▼ご挨拶
当プロジェクトにお越し下さりありがとうございます。神奈川大学4年 石川拳大(イシカワ ケンタ)と申します。幼い頃からサーフィンに夢中になり、現在は日本代表の強化指定選手として活動しています。20年近くサーフィンをしている中で向き合ってきた自然について、僕から表現できることがあると思いドキュメンタリー映画の制作を決めました。
少しでも共感して頂けましたら、是非ご支援とご協力をよろしくお願い致します。
▼映画で届けたい思い
環境問題や人々の心を犯す社会問題と向き合い、見つめ直すことで本当の幸せを感じられるのではないかと思っています。
進化し続ける時代だからこそ地球という全ての原点に感謝をして、私たちがこれからも地球で暮らしていくために様々な問題を映画製作を通じてみなさんと一緒に向き合いたい。
その思いでこのプロジェクトを立ち上げました。
▼サーフィンが地球の凄さをおしえてくれた
サーフィンをはじめてもう少しで20年が経とうとしています。ここまで夢中になれるコトって他にないと思うくらい楽しんでいますが、時にはあまりに大きな波に恐怖します。
失敗すれば海中に引きづりこまれ、波の力が落ち着いて海面に顔が出るまで息が吸えません。
それでも恐怖心を抑えて波に乗れた時は猛烈な達成感が心を満たします。
どんなに怖くても逃げずに挑戦することでその先の「喜び」にたどり着きます。
失敗することよりも成功した時にやってくる「感動」のために挑みたくなります。
こんなに素晴らしい体験をさせてくれる自然に対しての「尊敬」や「感謝」する思い。サーフィンが、自然の偉大さを教えてくれました。真剣に遊んでいるからこそ、気づくことが出来たのだと思います。
「私たちは地球に生かされている」と。
日常生活の中で何も意識せず
息を吸い、ご飯を食べ、住む家があり、サーフィンする環境があります。
しかしながら、この全ての過程の中で自然は関わっています。私たちはいつしか自分達が一番の存在だと思い自然をコントロールするようになりました。本当は自然に生かされているのに、そのことを忘れてしまいがちです。意識を向けて本当に見つめ直さなければならない問題がたくさんあります。
▼ひとりだけでは変えられない大きな問題
海洋汚染や大気汚染など多くの環境問題が身近になっています。今や「地球温暖化」という言葉は聞き慣れたワードになり、世界中で考えられている問題です。このような地球の大きな変化を肌身で感じている人も多いはずです。
今回ご出演いただく海洋学者の「寺内元基さん」
以前お会いした時にこんなことを教えて下さいました。『海の問題は、海だけを見ていても改善されないんです』
寺内さんは国連を舞台に国際的に活動する海洋学者で、人工衛星に搭載したセンサから得られる衛星画像を用いて、海洋環境の監視と保全について長年研究されています。
例えば、海岸に漂着するゴミや、侵食される砂浜、水質汚染。これらの殆どの原因は、僕たち人間が住む陸上にあるといえます。そのため、これらの海洋環境問題の解決のためには、山・川・里のつながりを見つめ返す必要があります。
自然は全て繋がっています。
しかし、現代社会では、自然と共に生きていることを僕たちは忘れがちです。
▼Quality of Life(人生に楽しみを)
様々な社会問題から生み出されるストレスという目に見えないものも人々の心を苦しめています。
この問題も皆で向き合わなければ改善されません。
僕はサーフィンがコミュニケーションツールとなり、たくさんの国の人々と価値観を共有することが出来ました。国ごとに違う文化や習慣、そして考え方。どれもが素晴らしく、私の世界観を大きく広げてくれました。同じサーフィンでも、昔のボードに乗る人、最新のボードに乗る人もいます。中には体ひとつで波に乗る人も!
生活とサーフィンのスタイルは異なることだらけでした。しかし、「楽しむ」ということは皆が共通していました。海という大きな力と向き合い、その恩恵である波に乗ること・楽しむことを皆が追求していました。
皆が幸せなエネルギーに満たされているようで、心に余裕を感じました。
まさにこれが『Quality of Life』だと僕は体感しました。
▼サーフィンの原点と共に振り返る
今の時代、地球を感じる場面が少なくなっているのは事実です。自動車を走りやすくするためにコンクリートで覆われた地面、新しく家を建てるために潰される田んぼや畑、ダムで水が止められ干上がった川や侵食される砂浜。
文明の発達と共にいつの間にか自然から遠ざかった生活になってしまいました。とても便利な生活が広がっていますが、情報とモノが増えすぎ溢れかえっています。だからこそ、木のサーフボードを作ろうと思いました。
これはサーフィンの原点でもある「アライア」と呼ばれるもので、材料は木だけです。
環境維持のために行われる間伐から出た木で1からアライアを作ります。
山と向き合い、
木に手を加え、
木製ボードと向き合い、
海と全身で対話し、波に乗ります。
間伐から波に乗るまでの一連をもって、寺内さんがおっしゃっていた、「海・里・山の繋がり」を表現させていただき、
「海・川・山の環境問題」と「街でおきている社会問題」に皆が向き合うきっかけとなる映画を世界に発信します。
▼大切な事ほど見えにくい
最後になりますが、好きなことや夢中になっていることがある方は多いと思います。それをきっかけに自分自身や周りにいる人たち、そして未来や過去について考える事があるかもしれません。それでも、夢中なときは不思議と周りが見えなくなりがちで、声も聞こえづらい時もあります。しかし、人や地球が「嫌だ」と言わないからではなく、何も言わない時こそ歩みより相手の気持ちになって考えてみれば答えは出るはずです。様々なモノゴトの大切な部分は見えにくいところにあります。見えにくい部分をこの映画で皆さんと一緒に表現させて頂きたいです。
僕だけでは意味がありません。
僕”たち”だから意味があります!
一緒に映画を作らせてください。
映画が完成しましたら映画祭や上映会で皆さんと一緒に観れる機会を作らせて頂く予定です。
ご支援と応援のほどよろしくお願い致します
▼ご支援の使い道
□ 映画制作費(35万)
※ 取材、機材運搬、撮影編集等にかかるすべてに使用します。
□ 木製サーフボード製作費用 (15万)
□ 石川県までの旅費・滞在費 (5万)
※寺内さんへの取材旅
□ アメリカまでの旅費・滞在費 (30万)
※ポールさんへの取材旅
□ その他活動費、リターン準備、消耗品の購入など (15万)
▼ご支援に対するお返し(リターンについて)
リターンごとに設けさせて頂いた「フォトデータ」や「フォトブック」は、映画撮影の過程で写真も撮っていきますので、撮影完了後までご選択はお待たせしてしまいますが、楽しみにしていただけると幸いです。
※画像はイメージです。
【5】10,000円
フォトブック「OCEANTREE旅行記」、額入り写真1枚、エンドロールにお名前、お礼メール。
映画が完成するまでの写真集ではなく、この映画が皆さんに届くところまでも盛り込んだ本にしたいと考えています。
映画には出てこなかったショットや写真だからできる表現に挑戦します。そのままお部屋に飾れる素敵なフォトブックをお届けいたします!
▼出演・協力者
□ 寺内元基(テラウチ ゲンキ) 博士(学術)
法政大学工学部建築学科 卒業
長崎大学大学院生産科学研究科博士後期過程 修了
(公財)環日本海環境協力センター 主任研究員
大学卒業とともにサーフィンを始め、サーフィンがきっかけでサラリーマンから海洋学者へ転身する。2009年頃から木製サーフボード制作に取り組み、ポール・ジェンセンさんを師と仰ぐ。現在、日本の伝統的な木組み技術を生かした木製サーフボード開発に向けて日々奮闘中。
□ ポール・ジェンセン
現代の木製サーフボード制作の第一人者。
2001年から中空工法による木製サーフボードの製作に取り組む。シーンの立役者となり現在も世界各地で木製サーフボード制作のワークショップを開催している。キャンピングバンやトレーラー製作の職人としても活躍。2017年9月来日予定。
□ 八神鷹也(ヤガミ タカヤ)
湘南出身サーフィン歴10年の世界をまわる映像作家。
高校生の時メディア業界に入り、TV番組や企業のCM・PVなど様々な作品の制作に携わる。石川拳大と学生サーフィン連盟の大会で出会い、共にサーフィンの新しい表現に挑戦中。
▼ 石川拳大 キャリア
2010年~2014年 オーストラリア留学
2014年 神奈川大学入学
2014年 2015年 学生全日本サーフィン選手権大会優勝
2014年 全日本サーフィン選手権大会3位入賞
2015年 全日本サーフィン選手権大会優勝
2016年 日本代表に選出・世界戦出場
2016年 OCEANTREE Project始動
2017年 オリンピック強化指定選手選出
▼ Instagram アカウント
OCEANTREEプロジェクトをはじめ、日々のライフスタイルをお伝えしています。
石川拳大:https://www.instagram.com/kenta_ishikawa/
八神鷹也:https://www.instagram.com/takayayagami11/
井上大哉(アシスタント): https://www.instagram.com/raggaoki/
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