アートや芸術の価値は美しさや独創性だけではなく、私たちの大切な思いや記憶、残しておきたい出来事を「昇華」する力もあります。みなさんの日常を素敵に彩る方法のひとつとしてアートを寄り添わせたい。そんな思いの5名が提案します。

プロジェクト本文

クラウドファンディングで実現したいこと

- プロジェクトチームメンバー -

私たちは東北芸術工科大学(山形市)で芸術を学んでいる学生のプロジェクトチームです。普段は主に東京都内のギャラリーなどで作品を発表していますが、もっと作品を観に来てくださる方と双方向にコミュニケーションする場をつくりたい、私たち自身が制作している場所から直接、作品をお届けしたいと考えています。

- 私たちが考えるアートは 「日常の延長線上」にあります-(近藤七彩「奇ッ怪家具」)

アートは、私たちの日常と切り離されたものではなく、私たちが日々なんとなく感じていてもかたちにしていない感情、残しておきたい記憶などを「昇華したもの」として彩ることができると考えます。私たちはそのアートの役割を、このクラウドファンディング を通して体験していただきたいと思っています。作家としてまだまだこれからの私たち5人ですが、それぞれがどのような作品を作っているのかご紹介しますので、面白い試みと思ってくださる方は、ぜひ私たちと一緒に作品をつくってみませんか?

どんな作品ができるの?

メンバー5人の作品は、写真、絵画、ぬいぐるみ、骨董品、日本画など、手法は様々です。支援してくださった方に、プロジェクトメンバーがヒアリングやアンケートなどを行い、みなさんの思いを作品にするもの。プロジェクトメンバーのオリジナル作品をお送りするものと、主に2つのタイプがあります。

5人のメンバーと作品紹介

それぞれの作品には、どんな特徴があるのかをこちらで紹介します!

 亀山晴香 (かめやま・はるか)
「日常のくだらないことに、スポットライトをあてる面白さ。」

- 亀山晴香- 

私は「くだらないことを大袈裟に表現すること」をテーマに制作しています。この世には大切な事と同じくらい、どうでもいい事も沢山存在していて、なくてもいいのに存在しているものもきっと、必要不可欠な事なのだと思うからです。それは日々のアクセントになり、日常に張合いを与えてくれるものです。そして、そんなもの達にスポットライトを当てたのが私の作品です。

- 日常のくだらないことに、スポットライトをあてる面白さ。 - (作品部分)

全てが作り物で、でたらめな世界を通して、沢山の人が抱くであろうくだらないことを楽しく肯定していきます。また絵画作品だけに留まらず、ファッションや立体作品など、1つの作品を使って様々な媒体に変身させることで、作品としての輪を広げ、アートがより沢山の人にとって身近なカルチャーになれるように尽力していきたいと考えています。

 ●12000円(4名)

2019年度 東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展に出品した卒業制作作品のジオラマに登場する作品(1体)、箱もオリジナルで制作します。
制作期間約1ヶ月
送付時期:4月頃

 ●20000円(3名)

オリジナルのぬいぐるみ作品(小)、箱もオリジナルで制作します。
制作期間約1ヶ月
送付時期:4月頃

●32000円(2名)

2019年度 東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展に出品した卒業制作作品に登場するキャラクターを模した人形(大)(カスタム)、箱もオリジナルで制作します。
制作期間約1ヶ月
送付時期:4月頃

青山夢 (あおやま・ゆめ)
「作品を見てくれた人の時間を、魔法みたいに変えたい」

- 青山夢 -

絵画は言葉での表現が難しい世界を描くことができます。絵画が見る人の生きている時間軸に「魔法のようなもの」をかけて、今の現実を別の見え方で楽しむことができる、それがアートのもつ力だと信じています。

- 作品を見てくれた人の時間を、魔法みたいに変えたい - (アトリエ風景)

学歴や見た目を重視する社会、子供の反論を許さない大人の態度。世の中には、そうした納得できない不条理で溢れています。しかし、本当の敵は世の中ではない。自分の力ではどうしようもないこと、納得のできないことはいつの時代も生きていればたくさんあります。

でも、そこから現状を変えるために自分は何かしただろうかと考えると、周囲に逆らうのも怖くて、闘う前から諦めていた自分はいなかっただろうか。本当の敵は、周りの環境を変えようともせず見て見ぬフリが上手なった自分なのかもしれない。そんな思いから周囲に合わせるのをやめました。

青山 夢 出品作品(一部)

私が作る絵画作品は、表層的な現実と、その裏でうごめく様々な感情や思惑を混在させて描きます。いつもの日常に隠されている裏側が透けて見えたらこうなるのではないか。縮んでしまった心と体を解放したらこんな現実になってしまうのではないか。ちょっとした日常を延長・拡張した世界を表現した私の作品をご覧いただくことで、人の感情を解放したり喜んでもらえる、そんな瞬間が何よりも嬉しいです。

●12,000円(6人)

オリジナル絵馬、ポストカード、ステッカー、クリアファイル 、ZINE(青山夢 小冊子型作品集)
発送時期:クラウドファンディング終了から1週間後

●100,000円(1人)

F4号絵画作品(額付き)、立体絵付け作品、ポストカード、ステッカー、クリアファイル 、ZINE(青山夢 小冊子型作品集)
発送時期:クラウドファンディング終了から1週間後

小太刀理予(こだち・りよ)
「日々生きることを大切にする〈きっかけ〉の作品をつくりたい」

- 小太刀理予 -

大切な人の死を目の当たりにした時から、のこされた思い出や大切にしたいことを、形にして残したいと思うようになりました。そしてその気持ちは、今関わっている人や町、自分が見てきたものを大切にしたいという気持ちを強くさせました。現在は、日々見ているものをカメラで記録し、「視覚」を切り口に、「生きること」をテーマに描いています。

- 日々生きることを大切にする〈きっかけ〉の作品をつくりたい -(制作風景)

自宅で大切な人を看取り葬儀を行っていた時代より死を目の当たりにする機会が減ってきているせいか、生きること自体も希薄になってきているように思います。死がどこか抽象的になっている今だからこそ、日々生きることを大切にするきっかけをつくりたいと思っています。私の作品を介して、日々のことや身の回りのものをより大切にするきっかけを作れたらと思っています。あなたの日々や心に留めておきたい想いを、絵としてのこしませんか?

●36,000円(2名)

油彩画小作品(F3号)
お送りいただいたあなたの思い出の小物や花の画像と、あなたの気持ちを元に描きます。
制作期間:3ヶ月程度
送付時期:10月(ご注文が混み合った場合は送付時期が遅れる可能性があります)

●100,000円
(1名)

オリジナル油彩作品(F6、8目安)
事前にアンケート取材+取材させていただき、油彩作品を作ります。
対象:東北から関東の方制作期間:3ヶ月程度
送付時期:10月(ご注文が混み合った場合は送付時期が遅れる可能性があります)

土田翔(つちだ・しょう)
「風景や地域と一体になり、あなたが希望する山を描きます。」

- 土田 翔 -

私は日本画を表現の中心としながら、立体、映像作品、音、インスタレーションなども取り入れて作品を制作しています。東北、福島に生まれ育った私にとって、「地域」という対象に、アートを手法として向き合う行為は、さまざまな可能性を感じます。

- 風景や地域と一体になり、あなたが希望する山を描きます。 -(作品部分)

日本画は「写生」を大切にします。目の前の自然や動物などと精神の限界まで対峙し、かたちだけではなく生命力そのものを掴み取ろうと「足掻くこと」に近いとも言えます。私はその日本画の生命である「写生」をもっと深化させ、みなさんが残したい風景や地域、文化などの対象物と長時間をかけてコミュニケーションを図りたいと思っています。

今回のクラウドファンディング では、山形県出身の画家 小松均氏が、モチーフである最上川を、地域に入って取材し、その風景と向き合い一体になるという「直写」(じきしゃ)と呼ばれる手法で、12,000円ではこれまで描いた日本画を、100,000円では私自身が地域に入って現地取材し、描かせていただきます。

●12,000円(6名)

絵はがきと写生(サムホールサイズ~2号程度)
制作期間:約2ヶ月
送付時期:2020年6月頃(制作状況により送付時期が前後する場合があります)

●100,000円(1名)【福島・山形・宮城の方限定】

現場に取材をし、応援してくださった方(福島、山形、宮城)の描いて欲しい山を現地取材し、描かせて頂きます。(10号程度送付)
制作期間:制作開始から約4ヶ月
送付時期:2020年8月まで(制作する季節により送付時期が異なります。)

近藤七彩(こんどう・ななせ)
「どこか懐かしさを感じる骨董品を、鉄や真鍮を用いて現代的に作り変えます。」

- 近藤七彩- 

どんなに良いものもでも、使っているうちに様々な理由で必要性がなくなることがあります。また、売られたり譲られたりすることで次の持ち主にわたり、新しい場所でまた使われることもあります。私の作品はそうしたものの循環の中に、「新規性を注入する」作業だと思っています。現代の日本に存在する日本らしい伝統的なものと、私たちのライフラインとなる構造の融合です。

- どこか懐かしさを感じる骨董品を、鉄や真鍮を用いて現代的に作り変えます。 - 

誰かが作り、使用したものが、人の手を介して私の手に渡り、再び私のつくったものが再び誰かの手に渡る。その「もの」の循環の中の一部だということを私の作品を手にしていただくことで感じてもらえると思います。

懐かしさを感じる骨董品を、鉄や真鍮などの金属を用いて現代的に作り変えます。鏡台や茶箪笥といった家具から、ワインボトルやお盆なども使って制作しています。

●12,000円(6名)

古いものと真鍮を使った小物を制作してお送りいたします。使うものは一点もののため、一つ一つ異なります。
制作期間:1か月以内
発送時期:6月頃

●100,000円(1名)

不要になったものを一点送って頂き、それを作り変え送り返します。こちらから空段ボールを送らせて頂き、その段ボールに入るサイズのものに限ります。
制作期間:不用品をいただいてから1か月程度の制作期間をいただきます。どのような作品となるかはお任せいただきます。
発送時期:7月頃

実行スケジュール

3月:募集内容の公開~募集終了
4~9月:作品制作
10月:作品・報告書などの発送
※作家によって制作期間が異なるため、は1~3ヶ月の制作期間をいただきます。

ご注意点

・リターン品に関しては返品や返金はできかねますので予めご了承ください。
・作品については掲載イメージと異なる可能性がございますので予めご了承ください。

お問い合わせ先

団体名:東北芸科大学企画広報課
メールアドレス:public@aga.tuad.ac.jp

- 東北芸術工科大学 -

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