※9月17日現在追記です。
プロジェクト公開から1週間強、たくさんのご支援をどうもありがとうございます!
一点お願いがあります。最新号にお名前を掲載させていただくリターンを選んでくださった方で、お名前未記入の方が多くいらっしゃいます。刊行時の行き違いを防ぐために、3000円以上の全てのコースについては、ご支援いただく際、備考欄に掲載を希望されるお名前(ニックネーム可)をご記入ください。また、掲載をご希望されない場合も、必ずその旨をご記入くださいますようお願いいたします。


誠実でねっちりとした取材からうまれるチャーミングな冊子『食卓からたどる能登半島 えちゃけ』第5号刊行大作戦!

こんにちは。ページをご覧いただきありがとうございます。『えちゃけ』編集部です。”えちゃけ”というのは「愛嬌がある」とか「可愛らしい」という意味の能登の言葉です。

タイ→ベトナム→東京と働いてきて、なぜだか能登に惹かれて2013年に移住した森さやか(『えちゃけ』の現地調査員)。彼女を訪ねて学生時代からの友人で編集者・高原たまが能登に通ううち、高原の友人で写真家の宮園夕永や藤田紋子も次々と能登に夢中に。「地元のおじちゃんおばちゃんはえちゃけで、春夏秋冬を通しておいしいものに溢れている。そんな食卓を通して能登の魅力を全国の人に知ってほしい!」という思いが爆発しました。

そして2014年、『えちゃけ』を創刊! 

毎号毎号誠実でねっちりとした取材にもとづく編集をおこない、北陸地方の道の駅や書店を中心に販売してきました。おかげさまで創刊号から4号目まで、のべ4500冊をみなさんのお手元にお届けしています。

一方で採算を度外視したその丁寧な編集がアダとなり(?)、懐事情は毎号赤字ギリギリ。加えて増税や原料費、印刷費の高騰で5号目の刊行が危ぶまれ、今回ついに「CAMPFIREでクラウドファンディングを募らせていただこう!」ということになりました。完売中で再販リクエストを多く頂戴しているバックナンバーについても重版したいと計画しています。

足掛け2年にわたる5号目の取材も佳境を迎え、完成まであとひと息(ご好評の連載企画「あの人の、能登ごはん」には、”あの”世界チャンピオンも登場予定です!)。全国各地で発売を待ってくださっているみなさんに楽しんでいただける最新号となるに違いありません。刊行に向けて、応援をどうぞよろしくお願いします……!!


リトルプレス『えちゃけ』とは

『食卓からたどる能登半島 えちゃけ』は、世界のあちこちに暮らした結果、なぜだか能登にとても惹かれて7年前に東京から移り住んだ能登在住の調査員1名と、能登をこよなく愛する首都圏在住の編集部員6名でつくる能登の食の風土記です。「この季節といえば能登ではこれ!」というひとつの食材をテーマに掲げ、地元のみなさんに食べ方を教わりながら、夏のたけのこ/秋のこけ(きのこ)/冬の岩海苔……これまで4号を刊行しました。派手な観光地があるわけでもなく一見地味だと思われがちな能登ですが、季節ごとに表情を変える山や海がもたらす豊かな食材と、それらを徹底的に楽しみ尽くす地元のみなさんのえちゃけさはズバ抜けています。「とにかくおいしくてなぜか面白い能登の魅力を、食卓の向こうにあるストーリーを通してひとりでも多くの人に知って欲しい!」そんな思いでつくっています。

第5号(特集名「山菜(はる)が来た〜!」が加われば、春夏秋冬の素材が一巡りします!


編集部員ご紹介

ふだんはその道のプロとして仕事をしている者たちが、ただただ能登愛にかられて取材・編集に取り組んでいます!

調査員・森さやか

石川県能美市生まれ。2013年冬、ふらりと訪ねただけだったはずの能登に心奪われ定住。のちに心の師となる輪島の蕎麦屋豆腐屋店主・星野正光さん(2018年、75歳で逝去)に365日山や海に連れまわされながら徹底的に自然の仕組みを教わるうち、能登の暮らしにどっぷりとつかる。2017年4月に農家民宿フォレスト(輪島市門前町)を開業。ヨーロッパ、特にフランス人に人気の予約困難な宿となり、NHK WORLD「Through the Kitchen Window」(邦題:台所の窓から)でも特集された。「何年経っても、『えちゃけ』の取材は新しい視点で地域を知るための絶好の場です!」

文章・高原たま

編集者/ネムリコーヒーの屋号で珈琲豆を焼く焙煎家。著書に『エプロンおじさん 日本初の男性料理研究家牧野哲大の味』共著に『きみはいつも、おかしなものばかり欲しがってた』。15年来の友人・森が東京を離れることになった際、「大事な友人を奪った能登がいかほどのものか確かめてやろう」とやましい気持ちで能登を訪ねたところ、すっかり胃袋をつかまれ毎月通うように。『えちゃけ』創刊後にうまれた2人の子どもも生後2か月から能登通いに付き合っている。輪島の朝市通り「三丁目」のマスターと厚切りトーストのファン。

写真・宮園夕永

東京を拠点に世界中を飛び回る写真家。ポートレートとたべもの写真の力強さに定評があり、誰もが知るアスリートや俳優からのご指名多数。「美味しい蟹が食べられるよ」との高原の甘いささやきで能登を訪ね、気づいたら出張と出張の合間をぬって『えちゃけ』の撮影をするように。「3号目の取材で出遭った丸い岩海苔ののったお雑煮の滋味深い味とのりの歯ごたえが忘れられません!」

写真・藤田紋子 

麗しいルックスとうらはらに泰然として大食らいなえちゃけさを宮園に見込まれて編集部員に加わった写真家。撮影ではじめて訪ねて以来すっかり能登のとりこになり、冬の水羊羹に岩海苔三昧、夏の海に自ら潜ってとったさざえや海藻、どじょう鍋……能登の味を食べつくさんと能登通いを重ねている。

デザイン・あざみ野図案室

2011年に結成されたアートディレクターとデザイナーのふたり組。書籍デザインをメインに、雑誌、カタログ、ロゴなど、さまざまな媒体のデザインを手がけている。編集部員によって毎号もたらされる能登土産に舌鼓を打ちながら、腹を鳴らして横浜でデザイン中。

イラスト・七字由布

2003年より書籍装丁画を中心にイラストレーターとして活動。ロンドンに拠点を移し制作活動を行っていた2014年には森から届いた乾燥「かじめ」(海藻)をさまざまにアレンジしたごはんをロンドナーたちに披露。「ワショクはヘルシーだね!」との印象を残して2015年に帰国。著書に絵本『シニッカさんどうしたの?』、主な作品に映画『四十九日のレシピ』のイラスト制作、レシピ本『おやつですよ』『ごはんですよ』(なかしましほ著)のイラスト制作など。


バックナンバー
【創刊号】夏のたけのこ

ネムの花が咲き誇る2014年7月。能登では「採れて採れて食べきれない」というたけのこがあの手この手で保存され、食されている様子をまとめました。全16ページのお試し号。

◯特集 これからが本番!保存して味わう夏のたけのこ料理
◯連載「あの人の、能登ごはん」第1回 村口博さん(さざえ漁師)
◯能登道具① 何でも干せる竹かご(正式名称調査中)







【第2号】マイこけマイ♡(ラブ)

溢れる「こけ(きのこ)愛」について老若男女に語っていただいた第2号。連載「あの人の、能登ごはん」に登場いただいた切り出し珪藻土の七輪を作っていらっしゃる舟場和夫さん(珠洲市)のごはんにも数種類のこけ。(舟場さんはその後、NHKの「サラメシ」にも出演されました。)ページ数が創刊号の倍の32ページになり、読みごたえもぐっと増しています。

◯特集 マイこけマイ♡(ラブ)
能登のこけとはこれいかに?/こ(け)はかすがいのおしどり夫婦(中原善治さん・愛子さん(羽咋市白石町))/お酒の肴に二十年!(橋谷多津子さん(輪島市門前町))/山の珊瑚礁は大人の味(橋本憲寿さん(輪島市門前町))/こけがつなぐ家族の風景(泊さん一家(鳳珠郡穴水町))等
◯緊急レポート Echake in London
◯連載「あの人の、能登ごはん」第2回 舟場和夫さん(七輪職人)
◯能登道具② 腰に巻く竹かご(正式名称調査中)







【第3号】真冬のおたから・岩海苔

「地球の髪の毛」のように黒々ゆらゆらとそよる超貴重な天然食材・岩海苔。そんな冬の楽しみを手でむしって集め、加工して味わう海辺の町のみなさんを追いかけました。同じく能登の冬に欠かせないのが水羊羹(夏じゃないんです!)。連載「あの人の、能登ごはん」では水羊羹づくりにはげむ輪島市の製餡所の平澤さんにご登場いただきました。新しいコラムもさまざまに増えて、賑やかな一冊になっています。

◯特集 真冬のおたから・岩海苔
深見まんまと大むすび(山田洋子さん(輪島市門前町・深見))/胡麻味噌焼き 柚味噌焼き(浦上富美子さん(輪島市門前町・腰細))/ぼた海苔雑煮 丸海苔三昧盆(大坪久美子さん(珠洲市狼煙町))
◯連載「あの人の、能登ごはん」第3回 「水ようかんは冬におこたで」平澤公祥さん(生あん製造)
◯能登道具③ ガリン靴(と海苔簾)







【第4号】海さざえ 山さざえ

海沿いから山間の集落まで、あらゆる場所であらゆる食べ方をされているさざえの特集号。さざえソックリな銘菓「さざえ最中」を長年つくってきた和菓子職人・宮本さんのお話も読みごたえありと大反響。めくってもめくってもさざえ!な美味しい一冊です。(「さざえ最中のおじいちゃん」こと宮本さんは発売後に天寿を全うされました。「この号をきっかけにおじいちゃんの遺したお菓子とあたらしい方とが出遭うことができて、本当にうれしいです」とご家族がとてもよろこんでくださっていることを、わたし達は誇りに思っています。)

◯特集 海さざえ 山さざえ
すべてはビールのために 海女さんのおつまみ天国(舩本友子さん(輪島市海士町))/レシピの前に さざえ解体図/人呼んで「前浜のサザエさん」海が私の畑です(西田篤子さん(志賀町笹波))/冷蔵庫はビンだらけ!山のさざえは寝かせて楽しむ(山下ミチ子さん(能登町柿生))
◯連載「あの人の、能登ごはん」第4回 「商品はさざえ最中ただ一品 豆に呼ばれた「カントク」の道」宮本俊男さん(和菓子屋店主)
◯能登道具④ たいまつ?









これまでの取材・撮影などにご協力してくださったえちゃけな皆さん


プロジェクトに臨みたいと思った理由

『えちゃけ』は特集食材が旬を迎える限られた時期に取材をするので、計画から取材まではいつも天気や時間との闘いです。2016年8月に第4号を発売して以降、編集部員はみな「待ってくださっているみなさんに、少しでも早く次の号をお届けしたい!」という思いで、コツコツと準備を進めてきました。満を持して「山菜(はる)がきた~!」を特集テーマに据え、2019年4月に一度目の取材・撮影を決行。今年2020年4月に二度目の取材を予定していたところ、新型コロナウイルスが世界中に蔓延したため、オンライン取材に切り替えて何とか全ての取材・撮影を終えることが出来ました。

一方、採算を度外視した丁寧な編集を重ね、できるかぎり多くの方に気軽に読んでいただきたいと願って値付けをしてきた結果、「プロジェクト本文」でも少し触れた通り懐事情は毎号赤字ギリギリ。加えて増税や原料費、印刷費の高騰によって5号目の刊行が危ぶまれるという事態に……。資金難の解消と同時に、今後も、細く長く刊行を継続して、より多くの方に能登の魅力を届けてゆくためにも、「クラウドファンディングを募らせていただこう!」ということになりました。完売中で再販リクエストを多く頂戴しているバックナンバーについても重版したいと計画しています。

完成まであとひと息。全国各地で発売を待ってくださっているみなさんのご期待にきっと応えられる最新号になるだろうと自負しています。刊行に向けて、応援をどうぞよろしくお願いします……!!

第5号の編集作業もいよいよ大詰め。完成まであとひと息というところまで来ています!


資金の使い道

皆さんからご支援いただいた資金は、第5号およびバックナンバーの印刷製本費、取材・撮影にかかる編集部員の移動費に使用させていただきます。

※支援総額から、CAMPFIREの手数料17%(手数料12%+決済手数料5%)+税が差し引かれます。


実施スケジュール

2020年3〜5月 取材・撮影
2020年6〜9月 編集作業
2020年10月 印刷製本


最後に

この編集チームだからこそ叶う誠実で上質ででもちょっととぼけたところもある誌面づくりを続けた結果、想像をこえたとても多くの方が刊行を待っていてくださるようになりました。一方で編集部員はみんな職人気質というのか、それぞれの腕は確かだと自負しているのですが、お金の計算ができないスタッフの集合で(本当はそれではいけないのですが)創刊当初から資金繰りには頭を悩ませてきました。(「お金があれば春夏秋冬で定期刊行化したい!」というのが偽らざる気もちです。)

今後も細く長く『えちゃけ』の刊行を続けていきたい。そして今すぐには難しくとも『えちゃけ』を片手に能登を楽しんでくださる方が増えたらいいなあ、さらには地元の皆さんご自身が食卓を通して能登の魅力を再認識していただけるきっかけとなったらいいなあと願って、地道に作業を続けています。ご支援いただけますよう、どうぞよろしくお願いします!


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

※写真©宮園夕永・藤田紋子 イラスト©七字由布 文章©えちゃけ編集部/写真、イラスト、文章の無断転載はご遠慮くださいますようお願いいたします。


  • 2020/09/21 09:37

    皆さま、連日沢山のご支援をありがとうございます。おかげさまで昨日、目標額の60%に達しました!そして、最初はお名前不掲載を希望されていても、途中で「やっぱり掲載したいです!」とおっしゃる方も増えています。もちろん大歓迎ですので、気が変わって掲載希望になられた方は、今月末の締切日まで遠慮なくご連...

  • 2020/09/18 16:03

    2週間足らずの間に沢山ご支援くださった皆さま、サイトをご覧になってくださっている皆さま、本当にありがとうございます。9月18日現在の活動報告をさせてください。おかげさまで編集作業は順調に進み、残すところ、このクラウドファンディングでご支援くださった方や直接ご寄付をくださった方のお名前や広告(地...

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