済みとなった廃菌床は、堆肥化してマッシュ堆肥(マッシュルーム堆肥)をつくることができます。

マッシュ堆肥は、稲作や麦作にとても適した有機肥料です。

 

今回の取り組みでは、廃菌床を有効活用したマッシュ堆肥で、新たに米や麦(または、他の農作物)を栽培し、農作物から得た藁を利用して、いよいよ、マッシュルームの培地づくりに着手しようと、大掛かりなプロジェクトを企画しています。

新しい農作物の栽培には、機械整備などが必要になりますので、このプロジェクト実行のための資金を、皆さまにお願いしています。

→馬厩肥 →マッシュルーム培地 →マッシュルーム →廃菌床 →マッシュ堆肥 →稲作・麦作・畑作 →米・麦 +藁 →敷き藁 →馬厩肥 ・・・

 

 有機栽培の好循環サイクルには、馬由来の資源(馬ふんや馬厩肥)が重要な意味を持ち、これらが生み出した付加価値で得た資金等を、また馬たちの環境整備に戻せる仕組みづくりを確立したい。

 

 

 

●今回の事業での取り組み内容と実施スキーム

 

 

・ジオファーム八幡平にて、馬のための牧草づくり・雑穀づくりに挑戦

 

・連携する農家さんに、馬のためのニンジンづくりを委託

 

・八幡平市の<酒蔵 鷲の尾>に、マッシュ堆肥を使用した無農薬栽培の酒米づくりを依頼し、収穫後に出る藁を敷き藁として活用できるものかを検討する

 

 

▼BAFUN(ばふぁん)とは・・・

 

馬ふん堆肥の普及、馬由来資源をベースとした循環型の有機農業の取り組みを応援をしていただけるサポーターの皆さまを「BAFUN(ばふぁん)」と呼ばせていただいております。

過去には、全国50の乗馬施設との共同推進プロジェクトを実施し、俳優の松平健さんがスペシャルサポーターとしてご支援くださいました。

皆さまに関心を持っていただくことで、競走馬の引退後の居場所を恒常的に確保できるような仕組みづくりを行いたいと思っています。

 

 

 

 

▼最後に

馬と人とが幸せに共生できる世界の実現に向けて、一歩一歩確かな実績を積み、私たちは本気で活動しておりますので、どうかご支援のほど、何卒よろしくお願いします!

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください