<ごあいさつ>
みなさま、初めまして。私たちのページに目を留めていただきありがとうございます。
みなさんにとって「ふるさと」はどんなところですか。
いつもいる場所?すぐに帰れる場所?もう何年も帰っていない場所?都会に出てきて以来戻っていない場所?・・・それぞれにある「ふるさと」を思い出してみてください。
私にとって「ふるさと」はここ高中です。昔は50人ほどが生活する大きな村でした。山々に囲まれ、道でばたりと出会うのは人よりも動物。便利でもにぎやかでもない村ですが、いつも自然や人との繋がりを感じられるこの村で生まれ育ち、そしてここで眠りたいと思っています。
<私たちの地域のご紹介>
私たちの「ふるさと」養父市高中地区は8世帯14人、平均年齢70歳の小さい村です。冬は毎日雪かきが必要なほど山奥にあります。そんな村の人たちで運営しているのが「高中そば処」。そば好きには人気のお店でゴールデンウィークなどの連休には1日50〜75人の方々が来店します。
村のみんなで支えているそば処は、村の人たちの想いとは反対に、支えている人たちの高齢化でお店は開けたり閉めたり。このままでは高中地区は消えてしまうのではないだろうか。そんな不安がよぎる村になってしまいました。
<プロジェクトを立ち上げた背景>
「養父市高中地区は近い将来消滅するかもしれない。」今ではこんな不安を村の人たちみんなが抱えています。村の伝統が消えるだけではなく、街との「つながり」さえ消えてしまうかもしれない。
しかし、たった一組でも「この高中地区に移住したい!」という方が現れれば、村も活気が取り戻せると思っています。
近年、若い世代でも田舎暮らしや島暮らしに憧れ移住を希望する人は多いですが、今一つ踏ん切りがつかないことがあります。それは、移住という大きな決断をするときに、田舎で暮らすイメージが湧いていないからだと思います。それでは本当に移住し定住してくれる人はなかなか現れません。
であれば、空き家になってしまった古民家を改修し、移住したい人がまずはお試しで生活してみて、地域に住む人と交流ができる「移住体験できる施設」に生まれ変わらせようと思い、村の人たちと動き出しました。
<これまでの活動>
この「ふるさと」を次の世代に繋げていくために、私達がこれまで挑戦してきたこと。
1.「ムラの同窓会」…村を出ていった人たちを呼んでの同窓会。
2.「そば処」…運営しながらどうすればお客様が来られるか、パンフレットやちらしの見直しを行いました。
3.「新そば祭り」…村の人たちで頑張って準備しましたが、そば処20周年は誰も来ず…30年周年はもうやらない!そんな声を聞かれる中、みんなでもうやってみようと企画した30周年はたくさんのお客様が見えててんやわんやでした。
3.兵庫県立大学看護学部との交流や卒業論文に関する調査研究の受け入れ協力
4.「農業体験」
5.地域おこし協力隊の受け入れ
6.「産直市」…明舞団地(神戸市垂水区)で野菜の販売
7.ピザ窯作り…神戸学院大学のインターンシップ生と一緒に作りました。
<資金の使い道>
みなさまからご支援頂いた資金は古民家の改修工事とHPの構築に使用させていただきます。
◎古民家改修
古民家(空き家)のキッチンやトイレ、お風呂といった水回りの改修工事と一部天井改修工事(吹き抜け部復活)
<スケジュール>
8月〜10月 古民家の改修工事
10月〜営業開始 開所式とバーベキュー
<最後に>
子どもの頃、誰でも一度は体験した「自然学校」のような風景が広がる養父市高中地区。「のんびりしたくてここへ来ました。」今回のクラウドファンディングを通して、そんなきっかけが生まれたら私たちの挑戦は「大成功」です。まずは体験してください。春、夏、秋、冬、それぞれの高中地区を知ってください。
風が吹くたびに感じる草の匂い。川を流れるのは雪解けの水の音。都会ではなかなか聞こえない虫の声。そして蛍や星の光。そんな高中に触れてください。
「ここに住もう!」そんな声が村に届くことを願って、私たちは最後までこの挑戦を諦めません。
皆様どうかお力添えください。
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