隔離された半人工島で、二重人格・オッドアイの魔眼使いになって、エンタメとして配信されている異能バトルを勝ち抜くオリジナルTRPG『Monophobiac Heterochromia(モノフォビアック・ヘテロクロミア)』 支援総額に関わらず1500円以上でルルブが届きます!

プロジェクト本文

はじめに・ご挨拶

 初めまして、榑泉堂(クレセンドウ)と申します。

 私達はデビュー2年目の同人TRPG制作サークルです。2018年末に「電子×魔術 近未来伝奇TRPG『サイバーファミリア』」でデビューし、以降現在まで拡張サプリメントや韓国語版を刊行するなど活動を続けています。(前作についてはこちらから→https://crescendo-trpg.booth.pm/ )


このプロジェクトで実現したいこと

 今回、榑泉堂作品第2弾として「二重人格魔眼決闘TRPG『Monophobiac Heterochromia』」を制作しました。今作(タイトルが長いので略して「モノクロTRPG」と呼んでください)は前作と打って変わって、PC同士が対決するPvP型のTRPGです。

 今作はゲームマーケット春2020(4/26)・コミックマーケット98(2日目、当選時)での頒布開始を予定しています。しかしPvP型TRPGは人を選ぶと思われるため印刷部数の予測が難しく、ルールブックの予約販売を兼ねてこのようにクラウドファンディングをすることと相成りました。

 本プロジェクトはAll-in形式ですが、上記の通り予約販売も兼ねています。既にテキスト本文はある程度出来上がっており、支援総額に関わらず必ずリターンが発生します


資金の使い道

 印刷費と各種イラスト代(支援総額に応じて、紙面デザインや挿絵が豪華になっていきます)

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【ストレッチゴールについて(2/17更新)】
 まずは、短期間で100%達成できたことについての謝辞を述べさせてください。3日と経たず目標を達成できたのは皆さんのご支援のおかげです。反響の多さを嬉しく思いつつ、良いものを作らなければという責任も感じています。
 そこで「モノクロTRPG」をより良いものにするべく、ストレッチゴールを2つ制定することにしました。支援総額に応じて紙面デザインや挿絵が豪華になるのは変わりませんが、プレイ環境や書籍のクオリティをさらに向上させるような内容になっております。

【第1ストレッチゴール 目標額150%】

 第1ストレッチゴールは、「作成NPCデータ記入済みキャラクターシートの送付」および「サプリ販売決定」です。
 前者は、ファイナリストプラン以上のリターンで作成されたNPCをPCデータ化し、作成したパトロンにPDFファイルで送付するというものです。これさえあればすぐセッションに参加できる状態となっています。
 また後者は「モノクロTRPG」が基本ルールブックのみの刊行ではなく、今後も展開していくことを保証するものです。また拡張サプリメント制作の際には、パトロン全員にサプリ収録希望内容をお伺いするつもりです。
 ゴール額は150%の30万円といたします。

【第2ストレッチゴール 目標額200%】

 第2ストレッチゴールは、「オンラインセッションサポートの公開」および「書籍版にカバーをつける(非売品)」です。
 「モノクロTRPG」はプレイにトランプを用いるため、オンラインセッションでのハードルが上がってしまうと思われます。そこで、このゴールでは、「編集可能なキャラクターシート」や「オンラインセッションツール対応セットアップデータ」を公式から配布いたします。
 さらに、物理書籍版ルールブックには本クラウドファンディングのパトロン限定のカバーを同梱します。このカバーはクラウドファンディング終了後に発売しない、本プロジェクト限定品です。同人TRPGではありますが、商業作品と比べても遜色ない出来を目指します。
 ゴール額は200%の40万円といたします。

 引き続き「モノクロTRPG」へのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
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イントロダクション

 舞台は某海洋上に浮かぶ半人工島、「彩都」。
 「本土」から遠く離れたその島では、数十万人の人間が生活を送っていた。
 彼らは、とある病を発症したがために「彩都」に隔離されているのだ。
 その病の名は「モノフォビアック・ヘテロクロミア」
 ——発症者は皆、その瞳に「魔」を宿していた。


 「モノクロTRPG」の世界において、プレイヤーキャラクター(PC)達は「魔眼使い」となります。ただの「魔眼使い」ではありません。「二重人格」「オッドアイ」「魔眼使い」です。

 「モノフォビアック・ヘテロクロミア」と呼ばれる「病」を発症したPC達は、「魔眼」という超常の異能を手に入れることと引き換えに人格の統合を失ってしまいます。これは「モノフォビアック・ヘテロクロミア」の症状である「孤独への強迫観念的恐怖」から精神が自衛を図るためだとか、「病原菌」が仮想人格を脳内に構築するためなどと言われていますが、真偽のほどは不明です。ともかく、彩都には「モノフォビアック・ヘテロクロミア」を発症したPC達がおり、彼らが「クラン」と呼ばれる共同体に属して生活しています。


 表裏の人格が持つ願いのために。所属する「クラン」の誇りをかけて。
「モノクロTRPG」は、様々なものを背負ったPC達がエンターテインメントとして配信されている異能バトルトーナメントで優勝を目指して「決闘」するゲームです。


ゲーム制作のきっかけ

 前作『サイバーファミリア』は「『TRPGの名前は聞いたことがあるし興味もあるけどやったことがないデジタルネイティブ世代』に布教するのに最適な作品」をコンセプトに制作しました。キャラビルドや他PCと協力したコンボの面白さを、自分たちなりに表現することができたと思っています。

 一方で、次は初心者も楽しめるPvP型システムを作りたいという思いもありましたなぜなら、PvP型システムは前述の通り人を選ぶと考えられがちで、事実私もプレイするのが苦手だったからです


【PvP型システムが忌避される理由】
 ではなぜPvP型システムは人を選ぶのでしょうか。それはPvP型システムが協力型システムと異なり、PC間に「勝敗」という点で明確な上下関係が生まれてしまうからでしょう。つまり端的に言えば「負けると物凄く悔しい」ということです。それはもう、セッションの時間を無駄にしたと思ってしまうくらいに。


【「負けて萎える」をどうにかしたい】
 そもそもTRPGは贅沢な大人の遊びです。複数の人間の予定を事前に調整して、しかも当日は数時間から丸一日拘束されるわけですから、結構なコストがかかっています。TRPGのセッションなんてそのコストに見合うだけの楽しさがなければやってられません。ですからゲームに負けると後味が悪いのは当然で、セッションにかけたコストを無駄にしたと考えてしまうことも当然かもしれません。

 ですが、私はPvP型システムを諦めきれませんでした。PvP型システムを満喫したいし、勝敗に関わらず同卓したPL全員に楽しんでもらいたい。そう、「モノクロTRPG」は私のエゴから始まった企画なのです。


ゲームシステムのポイント

 「モノクロTRPG」の制作にあたって、私がPvP型システムを遊んだ経験から、ゲームに負けて「時間を無駄にしてしまったな……」と思ってしまった理由を考えました。すると、いくつかの原因に思い至りました。そこで「モノクロTRPG」では、PvP型システムで起こり得る「PL間の満足度の差」をできる限り埋めるべく、これらを引き起こす原因を改善することに努めました。ここではそれらの原因のうち、主要なものを紹介しておきましょう。


【原因①「ハメられた!」】
 キャラクターメイキングの段階でPCができることは制限されます。大体のTRPGにおいて、PCは汎用性を持たせた万能型より一芸に秀でた特化型の方が強くなりがちです。

 しかし、ことPvPにおいては相手との相性があるので特化型だと何もできずハメられて負けることがあります。自分のやりたいことができればまだいいですが、手も足も出ずに負けて良い気持ちがすることはないでしょう。

 そこで「モノクロTRPG」では、どんなに相手との相性が悪くても抗う術を残すべく、「1キャラで2キャラ分のデータ」を持ち、それを「2キャラを切り替えながら戦う」システムを搭載しました。
 もうお気づきですね?これが今作のテーマである二重人格のシステム(データ)的意義です。2キャラ分のデータを持っているとは言いましたが、魔眼能力を2つ決定して組み合わせるだけのお手軽キャラメイクとなっております。


【原因②「せっかく取得した技を使う機会がなかった!」】
 PvP型のシステムでキャラメイクをするときは、あらゆる状況を想定してPCを練り上げます。協力型システムとは異なり頼れるのは己自身のみであるため、より勝率が高そうな構築に頭を悩ませることでしょう。
 しかし、実際のセッションになるとせっかく取得した技を使う機会に恵まれず(あるいは使うべきタイミングを見極めきれず)、腐らせてしまうこともしばしば。それで負けてしまった時には「ああ……こっちの技を取っておけばよかった……」「ここであの技を使えていれば……」なんて後悔してしまうことになります。
 こんな後悔をしてしまうのは、そのキャラの運用に慣れていないから、ひいては既存のPvP型システムの1セッションにおける運用の試行回数が少なすぎるからではないでしょうか。

 そこで「モノクロTRPG」では一回きりの対決(戦闘)ではなく、短い対決(戦闘)を複数回(最低2回)繰り返すシステムを搭載しました。これにより作ったPCの運用に段々と慣れることもでき、せっかく取得した技を腐らせるという心配を減らすことができます。「モノクロTRPG」では、この短い複数回の戦闘を「トーナメント(もしくは総当たり戦)の異能バトル」という形で表現しています。推奨PL人数は3~4人のため人数によって推奨戦闘形式は変わりますが、PvP型ゲームでままある「途中脱落」はありません(一人あたりの戦闘参加回数は平等です)。


 このほかにも「GMレス可能」など既存のPvP型システムが持つ「遊びにくい要因」をできるだけ改善するような工夫が「モノクロTRPG」には組み込まれています。
 「トランプを使用したボードゲーム的プレイ感」と「キャラクターを追求できるロールプレイの面白さ」が両立したこの作品で、かつてないTRPG体験をぜひ楽しんでください!


リターンについて

 今回は7種類のリターンを用意しました。詳細はリターンの項目をご参照頂ければと思いますが、いずれのリターンも支援総額に関わらず、必ず発生します。ルールブックの予約注文だとお考え下さい。

 「ファイナリストプラン」と「優勝プラン」はルールブックに掲載するNPCを作成する権利を含んでいます。このプランでご支援頂いた方には、事前に世界観の設定資料をお送りいたします。後日メールにてご案内するフォームに従って記入し、期日までに返信してください。

 また書籍版ルールブックは、イベント(春ゲムマ、夏コミ含む首都圏開催の一部即売会など)でのお引渡しも可能です。ご希望の方はリターンの備考欄にその旨をご記入ください。後日案内のメールをお送りいたします。


最後に

 「モノクロTRPG」は今までにないPvP型システムを目指して制作されました。
 支援して良かったと思われるようルールブック制作に取り組みますので、ぜひご支援のほどよろしくお願いします。

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