子どもの弱視治療の機会を逃さない。スポットビジョンスクリーナーで早期発見へ。

キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

現在の支援総額
1,467,000円
支援者数
69人
募集終了まで残り
終了

現在117%/ 目標金額1,250,000円

117%
このプロジェクトはふるさと納税ポータルサイト「さとふる」に掲載されている、CAMPFIREがサポートしたプロジェクトです

※このプロジェクトの決済は、さとふるへ移動します。

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2019/12/23 23:59:00までに集まった金額がファンディングされます。

このプロジェクトは、2019-11-08に募集を開始し、69人の支援により1,467,000円の資金を集め、2019-12-23に募集を終了しました

プロジェクト本文

実施理由/背景

子どもの弱視は早期発見からの治療で改善することができる。3歳児健診はとても重要。

改善することができるのに、発見が遅れるとその治療が困難なものに子どもの視力があります。子どもの目の機能は6歳までにほぼ完成するため、3歳児健診において異常を発見すること、小学校入学前までに治療を開始できることが重要と言われています。『子どもの目が悪いなんて思いもしなかった』そんな思いこみが発見を遅らせることもあります。乳幼児期は見え方に異常があっても自分から訴えることはできません。保健センターではより効果的で精度の高い健診となるよう(1)健診受診率100%を目指す(2)保護者に3歳児健診の目の検査の重要性を啓発する(3)機器を導入することで子どもの理解力や言語発達に関わらず視力検査で異常を発見する(4)精密検査の対象になった場合は必ず受診勧奨をし結果を把握することに更に力を注ぎます。子どもの弱視は改善することができるものだからこそ、3歳児健診できちんと検査し発見してあげることが、子どもたちの目を、未来を守ることになると思っています。

プロジェクト内容説明

スポットビジョンスクリーナーを1機購入する。

小児の目の異常に対する早期発見・早期治療の重要性の認識は高まっており、平成29年4月には厚生労働省から、平成30年7月には小児眼科学会から、3歳児健診における視力検査と保健指導の適切な実施についての依頼が周知されています。そのなかで、問診や視力検査に加え、機器を用いた屈折検査や両眼視機能検査の併用が望ましいとされています。スポットビジョンスクリーナーは子どもの弱視の危険因子となる斜視や屈折異常(遠視・近視・乱視等)をスクリーニングする携帯型の検査機器です。簡単で使いやすい操作性から最低限のトレーニングで誰でも使うことができること、わかりやすい検査結果の表示により精密検査が必要なケースもすぐ判別が可能であること、検査に要する時間が短く小さな子どもや発達遅滞等で視力検査が難しいお子さんでも検査が可能であることなどから、眼科専門医に紹介が必要な幼児を判別できる機器として、3歳児健診と5歳児発達相談での視力検査を導入したいと思います。既存の問診と家庭での視力検査、健診会場での視力検査を補強し、子どもの弱視の早期発見を図り、早期治療へ繋げたいと思います。
※スクリーニング(選別する)

下妻市内のすどう眼科院長、須藤功治先生から当商品に関し、推薦コメントをいただきました。

スポットビジョンスクリーナー(SpotTM Vision Screener)が乳幼児の弱視・斜視を見つける為に極めて有効な検査機器であることは近年様々な方面から注目されてきております。
人の眼は生後間もない頃はほとんど見えておりませんが3か月頃より物を眼で追い始め、その視覚が脳を刺激することで視力が発達していきます。この視力の発達は3歳までに大部分が完成し8歳で視力の発達は終わるとされています。視力が発達する上でとても大切な時期に生まれ持っての遠視や乱視、斜視などが存在すると視力が悪い状態のまま発達が止まってしまいます。これを弱視と呼びます。弱視があると一生涯十分な視力が出なかったり立体視ができなかったり日常生活において相当な不利益を被ります。従って乳幼児期にこの屈折異常や斜視をなるべく早く見つけ出し治療を開始する必要があります。乳幼児は大人と違い、自ら見えづらいなどの訴えができません。視力検査で見えているかどうかの判定さえ難しいものです。スポットビジョンスクリーナーはより簡便にかつ確実に屈折異常や斜視を見つけ出すことができるので視覚評価が困難な乳幼児に対して唯一客観的な評価ができる検査機器と考えて問題ありません。しかしこの機器が高価である故普及が遅れましたがその有用性が評価され始め漸く最近になり購入する医療機関や自治体が増え始めたところです。弱視により子供が将来被る不利益を考えれば決して高い買い物とはならない検査機器であることは間違いないです。

目指すところ

スポットビジョンスクリーナーを3歳児健診に導入する。

既存の視力検査にスポットビジョンスクリーナーによる検査を追加し、より精度の高い視力検査を目指します。子どもの弱視や目の異常を早期発見するためには、生後初めて視力を測る3歳児健診はとても重要です。一次検査として家庭で行う視力検査も大切なので、保護者の“子どもの目”に対する意識を高め、正しく検査を実施する重要性や子どもにも見え方に異常があること、注意すべき子どものしぐさなども周知啓発していきます。また、3歳児健診会場で行うランドルト環を用いた視力検査にスポットビジョンスクリーナーによる検査を追加することで、弱視の子どもを他覚的にスクリーニングします。3歳児健診の際、保護者の多くは『目は見えてそうだから大丈夫です』と言いますが、子どもはなかなか自ら見えにくさを訴えることは難しいものです。“なんとなく大丈夫そう”ではなく、3歳児健診での精度を向上させ早期発見・早期治療につなげます。眼科受診が必要とスクリーニングしたお子さんに対しては、その後の受診状況を確認し、絶対に未受診のまま放置させないようにします。そのうえで受診結果を必ず把握し結果の管理と分析を行い、必要なお子さんには情報提供や支援を行います。
※スクリーニング(選別する)

寄付の使い道

受け付けました寄附は、下記の用途に使わせていただきます。
・スポットビジョンスクリーナー1式(¥1,250,000)を購入
・スポットビジョンスクリーナーの正しい使用方法についての研修等の実施
・3歳児健診と5歳児発達相談でスポットビジョンスクリーナーによる視力検査の実施及び精密検査が必要となった児への受診勧奨と結果の把握。

自治体からのメッセージ

ご支援いただく皆さまへ

この度は下妻市のプロジェクトにご興味をいただき、ありがとうございます。
保健センターは、子どもから大人まで市民のみなさまの健康増進を目指し、妊産婦さんの相談支援、お子さんの発育発達の確認や相談の場としての乳幼児健診、各種健康教室等を実施しています。特に3歳児健診は母子保健法で定められた発育・発達確認に重要な健診です。その健診において、少しでもお子さん・お母さんに寄り添った支援、精度の高い健診を提供し、3歳児健診を受けてよかった、下妻市で子育てしていてよかったと感じていただけるよう努力しています。この機器を導入し、さらに子どもの目の検査の精度を高めたいと思っています。下妻市の子どもたちのために、そして下妻市の子どもたちが健やかに成長していくことを願い、これからも乳幼児健診等を実施していきますので、ご支援をよろしくお願いいたします。

※返礼品は本市以外にお住まいの方のみへのお届けとなります。本市にお住まいの方は返礼品をお受け取りいただけませんので、あらかじめご了承ください。

事業スケジュール

2020年2月~3月:スポットビジョンスクリーナー導入後の検査方法の検討、正しい使用方法についての研修等を実施。
2020年3月~4月:スポットビジョンスクリーナー購入予定。
2020年4月~:3歳児健診と5歳児発達相談での視力検査に導入。
※詳細は未定です。

【寄付に関する注意事項】
目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。

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