レビー小体型認知症の症状のひとつ、「幻視」を紹介する世界で初めての本。この本の絵と文章を書くのは、認知症本人。頁をめくると、不思議でおもしろい世界が広がる。この本を通して認知症の早期受診につなげていきたい。そして、認知症になっても人生を楽しみ、住み慣れた自分の住む町で暮らしていけるようにしたい。

プロジェクト本文

はじめに・ご挨拶


mediacareplusです。数多くあるプロジェクトの中から、私たちのプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。


このプロジェクトで実現したいこと

私たちはレビー小体型認知症の当事者である三橋昭さんが毎日みている幻視を紹介する本を出版するプロジェクトを企画しました。この本が多くの人の目に触れ、同じような症状を経験された方の早期発見・早期受診につながるきっかけにしたいと考えています。

三橋昭さん Facebook


レビー小体型認知症とは、幻視とは

レビー小体型認知症のことを知らない方も多いと思います。

認知症というと、もの忘れ(記憶障害)を思い浮かべるでしょう。

ところがレビー小体型認知症ではもの忘れはあまり目立たちません。そのかわり記憶以外の認知機能(注意、遂行機能、視空間認知など)の障害やパーキンソニズム、自律神経症状があらわれます。


そして具体的な繰り返される幻視はレビー小体型認知症の大きな特徴です。

幻覚とは現実には存在しないものを知覚してしまうこと。つまり幻視は実際にはそこにないものを見ることです。

三橋さんが初めてみた幻視は飼い猫たまちゃんの幻視でした。明け方、ベッドサイドにやって来たたまちゃんを撫でようと手を伸ばしたら、その手がすっと体をすり抜けました。咄嗟に幻視だ!と思ったそうです。


プロジェクトをやろうと思った理由

三橋さんがレビー小体型認知症の診断を受けてから少したった頃、それまでごくたまに見えていた幻視がほとんど毎日みえるようになりました。

大輪のバラや、恐竜、カードゲームに興じる動物たち、幻視は毎回かわります。

三橋さんは「幻視記録」をつけはじめました。

最初は奥さんや病院の先生に、自分のみている幻視がどんなものか説明するための記録でもありました。


ところがこの幻視記録を見せてもらった先生やレビー小体型認知症を知っている人たちは、とても驚きました。三橋さんの幻視は他の患者さんのそれとかなり違っていたからです。


これまでレビー小体型認知症の幻視は、虫、動物、人などが知られており、「不気味で恐ろしいもの」どちらかというとマイナスイメージでした。三橋さんの記録は、そのイメージを変える力を持っていました。


ちょうどその頃、三橋さんは「みんなの談義所 しながわ」と出会います。

東京の城南地区、主に品川区界隈の地域で福祉・介護・医療に携る人々、その友人、認知症の当事者の方、そのご家族、地域に暮らす普通の人などが、みんなで自分たちの「住みやすい街」を考え、創り出すための談義をする場所。

談義所で認知症の当事者の方と出会い、認知症を発症しても元気に日常生活を送っている人がたくさんいることを知りました。そこで三橋さんは自分のことをこう紹介しました。「レビー小体型認知症の初心者です」そして自分の幻視体験の話を語りだしたのです。

談義所の人々はすぐに三橋さんの幻視体験の話やかわいいイラストのファンになり、三橋さんと彼の作品を多くの人に伝えたいと思いました。こうして三橋さんの幻視を紹介したいと思う仲間がどんどん増えていきました。

三橋さんはレビー小体型認知症の診断を受けるちょうど1年くらい前、幻視体験を疑似体験することができるVR(バーチャル・リアリティ)で幻視映像をみる機会に恵まれます。その経験のおかげで、幻視がみえたとき、病院で調べてもらったほうがいいと冷静な対応ができました。

自分の経験を伝えることでまた、一人でも多くの方の早期発見・早期受診のきっかけに役立てたいと思ったと言います。


このようにして私たちは三橋さんの幻視を紹介する本を出版して早期発見・早期受診につながるきっかけにするプロジェクトを企画いたしました。


これまでの活動

三橋さんの幻視をレイアウトした卓上カレンダーをつくりました。

『幻視の日々 レビー小体型認知症からの贈り物』

幻視を紹介する動画です。三橋さんがつくりました。

幻視がみえない人にも、実際にこういう風に幻視がみえているのかと想像できます。レビー小体型認知症を知っている人にも知らない人にも、多くの方に見てもらいたい動画です。

『幻視の日々2』

動画第二弾です。

昨年品川区で行われた認知症当事者の方の講演会には聴衆として参加していましたが、講演者の方から幻視について質問を受け、多くの聴衆の方の前で自分の幻視体験について紹介しました。

資金の使い道

集めた費用は製本資金、出版記念講演会の会場費、パンフレット・ポスター等の広告宣伝等に使わせていただきます。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


リターンについて

幻視を紹介する本『麒麟模様の馬を見た』に魅力的なリターンをお付けしてお届けします。

■注意■

本の画像はイメージ見本です。本のカバー表紙は今後決定していくため、イメージ見本とお手元に届く本は異なる場合がございます。


(リターンの一覧)

詳細はリターン欄をご覧ください。


実施スケジュール

2019年12月 プロジェクトチーム発足

2020年2月 クラウドファンディング開始

2020年6月『麒麟模様の馬を見た』出版予定


協力

みんなの談義所しながわ

わいわいおしゃべり会(レビー小体型認知症介護家族の会)

品の輪-品川区リハビリテーション・ネットワーク

NPO法人フレンドシップクラブ品川事務局

SHIGETAハウスプロジェクト(一般社団法人栄樹庵)

DAYS BLG!

かまくら認知症ネットワーク

全国マイケアプラン・ネットワーク

最後に

このプロジェクトの成功によってレビー小体型認知症の幻視を多くの人に知ってもらうだけでなく、認知症になっても人生を楽しみ、暮らしていけるというメッセージを届けたいです。

ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください