リカバリー・パレード実行委員会の浅井登と申します。当プロジェクトを参照いただきありがとうございます。
当実行委員会は、リカバリー・パレード「回復の祭典」in関西の開催運営しています。リカバリー・パレード「回復の祭典」は、全国で7か所で毎年開催されています。
7か所の開催地:東京、広島、北九州、仙台、沖縄、横浜、関西
【リカバリー・パレード「回復の祭典」とは】
「社会の偏見を取り除くのは回復者自身の責任である」 ~ウィリアム・L・ホワイト
依存症、精神障がい、生きづらさの病気・困難は回復が可能です。しかし、回復は可能であり、新しい生き方を手にすることができるという事実は、社会の中でほとんど知られておらず、病気・困難を抱える本人や家族の人たちにもよく知られていない状況にあります。回復が信じられず、回復の道につながるきっかけが得られず、長いあいだ病気・困難を抱え続け、あるいは悪化させていき、やがては死んでいく人たちも無数にいます。そして、社会にはこれらの病気・困難に対する無知と偏見が少なからず存在しています。私たちは、このリカバリー・パレード「回復の祭典」を通じて、何よりも自分たちの回復の喜びを分かち合いたいと考えます。そして、私たちを通じて回復を見てもらうことから、社会の人たちが、回復は可能であり、現実であることを知るようになり、これまでよりずっと多くの人たちが回復を実現できる社会になっていくと考えています。昨年は9月23日(秋分の日)に大阪の御堂筋を225名でパレードしました。今年も同様に開催いたします。
【長編映画『アノニマス・ピープル(無名の人々)-回復者の顔と声ー』とは】
アメリカで2000年頃から始まった新しい回復擁護運動(New Recovery Advocacy Movement)を紹介したドキュメンタリー長編映画です。
上映会の予定地域:京都、大阪、兵庫
アメリカの依存症の世界で今起きつつある変化の中心には、新しい回復擁護運動が存在しています。この運動の主な担い手は、アルコール/薬物依存症の回復者たちです。アノニマスグループの当事者だけではなく、それ以外の様々な当事者グループやメンバーそして協力者の存在があります。彼らは、自分の中に依存症は恥ずべきものであるという意識を発見し、それは依存症についての社会の無理解、偏見を内在化し自分にスティグマ(烙印)を押した結果であることに気づいたのです。新しい回復擁護運動は、『社会の無理解、偏見』と『回復者の中の恥』の悪循環を断ち切るには、自分たち自身が社会に顔を出し、声を上げ、偏見、差別、スティグマを取り除いていくことだと考えています。この映画では、そのようなアメリカでの動きをドキュメンタリー化したものです。
【このプロジェクトで実現したいこと】
私たちは回復者、家族、友人、支援者、賛同者で一緒に回復の喜びを分かち合い、回復があることを社会にアピールし、依存症やこころの病、生きづらさから回復しやすい社会を実現したいと考えています。
【プロジェクトをやろうと思った理由】
日本での新しい回復擁護運動やリカバリー・パレードは始まったばかりです。理由がありパレードに参加できない方々も含め、広くこの取り組みを知っていただきたいと考え上映会の開催を企画しました。
【資金の使い道】
上映会の会場使用料やパネルディスカッションで登壇をお願いする関西以外のリカバリー・パレード実行委員(パネラー)の交通費など
【リターンについて】
・オリジナルTシャツ
・オリジナルマフラータオル など
【最後に】
是非とも、日本での『新しい回復擁護運動』を広める取り組みにご協力をお願いいたします。
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