はじめに・ご挨拶

はじめまして。会社員として働く土屋と申します。

昨年6月の第一子の誕生の前に、ずら丸を家に迎え入れました。娘とも仲良く過ごしていましたが、突然のFIP疑診。ウェットタイプで腹水が溜まってしまい、まともに生活を送るのが困難な状態になってしまいました。今回の診断を機にこのプロジェクトを立ち上げています。

このプロジェクトで実現したいこと

猫伝染性腹膜炎は今まで猫の不治の病とされていました。通院していた動物病院の先生より、FIPに有効かもしれない薬を処方できる病院があるとの紹介を受け、新薬について詳しく調べました。多くの猫のFIPを治した実績のあるこの薬は、日本ではまだ認可されておらず、保険適用外の為非常に高価な薬です。腹水・胸水の状態を見ても、時間があまりないずら丸の為にも、未来を与えては頂けませんでしょうか。


プロジェクトをやろうと思った理由

FIPという診断を受けた時に、あらゆる手段を使いこの病気について調べました。動物病院の先生やネットで調べた結果、外猫・野良猫のほとんどが持っているコロナウイルスが突然体内で変異し、FIPウイルスになるということが分かりました。FIPウイルスは一度発症してしまうと元に戻ることはありません。原因はストレスのことが多いと言われており、ずら丸にストレスを与えてしまっていたと日々嘆くばかりです。現在の症状としては腹水・胸水の貯留、食欲減退、便秘、黄疸、脱水症状です。動物病院への通院で脱水症状については収まりを見せていますが、その他は改善の兆しが見えてきません。

腹部レントゲン画像

腹部エコー画像


ずら丸の体重は約4kg、1日の投与量は400mgです。4月29日現在、体重は4,15kg、4,20kgを上回ると投薬料が450mgになります。4kgでの計算だと1日の薬代が9,400円、1クールの84日間を続けるとなると80万円程の概算となります。体重が増加していけば1日に必要な薬の量も増えてきます。その間の血液検査等、通院の費用も多々掛かってきます。だからと言って簡単に諦められません。ずら丸は家族の一員です。もし治療の支援をして頂ける方がいらっしゃれば幸いです。

3/11,13通院診療明細


03/16通院診療明細

04/02通院診療明細

ずら丸の腹水が溜まっているのを見た際、リンパ癌や心臓の病気など様々な病気を疑いました。しかし考えていたよりも状況は重く、不治の病と言われるFIPでした。世界中にFIPで苦しんでいる猫、オーナー様はいらっしゃいます。新薬での寛解を実証出来れば、今後のオーナー様のFIP治療の選択肢が広がるのではないかと考えています。

自分の飼っている猫なのだから自分で治療費を工面しろ、という意見が多くあるかと思います。通院費用、血液検査、交通費等を含めると合計で130万円近くかかってしまいます。現段階ではクレジットカードに頼っておりますが、投薬を諦めなければならない状態になってしまう可能性もあります。僅かばかりでも構いませんので、治療のご協力を頂ければ幸いです。


資金の使い道

全て通院費用、お薬代に充当させて頂きます。通院費用以上の支援を頂いた場合には、他のFIPに悩むオーナー様への、支援をさせて頂きます。


リターンについて

支援を頂いた全てのパトロンの皆様に返礼品をお送りさせて頂きます。発送は7月中の予定です。


スケジュール

03/14 FIP発症
03/16 MUTIAN協力病院にて診察、処方
04/02 定期通院、血液検査、1ヶ月分の新薬購入
05/09 定期通院、血液検査、投薬完了までの新薬購入(予定)


前回のプロジェクトについて

前回のプロジェクトについてはパトロンの皆様にご協力頂き計632,300円の支援を募ることができました。CAMPFIRE様への手数料等を差し引くと、受け取ることができた金額は514,060円となっております。

前回のプロジェクトのパトロンの皆様に、ぜひ再挑戦をして欲しいとのコメントを多く頂戴しました。ずら丸の投薬終了日まで見守りたいという温かい言葉を頂戴することができ、非常に嬉しく思いました。投薬終了日は順調に行けば6月7日予定です。少し長めにプロジェクトの期間を設け、寛解までの様子を見守って頂ければ幸いです。


現在の容態

4月29日現在、ずら丸の投薬は約半分まで差し掛かりました。新薬の効果は顕著に見られており、最新の血液検査ではほとんどが正常な状態まで戻りつつあります。便の状態も新しいカリカリ(サイエンスダイエット・腸内バイオーム)を勧められ、変更したおかげでかなり良い状態をキープしております。整腸剤など他のお薬を飲むことなく、新薬での治療のみが続いております。

毎日家の中で運動会をするずら丸を見ていると、不治の病にかかっているのを忘れそうになるくらいです。しかし体の中にはFIPと呼ばれる病気が潜んでおります。投薬完了後の経過観察も含め、気が抜けない毎日が続いております。


最後に

ずら丸は私の娘のお兄ちゃんとして家族へ迎え入れました。妹より先に天国へ行かせる訳にはいきません。家でPCのキーボードを叩いていると邪魔をしてくるずら丸、日向ぼっこが大好きなずら丸、チュールが入った箱を触るとすり寄ってくるずら丸、以前の人懐っこい元気なずら丸に戻れる日を夢見ています。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/07/31 21:20

    皆様、いつも私どものプロジェクトを応援していただきまして、誠にありがとうございます。本日は返礼品の発送が完了致しましたのでご連絡をさせていただきました。メールにて画像をお送りした方には既に届いているかと思いますので、ご確認いただければと思います。郵送でお送りした方については、到着までもうしばら...

  • 2020/06/27 18:02

    いつも当プロジェクトを支援して頂きまして、誠にありがとうございます。再挑戦のプロジェクトも昨日0時で終了致しました。最後の日には前回のプロジェクト同様、40人近くの方に支援をいただくことができまして、感謝申し上げます。プロジェクト自体は終了致しましたが、活動報告にてずら丸の寛解まではご報告させ...

  • 2020/06/18 20:39

    いつもこちらのプロジェクトを応援して頂きまして、本当にありがとうございます。近況のご報告をさせて頂きます。投薬終了後、再発の可能性が高いと言われている1週間を無事に経過することができました。食欲も旺盛で、今のところは再発している様子も見られず、一安心しております。最近は暑い日が続いておりまして...

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