言葉とアートで彩る小さな卒業式を家族と一緒に。

私たちヘラルボニーからは、表面には知的障害のあるアーティストが描いたアート、裏面には、空欄の卒業証書がプリントされた「マイホーム卒業証書」をお届けします。




※画像はあくまでイメージです。



行動が制限され、必然的に自宅にいる時間が増えてきているこの状況だからこそ、いつだって言えるはずの感謝の気持ちを書き連ね、世界に一つだけの卒業証書を親から子供へ、子供から親へ渡したり、渡しあったりすることが出来れば、小さくとも言葉とアートで卒業式のような暖かい時間を家族同士で作ることができるのではないかと考えました。







一生に一度の卒業式というひと時。

人が集うイベントは中止になり、日本全国の小中高の学校が休校を要請されるなど、猛威を振るい続ける新型ウィルス。そんな中でふと見たニュースで、別れのシーズンであるこの時期に卒業式の開催を中止する学校がたくさんあることを知りました。

新型コロナウイルスによる感染拡大を防ぐため、保護者や来賓を招かず、卒業生がそれぞれの教室で卒業証書を受け取る異例の形も話題となっています。

一生に一度しかない、それぞれのタイミングで訪れる卒業式は、子供から親へ、親から子供へ、生徒から先生へ、大切な友達へ、いつもは恥ずかしくて言えない感謝の気持ちを伝えたりすることができるとても暖かな時間だと考えています。

そんな大切な時間である卒業式を、今の状況でどうにか形に出来ないか。

そこで私たちは、自宅でできる小さな卒業式が出来ないかと考えました。



気持ちを綴った卒業証書が自宅に置けるインテリアとして美しく、暖かく、時を越えて長い間、部屋を部屋を彩る

ヘラルボニーでは、知的障害のあるアーティストが描いたアートをプリントした卒業証書と額縁をお届けします。

この卒業証書はB5サイズとなっております。表の面は卒業証書のデザイン、裏面は知的障害のあるアーティストの描いたアートがプリントされているため、卒業証書は額縁に入れることで部屋を彩るインテリアとしても飾ることができます。

アート作品については、弊社がアートライセンス契約を結ぶアートの中の一部をランダムに選ばせて頂きお届けします。 金額の一部は、アートを提供してくださった福祉施設、アーティストに支払われます。



いつでも部屋に飾ることが出来ることで親元を離れ一人暮らしで辛いとき、仕事に疲れてくじけてしまいそうなとき、裏側に書かれた家族の言葉とアートが力をくれます。家族の言葉とアートで美しく、暖かく、時を越えて長い間、部屋を彩ります。

※額装イメージとアートはあくまでイメージとなります。



・2020年3月1日:プロジェクト開催

・2020年3月11日:プロジェクト終了

・2020年3月20日:「マイホーム卒業証書|額縁」お届け

・2020年3月下旬〜4月上旬:ステッカーお届け



今回のプロジェクトリーダーを務める、株式会社ヘラルボニーの丹野晋太郎と申します。出身は岩手県陸前高田市出身です。私は、東日本大震災で両親を津波で亡くしています。そんな経験をしてきた私ですが、今の新型ウィルスの影響によって作られる日本の空気感が、くしくも時期も重なっていることもあり、東日本大震災の時の空気にどこか似た雰囲気を感じていました。


私が被災したのは中学三年生の時でした。地震が発生した時は、通っていた中学校の体育館で卒業式の予行練習をしていました。そんな中、東日本大震災に直面し、卒業式など目もくれなくなるほど生きるだけでも精一杯な状況になってしまいました。

通っていた中学校の体育館が避難所となり、卒業式など出来る訳がないと思っていましたが、中学校の先生達や体育館に避難している方々など、たくさん協力のもと避難所と化していた体育館で、遅れた卒業式を行うことができました。

あの時に私は、目もくれる余裕すらなかった卒業式をやることができてよかったなと思いました。そして、ここまで育ててくれた亡くなった両親、そして姉と兄や親戚に大きな感謝をしていることを非常に痛感したことを覚えています。


私が両親と最後に交わした言葉は「いってきます。いってらっしゃい。」でした。

もう一生「ありがとう」という感謝の言葉すら伝えることができませんが、人生には命の消費期限があって、いつだって言えたはずのささいな一言が言えなくなることを知ることができたのは大きな気づきだったのではないかと思っています。

それぞれが過ごしてきた学生生活はどうだったでしょうか。楽しかったり、悲しいこともあったり、たくさんのことがあった中で、側には家族の存在があったのではないでしょうか。

行動が制限され、必然的に自宅にいる時間が増えてきているこの状況だからこそ、家族との時間を大切に、感謝をしているけれどいつもは照れ臭くて言えない「ありがとう」という言葉を小さな卒業式という形で伝えて欲しいです。


私自身両親から保育所の卒業の時にもらった、両親からの手紙を今でも大切にしていて、たまに見返しては力をもらっていたりします。家族からの言葉は、何ものにも変えられない価値がある。そう思っています。



イベントや卒業式が中止となり自宅にいる時間が増えています。「卒業式」が迎えられないかもしれない子供たちとそのご両親に向けて、自宅で出来る #家族卒業式 を企画しました。「卒業式」が迎えられないかもしれないたくさんの子供たちとそのご両親にこの企画を届けていきたいです。プロジェクトに共感して頂けた方は、SNSで #家族卒業式で是非投稿をお願いします。


家族の「絆」や愛情がより深まりますように願いを込めて。


制作クレジット
Illustrator:JOY


私達は、この世界を隔てる、先入観や常識という名のボーダーを超える。そして、さまざまな「異彩」を、さまざまな形で社会に送り届け、福祉を起点に新たな文化をつくりだしていく―。

私達は、”異彩を、放て。”をミッションに掲げて、福祉を起点に新しい文化を創造する福祉実験ユニットです。社名は、『ヘラルボニー』。社名の起源になったのは、代表/副代表の自閉症の兄、翔太さんが7歳の頃に自由帳に記していた謎の言葉です。検索しても、何もひっかからない。でも翔太さんにとっては、耳心地がよかったのか、字面が好きだったのか、魅力を感じる何かをきっと、そこに見出していたと思うのです。ヘラルボニーの社名には、今まで社会の中で価値があるとされてこなかったものを、企画・編集することで新しい価値のあるものとして魅せていきたいという思いが込められています。

知的障がいのある人が「できない」ことを「できる」ようにするのではなく、「できない」という前提を認め合う。社会のために彼らを順応させるのではなく、彼らの個性のために社会が順応していく―。

自分たちとは違う人たちを理解できなくてもいい。ただ、まずはお互いのことを知ることができればいい。だからヘラルボニーでは、知的障害のある人のことを知る”ゼロイチの機会”を生む、そんな仕組みをつくることを目指します。

コーポレートサイト|http://www.heralbony.jp/

ブランドサイト|https://www.heralbony.com/

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