はじめに・ご挨拶
キンのツボの代表、谷欣也と申します。
まず最初にはお伝えいたします。何人かのミュージシャンからのご支援も賜りましたが、ミュージシャンの方々は当店と同じようにお仕事が減っていて厳しい状況かと思いますので、どうぞご支援ではなく当プロジェクトの拡散やシェアなどでのご協力にとどめていただきたいと考えています。それでとてもありがたいです。

ジャズは地味で難解で(本当はそんなことない!)、さらに「ジャズライブは敷居が高い」というイメージを持たれています。そこで、ジャズミュージシャンを活性したい、広く一般にジャズを広めたいという思いで15年前に立ち上げたお店が「キンのツボ」です。
日本人が心底リラックスできてとても庶民的で敷居の低いイメージを持たれるには、きっと誰でも大好きな焼鳥やおでんの大衆的な居酒屋がいい!そう思って設立しました。
思いのほかジャズバンド以外でも、ロック系のいわゆる「おやじバンドブーム」時には焼鳥とビールに目がない“いけてるおやじ達”が貸切ライブパーティーを開催してくれたものでした。そして毎年のようにリピートしてくれました。15年も続けてこられたのは、そんな音楽好きおやじに愛されたからかもしれません。もちろん、お店を愛してくれている多くのお客様や若手から著名なベテランまで数々のジャズミュージシャンに支えられてきたことは言うまでもありません。
ただ、どうやら以前のようなおやじバンドブームも衰退傾向にある様子(みなさんお歳を召しました。。)ですし、飲食業は全体的に弱まっている傾向です。このままライブハウス営業を続けるだけでは太刀打ちできないだろうと判断し、多くのミュージシャンの力を借りて商業施設への演奏派遣やご高齢の方に特化したジャズ教室の運営なども初めました。ただ、実際これらのライブハウス業務以外の施策も、ほとんど店舗の赤字を補填するだけのものになっているのですが、それでもお店を継続、維持できている大きな要素になっているのです。キンのツボを愛してくださっているお客様やミュージシャンのためにも「続けることが何より大事!」そう考えています。
しかしながら、今回の新コロナウイルスの影響によるイベントやライブの中止は想定外でした。今の時点でかなり多くの外部イベントや貸切イベント、ライブが中止になりました。これは想定していませんでした。。。とても大きな打撃です。あっという間に崖っぷち、、というより崖から落ちて谷底でもがいている状況になってしまいました。飲食業=水商売はこういうところが怖いので本来はきっと余力を残していないといけなかったのだと経営者として大いに反省しているところでもあります。
何とか再生したい!と思い、スタッフと協力してお昼にお弁当の販売も始めました。最近少しでも運転資金を稼ごうと思いアルバイトも始めてみましたが、状況が悪すぎて落ち着いて外へ出ている時間もなくなってきたためバイトもそのうち辞めると思います。
今回、お客様からの後押しもあって、思い切ってクラウドファンディングを立ち上げてみることにしました。みなさま、ぜひともご支援をいただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。
キンのツボのお客様からの応援メッセージ
① 常連のSさんより
私は、自称「キンのツボ応援団長」で、キンツボ歴14〜15年の桜庭と申します。
焼き鳥&ライブという、今までになかったスタイルや、オーナー谷氏の気さくな人柄に心
惹かれ、長年にわたり店に通い続けております。
音楽や飲食関係者にとっての危機的状況に接し、音楽とお酒が大好きなオヤジとして、僭
越ですが一言メッセージさせていただきます。
現在、「父の日パーティー」や「サックススクール発表会」など、年二回の私的な定期イ
ベントの会場として、キンのツボを使わせていただいています。
またこれまで、私夫婦(店ではバカップルと呼ばれています)の結婚30周年パーティー
や、還暦祝いライブ、母親の80歳誕生パーティーなども開催しています。
改めて思い返せば、人生の節目節目にキンのツボあり!で、その都度お客の要望に柔軟に
対応してくれるところも、キンのツボの特徴です。
最近では、店企画の「GGジャズ」(50歳からのジャズサークル)に入会し、毎月のバン
ド練習や定期発表会などの参加で、一年を通じ、お酒&音楽生活をエンジョイしています。
これからの人生を考える上でも、キンのツボは、なくてはならない“癒しの空間”ですし、
通ってくるお客様の中にも、私と同じ感覚を持っている人が多くいらっしゃるのではない
でしょうか。
そんな“心の故郷”キンのツボが、昨今の「新型ウイルス」対策の一連の要請により、貸切
イベントのキャンセルや、来店者の減少などで、苦境に立たされています。
世の中の平穏が戻るまでの道のりはまだまだ見えませんが、この機会にぜひキンのツボを
知っていただきたいですし、ミュージシャンにとっても、お客さんにとっても、老いも若
きもが楽しく安心して過ごせる“心の故郷”が、これからも末長く存続できるよう、私も微
力ですが、応援してゆきたいと思います。
危機はチャンスでもあり、知恵を出し合って、ライブハウスの新しい形を模索する良い機
会です。音楽業界を衰退させないためにも、皆様、ぜひご協力をお願いいたします!
Tanomu de Shikashi!
② 常連のYさんより
ジャズを身近にそんなオーナー谷氏の熱い思いから生まれた用賀キンのツボ!!!
毎夜 音楽好きが集まり、お店自慢の焼き鳥を片手に、ピアノや弦楽器、管楽器の音色に酔いしれています。
焼き鳥の他にも自家製おでん、ふわふわの玉子焼きなど、おいしくてリーズナブルな料理も魅力的です。
コロナウィルスの打撃に負けるな!!キンのツボ!!!
キンのツボの存続に皆様の応援とご支援をよろしくお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
潰さない!安くて旨い居酒屋ライブスポットというコンセプトをゆるぎないものとし、数々のミュージシャンや多くのお客様とともにキンのツボを蘇らせたいです。お店以外にもご高齢者向けのジャズ教室やミュージシャンの活躍の場を広げるための演奏手配のお仕事ももっと続けて行きたいです。
これまでの活動
前述しましたが、ライブハウス営業だけでは今の世の中生き残れないという判断はすでにしていました。ご高齢者のためのジャズ教室を立ち上げ、現在はおよそ40人ほどの生徒さんがいらっしゃいます。また沿線の商業施設さんとも定期的な演奏手配の仕事で契約もいただいていました。ジャズを身近に感じてもらうため、当店と関わりの深い若いミュージシャンと手を取り合って実現しているライブハウス外での音楽の仕事を作ってきました。
資金の使い道
存続するための運転資金です。家賃も大家さんに待っていただいています。
具体的には店舗家賃の支払、従業員の給料の支払などとなります。
リターンについて
お礼のお手紙とキンのツボステッカーをすべての方へお送りします。
ライブチャージや飲食でのサービスを提供させていただきます。
またミュージシャンの協力を得まして、支援金額によってはキンのツボが生んだユニット「GGJAZZQUARTET」によるャズの演奏付宴会貸切を提供させていただきます。詳しくは「リターン」をご覧ください。
最後に
私のお店だけでなく、この「コロナ被害」はいろいろな方面に大打撃になっていると思います。このような事態を想定して日ごろからの資金を蓄えている事業者さんもいらっしゃると思いますが、小規模事業者の中にはそんな余裕はない状況の方もきっと多いと思います。今回の被害がこれほどとは思いませんでした。が、これが現実。
みなさまのお力をお借りできないでしょうか。生演奏を気軽に楽しめる文化を浸透させつつ、若いミュージシャンを活性化し、良い音楽を最高にリラックスできる場所で提供して、誰でもが心底感動できる本物の音楽文化を作っていきたいと考えています。
どうかお力をお貸しください。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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