沖永良部島の宝「えらぶ百合」の誕生伝説をモチーフに島の子供たちが熱演し、絶賛を受けた、松永太郎作、演出、島民創作ミュージカル「えらぶ百合物語」。島で130年守り続けられたえらぶ百合のように、この作品を次の世代に引き継いでいく為のプロジェクトです。

プロジェクト本文

はじめに・ご挨拶

 奄美群島の南部に位置する沖永良部島は、明治中期から130年余り続く純白のテッポウ百合「えらぶ百合」の球根の産地です。”えらぶ百合(英語表記:ERABU LILY)”は昭和期まで欧米に輸出され、島の経済を支えていました。島の民謡にも「島の宝」と唄われ、長年島の人々に愛されてきました。現在も主に国内向けを中心に栽培が続けられています。

 島民創作ミュージカル「えらぶ百合物語」は、平成23年に知名町主催のもと、”えらぶ百合”の誕生秘話をモチーフに、鹿児島の演出家、松永太郎氏が作、演出を手掛け、島の子供たちによって初演されました。その後、同作品は3回上演されましたが、平成24年の上演を最後に諸事情により活動は休止。それから5年の時を経て、当時キャストだった子供たちの「もう一度ミュージカルをさせてください」という切なる要望に応える形で、再び知名町主催により、平成30年6月に再演を遂げ、令和元年8月には第5回公演を行う事ができました。

 上演後、子供たちのプロ顔負けの熱演ぶりはもちろんのこと、故郷の魅力を改めて深く見つめなおすことのできるこの作品自体が持つ魅力とも相まって、地元で大きな反響を頂き、地域の広報誌や新聞などでも大きく取り上げて頂きました。が、残念ながら、現在は、これまでのように知名町開催という形での再演の見込みは立っていません。

 出演した子供たちの「ミュージカルを続けたい」という気持ちに答えるために、そして何より、この作品の大ファンになってしまった保護者たちを中心に、後援会「百合の会」を発足し、現在、この作品を今後も続けていく為の方法を必死に模索しているところです。

 どうか一人でも多くの方に、この作品の魅力、そして作品に取り組む子供たちの真摯な眼差しに触れていただき、この作品の存続のためにご支援頂けますよう、関係者一同、心よりお願い申し上げます。


このプロジェクトで実現したいこと・・・演劇で島の産業を支えたい!

「えらぶ百合物語」は地域の歴史をモチーフにした舞台作品であるばかりではありません。地域の特産品でもある「テッポウユリ」が、どのように地場産業として根付いたかを描いています。これは観劇するお客様や演者である地域の若者たちが、自らの島の産業について改めて学ぶ機会になります。

 また、この物語をエンタメとして島外に発信していくことは、特産品である「テッポウユリ」に付加価値を与える可能性があると考えています。ユリの花を単なる品物ではなく、その背景にあるストーリーと一緒に届けていく。これは島の子どもたちが、自らの島の産業を支えると言っても過言ではないでしょう。これは芸術活動のあらたな可能性を見いだす挑戦でもあるのです。


プロジェクトをやろうと思ったきっかけ

 5年ぶりの再演を果たした2018年公演が終了した後の保護者会での出来事でした。司会者に促されて、出席した保護者が一人一人順番に今回の公演の感想を述べていきました。

「今まで親ともろくに口をきくこともなかった思春期、反抗期の我が子が、何年ぶりかで親に『ありがとう』と言ってくれた」

「『早く島を出たい』が口癖だった我が子が『いつか島に戻ってこようと思う』と初めて口にした」

「公演が終わって、子供が本当に寂しがって、もう一度ミュージカルがしたいとずっとそればかり言っている」

そんな発言が、次々と涙交じりに語られていくのを聞きながら、「この作品はここで終わりにしてはいけない」と、保護者同士、互いに確認し合いました。

 2019年公演の後、行政の支援での次年度公演は難しいと告げられた時、改めて、この作品を終わりにしてはいけないという思いを確認し、その方法をなんとか模索していこうと、後援会内で話し合い、現在に至っています。


これまでの活動

本公演への出演の他、多くの皆さんのご支援を頂いて、島内の様々な行事やイベントなどで、本公演で披露するダンスやパフォーマンスを披露させて頂きました。

(2019年公演パンフレットより、今年度の活動記録)

<2018年>
3月24日(土) 「結華」公演特別出演(於:あしびの郷・ちな)
6月16日(土) 島民創作ミュージカル「えらぶ百合物語」夜公演
6月17日(日) 島民創作ミュージカル「えらぶ百合物語」昼公演
6月24日(日) 西郷どんパブリックビューイング 出演(於:あしびの郷・ちな)
7月7日(土) 沖高文化祭出演(高校生有志)(於:沖高体育館) 
7月14日(土) しらゆり保育園夏祭り 出演
7月28日(土) 知名町ふるさと夏祭りパレード・商工会青年部特設ステージ 出演
8月4日(土) 和泊町港まつりパレード 参加
8月5日(土) 和泊町港まつり花火大会ステージ 出演(於:長浜特設ステージ)
8月18日(土) AGS夏祭り 出演
9月2日(日) 小米字敬老会 出演
9月8日(土) さくら園敬老会 出演
9月16日(日) 知名字敬老会・瀬利覚字敬老会・黒貫字敬老会 出演
9月22日(土) 西日本豪雨復興支援イベント「うたてぃ!うどぅてぃ!あしでぃ!」
        出演(於:フローラル館)
9月23日(日) エラブサンセットフェス 出演(於:ワンジョ海浜公園)
9月24日(月) しおほしの里敬老会・西郷南洲芸能祭 出演(於:西郷どん村)
11月6日(火) 新メンバーを迎えての初練習(於:あしびの郷・ちな)
11月24日(土) 永良部年輪の会 出演(於:フローラル館)
12月21日(金) 後援会「百合の会」設立総会
12月23日(日) クリスマス会(於:知名字生活館)
12月29日(土) タテルミライ忘年会 出演(於:知名字生活館

<2019年>
1月3日(木) 初詣・初稽古(於:あしびの郷・ちな)
1月13日(日) あしきぶふぇすた 出演(於:谷山字あしきぶ公園)
3月16日(土) 琉球國祭り太鼓卒業記念公演 出演(於:あしびの郷・ちな)
3月17日(日) 花の島沖えらぶジョギング大会 ステージ出演(於:笠石公園)
3月29日(金) 集中練習 あしびの郷にて宿泊稽古
4月7日(日) おきのえらぶ島海開き(浜下り 出演(於:屋子母海岸)
4月27日(土) 本公演用ポスター写真撮影(於:屋子母海岸)
4月28日(日) えらぶ百合の歴史を学ぶバスツアー(和泊町歴史民俗資料館 他)
4月29日(月) 沖永良部島防衛協会青年部会設立祝賀会 出演(於:田皆コミュニティーセンター)
4月30日(火) えらぶ百合メンバー親睦バーベキュー大会(於:あしびの郷・ちな)
6月8日(土) 沖高文化祭出演(高校生有志のみ)(於:あしびの郷・ちな)
7月20日(土) さくら園夏祭り 出演(於:さくら園)
7月22日(月) パンフレット用写真撮影(於:知名町民体育館裏海岸)
7月28日(日) 和泊町港まつり花火大会ステージ出演(於:長浜特設ステージ)
8月3日(土) 知名町ふるさと夏祭り 商工会青年部特設ステージ 出演
8月17日(土) 島民創作ミュージカル「えらぶ百合物語」昼・夜公演


資金の使い道

このミュージカルは、これまで、2カ月に1回程度の演出家松永太郎氏(鹿児島県鹿屋市在住)による指導と、地元在住のミュージカル経験者で演出助手の宗村有里子さんのご指導の下で作品を作り上げてきました。今後もこのペースでの練習を続けていく為に、練習会場の使用料と、指導者の旅費、指導料が必要になります。また、できるなら今後新たな外部講師もお願いして、ダンス技術の向上も目指したいところです。もちろん、出演者も月謝の形で負担を行いますが、不足分をクラウドファンディングを通して皆さんのお力をお貸し頂ければと思います。

・定期練習(月4回)会場使用料:1,500円×4=6,000円
・合同練習(月1回)会場使用料:文化ホール舞台使用(空調使用料込)=16,500円
・講師謝礼金:月3万円×2名=6万円
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[1]定期練習経費 月額8万2500円×12=99万円(年間)

・演出家旅費(航空券+宿泊費)=10万円×6回/年
・演出家指導料 3万円×6回
[2]演出家による舞台指導経費 年額78万円

[1]+[2]=177万円

うち77万円は、子供たちからの月謝と島内でのイベント参加時の謝礼金、寄付金などで賄います。


リターンについて

・ご支援を頂いた方全員に、2019年公演DVD(昼公演・夜公演2枚セット)と2019年パンフレットを提供します。

・1万円以上のご支援を頂いた方には、DVDに加えて、次回公演時のパンフレットにお名前を記載させていただきます。また、次回公演のDVDの最後のエンドロールにお名前を入れさせていただきます。

・5万円以上ご支援を頂いた方には、ご希望に応じて、沖永良部島のおすすめスポットを、百合の会メンバーがご案内致します。地元民ならではの人脈と情報網で(!?)一味も二味も違う沖永良部島の旅がお楽しみ頂けます。(交通費・宿泊費・滞在中の食費等の旅費はご負担ください)。

実施スケジュール

2020年2月・・・新メンバー募集開始

2020年4月・・・新メンバーを加えて新たな活動を開始

2020年6月・・・第1回松永氏を招へいしての舞台練習

(次回の本公演については、現在まだ調整中です)


最後に

「えらぶ百合の花 アメリカに 咲かち ヤリクヌ 百合は黄金花 島にヨー咲かサ」
「いかに横浜の波荒さ あても ヤリクヌ 百合は捨てるなよ 島の宝」
ミュージカルの中にも登場する、島の民謡「えらぶ百合の花」の一節です。

島の宝である「えらぶ百合」。そして、もう一つの島の宝である「島の子供たち」です。
島の子供たちが作り上げるこの作品が、島の産業を元気づけ、島未来を照らしますように。

どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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